SL-C760の自分用設定

適宜記述を追加していきます。

インストールするソフト

これから追加予定。

便利な設定

無線LANで同期

無線LANの設定

 非常に簡単。この手順の簡潔さはすばらしい。対応しているカードなら基本的に差し込むだけで認識してくれる。試したところではIO DATAのWM-B11/CF、メルコのWLI2-CF-S11。あとは使いたい無線LANの設定をするだけ。SL-C7x0を使い始めて最初に感動したところ。この出来の良さを他のアプリにも・・・。

無線LANでSL-C7x0内を覗けるようにする(sambaの設定)

 まずセキュリティ。sambaの設定ファイル(/home/root/usr/lib/samba/smb.conf)16行目あたりに

interfaces = usbd0

という行があるが、これを下記のように書き換える。

interfaces = usbd0 eth0
bind interfaces only = yes

無線LAN経由でIntellisync

 有線/無線LAN経由でシンクロしたい。ザウルス通信マネージャーはLinuxZaurus 側のIPアドレスを任意に設定するとシンクロできないらしい。これは正直使いづらい。そこでいろいろ調べてみると、たいていの解説ページではPPTPという2端末間で疑似ネットワークを組むという方法が説明されている。たとえばモバチキの「ネットワーク経由でシンクロする

 ただ、僕の環境では、下記の3点が制約となってしまう。

  1. SL-C760がDHCPにより動的にIPアドレスが与えられ、固定されていない
  2. 母艦も同様にIPアドレスが固定されていない
  3. 自宅と仕事場、2台の母艦と同期したい(母艦は2台ともXPマシン)。

 どうもZaurus同期マネージャは1を固定にしないと通信できないようで、その時与えられたアドレスに設定し直してもダメなような。そもそも一々割り当てられたアドレスを確認して設定し直すのは現実的じゃない。2も同様。あれこれ確認しつつ挑戦してみたが、どうもPPTPを使う方法だとこの制約を全て満たすことは難しいようだ(僕の現時点の知識では無理)。しかしそもそもPPTPをわざわざ使うのはセキュリティを気にしてのこと。別にローカルのネットワークに中身がさらされても僕の環境ではそれほど問題とはならないと思われるので、他の方法を模索してみた。

 その結果下記の方法で制約のうち2つはクリアした上で同期できていて、満足している。以下、「文市の小箱茶室」の「SL-C760の設定」からの情報。

 まず、

 次に、母艦のコマンドプロンプトで、最初に一度だけ、

C:\> netsh interface ip add address "ローカル エリア接続" 192.168.129.1 255.255.255.0

と設定する。つまりネットワークカードにIPアドレスを追加する。ただし1番目のIPアドレスがDHCPによる動的割り当てにしておくと、それに上書きされてしまうようだ。つまり動的はあきらめ1番目も固定する必要があるので、仕方なく適当なアドレスを設定。つまり制約2はクリアできなかった。ただし、Windows2000/XPなら準備はこれだけ。

 次にSL-C760側で、あらかじめ同期の設定を「USB接続(ネットワーク)」にする。その上で次のコマンドを実行すればよい。

# ifconfig eth0 add 192.168.129.201

つまり、やはりネットワークカードに問題のIPアドレスを追加すれば、母艦からシンクロできるようになる。

 ただし毎回打ち込むのは面倒なので、無線LANによるネットワーク接続が確立した時に自動で実行されるように、/home/etc/pcmcia/network.opts に下記の記述を変更しておく(ネットワーク経由での同期、sambaスタート、時刻合わせスクリプト実行をここに同時に記述)。

    start_fn $DEVICE
    ;;

'stop')

という部分(けっこう下の方)を

    start_fn $DEVICE
    ifconfig eth0 add 192.168.129.201
    /etc/rc.d/init.d/samba start
    /home/QtPalmtop/bin/timeadjust.sh
    ;;

'stop')

自動で時刻合わせ

 主な情報源は「Walrus, Visit」の「Linuxザウルス/自動で時計合わせ - Linuxザウルスでのntpdateの自動化。

 まずntpdateをインストール。
 次に、下記のようなスクリプトを用意。ただし、デスクトップPCなどで作る際には、改行コードに注意。Windowsマシンで一般的なCR+LFではだめで、LFのものにしておかないと実行時にエラーが出る。

#!/bin/sh
# Setting
NTPDATE=/usr/bin/ntpdate
TIMESERVER=clock.nc.fukuoka-u.ac.jp
LOGFILE=~zaurus/Documents/TimeAdjust.txt
TMPFILE=${LOGFILE}.tmp
# Time adjust
echo "--- Time Adjust ($1) ---" >>$LOGFILE
date >>$LOGFILE
$NTPDATE $TIMESERVER >>$LOGFILE 2>&1
echo 'W' > /var/spool/at/trigger 2>>$LOGFILE
date >>$LOGFILE
tail -10 $LOGFILE>$TMPFILE
mv $TMPFILE $LOGFILE
chown zaurus:qpe $LOGFILE

 これをSL-C760に送り、所有権の変更、属性の変更などを行っておく。

bash-2.05$ su
# bash
bash-2.05# cd ~zaurus/Documents
bash-2.05# mv timeadjust.txt timeadjust.sh
bash-2.05# chown root:qpe timeadjust.sh
bash-2.05# chmod 744 timeadjust.sh
bash-2.05# mv timeadjust.sh /home/QtPalmtop/bin

 次に、無線LANでの接続時に自動実行されるようにしておく。「無線LANでIntellisync」を参照のこと。

Qualendarの設定

 Qualendarとはichitokumeiさん作の便利な置き換えPIMソフト。

 とりあえず色設定のメモ。
今日 255 255 102
今日&休日 255 153 0
今日&土曜 102 255 102
休日 255 153 255
土曜 153 204 255
他の月 192 192 192

雑多な設定

 ぱうフォントをLCフォント16ドット扱いに。

# cd /home/QtPalmtop/lib/fonts
# mv lcfont_160_50_t10.qpf lcfont_160_50_t10.qpf.orig
# ln -s pawfont_160_50_t10.qpf lcfont_160_50_t10.qpf

 /home/zaurusにSDカードへのリンクを張る。

# pwd /home/zaurus
# ln -s /mnt/card sd_card