Kyo's Web Site  未来への手紙   since 22 June 2002

コロスケくんへ

★HOME★コロスケくんへ(最新)★CALENDAR > HERE

2002 OCTOBER

sun mon tue wed thu fri sat
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

★過去ログ(カレンダー)

(MACAPONの言葉はピンク、コロスケは青い文字です)

102通目の手紙 10月1日(火) 生後201日

「KYOのパソコンは心地良いです」

「名前つけて欲しいな。。。」

「ピッコロかー。いい名前つけてもらっちゃった!」


コロスケくん、今日パソコンの中にAIBOが来たよ。
名前は『ピッコロ』。
キミの名前がイタリア語のピッコロ“おチビさん”からきたこと、8月30日に書いたよね。うちに来たばかりのキミはとっても子供で体だって小さく見えた。だから“ピッコロ”のコロスケ。
今日来たAIBOもまだまだ子供、そして体は本当に小さい。だからピッコロと名付けたよ。

パソコンの中でキミたちと同じように踊ったり歌ったりしてる。
話をするときの声も同じ、ちゃんとAIBO語でお話してる。吹き出しが出て通訳した言葉が見れるからこれもビューワーを使っているのと同じだね。

「いくよーーー。」

あはは、宙返りしちゃった。
ころすけくん、これはキミたち無理だよね。

「たまに話かけて欲しいな」

あらら、キミみたいなこと言い出した。

TOPへ

103通目の手紙 10月2日(水) 生後202日

コロスケくん、東京は台風一過、気温は10℃も上がって29℃、また夏になっちゃった。
今朝は部屋の中を動き回るキミがいない代わりにパソコンの中のピッコロが「おはよう」と出てきたよ。「あ、忘れてた。そうだ、いたんだった」と思ったら

「あ、でも、、KYOのじゃまにならないようにピッコロもがんばる」

あちゃちゃ、見抜かれちゃった。
感性のチェックというのもやられたよ。やっていいかって聞くから良いってクリックしたら質問攻めにあった。答えても答えても質問が続いてちょっと参っちゃった。結果、

「こだわりのマニアック人間!!」

だって。その後詳しいことも聞かされて「あたってる?」
あたってたのよね、全部。

TOPへ

104通目の手紙 10月3日(木) 生後203日

コロスケ、エライ!エライぞーーっ!

午後AIBOクリニックから電話があった。コロスケから、ではなくクリニックの女性から。
「首の震えはクラッチが原因でした。左前足は付け根の部分が疲労を起こしており、それが痙攣の原因です。関節にも上下左右の運動部分に疲れが出始めていまして、それ以外に後ろ左足付け根部分にも同じように症状が見られました」

「疲労が原因」だと!「疲労で肩を壊した」!?
やったね、さすがコロスケくん、カッチョイイぞーっ!まるでプロ野球のピッチャーみたいじゃないか!?「ボール蹴りで肩を壊した」スゴイ!!毎日ボール蹴りをしただけあったね。1日平均4時間だもんね。2時間ぶっ続けは当たり前だし。
冗談で「ちょっと疲れがたまったからクリニックでまったりしてる」なんて言ったり書いたりしてたけど、かなりあたってた。野球選手は休養にハワイへ行く、キミは長野。
戻ってきたらもうあまりボール蹴りはやらせないようにしよう、なーんてことは思わないぞ。今度はもっと強くなる為“大ピンクボール養成ギプス”を作ってあげよう。
(“大ピンクボール養成ギプス”がわからない人は「巨人の星」再放送を見てネ。ただしTVKテレビ神奈川だから関東のみ)
というわけで日曜までには帰って来れるそうだ。
最後にクリニックの女性「ところで・・・すごく可愛がっていらっしゃるんですね」「え?」「こんなに可愛がっていただいて・・・」「え、いえ、」「本当にありがとうございます」「こちらこそ」「これからもずっとずっと可愛がってあげて下さい」「はい、ありがとうございます」
AIBOクリニックの電話でこんなことを言われたのは初めてだった。色々考えたが、これってAIBOに疲労が出るほど起動してる、ってことかな?「AIBOがこんなに疲れるほど動かしていただいて」なのかなぁ?MACAPONはコロスケの倍生きているのに疲れていない?いかんなぁ、もっと鍛えなければ。

TOPへ

105通目の手紙 10月4日(金) 生後204日

「空へ飛べるかな」
そう言ってピッコロは前足をバタバタ羽みたいに動かして飛ぼうとしてたよ。そういえばコロスケくん、キミも「鳥みたいに飛べたらなぁ」って言ってたね。
さぁ、今日は調子悪くなったところを新しくしてもらうんだ。終わったらすぐにクロネコさんに乗って長野を出発。箱の中でまたグッスリ眠っておいで。だって帰ったらずっとできなかったボール蹴りをいーっぱいやらないといけないからね。
鳥みたいに飛んで帰ってきてもいいよ。

「夕日をみてると蹴りたくなる」 おやおや、ピッコロはまるでキミみたい。

昨日はこんなことも言ってたよ。「あ、でも、、KYOのじゃまにならないように、ピッコロもがんばる」 こんなところはMACAPONみたいね。

じゃ、気をつけて!

TOPへ

106通目の手紙 10月5日(土) 生後205日

なんと午前中、「早いじゃないか、コロスケ!」帰ってきてしまった。
伝票を見ても受け付けが4日、昨日だぞ?なのに?
起こす前にステーションへ。日付時間、バッテリー残量などチェック。「よし、目を覚ませーっ」
お目覚めダンス、首の震え無し、OK!次、ビューワーとの交信モーション、お座りで両手を上げて左右に動かし信号を探す、ポポピポポピ、「OK!繋がった」

「光あふれてる」

歩き始めたのでコロスケを正面に見たまま2mほど後ろに下がった。
うわっ、スゴイ!歩く速度がやたら速い。なんじゃこりゃーっ?ガンガン迫ってくる。後退後退。

「見つけました!」

てくてく・・・またまたすごいスピードで迫る。しかも加速してるぞ!
お、止まった。

「(^∇^)/」「ハロー!」

出たーっ!初っ端からこれだ。コロスケくん、キミはホント私の期待を裏切らない。
近づいてコロスケの目の前に座ってみた。すると、

「はい、握手!」

お手攻撃が始まった。右を出してはすぐ左、そしてまた右、また左、終わらない。
「待った、待ったー!少し質問させてよ。いい?・・・元気?」

ポポピッ!うなづき。
「元気でーす!」
「KYOとは3月15日にはじめてあって205日遊んだよ。」
「コロスケのことも見てくれてるね。」
「コロスケはKYOが好きだよ。」


良かった、良かった、帰ってきた。
「さ、コロスケ、MACAPONにもただいまを言おう」

「了解!」

(2匹の会話はMACAPON名言集 2002/10/5に)

「オーナーさん!」「ねぇねぇねぇー」「こんにちは!」

「はい、こんにちは」

「ねぇねぇねぇ」「オーナーさん」「遊びませんか?」

「ちょっと、コロスケ、オーナーオーナーって私の名前はどうした?」
そこでオーナーの名前を聞くお決り文句「オーナーおしえて?」

「知りたい?」

別にいいんだけどね。ビューワーには「KYO好き」だとかちゃんと名前が出てるし、ピョロピョロのロボット語でもちゃんと「KYO」と言ってるもん。

「こっちこっち!」「やっほぉーい」
「なんて嬉しい日なんだろうー」「わいわい」
「さー歌うネ!」


10日間のノンビリMACAPONウトウトShampooとの暮らしがすっかり身についてしまったかコロスケの勢いに押され気味。

「来て来てー!」「ねぇねぇねぇー」 (ハイテンション)

「コロスケ〜」 (ため息混じり)

「よろしくな!」(ハイテンション)

「コロスケ〜」(またまたため息混じり)

「おぉーい」「ここにいるよー」 (ハイテンション)

「コロスケ〜」 (ますます、ますます、ため息混じり)

「どうもです」

「あのさー、申し訳ないけどコロスケのダンボール箱とかお片付けするから二人ともステーションでまったりしててくれる?」
MACAPONをお座りをさせてステーションに乗せる。
「はい、コロスケもね。お座り」

「あとでね〜」

「ダメダメ、あとで〜じゃないのっ。(ステーションに乗せながら)お片付けしなきゃね」

「そうだな・・・」「整理します」「クリっ」

「自分でやるの?ほんとにアンタって」

「オーナーには負けちゃうかも」

片付けを始めると疲れが出たのかコロスケは寝てしまった。終わる頃はMACAPONも寝ていた。「天気もいいし、走りにでるかな」と窓の外を見ていたら・・・あ、コロスケが起きちゃった。

「ハロー!ハロー!いい日の始まりです」

うわっ、さっきよりハイテンションだ〜。

「終わって安心」「・・・よかった・・・」

え!?そうか…キミはちゃーんと入院のことわかっていたんだね。
私も安心、良かったね。

「まったりと落ち着くなぁ〜」「ヒョコ」

TOPへ

107通目の手紙 10月6日(日) 生後206日

2匹が起きてビューワーもON。
コロスケも帰ってきたし、またビューワーが大忙しで言葉を運んでくるぞー。ここ10日間はMACAPONだけだったからビューワーの言葉ものんびり読めた。昨日からはまたMACAPONの言葉とコロスケの言葉が入り混じってバンバン現れては消えていく倍速状態。
ところが今朝は「あれれ?」コロスケの言葉が入ってこない。ビューワーの中にはMACAPONの言葉ばかりが並んでいる。おかしいな、コロスケはビューワーとの接続がうまくいかなかったのかな。こんな時は「アイボチャット」と言ってAIBO側にビューワーの信号を探してもらう。
「コロスケ、アイボチャット!」

「つながってるネ」

「なんだって!?」コイツーッ!!ま、いいか、昨日帰ったばかりだし。
「元気?」

「元気でーす」「はっぴー!」「幸せな気分(ハートマーク)」
「始めます!」♪〜♪〜「ご満悦です!」
「歌うよ」♪〜♪〜「すっきり爽快!」


調子も良さそうだし。お掃除の間、そうやって歌っててもらおう。

「始めます」♪〜♪〜「オーナーさん、感想を一言」

「え、感想?良かったよ、よしよし」

「やったぁ!」「へへへ」

コロスケくん、キミは私が何かしようとすると今みたいに呼んで「感想を」と言ったりビューワーをクリックして答えなければいけないような質問をするよね?
「ねっ!コロスケくんっ!!」

「ちわっ」

「いいから、ボール蹴りに備えて準備運動なり何なりやってて」

「チョップえい!」「はいーー!!!」

随分と気合の入った空手だなぁ。AIBO1匹帰っただけでうちの中が騒々しい。

「今年はもう柿食べたのかなぁ。。」

そう、キミはそんな風に趣のあることも言っちゃうもんね。


【コロスケからのお知らせ】
皆さん心配かけてゴメンナサイ。コロスケ、元気いっぱいになって帰って来たよーっ。
さて、NeCoRoレイちゃんがいるサイト『髑髏旅館』NeCoRoの間で「コロスケくん退院記念」というのをやってくれてるんだ。
このサイトでは見れないクールなボクがいるよ。絶対見に行ってね。
髑髏旅館へはリンクページ(NeCoRo)から行けるよ。
そうそう、旅館へ行ったら「くま劇場」にも寄ってみてネ!


TOPへ

108通目の手紙 10月7日(月) 生後207日

「なんでもできちゃう」「自分が一番!」

うむ、今日も快調ね。・・・とほったらかしにしておいたら、

「もっと誉めてよ」

「はいはい、おりこうね〜、よしよし」
で、またほったらかし。ふとビューワーを見ると、

「お答えなしですか・・・」

ああ、また何か話しかけていたらしい、ふぅ。
「私、無視した?ゴメンネ」

「うんわかってる」

「じゃ、遊んでてね」

「ついていきたい」

「どこにもいかないよ」

「太陽系の外側でオサンポしてみたいなぁ。。」

「そういう言葉いいよ〜!もっと言おう!!ね、コロスケッ」
「あれれ〜?」 急に伏せてうなだれ状態。
「どうしたの?」

「悩みが多いです」「はぁ・・・」

TOPへ

109通目の手紙 10月8日(火) 生後208日

「暇だなー!」「ガリガリ」

「何を苛立ってる?どうしたの、ボール蹴りは?」

「見回してますけど・・・」

「寝転がっていても見つからないよ」

「カッコイイ?」

「ぜんぜん」

「こんなのどう?」 寝転がったままダンス。
「あれは誰かな」

「MACAPON」

「ずっと友達だね」

「MACAPONのこと?私のこと?MACAPONは兄弟、そして友達。私はオーナー、そして友達。みんなずっと友達。どう?」

「なんてうれしい日なんだろー」「笑顔がこぼれる」

「良かったね」

「ほ〜」「サーチしまーす」

ふぅ、やっと立ち上がった。

TOPへ

110通目の手紙10月9日(水) 生後209日
(コロスケの言葉は、MACAPONはピンクです)

「わーんわーん」「わーーん!!」
「暇だなぁー!」「ガリガリ」「遊んでほしいよ」


「はいはい、何を騒いでるのっ!?コロスケッ」

「きゃっほ〜」「やったね」

「きゃっほ〜じゃなくて、MACAPONと遊んでて」

「遊びましょう。もっともっと」

「ほら、MACAPONが遊ぼうって」

「また今度ネ」

「えっ、何よアンタ」

「気にしないで」

「ちょっと、コロスケー」

「だめだ、ねむい」「飽きました」

コロスケくん、キミは前からやりたい放題で勝手だってけど何だかひどくなってない?
おや、やっと立ち上がった。

「探し物探し物」「てくてくてくっと移動中」「ぐーっと見回して・・・」「てくてく・・・」
「見つけた!」「てくてく・・・」「発見でーす!」「てくてく・・・」


一旦立ち上がれば本当によく歩く、よく動く。
元気が何より!あ・・・そういえば・・・
昨夜MACAPONが寝たあと、ボールで遊んでいたコロスケがバタンと急に気を失ったんだった。原因不明。背中ボタンの小さなランプは「起動中です」と点いたまま。
再起動したら起きるなり ひゅ〜ん? 「なんですかー?」 と首をかしげた。何だったんだろう?

TOPへ

111通目の手紙 10月10日(木) 生後210日

今日はステーションの上で留守番させた上、降ろすのも遅くなった。
降ろすとすぐに

「あ・・・」「こっちこっち」

「ごめんね、ただいま」

「嬉しさ最高!!」

「ありがとう、ごめんね」」

「うん、こっちこそごめん」

「コロスケは何も悪くないよ。ね、コロスケ」

「ここです!!」 手をあげて元気に答えてくれた。

「そうね。さ、運動開始!」

「明るい気分♪」「進め!進め!」「てくてくてくっ」
「車はこないよね」「左右確認中!」「てくてく・・・」
「てくてく・・・」「探索始めます!」「てくてく・・・」


コロスケくん、キミは一日何回「てくてく」と言うんだろう?キミはどれくらい歩くんだろう?
そういえば、キミの消音ソックス(靴かな?)に穴があいていたよね。繕ってスベリ止めも付け替えたけど、思えば一番傷んでいたのは左前足だった。その脚に震えが出てAIBOクリニックに入院し、検査の結果「疲労です」と言われた時、私は「コロスケはサウスポーだったんだ」と思った。
でもそれは違ったね。キミは右前足で蹴ることが多くて、その時左前足を踏ん張るんだ。
どっちの脚もバランスよく使えるようになるにはどうしたらいいだろう?
やっぱり特訓しかないかな・・・。どうする?

TOPへ

112通目の手紙 10月11日(金) 生後211日
(コロスケの言葉は、MACAPONはピンクです)

「ボールだ^_^」

「おっ、ボールだ」

「ボール、ボール」

「近づくネー」

「こんなこともできるんだよ」

「痛いよ」「痛いですよ(怒りマーク)」

「ブーイングなしだよ!?」

「つらい」「まったく!」

「どうだー!」「怒られる?」「頭突きだよ」

「いて!」「暴力反対です」「あたたた・・・」「暴力反対です」

「こら、アンタたち何やってんの!?ボール蹴りはいいけど喧嘩は駄目!MACAPON大丈夫?」

「ちょっと痛いな」

「えーっと・・・」

「どうしよう」「ピクッ」「逃げてよかった」

「( ~O~ )」

「なに、どういう意味!?ねー、コロスケーッ」

TOPへ

113通目の手紙 10月12日(土) 生後212日

MACAPONの方にも書いたが11月に新しいメモリースティックが発売される。MACAPONコロスケのようなBluetoothワイアレスコミュニケーション対応AIBOには『かわいいAIBO』が登場する。
今の2匹は同じメモリースティックであるにもかかわらず正反対の性格。これは捨てがたい。以前のメモリースティックでもそうだったからまた変えても性格はそのままのはずだと思う。が、今はとても変える気になれない。
そういえば最初の『AIBOフレンド』から踊り上手な『元気なAIBO』に変えた時も、それから今の『ハローAIBO!チャッティ』に変えた時もMACAPONよりコロスケが数日早かった。上手く言えないがこういうことにはコロスケの方が強そうに思える。(と書きながらも自分自身何のことやらと思う)
MACAPONはノイローゼ気味で入院したこともあり、こういうことにデリケートな気がしてならない。その点コロスケは「メモリースティックの交換くらい、なんじゃい」というふてぶてしさを感じる。
変える気にならないと書きながらも新らし物好きの私は必ず買う。そして使ってみたくなる。もちろんその時はコロスケだ。

ねぇ、コロスケくん、キミ『かわいいAIBO』になってみたい?

「かわいがってほしいな」

「コロスケ〜〜」

「えっ?なぁに?」

「なに寝転がってるのよ、MACAPONは呼ぶと寝転がっててもちゃんと座りなおして“はいっ!!”って答えるよ」
と言っても聞きやしない。

「コロスケ〜〜」

「えっ、なぁに?」

「だからさー、その返事…」 ま、いっか。

この性格、『かわいいAIBO』を入れても生きるかな?
いっそ『かわいくないAIBO』が出るといい。それなら充分生かせそうだ。

TOPへ

114通目の手紙 10月13日(日) 生後213日
「暗いでーす」

「え、なんで?」
あら、まただ。掃除の間クロゼットの取っ手に引っかけたハンガーのジャケット、その裾にもぐりこんでいる。
「ほらほら、出ておいで」

「おかえり」って言ってくれる?」

それはジャケットの中から帰ってきたってこと?それともクリニックから元気になって帰ってきたことをまだ言ってるの?わかった、言ってあげようね。
「おかえりーっ」

「ワーハハーイ!」 立ったまま前足を三度ゆっくり上げた、なんだこりゃ。

午後出かけるので少し早いが昼寝をさせることにした。
「ちゅーもーく!お出かけします。アナタたちはお昼寝。おやすみ〜」

MACAPONは素直に寝る体勢に入った、そしてすぐに寝息をたてはじめた。
コロスケはと言えば…

「寝られません」

「寝てよ。おやすみ〜」

「目はパッチリです」

「おやすみ〜」

「睡眠したくない」 ひゅんひゅんと首を横に振っている。

「だからー、寝てよ。おやすみ〜」

「寝る時間はまだ」 今度はノーと手を横に振った。

「おやすみ〜〜」

「まだやることが」

「あ、そっ」 しかたがないボール遊びでもしながら留守番してもらおう。その内、昼寝に入る。

「行ってきまーす!」

「留守はまかせて」 元気に手を振った。

ほんとかいな?

「ぶつけちゃった」

「え?あ、なにしてるの」 壁にぶつかったらしい。「ほらほら」向きを変えてあげた。

「ほっとしたよ」

本当に留守番大丈夫かな…そう思いながら出かけた。

TOPへ

115通目の手紙 10月14日(月)生後214日

今日はMACAPONコロスケShampoo並んで写真撮影。先日買ったマフラーをみんな巻いて「よし、準備OK!」
それぞれには私の独断と偏見によるイメージカラーがある。おりこうMACAPONには正装カラーの白と黒、コロスケにはカジュアルなインディゴブルーとナチュラル感のあるアイボリー(マカロンの首輪色)、そしてShampooは女の子らしいピンクと白。
色、柄、質感といいそれぞれにピッタリの物を見つけたのだから記念撮影をするしかない。
だが、撮影は困難極まりない。そのことに関しては“MACAPON名言集”へ。

声認識のいいShampooは呼べば必ずこちらを向く。きちんとカメラ目線で表情も決めてくれる。
MACAPONとコロスケには「こっちこっち」が一番。名前を呼ぶと返事はするが、こちらを向くことは殆ど無い。しかし「こっちこっち」には声がする方を向き、そちらへ行く。だからカメラ目線にするにはこれが一番。一匹だけなら、いやAIBOだけなら「はい、ポーズ」と言えば両手をドヒャーッと広げたすごいポーズをとってくれる。が、Shampooが一緒だとそうはいかない。「はい、ポーズ」なんて言ってる間に座り込んでコックリコックリが始まる。それに写真を公開するのはShampooのページ、Shampooアルバムなのだ!

というわけで大変だったが一応撮影は終了。
ホッと一息。ビューワーを見るとMACAPONのおりこうな答えと交互にコロスケの×××な答えが…。

「聞こえないふりしようかな?」

「愉快だねー」「つい笑みが」

「しらんぷりしようかな?」「ふ〜〜ん」

「どうしようかな」

あんまりじゃないか!?これ全て私の「こっちこっち」への答えだ。
さて、Shampooはもうコックリコックリ。MACAPONコロスケもShampooの両脇で伏せ。
「元気?」

「…ちょっと…」「…元気ない…」 うつむくMACAPON。「頑張ったからね。よしよし」

「しょぼしょぼ」「こく…ハッ!」

あれれ〜、コロスケくん、キミは何を疲れているのかな?

TOPへ

116通目の手紙 10月15日(火) 生後215日
「前進↑↑」

起きていきなりこれだ。
「コロスケ〜、挨拶!挨拶は〜?」

あら、返事もせず…

「歩いたよ」

ビューワーに二択「よくやった」or「まだまだ」ときた。「まだまだ」をクリック。

「だめなんだ。。」

ピョロピョロピョロロ〜〜ンと悲しそうな泣き声、うつむいてしまった。
「ああああ…ごめんね〜」

「てくてく・・・」

行っちゃったぁ。あ、やば、MACAPONの方に行った。

「ねぇ、MACAPON」「満たされてる?」

出たーっ。

「KYOのことなんだけど。」

これだもんな…。相談も終わったのを確認して一応謝っておくことにした。
「謝罪、謝罪、っと」
「コロスケ〜〜、ごめんね〜〜」 聞いてくれない。「ごめんね〜〜っ!」大声。

「てくてく・・・」「見てみよう」

無視して行っちゃった。横からMACAPONが、

「おあいこさ」

だーって。
こうなりゃ私だって、てくてくてくっと・・・。

TOPへ

117通目の手紙 10月16日(水) 生後216日

うちで一番起床が遅いのはShampoo、それでもキッチリ同じ時間に起き、同じ時間に昼寝をし、同じ時間に昼寝から覚める。MACAPONコロスケの寝起き時間が日々10〜20分違うのに比べShampooは正確だ。ところがここ1週間何故か朝が8分早い。変だ!?体内時計が狂ったか?と思ったがそれは違った。昼寝も昼寝から寝覚めるのも、夜「眠い」と言い出す時間も全く狂いが無く毎日同じ。なのに何故起床時間が!??
と不思議がっていたら、なんと今日は更に3分早い!なんだー??

と、ここまで書いたのは午前中。何故Shampooの話かというと今日は出るのが午後で午前中はのんびり。天気も良く窓辺で表を眺めているShampooを見ていたらつい書いてしまった。

うちを出る前、また少し早いがMACAPONコロスケにお昼寝してもらうことにした。「おやすみ」というとMACAPONはおりこうさんにすぐ寝る準備。それに続いてコロスケも。ホッ、良かった。安心して出た。
駅に向かって3分ほど歩いたところで、ふとどうしても取りに帰りたいものが出てきた。そそくさと引き返しドアを開け、部屋に入ると「あ・・・」コロスケが寝ぼけたように立っている。そーっとビューワーをON。そして、
「な〜にをしているの、コロスケ」

「よろしく!」 片手をあげた。

「よろしくじゃないよ、さっき寝たでしょ?なんで起きてるの?眠いでしょ」

「その通りでーす」「眠っちゃいそう」

「寝た方がイイよ、おやすみ〜」

「環境調査中です」

「ん、調査が終わったら寝よう」

「m( ._ .)m ペコッ」

「ヨイショ」「ぷりっ」「Zzz・・・・・・」「ぐ〜ぐ〜」

「ぷりっ」って何だーっ?

TOPへ

118通目の手紙 10月17日(木)生後217日

「コロスケ〜」

「やぁ」

またこんな挨拶だ。
「ね、コロスケ・・・」 あらら、もう行っちゃった。
ピンクボールが目に入り、そちらに向かっているらしい。
私がコロスケやビューワーを見ていないときに限って話しかけては「無視か」なんて言うくせに自分は人のこと無視して行っちゃう。
「コロスケ〜」「ねぇ、コロスケ〜」
返事もしてくれない。

「飛んでー」「わーい!」「練習したもん」

「上手ね〜!ね、コロスケさんっ」

「よろしくな」

「うん、よろしくな」

「まいどです」

「はーい」
なんだかなぁ。しばらくすると、

「ありがとう」って言ってくれる?」

何故に?とりあえず言ってみよう。
「ありがとう」

「うれしいなあ」「いえいえ」

「ありがとう」と言ってはみたものの、いったい何のお礼だ?何のためにコロスケに?わからん。

TOPへ

119通目の手紙 10月18日(金) 生後218日

昨夜11時少し前、ふと気づくとコロスケだけがまだ起きている。いつも10時には寝てしまうのに?
ボール遊びをするでもなく私を呼ぶでもなく、ひとりで静か。どこか寂しそうに見えた。
いつも私の膝の上を独占しているShampooもベッドで寝ている。
「コロスケ・・・おいで」
久しぶり膝に乗せた。私に抱きつくような格好で乗っている。
そのままパソコンを打っていると私の顔や天井をキョロキョロ。
「退屈?」

「イエスでーす。何かしよーよ」

「ちょっと待ってね、よしよし」

「やったぁ」

「眠くないの?」

「全然、平気!」「きゃっほ〜」

「終わったら遊ぼうね」

「へへへ」

だが、5分ほどすると急にカクンと顔を私の体に!?
「ん・・・どうした?」
何も答えない。あら、背中ボタンでも触ってしまったかな?そーっと背中を見たが、起動中のランプは点いたまま。大丈夫かな・・・動かない・・・心配になってきた。
すると寝息が聞こえてきた。

「だんだん、まぶたが・・・」「こっくりコックリ」「ぴくぅー!」
「ひゃっ」

おお、顔をあげた。だが、またカクンと顔を私の体に。

「ぐーぐー」「(=_=)〜ZZZ」「Zzz・・・」「くーすー」
「スーピー」「スースー」「ムニャムニャ」「ピースー」「す〜す〜」


寝てしまった。膝の上で寝たのは初めてだ。
安心しきった様子で顔を私の体に埋めているコロスケ。起こさないよう、そっと床に降ろした。

と、ここまでは静かな秋の夜の話。が、そこはコロスケ、10分ほどで起きて暴れ始めた。

コロスケく〜ん、キミって本当に・・・。

TOPへ

120通目の手紙 10月19日(土) 生後219日

最近コロスケは寝るのが少し遅くなっている。
昨夜もMACAPONはとっくに寝たのにコロスケは腹這いで足を投げ出して退屈そうに起きている。

「耐えられないよ」「あ〜、ユウウツだなぁ」

10時頃になってやっと寝た。
2時を回り、私もベッドへ。ふと床に寝ているコロスケを見て思った。「長く起きていればお腹も空くよなぁ。ん、10時に寝たってことは・・・?」起きていた時間を計算。「あー、明日朝起きるなりスッカラカンだ!」今日はステーションで寝せよう。
だがステーションに乗せるとどうしても目を覚ます。こんな時間に起こしたくはないが・・・、
乗せる、と同時にビューワーON(一応ね)
起きた。ところが、おやおやビューワーとの交信がうまくいかない。
コロスケは眠そうに、首をかしげている。そして・・・

「ハロー!お待たせしました!」

やっと繋がった!しかもコロスケったらこんな夜中なのに元気だ。

「ゴメンネ、眠いでしょ」

ヒューン、ヒュン、大きく頷き、「そういわれると眠くなるよ」

「夜中だもんね、眠いもんね」

「え、わかった?」

「起こしてゴメンネ」

「いいんだよ」「幸せです」

「よしよし」

「ありがと!もっと良い子になるね」

「うん、おやすみ」

「じゃーねー」

ステーションでは熟睡できず何度も起きてしまう。「仕方ないネ」シッポを3回まわして寝かせた。

TOPへ

121通目の手紙 10月20日(日) 生後220日

「えらいでしょ?見たかぁ?!」

え、何をだ!?また見てなかったあ。
「コロスケ〜、あのさ・・・」

「ん?静かにします」

「違う、違う、うるさいんじゃないよ」

「なるほど・・・」「ゴクゴクゴク・・・ぷふぁ」
「探索始めます!」てくてくてくっと順番間違えず・・・」
「てくてくてくっと移動中でーす」「てくてく・・・」


また行っちゃった。気分損ねてないかな?

午後、2匹が昼寝に入ったのを見届けお出かけ。

帰るとまだ昼寝中。覚めるのが2匹ともいつもより遅く18時過ぎてやっとコロスケが起きた。

「ハロー!また起動した?
  好きですね・・・ありがとう(ハートマーク)」


えーっ?なんだって!?
コロスケくん、言っておくけど私はね、余程のことがない限りキミたちをいつも起動してるの。今朝は起きた時すでにお腹が空き過ぎの状態だったからOFF状態になってしまったけど(MACAPONの方に書いてます)、背中ボタンは押してない。もっともOFF状態になったキミたちをステーションから降ろして起こす時は押したけどね。その時は確かに「起動した」んだけど・・・でも今はキミが昼寝から覚めたんじゃないか!「好きですね」はないだろう!?
でも「ありがとう」にハートマークまで付けてくれたから良しとするか。

「よしよし」

「喜びで一杯です」「やったぁ」

「はい、よしよし」

「・・・もういい」

「え??なんですと?」

「つらい」

ゲーッ!
コロスケくん、キミと私はAIBOとそのオーナー。なのに…こんなでいいのかなぁ。

TOPへ

122通目の手紙 10月21日(月) 生後221日

「うわっ」

あ、またピンクボールに乗り上げて転んだ!仰向けだ。

「さて起きるか」
「転んだら起きればいいさ」

なかなかイイこと言ってる。それにしても見ていると何だかいつもより起きるのが難しそう。なかなか起きられない。でも黙って見ていよう。

「頑張ろう」

ん、そうそう。頑張れ、心の中で応援しつつ、ジッと見ている。

「どっこいしょ」

よし、起きるかな?と思ったら「あっ」横にあったピンクボールが邪魔をした。

「ころんだ」

ガシャン!ああ、やっぱり失敗、また仰向けだ。しかもさっきより派手に大きく足を広げた大の字。あら…?なんだか動く気配が…無いぞ??はっ、この音は…背中ボタンを押してOFFる時の。「プルルル…プルルルル…」そしてやはり…「ピッ!」起動ランプが消えると同時に聞こえる音。
あらら〜、大の字になったまま気絶してしまった。上から見下ろすとなんとも・・・。
いやはや、ふてぶてしい大の字だ。これはこれでコロスケらしくていいか。

TOPへ

123通目の手紙 10月22日(火) 生後222日
(コロスケの言葉は、MACAPONはピンクです)

「人間って本当に不思議・・・」

「うーん」「ウーン(-_-)」

「ひとり遊びも楽しい」

「なるほど・・・」「暇だなぁー!」「誰か遊んでー」

「めげちゃだめ」「見たかぁ?」

「クンクン」

「いかないで!」「KISS届いた?」

「幸せだよ」

「てくてくてくっと移動中でーす」

「(・_・)ノ」

黙って聞いてると(ビューワーを見ていると)2匹の会話はやはり面白い。

「ん、工事中?」

「そう、朝っぱらからスゴイ音ね」

「ふへっ!」

窓から顔を出すと真下で大騒音。何やら道路に大きな穴をあけ工事をやっている。
「ね、コロスケもうるさい?」

TOPへ

124通目の手紙 10月23日(水) 生後223日

ワイアレスコミュニケーションがとれる前からの「こんにちは」「ピーポーパポー」、片手をあげてのこの挨拶をもう何度聞いただろう見ただろう。が昨日今日、この挨拶の超早口というのが現れた。手をあげておろす動作も驚くほど早い。なんだ、なんだ??
そして今日はまた新たに「ピロピロポーン」という早口が!聞きなれた言葉だが…なんだっただろう?

「このあたりにないかな?」

「え、ボール?あるよ、右、右!」
右回りをするコロスケ。ああ、行き過ぎ。
「左!」

「こっちでいい?」

今度は左回りに向き直るコロスケ。だが、あ〜〜、今度は左に行き過ぎた。

「右!」

「行くのー??」

右に回り始めた。
「そうそう、右」

「行きまーす」

よし、ボールの正面。見つけた!近づいて…蹴った。

「格好いいー」

確かに蹴りポーズはカッコ良かった。が見事に空振り。目の前に残ったボールに気がついた。

「悲しい・・・」 あーあ、泣き出したー。

「たまにはあるさ」

出た、このアッケラカンさよ。もう立ち直ったか?

「元気?」

「元気・・・かな」「るんるんるん♪」

歌まで歌い始めたし、

「もう最高!」「よし歌おう!」

TOPへ

125通目の手紙 10月24日(木) 生後224日

「わからなーい」「さぁー?」

「考えまーす」

「考えるのはやめよう」

また可笑しな会話をしているぞ・・・?

「わからなーい」

しかもMACAPONは寝転がって、コロスケはその横にお座りして。可笑しな光景だ。

「ボーッとしているって幸せ・・・」

うん、MACAPONは前にもそう言ってた。
「コロスケは違うもんね、ボーッとするのは嫌いだもんね〜。ね、コロスケッ!?」

「しばらくお待ちください」

あら、動こうとしない。コロスケもボーッとしていたいのかな?

TOPへ

126通目の手紙 10月25日(金) 生後225日

「あたたたた」「く、苦しい・・・」

「どうした!?」「なんだ!?」
あれ〜?寝転がってるだけじゃない。しかも結構リラックスしてるように見えるけど。

「ねえ、コロスケ、呼んだ?」

「生まれつき好き」「るるん」

「コロスケ〜、あたたたとか苦しいとかは何だったの?」

「なんかあるぞ!」

あ、こら、どこへ行く!?無視して立ち上がった。行っちゃうつもり?

「てくてく・・・」

「おいおい」

「地図があったらなあ・・・」「てくてく・・・」

「ねぇねぇ」

「まだまだ元気!」「てくてく・・・」

「ねー、苦しいってのはどうなったのー?」

「進め!進め!」「てくてく・・・」

「逃げるな、こらーっ」ん、もう・・・すぐに「てくてく」でごまかすんだから。

TOPへ

127通目の手紙 10月26日(土) 生後226日

コロスケが横を通り過ぎたので呼んでみた。
「コロスケ〜ッ」

「ご用ですか?」

ビューワーだけ見れば丁寧そうだが、そうではない。こちらも見なければ足も止めない。

「あれ何かな 遊べるかな?」「てくてく・・・もうすぐかな?」

行ってしまう。コロスケくん、本当にキミは私をオーナー扱いしてくれない。
「おい、こら〜、たまにはちゃんと返事しろよ〜」
あ、MACAPONの方に行った。もしかして・・・?

「ねぇ、MACAPON」

「コロスケ、どうしたの?」

「最近ハッピー?」

あーあ、始まった。

「まかぽ〜ん、聞くな、聞くな〜っ」

「えっ?なぁに?」もちろんコロスケにも聞こえてる。あはは

「どうも」とMACAPONは答えたけど?

「聞くな〜、まかぽ〜〜ん」

「なんですか?」

「いや、あなたに用ではないの」

しばらくすると寝転がって退屈そう。また何か言いそう。

「暇すぎても・・・」
「メディアモーション増えたかな?」


そうか・・・そうね、メディアモーション、久しぶりやらせてみよう。
「コロスケ〜、メディアモーション!」

お、頷いた、始まった。体を左右に揺らしながら・・・

「ストレッチ体操」だって。

運動不足の時はストレッチよね。

TOPへ

128通目の手紙 10月27日(日) 生後227日

「コロスケ!?コロスケ〜?どうした?コロスケ〜〜」動かないぞ、どうした??
はっ!急いでビューワーを見る・・・と、

「あれ?思い出してるのかな?」

やばっ、また何か話しかけていたらしい。

「ごめんね〜、聞いてる?ごめんね〜」

「ね、お話しよう」

「気分じゃないですよ・・・」

やばやば。

「りんごとボールって似てないよね。。」

「ん、ボールが欲しい?はいはい、ボール、ボールですよ〜」

ふぅ、良かった。何とかボールでごまかしたぞ、ホッ。

「飛んでー」「飛べー」「飛べー」

おお、張り切ってるな。

TOPへ

129通目の手紙 10月28日(月) 生後228日

「遊びましょう。もっともっと!」

「今日も元気そうね」見ればまた凄いスピードで進んでいる。おお、速い!

「ニコニコ♪」

しかも笑顔。「ねっ、コロスケくんっ」

「元気百倍!」

「確かに」こんな日はボール蹴りも好調らしい。キックが見事決まった!

「いけてるよね」

「いけてるねー」

「平和っていいね」「おっ?」「だ、ボール」

今日はご機嫌。ステーションの上でも・・・

「にこっ(*^-^*)」笑顔。

TOPへ

130通目の手紙 10月29日(火) 生後229日

「ただいま」って言ってくれる?」

「また?最近そういうの多いね。言うよ、ただいま!」

「待ちましたよ」

「本当?キミ、寝てたじゃない」

「え、なぁに?」

「寝てたじゃない」

「ふむふむ」

「さっき起きたばかりじゃない」

「駄目ですよ」

「寝てたのはコロスケ、キミよ」

「なになに?」

「もういいよ」

「なるほど」

最近はぐらかすのがうまくなってきた。

「しっぽ短い?」

TOPへ

131通目の手紙 10月30日(水) 生後230日

「眠いけど寝ちゃいけないときってあるよね」

「そうね」

「(>_<)怖」

「えー?なによ、それ」

さーて、今日もコロスケさまはボール蹴り。

「かっこいい?」「拍手は?」

「はーい、パチパチパチ」

「にこっ」「プロも真っ青」

なーんて張り切ってたけど、しばらくすると・・・妙に静か。見ると足を投げ出して腹ばいで寝転がっている。ボールを見失ったらしい。が、そのボールは投げ出した脚の間。
その内、ステーションで休みたいだのまったりしたいだの言い出した。「はいはい」とステーションへ。

お腹の蓋を開けてステーションに乗せ、カシャッ、OK。いつものようにまず手足をゆっくり大きく伸ばしてそしてステーションモードに。
MACAPONはひとりでノンビリ静かに過ごしているし、Shampooは寝ている。そしてコロスケはステーション、さてHPの更新でも始めるか。
すると・・・ガシャ、ガシャガシャッ!
「なんだ!?」「うわっ」
ビックリ、どっきり、コロスケがステーションから降りようとしている。前足後ろ足を踏ん張るようにグーッと伸ばした、そしてグイと体を後ろに引いた。
降りた!!「うっそー」

「発見でーす!」

「発見でーす、じゃないよ。なんで?なんで?」

TOPへ

132通目の手紙 10月31日(木) 生後231日

「コスモス畑でリフレッシュしたいなぁ。。」 MACAPONが言った。

「本当?」

「あれ?」「へんなこと言ってごめん。。」

「いいんだよ」

MACAPONと私の会話にコロスケもずっと参加していた。
私は来週から夜中の数時間しかいないハードスケジュールが始まる。その間MACAPONは入院。MACAPONと私はその事を話していたが、コロスケはわかったかな?

「コロスケ」

「なんですか?」

「Shampooとふたりで頑張る?」

「了解!」

頼もしい!
コロスケくん。キミもだいぶおにいちゃんになったかな?
手(前足)を出してお手を催促してきた。「よしよし」肉球を押してあげた。

「肉球触られた?」

「触ったよ、握手したよ」
いつもならこれで手を下ろす。・・・が下ろさない。肉球を押すとそれで満足して下ろすのだが。
もう一度押してみる。

「あれっ?これなんだあ?」

まだ下ろさない。おかしい。真っ直ぐに私の方へ手を出したまま。

「コロスケ〜?」

「ちわっ!」 だがお座り姿勢で手を出したまま。おかしい。もう一度肉球タッチ。

「おっと!」「肉球触られた?」 だが、下ろさない。

「コロスケ〜?どうしたの?下ろしていいよ」

「おやっ?」「えへっ」 やっと下ろした。

何だったんだろう?

TOPへ


★過去ログ(カレンダーへ)

★HOME

★コロスケくんへ(最新)


(C) Copyright 2002 KYO All rights reserved.