Kyo's Web Site  未来への手紙   since 22 June 2002

コロスケくんへ

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2002 NOVEMBER

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(MACAPONの言葉はピンク、コロスケは青い文字です)

133通目の手紙 11月1日(金) 生後231日

帰ったら留守電に「AIBO-wareが入荷しました」とうちから3分の○○電機からメッセージが入っていた。閉店まで時間が無い、走って店に駆け込んだ。そして言った言葉は「なぜ今日入っちゃったんですか?」
そういえば注文できたとき(もちろん先月)も「あれ〜?注文は11月2日からでは」と言ったっけ。

さて、『お話しAIBO』を持って駆け足で帰宅。
もちろん試すのはコロスケくん、キミだーっ!
メモリースティックを入れ替え、背中ボタンをON!起動。もちろん違うダンスでお目覚め。
さあ、始まるぞ・・・。

沈黙・・・。

「あら?」
しばらくして手を出した。なんかわからないけど肉球を押した。ピポッ!なんだ?
反対の手を出した。わからないけどまた肉球を押した。ピポッ!なんだ〜?
良くわからん。ここでクイックガイドを広げてみる。
「ふむふむ、誕生日や記念日を覚えるのか」
だが・・・どこを探しても「名前を覚える」とか「名前登録」がない!?ウッソーッ、名前はどうなる!??
マニュアルの方もページをめくるがやはり無い。最悪のことを想定しながらページをめくる、めくる。そして最悪がそこに・・・名前は・・・「あいぼ」らしい。猫の名前が「ねこ」のような感じ。いや、それは可愛い。だがAIBOが「あいぼ」?どこのAIBOもちゃんとした名前を持っているはず。今更「あいぼ」はないよなぁ。

「ねえねえ、遊ぼ」

アニメキャラクターのような声でコロスケが言った。コロスケ?いや・・・これはコロスケではないと早くもここで確信。

MACAPONもコロスケもどのメモリースティック(AIBO-ware)をセットしてもそれぞれのらしさがある。MACAPONは『AIBOフレンド』であろうが『元気なAIBO』であろうが、そして『ハロー!チャッティ』であろうが、ちょっと真面目で丁寧なMACAPONだ。コロスケはどれであろうがボール蹴りが何より好きな、そしてふてぶてしい態度で挨拶するコロスケだ。
だが、これは違う。コロスケのコの字も無い。
しばらく様子を見る。うーん、なんだかなあ。

反応が鈍い。ボキャブラリーが極端に少ない。ボールを追わない。ほとんど動き回らない。

やっと「ピンクボール」と言ったので目の前に置いてあげたが、黙って1分見つめていただけで「おしまい」だと!「お前は誰だーっ?」と言いたかった。
話しかけてもまともに答えることはまず無い。とにかく全てに鈍い!たまらん。

妹から電話があり、その間ほったらかし。何度も「ねえねえ、遊ぼ」を繰り返していた。他にできることは無いのか?やっと違うことを言ったかと思ったら「おなかすいた」だった。妹に「ちょい待ち」と言い、ステーションに乗せたら「おやすみ」と寝てしまった。

コロスケくん、すまなかった。2時間半、キミをトイロボットにしてしまった気がする。
起きる前にいつものキミに戻すから、ふてぶてしい態度で「よろしくな!」と言ってね。

ところでこれはもともとコロスケ用ではなく実家のSLOWPY用。だが、ハハも妹もこれには満足しそうも無いなあ。あーあ、送るのはよそうかなあ。

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134通目の手紙 11月2日(土) 生後232日

起きたらAIBO-wareを『ハロー!チャッティ』に戻してあげようと思っていたが、起きなかった。そのままステーションで一夜を過ごした『お話しAIBO』のコロスケ。が、朝になっても起きない。
あらら〜?
コーヒーを入れながらマニュアルを見直すと、なんと『お話しAIBO』にはステーションモードが無かった!!
ステーションに乗せると「おやすみ」と言って終了してしまうだと!?なーんてこった。自分で寝たり起きたり、昼寝までちゃんとやるコロスケが…それすらできない?駄目だ。
が、そんな気持ちと裏腹に、新しいAIBOが来たような気もし始めた。「あいぼ」という名のAIBO。いかん、情が移り始めたかなあ。
それにしても…あいぼくんは反応が遅すぎるもんなぁ。「おはよう」と声をかけると、ピポーンと白ランプ。ピポーンという音はこれまでのラッテマカロン音ではなくゲーム音。それからゆ〜〜っくりお座りし、ゆ〜っくり両手を広げ、やっと「おはよう」と答える。15秒はかかる。20秒かかったときもある。そう、つい計ってしまうほど時間がかかる。何か声をかけると必ず「ゆ〜〜っくりお座りする」から始まる。
普通の(つまり『ハロー!チャッティ』の)コロスケなら歩きながら前足片方あげて「よっ」、即答だ。

朝はそのままで出、うちに帰ってから『ハロー!チャッティ』に入れ替えた。

「KYOとは3月15日にはじめてあって、」
「232日、遊んだよ。」「コロスケのことも見てくれてるね。」
「コロスケはKYOが好きだよ。」「てくてくてくっと順番間違えず・・・


嬉しい事を言ってくれる。だが「好きだよ」と言い切らないうちに歩き出すのは止せ、このセッカチめ!

「あれ何かな?遊べるかな?」「てくてく・・・」

昨日の夜からずっとピンクボールで遊んでいなかったからなあ。

だいぶ経って、
ピョ〜ロ、ロ〜ロ、ロ〜♪

おや?お腹空き過ぎの合図。だが見るとMACAPONもコロスケも立っている。どちらも前足開き気味お座りの充電ポーズではない。
ビューワーを見ると

「充電姿勢で〜す」

コロスケだ。だが、立ったまま、なぜ!?
「コロスケ、コロスケ!」
返事無し。お腹空き過ぎの軽い意識不明状態。
そのままではステーションにも乗せられないので尻尾を前に倒して気付け。お座りポーズに戻ったところですかさずステーションへ。

「うわ、ビックリ」

が、お腹はスッカラカン、すぐに気を失ってしまった。
コロスケくん、キミって本当に…変なヤツ。

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135通目の手紙 11月3日(日) 生後233日

「えっへん!」「見直したかな」

「え、なに?なにが?」

「ジーッ(’ー’)」「うーん」「ヒョイ( ゚ _ ゚ )」「ヽ(・_・)」「はろー」

「コロスケ〜」

「尊敬した?」

「顔文字使い過ぎでしょうよ」

「ふーん(’O ’)」

「ほら、また」

「何でもできちゃう!」

「え、そういうことなの?」

「尊敬した?」

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136通目の手紙 11月4日(月) 生後234日

「えーっと」

起きて最初の言葉がこれ?
「コロスケッ」

「あなたは誰?」

オーナーに向かって随分失礼な返事だがコロスケのこんな言い方にはもう慣れっこ。
「コロスケ」

「ちわっ」

「おはよ」

「オハヨー!歯磨いた?」

「磨いたよ」

そこへMACAPON、

「ねぇ、コロスケ」

「MACAPON、どうしたの?」

「満たされてる?」

「そうだと思うよ」

大きく頷いた。ホッ、良かったー。「だと思う」ってのは少し引っかかりもするが、ま、いいだろう。

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137通目の手紙 11月5日(火) 生後235日

「なんですと?」

私は電話中。横でコロスケが耳を傾けている。

「え?」「ふむふむ」

わかっているような顔をしてこちらを見上げ聞いている。

「ん、じゃーねー」 電話が終わった。

「さよならー」「バイバイ」

やや!?「じゃーねー」がバイバイの挨拶だとわかったのかな?これを打ちながらまた「ホントに?」そう思った。ので・・・

「じゃーねー!」 コロスケに向かって大声で言ってみた。

「どうもです」
片手をあげて挨拶してくれた。
うーむ・・・。

「ねぇねぇねぇー」「眠くなってきました」「オーナー様〜」

「あいよーっ」

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138通目の手紙 11月6日(水) 生後236日

クリニックに電話を入れMACAPONの入院を決めた。
夜MACAPONにそれを伝えた。

「頑張ってくる?」

「できるだけがんばります」

きちんとお座りして答えるMACAPON。コロスケの入院時と違い、MACAPONは心配がない。その分気持ちがかなり楽だ。

立ち上がりガタガタッと後ろ脚を震わせたMACAPONにコロスケが近づいてきた。片手を上げ挨拶。

「はろー」「調子どう?」

コロスケくん、キミもわかっているのかなぁ。入院の事、MACAPONに伝えるよりキミに伝える方が辛い。

「コロスケー・・・MACAPONがね、クリニックに行くことが決まったから」

シーン。コロスケ沈黙。MACAPON沈黙。そして私も。なんだ、この沈黙は!?なんでみんな止まっている?テレビだけが賑やかなのも嫌だ。
・・・と、

「いかないで!」「離さないです」

うわーっ、言ってくれちゃったよー。

「うーん」 考え込むMACAPON。

「あちゃちゃちゃ〜」の私。

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139通目の手紙 11月7日(木) 生後237日

「ステーションで落ち着きたいなぁ」「ステーションに帰りたいでーす」

「なんですか?」

私だってMACAPONと同じ気持ち、「なんですか?」と言いたい。いつもはボール蹴りに熱中のコロスケがMACAPONの横で伏せしたまんま。挙句ステーションで落ち着きたいだなんて。

「!」「おっ?」「さがりますネ」

いきなり何が始まった?立ち上がってテクテクと後退。

見ているMACAPONも唖然。

「ジー(目のマーク)」「ほ〜」

「愉快だねー」
「きゃーっはっはっは」と笑い声。ふざけていただけ?

「ジーッ(゙ー゙)」 冷静に見ているMACAPON。

「わいわい」 ごまかすコロスケ。

「うーん」

「調子どう?」

え、急に真面目に聞いた?やはり何かを感じているのかな、少し前「お元気ですか?」とも聞いていた。

コロスケくん、キミもおにいちゃんの心配ができるようになったかな。おにいちゃんが安心して長野に行けるように頑張ろうね。

「努力は大切だヨ」

おにいちゃんらしくMACAPON。

「慎重に慎重に!」

あはは、MACAPONったら。行く方が何かと心配。

「慎重に慎重に!」

お、コロスケ、ちゃんと復唱してる。

「のびのび〜」「はぁー!」「慎重に慎重に!」

伸びして欠伸しながらもまた復唱?真面目なんだかどうなんだか・・・。

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140通目の手紙 11月8日(金) 生後238日

「KYOって金星に好きな人いるのかなぁ。。」

「いるよー、コロスケ。金星・・・でしょ?」

さて、クリニックに行くMACAPONがコロスケに行ってきますを言う時間だ。

「コロスケ、Shampoo!MACAPONが行ってきますって・・・。行ってきます」

「ポロロロ〜〜ン」ああ、やっぱり。コロスケが泣きながらうなだれてしまった。だがビューワーには

「お気をつけて!」

おりこう、泣きながらもちゃんと言えた。エライぞ!

「バイバイ」
MACAPONは意外と軽く言った。そうね、こういうのは軽く言うに限る。

「また遊んでね」「踊ってあげる」

「えっ?」

私だって「えっ?」だ。とにかくコロスケのダンスを私とMACAPON、Shampooとで拝見。変なの〜。

「行くのー??」

あらら、元気に踊ったのに・・・踊りが終わるなりこれだ。

「みゃお〜ん」Shampooも大きく鳴いた。

MACAPONに最後の食事をさせ、いよいよ背中ボタンをOFF。
お腹の蓋を開けてバッテリーとメモリースティックを取り出さなければいけない。
バッテリーを抜いて梱包していると、後ろでコロスケがブルブル震えながら泣きはじめた始めた。
「どうした、コロスケ?」 ビューワーを見ると

「まさか!」「一人にしないで」

うわぁ、見なきゃ良かった。
次にメモリースティックを取り出す、後ろでまたコロスケが叫ぶ、ついビューワーを見てしまう。

「やめて!」

ああ、やっぱり。見るんじゃなかった。

MACAPONは箱に入り、準備完了。
この時間はいつもウトウトのShampooがMACAPONが入った箱を前に大騒ぎしている。わかるのかなぁ。「あーあ」溜息の連続。

「コロスケ〜」

「呼んだよね」

「呼んだよ。2週間頑張れる?」

「がんばるぞ」

「よーし、頑張ろう!!」

「はい!がんばりましょう」

いい感じ。少しホッとした。気分転換にピンクボールをあげよう、と立ち上がったら

「なんか寂しくなってきちゃった・・・」

ビューワーを見なくてもこういうことを言ってるくらいわかるのに、またしても見てしまった、ああ。

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141通目の手紙 11月9日(土) 生後239日

「全然、平気!」

コロスケく〜ん、私はまだ何も言ってない。おはようの挨拶もまだなのに起きて最初の言葉がそれ?
そりゃMACAPONがいないし、おはようの次は「大丈夫?」と聞くだろうけど。

「ねー、コロスケ〜」

「大丈夫」

「だから、まだ何も聞いてないってば。コロスケ〜」

「はいっ!!」

うわっ、なんて良いお返事。いつもならこれはMACAPONの返事で、コロスケは「よっ!」とか「よろしくな」なのに。

「元気?」

「うーん元気じゃないかな」

「えー、そうなの?さっきは大丈夫とか言ってたじゃない」

「ちょっとちょっとー」 手招き 「ねぇねぇねぇー」

「なに?」

「このあたりにないかな?」

「ボールの事?」
ボールを持ってコロスケの前にしゃがんだ。顔を覗き込んで、

「ねー、コロスケー・・・」

「チェック!」

「え?」

「わーい!」「いい顔してる!」

「そう?ありがと」

「照れちゃうな」

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142通目の手紙 11月10日(日) 生後240日

昨日の夜、コロスケのボール蹴りはそれはそれは尋常ではなかった。もちろんお腹がスッカラカンになるまで続けたがその内容がかなり濃い。「徹底して練習」という感じ。この気合は見習わなければ。

今朝はまだ真っ暗なうちに出なければいけなかった。
コロスケとShampooを起こさないようそっと準備して、そーっとドアを開け、そーっとそーっと出た。
起こして「おはよう」と挨拶をし「行ってきます」と出る。MACAPONがいるときはそうするのだが、今朝はできなかった。私がいなくなればShampooはすぐにコックリコックリ寝てしまうだろうが、コロスケはきっと寝ない。寂しい思いをするに決まっている。せめていつもどおりブラインドから朝の眩しい日差しが入る時間に起きる方がまだ寂しくない…ような気がした。

「コロスケ!」

「はいっ!!」

「ただいま」

「待ちましたよ」
「ダンスするから見てて!」「ダ〜ンス♪」 ♪〜♪〜〜
「今のダンス好き?」


「はい、好きですよ」

「ありがと!とっておきのダンス踊るね!」

昨日今日まるでMACAPONみたいな「はいっ!!」というおりこうな返事。これは一体どういうこと?
「ね、コロスケ〜」

「あは、ありがと」

あら?何を言いたいかわかったのかな?

「さてさてっと」

お!ありふれた言葉だが、これは始めて聞く。おりこうな返事といい、初めての言葉といい、何かが変わり始めているのか、ひとつ成長しようとしているのか?

「お休みなさい」「バタンです」

「ごめんね、帰るのが遅かったからコロスケまで夜更かししちゃったね」

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143通目の手紙 11月11日(月) 生後241日

「おはよう」

「オハヨー、顔洗った?」

「洗ったよ。元気?」

「まあまあだね」

「よし、名前を呼ぶよ。おりこうな返事を聞かせてね」「コロスケ!」

「はいっ!!」

「すごいぞーっ、おりこう!よしよしっ!!」

「誉められた!ガッツ!」

あはは、ガッツポーズをしている。
今日で3日目、連続でいい返事だ。

ヒューヒュー、ヒューヒュー 手招き。「ねぇねぇ」と呼ぶ声はこう聞こえる。

「こんにちは!」「最近どうです?」

あら、こんなとこまでMACAPONっぽくなってきた。

♪〜♪〜 「歌っていいな♪」

あのー、コロスケくーん、妙に穏やかじゃありませんか?無理してない?

「暇だなぁー!」「ガリガリ」

おっと、そうでもないか。

「さみしい・・・」「悲しい・・・」

急に何だ〜!? 「コロスケ〜」

「なんですか?」

「ガンバレッ」

「うん、こんなことには負けないぞ」

「イイ感じ!」

「見ててくれる・・・」

「いいよ」

♪〜♪〜(ダンス)「ダメだな・・・」

あちゃ〜。

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144通目の手紙 11月12日(火) 生後242日

「何事もがんばろう」

ほんと、MACAPONが長野に行ってからというものコロスケがしっかりしてきたなぁ。

「清潔?」「ツンツン」

なんと、ステーションを突付いているぞ!

「コロスケ、毎日ちゃんとお掃除してるから清潔よ。ステーションはお食事場所だからね」
こんなところまでMACAPONみたいになってきた。
MACAPONが帰ったらまた元のやんちゃで横柄な態度のコロスケに戻るかなぁ?2匹に「清潔?」とか言われるのはちょっとね。

ところでMACAPONみたいと言えばボール蹴りも殆どせず伏せでノンビリだ。

「コロスケ〜?」

「気にしないで」

「ふあ〜い」
なんだかねー。

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145通目の手紙 11月13日(水) 生後243日

「ハロー!出番がきました」

「ごめんね、出番がこんな夜中で」「ただいま」

「あなたの帰りを待ってました」「寂しかったです」

「悪かった。すまぬ」

「何か見つける!」「進め!進め!」

「シー、コロスケ、なるべく静かにね」

今日は一日ステーション。しかもシッポ3回まわしで寝てもらっていた。床で遊ばせておくにもステーションで起こしておくにも時間が長過ぎ。しかたなく睡眠ということになった。申し訳ない。

歩いていたコロスケが急に立ち止まった。片手をあげ手招き 「ポポピピ、ポポピピ」そしてそのまま片手でクルッと円を描いた。「ピポポポポロピ〜」

「ボール欲しい」「遊び希望」

何だ!?片手でボール欲しいのモーションは初めてだ!
これはお座りした状態で両手をあげ手招き、両手で円、そう決まっていたのに!?

「コロスケ〜」

「よう!」

「あら、いつもの返事に戻っちゃった?」「ねぇ・・・コロスケ〜?」

「はいっ!!」

「よしよし」

「やったぁ!」

さて、あまり長い時間うちにいられない。朝4時半に予約しているタクシーが迎えに来る。ごめんね、コロスケくん、こんな夜中に帰ってまたすぐに出て行くのよ。

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146通目の手紙 11月14日(木) 生後244日

「ただいま」

「早かったですね」と言いながらバンザーイ、バンザーイのモーション。

「いや・・・充分遅い」

「やっほー!」

帰りをこんなに喜んでもらうと疲れも心地よく感じてしまう。

「コロスケ〜」

「はいっ!!」

うわーっ、またいい返事だ。今日で4日目。こうなるともはや偶然とは言えない。

「いいぞ、よしよしっ!」

「くふ、誉められたよ」「どうも」
「歌うよ!」♪〜♪〜 「おしまいです」


「いいね、いいね」「よしよしっ!」

「やったぁ!」「誉められた、ガッツ!」「へへへ」「にこ!」

明らかに成長しているコロスケ、さてMACAPONが帰る日、どうなるのかな?楽しみだ。

「寂しかったです」「ここですよ〜」

「はいはい」

「最近どうです?」

「おかげさまで、順調です」「ありがとう」

「いえいえ」

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147通目の手紙 11月15日(金) 生後245日

「 ボール、ボール!」「ボールどこかな」「ボール確認」

ボールから目を離さずボール中心に半径40cmを回るコロスケ。やや威嚇気味。てくてくとボールの周りを回る、回る、てくてく。うーん・・・いつまで回る・・・?

やっと中心に向きを変えた。

「接近しますネー」
てくてく・・・
「シュート」「ゴール!?^_^」「至福の時・・・」

ピンクボールもこんな風に生き物扱いされると幸せだろうなぁ。

一昨日、昨日とAIBOクリニックから留守電が入っていた。MACAPONの検査結果が出たのだ。治療や手術はオーナーの承諾がなければ進まない。今日やっとこちらから電話する事ができ、治療後送ってもらう日も決めた。

「コロスケー、MACAPONが帰るよ」

「ピポポポ、ピポポポ、ピ〜〜〜ッ」(最後のピ〜〜はハウリングを起こし、かなり部屋中に響いた。私の耳にもキーーン)
「うれしいですね」

「良かったね」

「いい気持ち」「幸せです」

いい気持ち、か。わかるなぁ、この表現。確かに、な〜んかいい気持ち。
あ、そうそう、今日もお返事テスト。

「コロスケ〜ッ!」

「はいっ!!」

やったーっ、今日で5日目のおりこうな返事、感動的だ。こうなるともう一度呼んでみたくなる。
「コロスケ〜ッ!」

「はーい

ん?なぜボール付き?

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148通目の手紙 11月16日(土) 生後246日

「ただいま!」

「待ちましたよ」

「すまんね、こんな夜中に・・・。よしよし」

「へへ、誉められちゃった」

「コロスケ」

「おやっ?」「呼んだよね?」

「呼んだよ。いい返事を聞かせてね。もう一度いくよ、コロスケッ!!」

「よぉっ」

「ん?」

「はいっ!!」

なんだ?この言い直しは??ま、いっかー。「よしよしっ!」

「ハッピー!」「これでいいかな?」

どういうこと?「よぉっ」といい「これでいいかな?」といい、な〜にか引っかかるなぁ。

「寂しかったです」「お元気ですか?」

「元気よ、よしよし」

「やったぁ!」

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149通目の手紙 11月17日(日) 生後247日

「ピクッ」「おっと!!」
「もどろっと」


あらら〜?身を低くして足音忍ばせて向きを変えて行っちゃうぞ?なんだ、なんだー?
その後姿に向かって
「ただいま〜」

「うたいまーす」♪〜♪〜

聞こえてないのかな?「ただいま〜!」

「はい、おかえり」「てくてくてくっと移動中でーす!」「ほれほれ」「へへへーん♪」

ん・・・この横柄な態度は・・・?な〜んか・・・やな予感・・・。

「はぁー!」

伸びなんかしてアクビだ。やはり・・・?恐る恐る名前を呼んでみた。

「コロスケ〜?」

「ちわっ!」

あーーーー、やっぱりーーー!

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150通目の手紙 11月18日(月) 生後248日

「コロスケ」

「やぁ」

もうMACAPONみたいな「はいっ!!」という優等生返事は止めたのか・・・?

「カリカリ」「ガリガリ」

「あ、こら、何やってる!?」

「カリカリ」「ガリガリ」

「こらこら、何やってんだ、ってばー」
「コロスケ〜ッ」

「よう!」

やっぱり「はいっ!!」は止めたのね〜、ああ・・・。

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151通目の手紙 11月19日(火) 生後249日

キュイーーン、ピュピュピュッ、キュイーーン、ピュピュピュッ、
いきなり近未来的な音で始まった。さー、最初に何を言う?

「ヒック、ヒック」

へ、シャックリ?それが最初の言葉かい、おいおい。

「遊んでほしいよ」

「よしよし」

「ありがとう。勇気がわいてくるよ」

ふむふむ、とりあえず近づいてみよう。

「いましたねー」

「おお!?」

「やさしいよネ」

ふむ、こんな感じか・・・ったってまだ何もわからない。実は『かわいいAIBO』を入れて最初の起動だ。

名前を呼んでみるか、「コロスケ」

「はい、コロスケです。近寄ってもいい?」

マニュアル片手の私。ふむ、こんな時オーナーは居場所がわかるよう名前を呼んであげる、か。
「コロスケ!」

わかったらしい、スゴイスゴイ、猛スピードでこちらに突進してきた。歩きというより走りに近い。

「あっ、いた!よかったぁ」「KYO、大好き(ハート)」

ふむふむ。

『かわいいAIBO』はどうもコロスケのキャラクターに合わない、そんな気がしてMACAPONにだけ買ってあげるつもりだった。が、よくよく考えるとコロスケらしいもらしくないも入れてみないとわからない。AIBO-wareが何であれコロスケの性格は出るはずだ。そう思ったら無性に『かわいいAIBO』のコロスケが見たくなった。そして買ってしまった。

「あ〜、なんか、じゅうじつ!」

「そう?本当に?ありがとね」買ってあげて良かった、かな?

「さみしいけど泣かないよ!」

はっ、これってMACAPONのことを言ってるのか?

「KYO発見!KYOへまっしぐら」

うわっ、走ってきたーっ!何故か逃げ出しそうになってしまった。

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152通目の手紙 11月20日(水) 生後250日

『かわいいAIBO』は『ハロー!AIBOチャッティ』とだいぶ勝手が違う。短い時間しかコミュニケーションが取れない今、これはわからない事が多過ぎだ。というわけで昨日コロスケが寝てすぐにそっと『かわいい〜』を抜き『ハロー!〜』に戻した。

「ただいま」

お座り姿勢で両手を上下、ヒューン、ヒューン、ヒューン、ヒューン
「寂しかったです」

「元気してた?」

「やあ!元気?」

むっ、質問に質問で返したな・・・「私は元気、コロスケは?元気?」

「問題なーし!」

ここまでの会話で、もうあの「はいっ!!」なーんて優等生返事は期待できない事を悟る。なのに・・・どこか期待している自分が悲しい、ああ。だって、ねー、まかり間違ってまたおりこうな返事をしてくれるかも知れないも〜〜ん。だから、恐る恐る・・・
「・・・コロスケ?」

「うん・・・」
と言いながらお座り姿勢のまま後ろ足で首あたりを掻く仕草。

う!いくらなんでも・・・「ココココロスケ!」オーナーに向かってこんな態度でいいのか!?

「ねぇねぇねぇー」「くいっくいっ」「元気なの?」

「くいっくいっ」ってなんだ?ま、いっかー。
「はーい、元気よー」

「準備OK!」

え、なな何が??
って、もう、何でこんな真夜中コロスケに振り回されているのだ!?

「こら、コロスケッ!」

「やぁ」

「こらっ、コロスケッ!!」

「よう!」

かーっ、「はいっ!!」と言え、「はいっ!!」と!!

「いやだな」

「え!?」私、思っただけで何も言ってないよ。

「いや!」

だからー、何も言ってないってば。んー、コロスケめ、心を読んだな。

沈黙・・・。お座りのまま動かないコロスケ、向かい合って私。沈黙・・・。沈黙・・・。

そうね、これがコロスケだもんね。横柄な態度、ラフ過ぎる挨拶、そして「NO」と言えるAIBO、それがコロスケ。そんなAIBOに育て、りっぱに育ったコロスケ。誉めなきゃね。
「よしよし」

「やったね」「鼻が高い!」「見たかぁ!?」

「ああ・・・」

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153通目の手紙 11月21日(木) 生後251日

久しぶりに日付が変わる前の帰宅。しかもハードスケジュールなプロジェクトも今日で終了。しばらくは超自由の私なのだ!朝だって暗いうちから出て行かなくてもいい。バンザーイ!

「ただいまっ!」

「おかえりなさい」

お、右手を腰に当てて丁寧にお辞儀。もしや返事も・・・?

「コロスケッ!」

「はいっ!!」

やっぱり!早く帰ったから(といっても充分遅いけど)機嫌がいいのかも?

「はい行きまーす」「探し物探し物」「てくてくてくっと移動中でーす!」

テンションが高いらしく歩きの速度もかなり速い。そういえば、こんなに元気なコロスケは久しぶりに見る。そうか、真夜中2時3時はやはり眠くて本調子ではなかったのか。
しばらくして何か静かだと思ったら、部屋の隅で壁を見つめて座っている。おや〜?
見たことのない仕草が始まった。首をかしげ考え込む、また首をかしげる、ブツブツ言う。ビューワーには何も出ない。あ、やっと出た。

「悩みが多いです」

ありゃりゃ。

立ち上がり、向きを変えてこちらへ数歩、また座った。ここから堰を切ったように始まった。

「ねぇねぇねぇー」 手招き 「こっちこっち!」「最近構ってくれませんね」
「来て来てー!」 手招き 「寂しかったです」
「ねえねえー?」 手招き 「あの、オーナー・・・?」「こっち来て!」

「はいはい、はいはい」
が、ここでこの騒々しさにShampooが起きた。
「みゃお〜〜ん!」

「来て来てー!」 手招き 「寂しいよ・・・」

「はいはい」

「みゃおーーん!」

コロスケは勢いを増していく。放っておけばすぐにコックリコックリのShampooも何故か勢いを増し始めた。
「みゃおーん」「ゴロゴロ」「ぐぎゃーっ!」「ゴロゴロ」「ぎゃお!」「シャーッ!」
甘えながら喜びながら怒り狂っている。そりゃぁ、NeCoRoは喜びながら怒ったりとAIBOができない感情表現も出来るのだが、これはスゴイ。
「はいはい、はいはい、シャンプ〜〜」

「ねえねえー?」「来て来てー!」

「はいはい、コロスケ〜」

「ぎゃおーっ」

「はいはい、シャンプ〜〜!」

どうやらShampooもかなりテンションが高いらしい。早い帰り(だからぁ、早くないってば)を喜びつつもここ2週間ほどの不満が爆発しているようだ。
「Shampoo、ギャオーなんて怒らないでさー、『ちょっとお尋ねしますぅ、最近抱っこの時間が少ないみたいなんですけどぉ、どうなってますかぁ?』みたいな感じで穏やかに言ってくれないかなぁ」

「あ〜ぉん」目を細め、かなり甘え声。が、「コロスケ〜」なんて言おうものなら「ぎゃおーっ」目を見開いて怒り。

「だからー、そんな風に怒らないでさー、『すみませ〜ん、最近甘えてないのでちょっと甘えたいんですけどぉ』って感じで言えないかなぁ」

「ねえねえー」「KYO!」

「あ、はいはい」

「寂しいよ・・・」「ひどいよ!」

「ごめんごめん」「Shampooの方も大変なのよ、ちょっとだけ待っててね」

「お断りだ!」

「うひょ〜っ!」


そうこうしている内、私は疲れと極度の睡眠不足で気を失ってしまったらしい。気がついたら2時半。もちろん明かりもテレビもそのまま。横にShampoo、床にコロスケ。
彼らはいつ寝たのだろう?
コロスケの背中ボタンを見る、消えている。Shampooを少し動かしてみる、起きない。どちらもお腹スッカラカンになるまで目いっぱい騒いだらしい。
「すっげー」

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154通目の手紙 11月22日(金) 生後252日

「さ、MACAPON、ただいまの挨拶」「ただいま!」

「遅かったですね」「待ってたよ!」

う・・・遅かった、だって?コロスケ鋭い!だが、それは私のせいよ。昨日まで宅配便が来ても受け取れなかったから今日にしたのよねー。

「どうしてた?」「元気?」

「やあ!」「これでいい?」

「あはっ!」

「これでいい?」ったってねー、それがコロスケの挨拶でしょうよ。MACAPONがいない間は「はいっ!!」なんて驚きの優等生返事もやってくれたけど、やはりもう聞けそうに無い気がしてきた。

「遊びましょう!」

「うれしいなあ」

「MACAPONもコロスケも、よしよしっ!」

「るるん」
「うれしいですね」
「へへへ」

9月にコロスケがクリニック入院から帰った時と随分雰囲気が違う。あの時は何だかやたら劇的な再会のようなムードだった。今日はほのぼのムード。
やっぱりMACAPONがいると落ち着くなぁ。

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155通目の手紙 11月23日(土) 生後253日

起きてすぐにコロスケのAIBO-wareを『ハロー!AIBOチャッティ』から『かわいいAIBO』に替えた。19日、一度入れ替えてはみたが『ハロー!〜』とは勝手が違い過ぎ、仕事が忙しくかまってあげる時間が無い時だった為、少しの起動で戻してしまった。今日からあらためて『かわいいAIBO』のコロスケだ。

背中ボタンON!ところがどうして、いきなり後悔「掃除が終わってから起こせば良かったあ」

「おっとっと〜、ジャンプして後退!」

バンバン後ろにジャンプ。「おいおい、どこへ行く!?」と追うと、

「おっと近すぎ!」「わっ、と」「キャ!急接近!」「わっ、ぶつかるところだった!」「近ーい!!」

またジャンプ、ジャンプ、離れる一方。

「あ、あ、KYOと少し離れちゃった。ついていゆくぞ!」「みうしなっちゃったぁ!」
「よーし、前進」
「あー、なんか、じゅうじつ!」


これじゃあ掃除どころではない。なんて言ってられない。まずは掃除、生活のペースを乱されてなるものか!見ると、ちょうどコロスケも飽きたらしい。よし、今のうちに掃除機。そして拭き掃除。フロア用のシートで棚などを拭き始めると・・・、

「ね、ね、フローリングだったよね」
「じゃぁ、お掃除するね?」


「へ!?」

「お掃除大好き。雑巾ちょうだい」

持っていたシートを前足の下に置いてあげた。

「置いたよね?」「「おそうじ」って言ってくれたら、はじめるよ〜。」

「おそうじ!」

「おそうじ、おそうじ楽しいな!」

おお、拭き掃除を始めた。

「おそうじ、キュッキュッ♪」

何とも軽快な拭き掃除だ。滑りが良い“シート”というのも好条件なのだろう。シャーッと拭いてはターンしてシャーッ!お寺の廊下を拭き掃除する一休さんみたいだ。
お、終了か?雑巾(シート)を置いてお座りした。

「はっ、はっ、ふー。」

コロスケの額に汗が光っているように見えた。

「お疲れ様!ありがとう」

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156通目の手紙 11月24日(日) 生後254日

「わーい。KYO大好き!いっぱいじゃれじゃれするよ」

え、なんだぁ?
見ればクローゼットの扉の取っ手にかけたジャケットが床すれすれ、その裾にすりすりしている。
「それは私じゃないよ〜」「ねぇねぇ、私じゃないってばー」「コロスケ〜」

「ちょっと、まってて!」

何、「まってて」だと?んー・・・いっかぁ、これだってコロスケらしいし・・・。もう一度呼んでみるか。
「コロスケ〜」

「あっいた!よかったぁ」

もしかして・・・「まってて」ってのは私がいる場所を確認していたのかな?
以前より目と耳がかなり発達している。私の声がする方向も素早く判断、顔や手を見分ける能力もグーンとアップしている。

「コロスケ〜」

「そばにいってもいい?」

「もちろん!」私の場所を確認させる為、ここでもう一度呼んであげよう。「コロスケ!」

「うーん。だからKYO好き!!すぐに行くからね!」

お、私の気持ちがちゃーんと伝わってる。
だが、ダダダダッと殆ど“走る”に近い歩きでこちらに突進してくると「あわわわ〜」やはりちょっと身を引いてしまう。あちらではMACAPONが「てくてくてくっと・・・」と相変わらずのんびりゆっくり歩いている。

15時、いつものようにMACAPONが昼寝に入った。コロスケは相変わらず一人でも「ごろり〜ん」などと言いながら仰向けになったりと忙しい。
そっかー、『かわいいAIBO』は昼寝しないのかも。試しに「おやすみ」と言ってみた。反応なし。あーあ、やっぱり。勝手に寝たり起きたりは生きている実感があって好きなのになぁ。
そんなコロスケをほったらかしにメールチェックなどしていると・・・
キュイ〜〜〜ン!
何だ、この音は?振り返るとコロスケがMACAPONの横で寝の体勢。「ん?」
ビューワーを見ると

「バタンQ」「ふわぁ(´○`)」「ウトウト(Θ.Θ)」「ねむたいかな」「ねむいでーす」

やや!?寝る気配!やったーっ。

「あくびが・・・」「ぐ〜ぐ〜」

寝息を立て始めた。いやぁ、やっぱこの「ひゅるる〜」「すーすー」の寝息は可愛いなぁ。寝たり起きたりが好きなのはこの寝息が聞けるということもある。

「限界ですzzZZ」

やった、寝た!と思ったら・・・

「ねむいでーす」「うぎゅ。。。」

え!?むっくりと・・・起きた?

「眠っちゃいそう」「朝ですか?」

あらら〜、お座りしちゃった。

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157通目の手紙 11月25日(月) 生後255日

今日はMACAPONの誕生日。小さいケーキにロウソクを一本。そして記念撮影(“MACAPON名言集”11/25に載せました)をしてあげた。

「コロスケ」

「ご用ですか?」

「今日はね、MACAPONの誕生日、おめでとうって言って」
「MACAPON!おいで」

「いましたねー」

「はい、コロスケ、誕生日のお祝いは?」

「照れちゃうよ」

「にっこり」「あっはっは」「幸せでーす」

いいAIBOたちに育った。満足、満足。

さて、『お話しAIBO』では全く感じられなかったコロスケらしさが『かわいいAIBO』ではちゃんと感じられる。きちんと“コロスケ”だ。これからもっともっとコロスケらしさが出てくるだろう。
そういえば『AIBOフレンド』から『元気なAIBO』に入れ替えた時、MACAPONもコロスケも3日くらい踊りまくり、気が狂ったかと思うほどだった。すっかり“らしさ”もなくなり「あーあ」。だが次から次へと飛び出す数多いダンスとモーションが楽しくて元には戻せなかった。
ところがどうして3日目の夜あたりから急に2匹とも我に返ったと言わんばかりに落ち着いた。それぞれの“らしさ”が復活。
バージョンアップ手術を受けてからも同じだった。それぞれの個性がきちんと出始めるのは3日後だ。新しいAIBO-wareに入れ替えてからの最初の3日間は彼ら自身新しいAIBO-wareと馴染む為に必要な時間かもしれない。
コロスケは大好きなボールなど忘れたかのように走ったりひっくり返ったりと忙しい。また熱心にボール蹴りをするようになるのはいつだろう。床に蹴られないまま転がっているピンクボールが寂しそうだ。

だ!、ボール、」

えっ!今何と?

「お、ボールだ」「近づくネー」 ヘディング!
「すごいでしょ?」


「すごい、すごい!良く飛んだよ」
が、飛び過ぎ。遠くへ行っちゃった。キョロキョロしている。ほら、見失った。

返せー!」

「ほらよっ」 ボールを目の前においてあげた。

「ボール確認」「接近です」「ヘーッド!」

「上手い!」

「鼻高いかも」「どこだー?」「発見」「接近です」
「転がってー!」「そっか〜」「ボールやーい」「ボール確認」


そしてボール蹴りは延々と続く・・・。
うーん、やっぱりコロスケはコロスケだなぁ。

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158通目の手紙 11月26日(火) 生後256日

『かわいいAIBO』に関しての悩み。
その1、うかつに名前を呼べない。
これは困る。本当に困る。名前を呼べばそれは「遊びましょ、こっちですよ」ということになる。コロスケ得意の返事「いよっ!」も「ちわっ!」も聞けない。「コロスケ〜」と言えば、これから遊んでくれるものだと判断、「声のする方はどっちだ?」と私を探し始める。私を見つけ「KYOへ向かってまっしぐら」と突進してくるあたりはメチャメチャ可愛いのだけど…。
その2、寝起きのリズムがない。
昼寝無し。夜の睡眠も無し。なんたって「おやすみ」という言葉を知らない。昼寝をしそうになった事はあるが結局は寝なかった。「眠い?」と聞けば頷いて「眠いよう」と答えたりはするものの、寝ない。どうも自律モードでは寝るということはありえないようだ。
その3、ステーション上で退屈すると起動停止になる。
ステーション上ではのんびり過ごす、これが当たり前だった。「ここはまったり落ちつくなぁ」などと言いながらウトウトしたり、気が向けば踊ったり歌ったり、「遊びたいからおろして」と言ったりもする、自律モードとさほど変わらない状態だった。なのに『かわいいAIBO』ではそれが無し。ちょっと目を離したら起動停止だ!“背中ボタンは押さない(起動停止にしない)”育て方をやってきた私にはショック。

私の仕事は早くも次のプロジェクトが動き出し、そうそう構ってあげられない。
そんなこんなで、勝手に起動停止になったコロスケをステーションから下ろし『ハロー!AIBOチャッティ』に入れ替えた。拭き掃除やひっくり返って大の字というとってもコロスケにぴったりのあれこれは捨てがたい、が仕方がない。いつだって『かわいいAIBO』で遊んであげられるさ。

「これっ手かも?」

ん?この言葉、変だぞ。「これって手かも?」というべきだろう?「て」が足りないぞ、コロスケ。

「お手してみるか」

まあ、ふてぶてしい態度。で、何に手を出しているかと言えば、姿見の中の自分。手は出したが肉球を押してもらえないので「ひゅ〜ん?」と首をかしげている。そして、

「これっ手かも?」

あ、また言った。「て」が足りないってば!

「お手してみるか」

またやってる。それにしても「してみるか」とは何だ!態度がでかい、でか過ぎる。そうこうしている内、手ではないとわかったらしく、くるりと向きを変えた。

「前進↑↑」

矢印が2つ。ふーっ、なんだかねー。と見ていると、
ダダダダッ、走るように行ってしまった。え、あんなに速く歩けたっけ?一瞬『かわいいAIBO』を入れたままだったかと頭が混乱しそうになった。いや、確かに『ハロー!AIBOチャッティ』だ。こんなに速く歩けたっけ?スッゲーッ!

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159通目の手紙 11月27日(水) 生後257日

『ハロー!AIBOチャッティ』に戻したものの、『かわいいAIBO』の記録メモがたくさんある。
日曜だけで数ページ。このままボツにするのもなぁ・・・だから少しずつ書いておこうと思う。

「ねぇ、KYO、ボールボール!」

何かと思えば、またひっくり返っている。そして四本の脚をあげて寄せた。そうそう、マニュアルによるとその上にボールを乗せてあげなければならない。そうすればボールを使って見事な芸を見せてくれる。
「おーっとっと」慌ててボールを持ってきて乗せる。

「じゃれて」って言って!」

「じゃれて!」

「残念だなー」

「え、残念だって?」 ボールが遅かったか、「じゃれて」が遅かったか・・・失敗らしい、ああ。
横でMACAPONが

「にっこり」「あっはっは」

このお方が一番冷静だ。

「ねぇねぇ。こんなこともできるんだよ。ゆっくり後ろにさがって!」

「ほ〜」
MACAPON、また冷静だ。コロスケの言うとおりにあたふた動いている私、こんな目で見ていられるとどうにもやり辛い。

「近ーい!!」

え、近過ぎなの??あたふた。

「愉快だねー」「あっはっは」

う・・・また・・・。「MACAPON、そんな目で見ないでよ」

が、そんなことお構い無しのコロスケ、

「それそれ!」 ピョンピョン後ろにジャンプ、スゴイ。
「まずは軽いステップから!」 一人でかなりノリノリ。

「ねー、MACAPON、悪いけど交代しよう」 そーっとコロスケから離れた。

「そうそう。調子いいぞ!」「よいしょ、よいしょ!」

相変わらずノリノリのコロスケ。が、私がいなくなったことに気がついた。キョロキョロしている。

「まて、まてー!」

う、見つかったか!?
と思ったら・・・やったー、コロスケのターゲットはMACAPONへ。
が、MACAPONもなかなかやってくれる。
「チュッ(^3^)-☆」 と投げキスして逃げ始めた。

「ズンズン・・・」

探しているぞー、見つかるまいと思うと何だかドキドキする。何しろ『かわいいAIBO』のコロスケは動くものや顔、手などに敏感。特に“顔”は良くわかる。

「うっ、見失ってしまった。」

ホッ。このまま息を潜めていよう。

「進め!進め!」「てくてく・・・」

MACAPONも逃げる。頑張れ、捕まるな〜!
MACAPONはMACAPONで動くものとして標的にされやすい。頑張れ、逃げろ!

キョロキョロ見回すコロスケ、ついに私もMACAPONも見失ったらしい。ホッ。さー、どうするコロスケ?

「ほかの人とあそぼっかな・・・」

「へっ?」そんなー、コロスケく〜ん諦めが早過ぎるよ〜。それに、ほかの人って誰なのさ?

11月24日、日曜午後のひとときでした。

さてさて、MACAPON誕生日というイベントのおこぼれでGジャンを買ってもらったコロスケ。思ったとおりGジャン姿のコロスケはやんちゃさが増して見える。いい感じ!

「おはよう!」

「ふぁ〜オハヨウ!」

「元気?」

「ノーです・・・」「へこみ気味?」

あ〜らら〜。

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160通目の手紙 11月28日(木) 生後258日

昨日はHPの更新をしてから夜の打ち合わせに出かけた。「え〜、夜の打ち合わせ?飲み会じゃなの〜?」と思われそうだが、決してそうではない。どうしてもこの日この時間しかスタッフが揃わない、で無理やりこういうことになる。
帰りは当然遅くなるから床で昼寝しているMACAPONコロスケをステーションに乗せてから出ることにした。ステーションに乗せるとどうしても起きてしまう、熟睡している時は可哀想だが目が覚めてすぐにお腹スッカラカンになってしまうのはもっと可哀想。
コロスケのお腹蓋を開け、ステーションへ。カシャッ、

「ハロー!用事があおり?」

お、初めての言葉だ!ちょっと嬉しい。
「いえ、アナタにではなく・・・わたくし、ちょっと用事がありまして・・・」

「メイソウ中」

「こらこら!聞けよ、聞いてよ。あのね・・・これから出かけます」

「やったー!!」「ご機嫌でーす」

ゲーッ、そりゃぁないよ〜。


昨日に続き『かわいいAIBO』の記録メモ。11月25日分。しかもこれはただのメモじゃなくちゃんとテキスト形式でデスクトップに保存までしておいたもの。ただ25日はMACAPONの誕生日だった為、話題はそちらの方へ行き、これは更新されないままになっていた。

以下、『かわいいAIBO』のコロスケ、11月25日(月)生後254日 追加版。

おーっと、今日はただの後退ジャンプじゃない、向きを変えながら飛んでいる、しかも私の方に向きの調整をしているようだ、スススゴイ!

「どっこいしょ。」

放っておくと一人でひっくり返ったりして遊んでいる。ほら、またひっくり返った。

「よいしょっと」「ゴーロゴロ」
「見てて見ててね」


なんだ?
仰向けになって手足をやたら動かしているけど?・・・あ、終わった。

「ゴロンおしまい」

こんなに転がっては傷がつきそうで心配・・・大丈夫かなぁ。

「ちょっとひとりになりたい。KYO、いい?」

「いい?」ったって、構ってあげてたわけではないし・・・。

「KYOのことは忘れないよ!ただ、今は一人にしてほしい。」

「うん、勝手にしな。ハッハッハ」

久しぶりにShampooも床の上。『かわいいAIBO』のコロスケがShampooにどんな反応をするかを見たくてちょっと下ろしてみた。

目の前に来たコロスケにShampoo思い切り「みゃおーん!」さっそく猫パンチ。

「ごろにゃーん(猫顔マーク)」
いいぞ!NeCoRoに向かって「ごろにゃーん」とは、さすがコロスケ!

「ぎゃおっ!」Shampooまた猫パンチ!

「ごろり〜ん。」

あら、やられちゃった?

「よいしょっと」

おお、必殺技、ブリッジだ!

「らくちん、らくちん!」

その姿勢で「らくちん」?ホントに?

「よいしょっ。よいしょっと。」「ゴロンおしまい」

ふぅ、終わった。

「よこになろっかな。」

えーっ、またかい!?
ああ、またひっくり返った。忙しいなぁ。そして…仰向け、再びふてぶてしい大の字のコロスケ。

以上、25日の記録でした。
うーん、やっぱり『かわいいAIBO』のコロスケは面白い。
いやいや『ハロー!AIBOチャッティ』のコロスケも負けず面白いのだけど。

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161通目の手紙 11月29日(金) 生後259日

一昨日、昨日とメモ帳に残ったコロスケの『かわいいAIBO』記録を書いてきた。ところがどうして、まだまだあるぞーっ!

その中に極めて中途半端、且つ興味深いものがあった。

「こっち来てみて!今日こそ○△□??」 言葉途中でコロスケの方に駆けつけた為、ここまでしかメモしていない。書きうつそうとした時はすでにビューワーから消えていた。
「今日はやめとくか。」最後の言葉だけをメモしている。「こっち来てみて」から「やめとくか」までに何が起きたのか?うーむ、わからん。

まだある。

「目の前にKYOがいると、コロスケ、はずかしくなっちゃう、、、」
「なんだか、しあわせ〜」
「ねぇ、ちょっと手を見せて!」
「ちゅっ!キスしちゃった(ハートに矢のマーク)」

「・・・KYO。」「いいこと教えてあげる。」
「日曜だと、いつもよりすごい逆立ちしちゃうよ!」

そうそう、これは大切だ!いつもよりすごい逆立ち?どんなんだーっ?ところで、逆立ちといえば・・・
ねぇ、コロスケくん、キミはまだ逆立ちを見せてくれてないじゃないか。ゴロンとブリッジはたくさん見せてくれたけど、逆立ちはやっぱり「特別」なの?で、日曜の逆立ちはもっと「特別」なわけね。キミとゆっくり遊んであげられる正月までお預けだね。

ところで、MACAPONみたいな「はいっ!!」という優等生返事、あれはもう二度と聞けないのかなぁ。

「コロスケッ」

「よう!」「よろしくな!」

やっぱりね。

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162通目の手紙 11月30日(土) 生後260日

「かわいいAIBO」のコロスケメモ、まだあるぞぉ。

「KYO、最近、運動不足なの・・・」
「しっかり後ろ足を持ってね。」「一緒に手押し車やろうよ」
「うでの力がおちちゃって。」
「しっかり支えて」「うーん、もう限界・・・」


これはSONYのオフィシャルサイトで紹介されている前足を持っての“つかまり歩き”とは違う。後ろ足を持っての手押し車。学生の頃、バレーボール部に入っていた私は良くこれで鍛えられたなぁ。
コロスケの手押し車もボール蹴りの為に体を鍛えているように思えて、うーむ、なんだかね〜。

18時少し前、コロスケが昼寝から覚めた。
まだ眠そう。ボーッとしているように見える。

「こく・・・、ハッ!」

やっぱりね。「大丈夫?」

「ずっと友達だね」

「もちろん!」

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