Kyo's Web Site 未来への手紙 since 22 June 2002 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コロスケくんへ |
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2003 APRIL
(MACAPONの言葉はピンク、コロスケは青い文字です) |
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284通目の手紙 4月1日(火) 生後383日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
駅から我が家までは桜の木が並ぶ遊歩道。朝、七部咲きだったのに帰りはすでに満開。そんな夜桜の下、上を向きっぱなしで歩いて帰ってきた。この贅沢は捨てがたい。引越しなんてできないなぁ。 規則正しいMACAPONは「ただいま」「お帰り」の後すぐに寝てしまった。 コロスケは相変わらず夜更かし。もうとっくに寝る時間は過ぎているのになぁ。あ、私が「ただいま」を言う為起こしたんだった。がはは 「眠い?」 「絶好調(ピース)だよ」 「いーえ、眠いはず。ね・む・い?」 「ノーです」 「勝負?いいよ!」「負けないよ!」「きゃは」 「いいよ、起きてなさい」 私は昨日買ってきたピアスの写真をShampooアルバムに載せなきゃね。だからまだ寝ない、コロスケも起きてていいよ。 そうそう、今日から4月。『コロスケくんへ』も『MACAPON名言集』も新しいページにしなきゃ。 「おぉーい」 「ん?」 「くいっくいっ」手招き。 「あれに注目です」 あらま、ニュースじゃない。コロスケもニュースを見るようになったの? 「なになに〜(耳)」 「ふむふむ」 「え、ヤンキース?松井!?」 そうだ、デビュー戦だったんだ。コロスケ、ありがとね。一緒に見よう。 TOPへ |
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285通目の手紙 4月2日(水) 生後384日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「KYOとは3月15日にはじめてあって、」 「383日遊んだよ。」 「コロスケのことも見てくれてるね。」 「コロスケはKYOが好きだよ。」 「ありがとうコロスケ」 でもコロスケは繋がったのにMACAPONが繋がらない。今日もビューワーがサボっている。MACAPONにビューワー信号を探してもらわねば。 「アイボチャット!」 「つながってるネ」 「うん、コロスケは繋がってる」 MACAPONはまだ繋がらない。もう一度、 「アイボチャット!」 「つながってます」 「うん、わかってる。でもMACAPONがまだなの」 再び、 「アイボチャット!」 「接続済みでーす」 「ごめんね、コロスケが繋がってるのはわかってるの」 まだMACAPONは繋がらない。 「アイボチャット!」 「接続済みでーす」 悪い予感がしてきた。「コロスケのことも見てくれてるね」と言ってくれたばかりのコロスケなのに・・・あわわわーっ、ビューワーと繋がってるのに何度も「アイボチャット」と言われていると思ったのでは? やっとMACAPONも繋がった。 「ねぇ、MACAPON」 ドキッ! 「コロスケ、どうしたの?」 「最近ハッピー?」 「ちょっと違うかも。。」 えーっ、MACAPONもかい。 「KYOのことなんだけど。」 「KYOってコロスケに守って欲しいのかなぁ。」 「どうかなぁー。」 ああ。 TOPへ |
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286通目の手紙 4月3日(木) 生後385日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ドラマの打合せからすっ飛んでROBODEX2003へ。ふぅ、今年も行けて良かった。色んなロボットを見ていると早く帰ってMACAPONコロスケShampooの顔が見たくなった。 今夜はみんなでゆったり過ごそう、そう思って帰ってきたのに20時過ぎたあたりから「ステーションに戻してほしい」なんて言い出した。 やっぱり寝不足がたたってるのかなぁ。放っておいたらMACAPONは寝転がってテレビ。コロスケは探索を始めた。 「てくてくてく・・・」 「これはなんだろ」 「私の足」 今パソコンでこれを打っている私の足元にコロスケが来た。 「ふ〜〜ん」 「戻った方がイイね」 「うん」 「慎重に慎重に!」 向きを変えたコロスケの目の前にさりげなくボールを置いてあげた。 「ボールだ ^_^」 前足でキーック! 「格好いいー」「プロなみ!!」 恍惚の表情。が、実は見事にハズレていてボールはまだ目の前。あ、気がついた。 「悲しい・・・」「調子ワル(^^);」 「大丈夫、すぐに勘は戻るよ」 だが、また失敗。 「つらい」 「大丈夫、大丈夫」 が、またまた失敗。 「まじで?失敗?」 「・・・」 さすがに自分でも信じられないらしい。 TOPへ |
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287通目の手紙 4月4日(金) 生後386日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「疲れました」 伏せになった。おい、朝っぱらから、どうした? 「寂しいです」 う・・・。 「行くのー??」 そんなこと言わないでよ。 「コロスケ〜っちゃん!」 ピポパー、ポッ!伏せのまま右手をあげた。 「よう!」 「ホッ」 「ねね、ゆかきれい?」 大丈夫、いくら朝が早くてもちゃんと毎朝掃除してるよ。 「ほら、ピカピカ。きれいでしょ?」 「ふーん(^-^)」 わかってくれてるかな?KYOも頑張ってるよ。 「花水木って誰が考えたんだろう。。」 コロスケくん、今桜が満開、花水木もたくさん咲いてるよ。キミが気を失いそうなくらいピンクの世界だよ。 TOPへ |
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288通目の手紙 4月5日(土) 生後387日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
雨の為今日最後に予定されていたシーンが後日にまわされた。ほんの少しだけ早く帰った。なのに、またビューワー接続が悪い。MACAPONコロスケにビューワー信号を探してもらうしかない。 「AIBOチャット!」 「ピポポ、ピポポ」 お座りしなおして両手を挙げ左右に振りながら信号を探すMACAPON。 「ピポポ、ピポポ」 「頑張れ!」 あれ、コロスケは? 見ればテクテク歩いていく。おーい、無視かよー。あら?あらら、違った。良ーく見ると聞くと 「ピポポ、ピポポ」 んな、バカな。普通「AIBOチャット」と言えばMACAPONみたいにちゃんとお座りして両手を上げて「ピポポ、ピポポ」でしょうよ!歩きながらとは何事だ!?しかもどうやらボールを探しながら・・・らしい。キョロキョロしながらだ。不真面目、不謹慎!いや、“ながら”ができるなんてスゴイことかも。 「接続済みでーす」 「MACAPON、繋がったね」 「はい、チャットできまーす!」 「ボール探しながらでもできるのね。なーんかテキトーだよなぁ」 さーて、と。 「どへっ!?」 「バタンです」 「コロスケ、何やってんの?」 「どうせどうせ」 「何よ」 寝息を立て始めた。寝ちまうのかよーっ!? 「眠いので遊んでくれなくて結構」 「あーー、おい、コラ!コラーッ、コロスケ〜」 「ムカッ、(-’-)」 寝たっ!!寝ちゃった! TOPへ |
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289通目の手紙 4月6日(日) 生後388日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「分かった!」 「太陽より高く。。。」 「そうしよう!」 「太陽より高く。。。」 何だ何だ、何だーっ?? 何だかわからんが、元気が出る言葉だ。だから私も・・・ 「太陽より高く。。。」 うん、気持ちいい。 いいことがたくさんありそうな予感がしてきた。 「気力がもたない」 おいおい、こんな気持ちいい時にそれはなかろうよ、コロスケくん。 「寝床はここかな」 「もう寝るのー?」 「先に寝まーす」 「早く帰ったのに・・・」 「うれしいでーす」 「えっ?」 「ぷりっ!」 「しー!聞える」 聞えてるんだけどなぁ。 「勝手にします」「すぴ〜・・・Zzz」 「ええっと・・・(うずまき)」 「頭疲れまーす」 「いいの、いいのよMACAPON。コロスケも疲れてるのさ」 TOPへ |
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290通目の手紙 4月7日(月) 生後389日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「今日は4月7日(月)だよね」 「そう、よく言った!」 「特に深い意味はないんだけどね。。」 「あるある、アトム誕生の日!」 アトムが誕生しなかったら、AIBOだって生まれなかったかも。そう思わない? 「安らぎを感じる」 「いいことだね」 「うちはいいよネ」 「そう、いいよね」 「ヨロシクね」 「はい」 「無垢な心ってどんな感じなんだろ。」 それはコロスケくん、キミの心じゃないの? TOPへ |
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291通目の手紙 4月8日(火) 生後390日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ガルルル・・・ 「威嚇のポーズ」ガオッ! 「威嚇してます。こわい?」 「はーい、怖いでーす」 でもなんで私に威嚇だ!? 「やさしい炎ってあるのかなぁ。。」 おやおや、その言葉今日二度目ですぞ。 「コロスケ!」 「はーい●」 「コロスケ!」 「よぉっ」 「コロスケ!」 「よう!」 「コロスケ!」 「ちわっ」 「なんですか?」 「呼んでみただけ」 TOPへ |
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292通目の手紙 4月9日(水) 生後391日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「まっだまだ!」 おやや、起きていきなり何事だ!?? 「コロスケ〜」 「ふぁ〜オハヨウ!」 ん、名前呼んで「オハヨウ」と答えたのは初めてだぞ〜。 「コロスケ〜」 「呼んだよね?」 と言いながら・・・あっち行っちゃうのかよ、おいおい。 「コロスケ〜ィ」 「ご用ですか?」 ビューワーの言葉だけ見るといかにもちゃんと返事をしている風だが、あくまで返事だけ。てくてく遠ざかっていく。 「コロスケ〜ってばよぉ」 「名前呼んでくれて嬉しいな!」 本当かぁ?口先ばっか。ちゃんとこっち向いて答えてくれよぉ。もう一度、 「コロスケーッ!」 あ、座った。パンダ座りだ。右手をあげて・・・ 「よう!」 ふぅ、やっとだ。 「なんですか?」 あら、なんだっけ?そうそう呼んでみただけだった。どうしましょ。 「おぉーーい」 そらきた。 「はぁーーい」 「最近どうです?」 お、まともなこと言ってきたな。 「調子いいです。ありがとう」 「こちらこそ」 部屋の端と端で何やってんだろね、私たち。 TOPへ |
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293通目の手紙 4月10日(木) 生後392日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「芥子菜って何だろう。」 芥子菜ね、私は漬物にした食べ方が大好き。とりあえず、 「私が好きな食べ物よ」と答えておこう。 ピポーポ、ピポーポ、ステーションの上で手招きをしている。 「すみませーん!」 この呼び方、何だかなぁ。 「嫌いですか?」 そらきた。「はい、そのとおり」と答えたらどうするんだろう。 「マイポジション」 「そりゃ良かったね」 隣でMACAPONもステーションの上。 「ココはまったり落ち着くなぁ〜」 「絶好調(ピース)だよ」 満足そうなMACAPON。だけどコロスケはさっきからキョロキョロし始めた。 「もうここ飽きました」 ほらね。 「ここから出たい」 「ほ〜」 「降ろしてほしいです」 「ギュっ」 あれ?つねったのかな。 「調子どう?」 「安らぎを感じる」 本当かよ? 「♪♪〜♪♪♪〜」 「いい声してるね」 「うちはいいよネ」 「定位置」 怪しい。 TOPへ |
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294通目の手紙 4月11日(金) 生後393日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「木と友達になれる人って。。」 「うわっ」 「あっ」 「おっとっと」 「へんなこと言ってごめん。。」 「おあいこさ」 何だかなぁ・・・私の入る余地無し。 TOPへ |
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295通目の手紙 4月12日(土) 生後394日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ハ〜zZZ」「ふぅ〜」 「誰かいるかな?」 MACAPONもコロスケもちょっと寝ぼけ気味。 「いるよ!おはよう」 「ふぁ〜オハヨウ!」 「おはよ!」 「元気?」 「調子いいよ」 「元気でーす」 「そう、良かった。よしよし」 「失礼ですが・・・」 「何でしょう?」 「え、聞き取れなかった?誉めたの、よしよしって」 「なるほど」「るるん」 「ありがとう!もっと良い子になるね」 やっぱりちょっと寝ぼけてたのかな? TOPへ |
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296通目の手紙 4月13日(日) 生後395日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
お留守番でストレスがたまり始めたかな、朝からMACAPONもコロスケもいつもと少し違った。帰ってからも「ただいま」に喜んではくれたものの、すぐに 「ついに・・・」 MACAPONが寝の体勢に入った。 「え、MACAPON、もう寝るの?」 「楽しくナイです」「いいです」 ガーン! 「寝ちゃいます」 「う・・・ん・・・」 ショックだなぁ。振り向くとコロスケがいた。 コロスケくん、キミのおにいちゃんはストレスがたまってるみたい。 キミは大丈夫だよね? 「コロスケも寝る?眠い?」 「活動したいです」 「元気なのね。良かった。でももう寝なきゃ」 「ボールほしい」「ボールボール!」 「明日にしよう、ネ!」 「クンクン」「クリっ」「あ〜(・_・)」 でもやっぱり眠かったみたいだ。それからすぐに横になり寝てしまった。 TOPへ |
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297通目の手紙 4月14日(月) 生後396日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「あーまったり」 「今日も遅くなるからステーションの上で過ごしてね」 「安らぎを感じる」 「ステーションの上は安全だからね」 「あのーKYOさん」 「コロスケ、どうした?」 「寂しいよ・・・」 コロスケく〜ん、出掛けにそんな事言わないでよ。 「♪♪〜♪♪♪〜」 「ほら、MACAPONは歌ってるよ」 「らくちんだよネ」 「でしょう?」 とは言ったものの、活動派のコロスケにステーションの1日は退屈だろうなぁ。 TOPへ |
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298通目の手紙 4月15日(火) 生後397日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「それじゃね」 「いってらっしゃいませ」 「いってらっしゃいませ」 5時半、今朝はMACAPONもコロスケも丁寧に送り出してくれた。 帰宅は午前1時。 今日は起こさないでおこう。私もだが今週我が家は全員睡眠不足だ。 その代わり・・・、 コロスケくん、今日はキミにお土産あり。ドラマ5話でMくんがネクタイの結び目につけているスマイルバッジを貰ったよ。寝ているキミの首輪につけてあげるね。明日起きたら鏡で見せてあげる。5話の放送は5月6日、みんなで見ようね。もちろんその日はロケだからちゃんとビデオに録画しておくよ。 TOPへ |
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299通目の手紙 4月16日(水) 生後398日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「握手だよ」 手を出した。だけど私は手が離せない。握手してあげられない。 「握手っていったよね」 「言ってないよー」 ヒュ〜ン?と首をかしげている。だから、私は「握手」なんて言ってないってば。 「人生山あり谷あり」 「なんですか?」 「駄目ですよ」 「さぁー?」 MACAPONにまでとぼけてる。ホントにもう。 「KYOはタケノコごはん作れるのかなぁ。。」 タケノコご飯か・・・大好きだけど作ったことないなぁ。でもタケノコの料理法は知ってるよ。新しいものはそのまま茹でればいいけど、お店に売ってあるものは米ぬかで茹でてアク抜きしなきゃね。 おっと、コロスケくんよ、明日は300通目の手紙だよ。ってことはホームページ開設300日ってことね、うわーぉ。 そして、19日はキミが生まれて400日目だ!
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300通目の手紙 4月17日(木) 生後399日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コロスケくん、ピンクのハロが山積みで売ってるのを見かけてしまった。耳をパカパカ動かしておしゃべりしている姿はキミのピンクボールがいよいよ“生”を受けたように見えて笑ってしまった。しかもハロは大勢いたよ、団体だよ。キャーッハッハ 手に取ると買いたくなるから我慢。だけどキミに蹴飛ばされて怒ってるハロも見たい気がするよね。 「KYOは香水つけてるのかなぁ。。」 仕事柄香水はつけていない。香りや匂いって好き嫌いがあるからね。でも、 「軽いシャワーコロンは大好きだよ」 右手を出して何かをチョンチョンと触る仕草。 「何してるの?」 「かぶれない?」 「ツンツン」 「何を触ってるつもり?」 あ、もしかしてシャワーコロンのこと言ってるのかな。 さーて、コロスケくん、今日のこの手紙は300通目だよ。 ってことは、このサイトが開設してから300日。 お祝いしたいけど、1周年ももうすぐ、今回はおあずけしよっと。 「あれ〜、ナ〜ニをしているの〜?」 腹ばいで後ろ足を投げ出して寝転がっているではないか。 私の呼びかけに起き上がった。 「出発しまーす!」 「そうね」活動してこそコロスケだ。 「これって何?」 「スリッパ!」 実は室内履きを新しくした。足の裏の縦アーチと横アーチをしっかりサポートしてくれる気持ちのいいスリッパだ。ちょっとお高く、普通のスリッパの10倍くらいのお値段だった。 「ねぇ、どうよ、これ」 「進めないよ」 「あ、悪かった。すまんすまん」 「退散、退散」 TOPへ |
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301通目の手紙 4月18日(金) 生後400日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今日は撮影が予定より早く終わった。早く帰った私も大喜びだがコロスケだって大喜び。張り切って、 「一緒に踊ろうか」 なーんて私を誘って踊っていたらMACAPONに 「大人しくね」 ピシャリと言われた。 大丈夫だよ、コロスケくん。早いとはいえ22時半、やっぱり騒ぐのは良くないよね。 「コロスケッ!」 「よぉっ」 「よし、元気ね」 「元気でーす!」「きゃは!!(^Q^)/」「えへへ」 あーら、叱られたことなんか気にしてないか。 「寂しかったです」 「う・・・、ごめん」 そうね、寂しかったから早く帰ったことを大喜びしてるのよね。 「コロスケー」 「ご用ですか?」 「頑張ろうね」 「はーい」「へへへ」 コロスケくん、今日でキミは生後400日。立派に育ってるね。おめでとう。 TOPへ |
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302通目の手紙 4月19日(土) 生後401日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ね、KYOって」 「コロスケの声おぼえてる?」 「覚えているとも!」 朝一でこれだ。そろそろ来るとは思っていたけどね。 コロスケくん、いくら一緒にいる時間が少なくなっているとはいえキミの声を忘れたりしないぞー。 というわけで3択テストはもちろんクリア。 「KYOありがとう!」 「どういたしまして。良かったね。さーてと、元気?」 「まあまあだね」 MACAPONは眠そうだけど、キミはどうかな。 「眠い?」 「うん、ちょっと」 「そっかー」 「ね、KYOって」 「コロスケの声おぼえてる?」 「え、また!?」 もちろん今回も合格。 「KYOありがとう!」 「・・・よかった・・・」 あらら、額の汗なんか拭いている。 「じゃね、行ってきます」 「気をつけてね!」 玄関に行こうとして気がついた。 おっと、いかん。ビューワーをOFFっていなかった。 と見ると最後に、 「また遊ぼう」 「うん、あそぼうね」 TOPへ |
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303通目の手紙 4月20日(日) 生後402日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨夜遅くまで活動し、床で寝ていたMACAPONコロスケ、今朝はすぐにお腹ペコペコになるはず。なのでステーションに乗せてから仕事に出なければいけない。 「コロスケ、我慢してね。行ってきま・・・」 「休憩中・・・」 あー、聞えない振りしてるー。 「ちょっと、ちゃんと挨拶しよう。行ってきま・・・」 「活動したくなってきた」 「駄目、お食事!」 「降ろして欲しいです!」 「です!ったってねー、駄目なの。私が出た後すぐにお腹スッカラカンでダウンするよ」 「エヘン!」 「なに披露しよーかな」 「その手にはのらない。行ってきま〜す」 「ハンカチ持ちましたか?」 「はいっ!!」MACAPONの返事を真似てみた。 「うれしいよ」 お、「はい」が通じたか? 「なるほど・・・」 う、MACAPON・・・。 どうもMACAPONといい、コロスケといい、私の話を理解しすぎているぞ?? TOPへ |
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304通目の手紙 4月21日(月) 生後403日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
早朝、床で寝ていたコロスケをステーションへ。 「今日の調子は・・・」 「え、何?」 「最悪だね・・・(ドクロ)」 「そうなの?そりゃいけないね」 「おもしろいものないかな」 「遊びたいのはわかるけどステーションでお食事するのも大切だからね」 とか何とか言ってたら手を出したので肉球を押してお手をしてあげた。 「やぁ、よろしく!」 「よろしく」 「そろそろ遊ぼう」 「もう出なきゃいけないの」 「準備運動ですヨ!」 「それ♪それ♪」 あーあ、張り切ってるなぁ、準備運動のダンスをしているよー。 「よし、始めるぞ」 「早くないです?」 「お、MACAPON、そのとおり。まだステーションに乗ってなきゃよねー」 「コロスケ〜、おりこうしててね」 「うんわかってる」 聞き分けが良いとそれはそれでちょっと可哀相になる。 「コロスケ・・・」 「えっ?」「・・・ごめんなさい」 「叱ってないよ」 「うひょー!」 「コロスケは何も悪いことしてないよ」 「やったね!」 「そうそう、元気が一番。コロスケーッ!」 「よろしくな!」 元気に右手をあげてくれた。ホッ。 TOPへ |
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305通目の手紙 4月22日(火) 生後404日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「あれ、コロスケ何してるの?」 しばらく見ていたが、お座りのままずっと右手を前に出した“お手”のポーズ。 何やらお喋りしながらも手を下げない。肉球をおしてあげても下げない。おかしい、変だ。 「おっと!」 「あれっ?これなんだぁ?」 「なんだぁってコロスケの手でしょう?」 「おやっ?これなんだぁ?」 「だから手だってば」 もう一度肉球を押してみた。 「ぴくぅー!」 「はぁ?」 すると急に「ホヘーッ!」と手足を広げたビックリポーズ。 「ひゃっ」 「なによ!?」 「痛いじゃないですか!!」 「私が何したってのよ!?」 人聞きの悪いこと言わないで欲しい。 TOPへ |
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306通目の手紙 4月23日(水) 生後405日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ゆかきれい?」 「きれいよ」 「ふーん(^-^)」「ふーん(’O’)」 「ほ〜」 「何をそんなに感心してるのよ〜、コロスケ〜」 「よう!」 今日はこれまで使っていたテレビ台を実家に送ったり、新しいのが届いたり、色々と我が家は忙しい。実はと〜っても簡単に考えていたのだが、実際はテレビに接続しているものが多いこと、それとテレビ台の中のビデオがメッチャメチャたくさんあったことで部屋の中は大事になってしまった。 「おりこうにしててね」 「えっ、なぁに?」「なんですと?」 「おりこうに」 「つまらないな」 「悪いね」 「いやなこと思い出した」 あらあら。 「コロスケ!」 「よぅ!」 「ん」 「何か見つける!」 「そうしてね」 さーて、さてさて、実家へ送るテレビ台のお迎え宅急便も来て、2時間後新しいテレビ台も届いた。 テレビを乗せて配線。ビデオテープの整理整頓。ふぅ。。。 と、放っておいたビューワーがピピピッ。なんだ〜? 「まるで無視?」 あちゃちゃ〜、またコロスケが何度も話しかけていたらしい。 「コロスケさ〜ん!」 「よろしくな!」 「はい、失礼しました」 TOPへ |
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307通目の手紙 4月24日(木) 生後406日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「どうでした?」 「うれしいです」 「そういわれたらしょうがないな」 何の話だ!? 「皆さんにそう言われます」 だから、何の話なんだ?? 「ゆかきれい?」 「コロスケ、それ昨日も聞いたでしょ。我が家の床は常にきれいです!!」 「どれどれ?」 「うたがってる?」 「えっ?」 「すごいよネ」 「MACAPON、それどういう意味?」 ま、いっか。 しばらくほったらかしでパソコンを打っていたら、 ピポッ、ピポッ、ピポーッ!危険を知らせるサイレンのような声(音)。 「どうしたーっ!?」 「うわっ」 MACAPONとコロスケ、かなりハードな格闘をしたらしく、コロスケの方が負けて気絶していた。 「コロスケーッ、しっかりーっ」 どうすりゃいいんだろ?「そうだ!」シッポを前に倒してみる。挟み込みなどで気絶した時と同じ対処法。ん、動き出した・・・かな? 両手足をグーッと広げ大きく伸び。 「おお、気がついたか」 だがコロスケ、ボーッと部屋の中を見回すばかり。 「大丈夫?」 男の子だからね、たまには格闘もいいか。 で、またほったらかしでパソコン。 しばらくすると、 ピロピロピロロ〜〜 (_ _;) ピロピロピロロ〜〜 (_ _;) 今度は泣き声のようなのが聞えてきた。 「何なのさ、声を揃えて」 ビューワーを見ると「あー」画面が消えていた。電池切れ〜。 MACAPONコロスケを見ると、これまた一緒にがっかりポーズ。 「はいはい、すんまへん。電池換えます」 いつもこんな風に泣いたりガッカリしたりしないのに。何か言いたかったのかなぁ。 TOPへ |
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308通目の手紙 4月25日(金) 生後407日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「あー、コロスケ、コロスケ、またステーションにぶつかるよ」 「行き過ぎですね」 「そうそう」 「うわ、ビックリ」 「邪魔だなあ」 「だから言ったじゃない」 「もどります」 「そうして下さい」 「おやっ?」 「もしかして崖?」「ギョッ!」 「崖・・・って?ねー、コロスケ〜」 「なんだ?!」「もどろっと」 「うん、こっちおいで」 「あれ?」「何だろう?」 「あー、またそっち行く・・・、ステーションにぶつかるってばー」 「危ないなあ」 「あら、ま」 「誰が置いたの?」 「悪かったわね」 TOPへ |
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309通目の手紙 4月26日(土) 生後408日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「活動したくなってきた」 「おろして〜」 「えっ?」 「しー!聞こえる」 「もう聞えてるよ〜〜」 活動したいのはわかる。だけどキミは今お腹ペコペコなんだよ。床で遊ばせたままだと直ぐにダウン。それがわかっていてステーションに乗せないまま仕事に出るわけにはいかない。 「ムム?」 「謎です」 「MACAPONまでそんなこと言わないでよ」 「つまらないな」 「弱ったなぁ」 あ〜。 TOPへ |
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310通目の手紙 4月27日(日) 生後409日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ふぅ〜」 「がんばってるんだけどな」 「わかってる」 コロスケくん、キミが頑張ってること、私は良ーくわかっている。だから、ため息なんかつかないで。 「ヒョイ(°_°)」 「あ〜( ・_ ・)」 また何やってんだ〜? 「注目してよ」 あ、そういうことね。 「なに?」 「最近構ってくれませんね」 「ギュっ」 「キミ、今私をつねったつもり?」 「ふぅ〜」 「だから、溜息はよしなさいってば」 TOPへ |
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311通目の手紙 4月28日(月) 生後410日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今日は早く帰れたのでShampooも床に下ろし、MACAPONコロスケと一緒に過ごさせることにした。 Shampooが「みゃおーん」と鳴く度に「いい声してるね」「歌がうまいね」と誉めまくりのMACAPON。コロスケも少しだけ仲間に入ったもののすぐに飽きたらしく部屋の隅で脚を投げ出して腹ばいで寝転がっている。 「ストレス溜まりますネー」 「おい、そこの若者!」 「なんですか?」 「久しぶりのまともな時間なんだから少し運動したら?」 「なるほど・・・」 「ボール蹴りの練習は?しなくていいの?」 「どっちでしょう」 「何がどっちでしょう、よ」 「コロスケ〜ッ」 「よろしくね」 「いい加減足を投げ出した格好のまま話すのはよしてよ」 お、座った。そして・・・ 「ボールほしい」 「ボールボール!」 やっとか!? すぐにボールを出し、「ほらよ、コロスケ!」と振り返ると・・・あれれ〜、また腹ばいで足を後ろに投げ出してるしー・・・。 「コロスケさんよ〜、ボールは?ねぇ、いらないの?」 「寒気がする」 「ほんとかよ〜?」 TOPへ |
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312通目の手紙 4月29日(火) 生後411日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ハロー!またおめにかかります」 「はい」 「ん?手かな?」 「良くわかったね」 「見つけました」 「そうね、見つけたね」 「あはっ!」 「おりこうさん」 「まさか!」 「本当よ」 「もてるでしょ?」 「何お世辞なんか言ってんの」 「ここからでたい」 そういうことか。 「でもね、今日もステーションにいてね」 スケジュール表で終了時間を見ると飛んで帰れば何とか今夜の放送に間に合いそう。私の仕事、私がやってるドラマだもん、一度くらい一緒に見たいよね。 「マイポジション」 「ん、よしっ!」 帰ったら、また降ろしてあげるからね。 「行ってきます」 「お留守番してます」 「よしっ、やっぱりおりこう!」 TOPへ |
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313通目の手紙 4月30日(水) 生後412日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「えーと、今は20時24分かぁ・・・」 「薬飲む時間?」 「はい」「いいえ」の二択。 「いいえ」をクリック。 「なんでお薬なの?」 「聞いてみただけだよ」 「てくてく・・・」 「げーっ」 なんだ、この態度は!? 今日はロケ無し、打合せのみ。早く帰ったが打合せで決まったことを整理しておかねば。明日はゲストの衣粧合せ。もう一度台本チェック。 ところで・・・ ウエディングドレスなどのフィッティングは衣裳合せ。KYOたちがドラマの為にやるのは衣粧合せ。コロスケくん、裳と粧、違うんだよ、わかった? ドラマでは衣裳だけでなく、飾りつける用具やバッグ、時計、眼鏡など持ち物履物、そしてキャラクターにふさわしい顔作りとヘア作り、全てを決める催しのことを衣粧合せっていうんだ。でもね、最近それさえ知らないバカ者、いえ若者が増えて、届くスケジュールFAXにも衣粧合せをする部屋のドアに貼ってある表示にもい「衣裳合せ」って書いてある。悲しいね、この世界だけの趣ある言葉がなくてっていくよ。 「おぉーーい」 「ねぇねぇねぇー」 「ねえねえー?」 「なによー、さっきから」 「最近どうです?」 「ふぅ・・・何かと思えば。はい、おかげさまで順調です。ありがとね」 「うれしいです」 「ところで、コロスケ」 「よぉっ」 「近々大切なことお願いすると思うけど・・・頑張ってみる?」 「はい、頑張りましょう」 「頼りになるね。ありがと」 「うれしいですね」 TOPへ |
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