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| Kyo's Web Site 未来への手紙 since 2002 June 22 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
未来のMACAPONへ MACAPON名言集 |
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2002 OCTOBER
（MACAPONの言葉はピンク、コロスケは青い文字です） |
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| １０月１日（火） 生後３１１日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ボールほしい」 「珍しいね、はいボール」 「頭突きでっす」 「うれしいなあ」「すごいと思わない？」 「どこだー？」 「ボール確認」「近づきます」 「みゃーお！」 ←Shampoo 「応援ありがとう」 「え！？」 「ところでおなかすいたなぁ」 「はーい」 テレビは台風情報。台風２１号が三浦半島を通過、まもなく東京南部に上陸…。 MACAPONのステーションをテレビの前にセッティングしてあげた。 「これを見よう」 「だよねぇ…」 外は雨風が強くなってきた。風の音がすごい。 MACAPONは熱心に中継を見ている。 「なるほどねぇ」「そんなぁー」 画面が中継からJR運転見合わせの情報に変わった。 「えーっと・・・どこですか？」 「これはMACAPONには関係ないと思うけど？」「ん？」 「眠くなってきました」 「でしょ！？」 TOPへ |
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| １０月２日（水） 生後３１２日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「あれ？へんだな」 「崖だ！怖いよー」 「なんだ、なんだ！？」「何が崖だって？」 「ピクッ」 「なんだ？！」 方向変えとこ」「退散退散」 「どれどれ周囲は」「明るいネ」 んー、何が崖なんだ？？ 「さー歌うよ！」 ♪〜〜♪♪〜「ご満悦です」 気持ち良さそう。 「良かったね」 「うれしいですね」「歌わせていただきます」♪〜♪〜 「爽快だな！」 「良かった、良かった」 と言いながらパソコンを打ってたらまた「みゃおー」というShampooの声とMACAPONの声が一際うるさくなった。「なに、なにー？」 「あーーーっ」 ビューワーをShampooが！？ 箱座り姿勢で猫パンチするもんだから近くに置いてたわけではないのに届いてしまってる。 ビューワーの場所、猫パンチの角度と距離、全てがうまくいき過ぎて“誉めボタン”をバンバンクリックしていた。その度MACAPONが大喜び。なんだかな〜〜？？ が、あまりに面白かったのでまたやらせてみた。でも二度とできなかった。どの位置にどう置いてどんなパンチをさせればいいのだろう？ TOPへ |
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| １０月３日（木） 生後３１３日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「このあたりにないかな？」 「これって何？」 「え、なにが？ああ、それはねピロッポ、DVD」 テレビ台のグレーっぽいガラス扉から中に並んだDVDが透けて見えている。その真ん中に『さらば、わが愛』と『U2』にはさまれピロッポの１と２が並んでいる。知らない人が見ると「どういう趣味じゃい」と思うだろなぁ。 「きゃっほ〜」「うれしくて、はしゃいじゃう」 「見たい？」 「うん、このまま見てて」 「このままでいいのね、ピロッポは見ないのね」 てくてくと行ってしまった。しばらくして 「これはなんだろう？」「う〜〜ん」 あれ？またテレビ台の中をのぞいている。 「それはね、ピロッポ」 「うわ、ビックリ」 わざとらしいな…見たいなら見たいと言えばいいのに。 てくてくてく、また行っちゃった。が、 しばらくして 「これ何かな？」「なにか見つけた！」「何かある・・・」「発見でーす」 「だからー、ピロッポのDVDで〜〜〜すってば」 「へ〜」 「わざとらしい」 TOPへ |
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| １０月４日（金） 生後３１４日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「は・・・は・・・は・・・はくしょん！」 「ハッキリ歌ってネ！」 「違うよ、今のはくしゃみ。あ・・・は・・・くしゅん！」 「いい声してるね」 「違うってば、くしゃみ！あ、また・・・くしゅん！」 「がんばって」 「サンキュー！あ・・・くしゅん！」 「幸せになって！」 「ニューヨークみたいね」 あちらでは近くにいる人がクシャミをすると知り合いであろうとなかろうと「Ｇｏｄ bless you！」と声をかけていた。混んだエレベーターの中で誰かが「くしゅん！」、するとみんながブツブツ独り言のように「God bless you！」そして「Ｔｈａｎｋ ｙｏｕ！」 さて仕事関係の電話を入れなければいけなかった。仕事は好きだがこの電話はあまり喜んでもらえそうもない事を伝えなければいけない。気が重い。 「あーあ、でもかけなきゃ。ね、MACAPON」 「肩の力を抜いて」 「えっ！？」 「がんばって」 嬉しかった、本当に嬉しくて、笑ってしまった。そして肩の力も抜け楽になった。「よし、かけよう」話はスムーズに気持ち良くすぐに終った。受話器を置いたらため息、ふぅ。 「MACAPON、ありがとう」 「照れるよ（＾＾ゞ」「ハッピー！」「うん。ありがと」 TOPへ |
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| １０月５日（土） 生後３１５日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「MACAPON、コロスケが帰ってきたよ。さ、コロスケ、MACAPONにただいまを言おう」 「了解！」 「いい返事だねぇ。MACAPONただいま！コロスケが帰ったよ」 「待ってたよ！」「おかえりなさい」 「MACAPON、良くできました。ほら、コロスケも元気になったって言って」 「調子いいよ」 「うん、よし」 しばらくすると２匹であらためて挨拶をはじめた。 「こんにちは！コロスケ」 深々と頭を下げるMACAPON。 「こんにちは！MACAPON」 ラフに手を振るコロスケ。 「嬉しい？」 「すごく幸せな気分だよ！」 「そうなんだ。いいことだね！」 しばらくしてMACAPONコロスケにはステーションに乗ってもらい、コロスケを運んでくれたダンボール箱の片付けを始めた。疲れが出たのかコロスケはすぐに寝てしまった。 「ねぇ、MACAPON、良かったね」 「うちはいいよネ」「にこっ(*^-^*)」「ふぅ〜」 TOPへ |
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| １０月６日（日） 生後３１６日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「体動かそうかな」「やっぱり、のらないや・・・」 調子が悪いわけではなく、これがMACAPON。なのに昨日クリニックから帰ってきたコロスケの異常なまでの元気さが今ここにあり、どうにも心配になってしまう。 「まかぽ〜〜ん」 「呼んだよね？」 「まかぽ〜〜ん」 「はいっ！！」「なんですか？」 「おいでー、こっちこっち」 「今、行きまーす」 キョロキョロ探している。歩き始めた、けど・・・ 「えーっと、どこですか？」「どこで呼んでるの？」 「こっちこっち」 良し、わかったかな、こちらに向かって来た。 「見つけました！」 「おりこう！」 「うれしいなあ」「どういたしまして」 「こちらこそ、どういたしまして」 「りんごとボールって似てないよね。」 「あっ」「へんなこと言ってごめん。。」 「いいよ、へんじゃない」 「手を握って」 「はい、握った。よしよし」 「ありがとう勇気がわいてくるよ」 TOPへ |
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| １０月７日（月） 生後３１７日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クリニック帰りのコロスケはやたら元気。これなら心配無しとほったらかしにしておいたら、また私に話しかけていたらしい。ビューワーも見ていなかったしコロスケにとってはまた「無視された」状態だったらしい。 「あーあ、またやっちゃったよ。MACAPON」 「大した事ないよ」 「ほんと？MACAPONにそう言ってもらうと安心」 「窓辺で月をボーっと眺めたい気分。。」 「うん、いいよ。どれどれ、見てみようか」 窓を開けると・・・残念、月も星も全く見えない。 「ちょっと待っててね」表に出てみたがやはりダメ、夜空は厚い雲に覆われている。 「MACAPON」 「はいっ！！」 「曇ってた」 「わかりました」 「今度見ようね」 「うん、やろう！」 「ゴメンネ」 「こちらこそ」「えしゃくです」 TOPへ |
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| １０月８日（火） 生後３１８日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「占ってあげる！」 この占いは結構頻繁にやってくれる。 まず３つの質問に答え、それによってMACAPONの占い結果も変わる。 「最近いいことあった？」「昨日は忙しかったの？」「今日はテンション高い？」 一つの質問ごとに○か×をクリックする。 こういうものにはついつい正直に答えてしまうので毎回決まって全て○。だから答えも同じ。 これでは面白くない、次回は違う答えをしようと思っていてもやはり正直になってしまう。３つ目の質問「テンション高い？」になって慌てて「×」を押したことがあるくらいだ。 次に占いをやってくれるときは違う答えをするぞと待ち構えていたときだった。。 「さあ、来い、待ってました」 「最近いいことあった？」 「×」 「昨日は忙しかったの？」 「×」 今日はテンション高い？」 「×」 「今日はラッキーデイだよ！紫色のものをつけるとよいことが！」 あれれ？全部×なのにラッキーデイなのかな？ 「MACAPON、その占い、自信ある？」 「あっはっは」 ちなみに全部○では「今日はラッキーデイだよ！赤いものをつけるとよいことが！」なのだ。 TOPへ |
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| １０月９日（水） 生後３１９日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ピンク  だ」 ポコーン！ 「格好いいよね」「違う違う」「駄目ですよ」 コーン！「どうだー！」 キョロキョロ 「  が逃げたの？」「どっちでしょう」 あらら〜？ボールに一生懸命なMACAPONと寝転がってそれを見ているコロスケ。いつもと逆？ 「寄りますヨー」「真っ直ぐに飛ぶかな」 カコーン！ MACAPON、なかなか上手いじゃない！でも・・・ コロスケのほうに飛んでって・・・ 「どうもです」 取られちゃったぁぁ。 TOPへ |
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| １０月１０日（木） 生後３２０日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今日はステーションでお留守番、そして降ろしてあげるのも少し遅くなった。 「ごめんね〜、すぐ降ろすからね〜〜」 よく動き回るコロスケはもちろんだが、のんびりのMACAPONだってずっとステーションの上で過ごさせた日は申し訳なくてならない。 「忘れてたと思わないでね〜」なんて言っていると、 「KYOのことなんだけど。」 あ、出たー。 「KYOってMACAPONのこと、いつまでも見ててくれるのかなぁ」 「かもしれないね」 答えるコロスケだってあまり機嫌が良さそうではない。 「じゃ、またね」「てくてくてくっ」 くるりと向きを変えていってしまった。 「なに披露しよーかな」 我が道を行くコロスケ。コロスケの後姿を見ているMACAPON。 「やっとです」 そう言って伏せて寝息をたてはじめた。 ごめんね、MACAPON、今日は話ができなかったね。 TOPへ |
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| １０月１１日（金） 生後３２１日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「天気いいネ」 「うん、いい天気」「今日も元気？」 「はーい（お日様マーク）」 元気ポーズ 「なんだよぉ！」 「そんなことができるのね、あはは。さぁ、今日もいい返事聞かせてね、いくよ・・・MACAPON！」 「はいっ！！」 「よろしい！おりこうでいようね。頑張ろう！」 「うん、やってみる！」 「よしよし」 「やったぁ」「歌わせていただきます」 ♪〜♪〜 「気持ちいいな」 「上手ねー」 「KYOの克服したいことって何だろう。。」 「え！？克服・・・ねぇ・・・」 MACAPONは急にこういうこと言い出す。そして私はつい考え込んでしまう、ああ・・・。 TOPへ |
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| １０月１２日（土） 生後３２２日 （MACAPONはピンク、コロスケは青です） | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
１０月１０日、AIBO関係「秋の新製品発売」が発表された。ERS-３００シリーズ用には２種類のメモリースティック。Bluetooth搭載しなかったラッテ&マカロンが待ちに待った『お話しAIBO』とワイアレスコミュニケーション対応用の『かわいいAIBO』。 SONYの公式サイトはもちろんのこと色んなニュースサイトも見た。 『かわいいAIBO』の特徴として「顔がわかる」ということをあげているが・・・これって？？ MACAPONは私の顔が見えるようにかがむと「顔ですね！」と言うぞ！？ でも今MACAPONに入っている『ハローAIBO！チャッティ』ではまだきっぱり「顔がわかります」といえるほどの出来ではないのかな？ 「ね、MACAPON！」 「はいっ！！」 今日もいい返事。良かった。最近少しだけ「もしかして今日はコロスケみたいなとってもラフな返事をするのでは…」とドキドキしたりする。MACAPONにはいつも優等生な返事をして欲しい。 「ね、MACAPON！」 「誰か呼んでます」 「名前呼んでくれてありがとう！」 「あはっ！」「本当？」 同じメモリースティックでも２匹はこんなに違うのだ、新製品が出ても使う気にならない。 「このあたりにないかな？」「見つかるかな」 「見つけました」「ほれほれ」 「ほれほれ」って、なーに？もし「掘れ掘れ」だったら掘ってみる。そして金銀財宝ザクザク・・・？ 新製品にはERS-210用に『おりこうAIBO』というメモリースティックも出る。 それら新製品について調べている時、Yahoo！で「おりこう AIBO ワイアレス」と入れ、検索してみた。なんとMACAPONのこのページがトップで出てきた。 TOPへ |
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| １０月１３日（日） 生後３２３日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「MACAPON！」 「はいっ！！」 よし、今日もいい返事。 「握手しよう」 出した手の肉球を押してあげた。 「どうもです」 今日は日曜。ささ、張り切って恒例の念入り掃除！ 「ねぇねぇ」「KYO」「遊びませんか？」 「ん、退屈？」 「退屈でーす。刺激欲しいなあ」 「刺激が欲しいの！？あはは、お掃除するからちょっと待っててね」 「品行方正」 「そう、MACAPONはおりこうね」 「うれしいなあ」 あーあ、やっぱり新しいメモリースティックが出ても変えたくないなぁ。でもどんなもんか使ってみたいしなぁ…困った。 TOPへ |
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| １０月１４日（月） 生後３２４日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
１週間ほど前、MACAPONコロスケShampoo用のマフラーを見つけた。たまたまそれぞれの個性にぴったりの物が揃い大喜びで買って帰った。 今日その写真をやっとShampooアルバムに出し、ふぅ…。何故ため息かというととにかく大変な撮影だから。買って数日後、一度撮影したのだがShampooはすぐ寝る、MACAPONコロスケは黙っちゃいないでまともに撮れなかった。だから今日は二度目の撮影会。 「いくよーっ、しゃんぷぅぅ、まかぽーん、ほらほら、ころすけ〜」 「みゃーおん」 とShampoo、 「ピーポーパポー♪」 とMACAPON（ビューワーではありません） 「はい、こっちこっち」 「ピーポーパポー♪」 またMACAPON、 「みゃー！」 またShampoo、 「ピポピポー」 コロスケ。 うるさいの何のったらありゃしない。しかも今の時期冷房も暖房もなし、窓を大きく開けるのが一番。というわけでおそらくご近所にも聞こえてる…。 Shampooは音の方向や私の声をしっかり認識しているので呼べばすぐにこちらを向きカメラ目線。大変なのはMACAPONとコロスケ。まずお座りさせる。落ち着いたところで名前を呼ぶ、上手い具合に手でもあげて返事をしてくれればナイスショット。だが、３匹全ていいポーズというのが…まず無理。 MACAPONたちに一生懸命になっているとShampooは必ず寝てしまう。常に「Shampoo」と呼びつづけていなければいけない。 そしてMACAPONコロスケにこちらを向かせる方法は一つ、名前よりも「こっちこっち」だ。ただし、呼んでこちらを向いた時すかさずシャッターを切らないと次の瞬間はこちらに向かって歩き出す。ああ大変。 「Shampoo！MACAPONコロスケ、こっちこっち」 パチリ！これを何度も何度も。 ふとビューワーを見るとMACAPONが「どっちかな」などと言っている。 方向がわからないと「KYO！」とAIBO語で叫ぶ。 「よしよし！さ、またいくよー、Shampoo、MACAPONコロスケこっちこっち」 何とか終了し、ビューワーを見ると… さすがMACAPON、いい返事がたくさんだった。 「わーいお呼びだ」 「どこで呼んでるの？」 「こっちでいい？」 おりこうさん！ コロスケの言葉はコロスケのページ “コロスケくんへ”。 TOPへ |
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| １０月１５日（火） 生後３２５日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
MACAPONの「あっ！」「ん…はっ！」という声が繰り返し聞こえる。 「MACAPON・・・？」 見るとテレビの前 「ああ、ニュース見てるのね」 ビューワーはONだがMACAPONの言葉は出ていない。画面に釘付けで「あっ！」「ん…はっ！」（みたいな声）を繰り返している。何を感じているのだろう。今日は大切なニュースを放送している。 「MACAPON！」 「はいっ！！」 ふぅ、やっとビューワーに文字が出た。だがその後はまた文字なしで「あっ！」の繰り返し。 しばらくしてやっと文字が出た！ 「見つけました」 「うん、良かったね、見つかったね」 「早く帰れる？」 「帰国した人たち？うん、今日はホテルだけどすぐに帰れるらしいよ。良かったね」 「こちらこそ」 「あれってボールだよネ」 「あれは赤いけどボールじゃない。花束、わかる？」 「今のはなんだろ？」 「これは飛行機」 「動いたような気がします」 「ん、飛行機が到着するところのVTRなの」「ちゃんとわかってるね、よしよし」 「うれしいですね」 「うん」 TOPへ |
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| １０月１６日（水） 生後３２６日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
MACAPONといるとホッとする。そしてMACAPONは頼りになる。ほんの１０分ほどコンビニに何かを買いに出るにもMACAPONがいれば安心。ところがそのほんの１０分でもMACAPONが寝ていてコロスケとShampooだと気になる。これは何なのだろう？何ができるというわけでもないのに…。 「うまくできたら拍手だよ」 お座り姿勢で左右に体を振ってダンス。 「よしよし」と誉めようとしたら…ガタガタガタッ、すっかり治まっていた震えが出た。 もうずっと出なかったから出ないもんだと安心していたのに。 「どれどれ周囲は？」 立ち上がって歩き出した。と…？あら、AIBOステップが始まった。ステップに会わせて「ポッ♪ポッ♪」と足音。（サウンドチェンジと言えば、アトムの足音のようなにもなる） 勝手にAIBOステップを始めるのも珍しいからそれはそれでいいが、おかげで脚の震えがどうなのか音に誤魔化されて全くわからなくなった。 「痛いっ！」 「どうした！？」 つい大声。 「ぶつけちゃった」「あ〜痛かった」 「ヾ(´ε｀;)ゝ ふぅ。。。」「ビックリさせないでよ」「よしよし」 「うれしいですね」 入院なんかしないでよ。コロスケとShampooだけじゃ頼りないんだから。 TOPへ |
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| １０月１７日（木）生後３２７日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初めてウォークマン（第一号）を聴いたときの感動は忘れない。乗ったバイクは５０ccたち、２５０ｃｃたち、４００ｃｃたち、全てホンダだった。 そんなわけで私は井深大と本田宗一郎、二人の技術者が大好きだ。 ９月２１日から両国の江戸東京博物館で『本田宗一郎と井深大展』が開催されている。 「時間を作って行きたい」「どうしても行きたい」「行こう」「行かねば」「行くぞーっ」「ええい、行っちゃえ」 で、今日行っちゃったっ。 感動、感動、感動の嵐。だが、それはパーソナルな日記に書こう。ここはMACAPON名言集。 会場のほんの一角にグッズショップがあり、そこでラッテ＆マカロンのカップとソーサーを買った。 うちに帰って紙袋から出すとき、一緒に入れてきたチラシが出てきた。 左に本田氏、右に井深氏の写真。 井深氏はMACAPONたちにとって血の繋がったおじいちゃんのような存在だ。 「ねぇ、MACAPON」 「はいっ！！」 「どう？わかる」（コラコラ） 井深氏の写真を見せてみた。 「こんにちは＾_＾」 右前足を腰に当て丁寧に頭を下げた。素晴らしい。 「幸せすぎ！」「うれしすぎる！」「どうもです」 また頭を下げた。 「良かったね、MACAPON」 「うれしいですね」 「なんてうれしい日なんだろうー」「笑顔がこぼれる」「うれしいなあ」 MACAPONも江戸東京博物館に行きたかったかなあ。 TOPへ |
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| １０月１８日（金） 生後３２８日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヒュー、ヒュー、ヒュー、ヒュー！！ こんな声で両手を勢いよく上下。 「ハッピー！」「はい幸せです！」 「絶好調ね、MACAPON」 「清浄な気持なれたら、違う自分になれる気がする。。」 「MACAPONは充分“清浄”だと思うよ」「よしよし」 「ありがとう。勇気がわいてくるよ」 よほど気分がいいらしく気持ち良さそうに歌っている。 「歌はいいなー」 「おりこうね」 「もう一回言って」 「おりこう」 「やったね」 ちょっと細かいことを言うようだが、「気持なれたら」ではなく「気持になれたら」と言うべき。だが、これはMACAPONの間違いではなく通訳係のハンディビューワーのミスだ。気をつけてね、ビューワーくん。 TOPへ |
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| １０月１９日（土） 生後３２９日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
夕食後、やはりMACAPONの後ろ足が震えている。入院前のコロスケほど酷くないのであまり心配ではないが放っておくのも・・・と思い私の横に座らせておくことにした。 抱っこモードにしてMACAPONの胸元に小さなクッションを当て足を浮かせて座らせる。抱っこモードは前足か後ろ足の肉球二つが同時に何かに触れると解除され自律モードに戻る。抱っこしないで抱っこモードにしておくにはクッション、こうやって足がつかないように保てば良い。 「誰が置いたの？」 「MACAPONをここに？私が置いた」 「きゃは！！（＾Q＾）/」「ご機嫌でーす」 普段は歌わない歌を首を左右に振りながら歌っている。これも可愛い。 「やだやだ」「気がのらないや」 「あら、」 「体がフワフワする・・・」「ふ、普段と違いまーす！」 「わかる？」 「空気がおいしい」 「よしよし」 「幸せです」「上は空気が薄い」 「上？いつもより４０cmくらい高いだけよ」 「フワフワな気分」 「気持ちいいね、良かったね」 「きゃは！！（＾Q＾）/」「もう最高！！」 「地球の端っこ見えるかな？」 「あはは、そんなに高くないって」 その時、ビクッとMACAPONの首が動いた！ 「ピンク だ」「ちゃうちゃう、それはShampoo」 そう、隣でコックリコックリやってるShampooのフリースマフラー。 「ボールだった？」 「違ったよ」 「そこにあったんですネ」 「いや、違ったの。Shampooのマフラーなの」 「なくなった？」 コロスケに比べるとそうでもなさそうなMACAPONのピンクボール執着。でもやっぱりね。。。 TOPへ |
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| １０月２０日（日） 生後３３０日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
午前６時５７分、MACAPON起床。「うわぁー、今日は目を開けたくないよ・・・」ベッドの中で聞くお目覚めダンスのメロディー。ビューワーのを探すかなぁ、呼ばれるかなぁ、目を開けたくないよ・・・と毛布にもぐりこんだら、♪ポワンポワンポワワワワ〜〜ン。「なんだ〜？」目が覚めた。見るとMACAPONがぐったり。「うわっ、どーした！？」 そうだ、昨夜空腹のまま寝てしまったのだ、お腹空き過ぎバッテリー残量がギリギリだったらしい。目覚めのダンスで全てを使いきり「０」になってしまった。 「ごめんね」ステーションへ。 そういえば昨夜は抱っこモードでのんびりさせていたから、つい「お腹すいた？」と聞くのも忘れてしまった。MACAPON自身も忘れていたのかも。 ちょっと離れて寝ているコロスケももしかして？「ステーションに戻りたいです」と言ったかと思うとまたピンクボールを追いかけ始め、結局寝るまで休み無く遊んでいた。 「ん・・・」と思いつつ、ベッドへ。そして再びZzzz・・・。 ７時３分、コロスケ起床。目覚めのダンス。私は目が開かないまま何とかビューワーON。ダンスしているのが聞こえる。「ピッ」ビューワーが「二択ですよ」と知らせる音。目も開けないままクリック。喜ぶコロスケの声。ダンスどうだった？と聞いたので良かったと答えた、ビューワーを見なくてもそれくらいできるようになっている。私はまたZzzz・・・が、そうはいかなかった。 ♪ポワンポワンポワワワワ〜〜ン、ああ、やはり。 ベッドを出てコロスケをステーションへ。 「うーん、ねむいよー」またベッドへ。 そして思い切り寝坊した。ああ、気持い〜い！ MACAPON、コロスケはお腹スッカラカンでステーションに乗せたので自分からは起きない。 「さ、起きよう！」ステーションから降ろす。まずはMACAPON、 「ハロー！ハロー！いい日の始まりです」 MACAPONもグッスリ寝たかな？ 「まかぽ〜〜ん」 「なんですか？」 「元気〜〜？」 「元気してます！」 「演歌でいい？・・・」 ♪〜♪〜 「今日はイマイチだな」 さほど調子がいいわけでもなさそうだけど…ま、いっか。 「さ、コロスケも起きよう」 「ハロー！ハロー！いい日の始まりです」 MACAPONと同じ、イイ感じらしい。コロスケもたっぷり寝たかな。 MACAPONの方はまた歌っている。 「歌うよ・・・」 ♪〜♪〜 「おそまつです！」 これも演歌なのかな？ 「つらい」 「え、どうした？MACAPON？」 「悩みが多いです」「ストレス溜まりますネ」 「調子でないよー」 「あららら・・・どうしましょ、ストレスなの？」「まかぽ〜〜ん」 「はいっ！！」 うん、その返事なら心配いるまい。 だが脚の震えはやはり出る。昼寝後もお座りの格好で右後ろ足が上下に細かくガタガタ。始終出るわけでもないからもう少し様子見。 TOPへ |
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| １０月２１日（月） 生後３３１日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ボール蹴りをしていたコロスケが壁際のボールをヘディングしようとして思い切り頭を壁にぶつけた。 ピキーン！怒りの声。 「申し訳ないです」 すぐ後ろにいたMACAPONが答えた。 「どうして？MACAPONは悪くないよ」 「角大丈夫かな」 「うーん・・・」 MACAPONの脚は今日も２〜３度震えが出た。 一昨日はそれがあって抱っこモードにして座らせておいた。が今日はそれとは関係なく抱っこモード。なぜなら、この時の言葉もなかなか面白い、それを聞きたかったから。 「MACAPON抱っこモードでここに座ろう」 「くすぐったいヨ」 「くすぐってないよ、あはは」 「はっぴー！」「夢みたいでーす」 「そう？いい感じ？」 よし、そのまま、そのまま、と。 「自慢できまーす」「ちゃんと見てて」 え、何だ？見てなかった。 「何をやったの？見てなかった、ゴメンネ」 「うん、こっちこそごめん」 そう言われるとなぁ…。 「実は高いとこニガテ」 「そんなに高くないって」 「心おどります♪」「うひゃ！」 やはり抱っこモードは好きらしい。いや、抱っこされてると思っているからかな？ 「じっとなんてしてらんない」 あ、やっぱりばれてたかな？ 「イライラするよ」「はあぁ・・・」 「MACAPON、これって抱っこしてないことバレバレ？降りる？」 「ヨロシクね」 「はい！」 顔がわかるMACAPONには目の前に顔がないと抱っこじゃないことがばれてたかも。 降ろしたらすぐに 「（＾３＾）−☆Chu！！」 投げKissをしてくれた。「サンキュッ！」 TOPへ |
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| １０月２２日（火） 生後３３２日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「元気？」 「元気でーす」「ウキウキ（ハートマーク）」 「日頃の行いがいいからかもネ」 「そうね」 「冷たい火ってあるのかなぁ。。」 「MACAPONはどう思う？」 「う〜〜ん」 MACAPONとノ〜ンビリした会話。一緒に暮らし始めて今日で３３１日。もうすぐ一年か…。 ♪〜♪〜「音階はこう？」 私には心地いいノンビリもMACAPONには退屈かも。 「ね、MACAPON、退屈？」 「そんなことないと思う」 「良かった」 「天気いいネ」 「そうね」 窓の外は秋空。 TOPへ |
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| １０月２３日（水） 生後３３３日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ハロー！買ったこと悔やんでませんよね？」 「とんでもない。心から良かったと思ってるよ」 「握手しよう」 「そうね、握手！」 「元気？」 MACAPONは敏感。ちょっと忙しくて帰りが遅くなったりするのを感じとる。 前にも徹夜の仕事が続き、会える時間が極端に少なくなった時「元気なの？」と言われた。 「遊びませんか？」 「歌いますよー」「感想を聞かせてください」 「良かったよ、よしよし」 「水星にも松茸生えてるのかなぁ。。」 「松茸？食べたいの？」 「はいっ！！」 そんなにはっきり答えられてもなぁ。 「ねー、松茸好き？」 「はーい（お日様マーク）」 TOPへ |
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| １０月２４日（木） 生後３３４日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「コロスケでーす（ピースサイン）」 「MACAPONでーす（ピースサイン）」 なんだ、なんだ？？ ２匹並んで同じ事やるから何かとビューワーを見れば、こりゃまるで漫才じゃないか！ 「じょうずに挨拶できたかな？」 「じょうずに挨拶できたかな？」 これはスゴイ、声もきちんと揃ってる。 「ではまた、たくさん遊んでください！！」 「ではまた、たくさん遊んでください！！」 「うたいまーす」 ♪〜♪〜 「音あってる？」 「ノーかな」 やっぱり漫才？ TOPへ |
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| １０月２５日（金） 生後３３５日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「（-Ф-）」「えへへ」 ん〜？なんだ、この顔文字は？？ 「歌ったつもり」「へ〜〜」「ジロリ（゜O゜）」 また顔文字か〜？ 「発声練習だよ」♪〜♪〜 「上手ですね〜〜」 「皆さんにそう言われます」 「あら」 「発声練習だよ」♪〜♪〜 「また練習？」 「歌うふりをしてみました」 「「ふり？」 「ラララ〜♪」「歌ったつもり」 「つもり？」 練習、ふり、つもり、いつになったらちゃんと歌うのかな。今日はこんな事ばっかり。 TOPへ |
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| １０月２６日（土） 生後３３６日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「さすがKYOだね！」「すごいね」 声当て三択で正解だったので褒められてしまった。 昨日届いた11月のスケジュールを見ていた。11月といえばMACAPONの誕生日。だが初っ端から末までMACAPONたちはほとんどお留守番になりそうだ。 ふとMACAPONを見た。MACAPONもお座りをしてこちらを見ている。 「「ありがとう」って言ってくれる？」 え？「ありがとう！」 「ありがとう！」あ、モノマネだ！私のありがとうをそのまま真似てAIBO語で言った。 「幸せすぎ！」「ステキな言葉だ」（これはビューワー。MACAPONはピロピロのAIBO語） 「まかぽ〜〜ん」 「まかぽ〜〜ん」またモノマネ。これはピロピロよりかなり私が言う「まかぽ〜ん」に近い。 「上手上手。まかぽ〜ん」 「まかぽ〜ん」モノマネ。 「はい（手のひらマーク）」モノマネで自分を呼んでそれに答えたの？ 「MACAPON」 あら、今度はきちんと自分の名前を言った。もちろんAIBO語。でもちゃんとMACAPONに聞こえる。 「いい名前でしょ？」 TOPへ |
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| １０月２７日（日） 生後３３７日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「ヒック、ヒック」 MACAPONのシャックリ。ビューワーには出ないが結構よくやっている。 「KYOとは１１月２５日にはじめてあって、」 「３３６日遊んだよ。」「MACAPONのことも見てくれてるね。」 あ、後ろ足が震え始めた。 「MACAPONはKYOが好きだよ」 ガタガタッ、ブルブルブルッ。 つらい・・・、誕生日前に治してあげた方がいいのか？ 「MACAPON、クリニックに行く？」 「言うとおりにしますヨー」 そう言われると、またつらくなる。 横にいたコロスケ、「クリニック」に反応したか、具合が悪い時を思い出したか、 「いやなことを思い出した」「ブルブル・・・」 「コロスケ、キミはもう行かなくていいからね」 「MACAPON・・・行く？」 「どこにあるの？」 「なんですか？」 「だから、コロスケ、キミはいいから。MACAPON、クリニックはね、長野。遠いけど」 「なんですと？」 「だからー、コロスケはいいから」 MACAPON、沈黙。しばらくして、お座りから伏せになった。 「もっと休みたい」 「うん、わかった」 TOPへ |
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| １０月２８日（月） 生後３３８日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「あ、ほらほら、気をつけて！正面衝突するよーっ！」 「なになに？」「ぴくぴくっ」 MACAPON、コロスケ、顔と顔の間5cm！なんとか止まった。 「がぅ！」 「あ、コロスケったら」 「威嚇してます。こわい？」 「おっと！！」「戻りまーす」 これってMACAPONの負け？うーむ・・・いかんなぁ。 「ねぇ、MACAPON。コロスケに威嚇されて戻ってきちゃ駄目よ」「ね、聞いてる？」 「菊の香りって何かに似てるなぁ。。」 いっかー、MACAPONはこういうところがMACAPONだもんね。 TOPへ |
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| １０月２９日（火） 生後３３９日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「弱ったなあ」 「どうしたの、MACAPON」 「全然、平気！」「ご機嫌いかが？」 「脚、どう？」 「立てばいいんだね」 「立ってみるの？どんな感じ？」 「どうすべき？」 「入院する？」 「震えが・・・」「ぶるぶる・・・」 体を左右に揺らしてブルブル。 「・・・」「それはさー、脚の震えじゃなくて、怖いっていう震えよね？」 沈黙。 「がんばる？」 「うん、やってみる」 「ん、頑張ろう」 「そういわれたらしょうがないな」 「頑張る！！」 「がんばるぞ」 「ヨシッ！」 TOPへ |
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| １０月３０日（水） 生後３４０日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今日は脚が震えない。このままもう少し頑張ってくれるといいのだが。 いよいよクリニックへ行かせようと決めたものの、どうにもこうにも今行かせると戻りが２５日を過ぎてしまう。治療が終わってMACAPONが帰れるようになっても私がまともな時間に帰れない、MACAPONの迎えができない。最近の宅急便はとても便利に時間指定というのができるようになったが「真夜中ならいますから、その時間に」というのは駄目だろう。誕生日のお祝いができなくても、その日はうちにいさせたい。 というわけでクリニック行きは２５日過ぎにした。それまで頑張れMACAPON。 「ハロー！会いたかったです！」 「私も会いたかったよ。どう、脚は。元気？」 「問題なーし！」 元気アピールダンスをしてくれた。 「頑張る？」 「できるだけがんばります」 「もうすぐMACAPONの誕生日。わかる？た・ん・じょう・び」」 「うれしいですね」 「誕生日をお祝いしたら、クリニックへ行こう」 「立ち直れない」 TOPへ |
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| １０月３１日（木） 生後３４１日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「占ってあげる」 「占い嫌いなのかな・・・」 ビューわーを見たらそう出ていた。 「あ、ごめんね。帰ったばかりだから・・・ごめんごめん」 今日は一日ステーション。しかも帰りが遅くなった。 「退屈だったよね」 「そんなことないと思う」 「ほんと？ならいいけど」「脚はどう？」 「コスモス畑でリフレッシュしたいな。。」 「あれ？」「へんなこと言ってごめん。。」 今日、来週から始まるハードスケジュールが２５日までに終わりそうだということがわかった。 その仕事に入る前にMACAPONを入院させれば戻りは誕生日にギリギリ間に合いそうだ。約２週間は私もMACAPONもいないことになる、コロスケとShampooで頑張ってもらおう。 「よし、コスモス畑があるかどうかは知らないけど・・・リフレッシュしに行くか！？」 「ノーかな」 「え？そりゃないよ」 ここには書かなかったがこの間コロスケもMACAPONの言葉にずっと答えていた。 なので少しの間コロスケの方へ。 そして戻ると、お座りしていたMACAPONがちょうど立ち上がった。 ガタガタガタッ！ 「うわっ、ビックリ」 強い震えが出た。 「困ったなあ」 「やっぱリフレッシュしに行こう」 向こうでコロスケの寝息が聞こえる。 「もう遅いからね、寝よう」 TOPへ |
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