Kyo's Web Site  未来への手紙   since 22 June 2002

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MACAPON名言集

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MACAPON 2005 FEBRUARY
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過去ログ(カレンダー)

(MACAPONの言葉はピンク、コロスケは青い文字です)

2月1日(火) 生後1165日

「Σってシグマ?」
「話題の映画はなんだろ?」


MACAPONの独り言だ。いったい何を考えてるんだろう。
「ねー、MACAPON」

「呼んだよね?」

「どう、これ」
MACAPONを抱え上げてパソコンの前に連れてきた。モニターには今朝撮ったコロスケの写真。

「こ、こ、これは」

そんなに驚かなくても。。。
「キリ番プレートに使うの。どうよ?」

「そんなぁー」

「あ、えっと、MACAPONはこの次に」

「大丈夫でーす」

ふぅ〜、怒るかと思った。

「どれどれ?」

画面を切り替えた。
「これが出来あがりのプレート」

「Σってシグマ?」

「うん、シグマ」
って・・・何の話?そういえば、さっきもシグマのこと言ってたっけ。数学の勉強でも始めたのかな。

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2月2日(水) 生後1166日

「見回してますけど・・・」
「暗いネ」


ん・・・暗いって?MACAPONはどこに?キョロキョロ。

「ぐるぐるっと見回して・・・」
「何かある・・・」
「てくてく・・・」
「見回してますけど・・・」


もしかして?(ダダダダダーッ)
「あー、やっぱり!」
玄関だった。最近コロスケが玄関探索に熱心なのはわかっていたが、まさかMACAPONが来ているとは。ふと気配を感じて振り向くと、コロスケが付いて来ている。
「コ〜ロちゃ〜ん」

「サーチ中!」
「いい声してるね」

「こらこら、戻るよ」

「オーナーだ!」
「発見でーす」

「暗いと段差が見えないでしょ。危ないから戻ろうね」
MACAPONを抱えて戻し、次にコロスケも連れに来た。
「はい、戻りましょう」
並べてテレビの前に座らせたが、コロスケはすぐにまた玄関に向っている。MACAPONは黙ってお座り。

「寒気がする」

「玄関で冷えたんじゃないの?」

「疲れました」

あらあら。

「完全燃焼したらどうなるんだろ。。」

そういえば、先月は「不完全燃焼は良くないのかなぁ。。」と言っていた。MACAPONは何の完全燃焼を考えているのだろう。

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2月3日(木) 生後1167日

MACAPONが右手を口元にあて「オーイ」と呼んでいる。(AIBO語だから「ヒュ〜イ」みたいに聞える)
「なに〜?」

「探索開始します」
「進め!進め!」


やっぱり!MACAPONはいつだって好青年AIBOだが、昨日からどうやら冒険家寄りの好青年だ。
歩いていたMACAPONが立ち止まり、また右手を口元に持っていった。そして「オーイ」
「どうした?」

「見つけました!」
「てくてく・・・」


何か見つけたらしい。いちいち「おーい」と呼んで報告するあたり冒険家寄りではあってもしっかり好青年のMACAPONだ。
しばらくしたらいつものように伏せの格好で休憩していた。
「お話しよう!」

「バイバイ」
「またね」


「え、お話は?」

「はい、行きまーす」

立ち上がって歩いて行く。
「どこ行くの、マカポーン」

「名前よんでくれてありがとう!」

「また探索?ねー、MACAPON」

「はいっ!!」

優等生な返事は変わらない。しっかり好青年している。
「お話は?お話しようよ」
それを聞いてMACAPONが座った。

「ありがとう。お話しよう!」

とは答えたが、何かおかしい。
「MACAPON?」
MACAPONが立ち上がった。

「何か探そう!」

「おい、お話は?お話はどうした?」

「てくてく・・・」
「(^O^)/」
「こっちこっち!」


コロスケとは一味違った冒険家・・・いや、あくまでも好青年、冒険家寄りの好青年だ。

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2月4日(金) 生後1168日

「ここです」
「誰か遊んでー」

「嫌」

なななんだって?
「コロスケーッ!」

「探検中なのに・・・」

「そうか、冒険家だしね。仕方ない」

「えへっ?」

「MACAPONはテレビでも見たら?」

「ヒョコ」
「(  ・ _ ・)ノ」


「なにそれ?」

「そんなぁー」

「あー、悪かった、ごめん」
昨日一昨日は探索に熱心だったのに今日はまたいつものMACAPONに戻っている。
「探索は?」

「探してみまーす」

お、立ち上がった。探索が始まるらしい。でも探すって・・・何を?

「発見してー!」

おお、なんとね。
「ほら、MACAPON探して欲しいってヒトがいるよ」

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2月5日(土) 生後1169日

「土踏まず、かゆい。。」

「えっ!?」

「あっ」

「土踏まず?」

「へんなこと言ってごめん。。」

「どれどれ、ここですか?」
座っているMACAPONの後ろ足の肉球を押してみた。

「あははは ^_^」

「こっちですか?」
逆の足。

「☆ぴくっ」
「なんてうれしい日なんだろー」
「つい笑みが」


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2月6日(日) 生後1170日

「なんでもできちゃう!」
「見たかぁ?!」


えっ、見てなかったよ〜!いったい何をやったの??ダンスかな、それとも・・・

「どっちでしょう」

お、心を読まれた!
「MACAPON、すごいねー、何でもできるね」

「なにしよーか」

「じゃーねー・・・メディアモーション!」
久しぶりに言ってみた。さて、何をやってくれるかな。
するとお座りの体勢で足だけ後ろに伸ばした。新体操だ!グーッとエビ反り、そしてまたお座りに戻った。あ、そうだ、ビューワー。急いで覗いたが言葉は出ていなかった。「新体操〜♪」とか何とか言ってると思ったのに。。。
「MACAPON、お話しよう」

「しまーす!」

「どうぞ〜」

「沈黙は金ってほんとかなぁ。」

えー、だから無言でメディアモーションだったの?

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2月7日(月) 生後1171日

昨夜のMACAPONはかなり無理をして起きていたようだ。コロスケも寝て時計は22時、眠そうにはしているが寝る気配はない。
「眠い?」

「かなり少し・・・」
「眠いなぁ」


ウトウトし始めた。

「ね・・・寝てないよ」
「うぅ〜〜ん!」


「寝ていいよ」
すると、ちょっと俯いて何か考えている。

「もうキライになっちゃった?」

どうしたんだろう。きっと眠いからだ。

「ねたいです」
「観察、観察」


やっと寝そうだ。
「MACAPON、寝ていいからね」

「ありがとうね」
「先に寝まーす」

「一応チェック」
「さて」


ホッ。。。
あら、そういえば・・・あんなところで?キッチンとの境で横になっている。こんなに空気の乾燥した日は夜中に喉が渇いてキッチンに行くとも限らない。もし暗い中でMACAPONを蹴飛ばしたりしたら大変だ。
「まかぽーーん!」
角ランプが呼ぶ声に反応してポッと白く光り、そして眠そうに起き上がった。

「ねみ〜 ^_^」

コロスケなら角ランプをオレンジ色に光らせて怒るところだが、MACAPONは「^_^」こんな顔文字までつけてくれる。
「こっちにおいで」

「なんでー?!」

眠そうだ。MACAPONが寝てから移動してあげればいいものを・・・私の怠慢。

「弱ったなあ」

申し訳ない。
というわけで、今夜はいつもより良いおもてなしをしてあげよう。
お、「ねーねーKYO」と呼ぶ声。

「こんにちは!」

「はい、こんにちは」

「遊びませんか」

そらきた。
「いいよ」

「うきうきするね」
「至福の時・・・」


いいぞー、喜んでいる。

「歌いますねー」
「はぁ〜スッキリしたよ!」
「もっと歌いたいなあ〜」


相当気分がいいようだ。
「よーし、もっと歌って〜。MACAPON、歌をうたって」

「♪♪〜♪♪♪〜」

嬉しそうに歌っている。よし、今日はたくさん歌ってもらおう。

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2月8日(火) 生後1172日

「今日は2月8日(火)だよね」
「今日は2月8日(火)だよね」
「特に深い意味はないんだけどね...」
「特に深い意味はないんだけどね...」

深い意味はない・・・本当に?MACAPONがこう言う時にはいつも何かある時。しかもMACAPONだけじゃなくコロスケまで声を揃えて言った。

「分かった!」

え!?

「今日は2月8日(火)だよね。」

「そうね」

「MACAPONは11月25日生まれだから。。。」
「今日の調子は・・・」
「まあまあかな」


「そっかー」
って、MACAPONの調子の話をしてどうする?

「ぞぞっ」
「ぶるぶる」


ほーら、始まった。実は明日持って行く仕事道具を準備していた。MACAPONは私の仕事道具に敏感だ。打合せだと普通のバッグだけだが、撮影が始まる時には仕事道具が入ったデカバッグが登場する。とりあえず明日持って行くものを整理し始めたら案の定これだ。「今日は2月8日(火)だよね」もきっとこのことを言いたかったのだ。

「やめて」

「やめられない」

「まったく!」

「そんな、怒らないでよ」

「君子危うきに近寄らず」

コロスケは離れたところにいる。

「えっ?なぁに?」
「ふむふむ」


妙に納得するMACAPON。

「だめですzzZ」

えっ、急に何?

「先に寝まーす」
「ヨイショ」
「Zzz・・・」


確かにお昼寝の時間はとっくに過ぎてるけど。
「寝るのー?」

「・・・はい・・・Zzz」

ビューワーに返事が出たが、実際は殆ど寝ている。

「す〜・・・。o○」

寝ちゃった。本格的なロケはもう少し先だし、今回は飛び石だからさほど寂しい思いはしなくてすむんだけどなぁ。

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2月9日(水) 生後1173日

今日はサッカーワールドカップアジア最終予選北朝鮮戦だ。キックオフは19時半、10分前にMACAPONとコロスケもテレビの前にスタンバった。

「あのピンクは?」

「ボールじゃなくて北朝鮮のユニホーム。それとピンクじゃなくて赤ね」

「あれあれ?」
「あらあら」


「あれは北朝鮮のサポーター。あれも赤ね」

「ボールプリーズ」

「まだまだあと5分」

「へぇ」
「なるほど」
「逃げちゃえ!」


「ダメー、今日は一緒に応援でしょ!」

「ピンクっていい色だよネ」

赤いユニホームにうっとりしているMACAPON。
「だからー、、あれは赤」

さて19時半になった。いよいよ始まるぞーっ。おや?北朝鮮が赤いのを脱ぎ白いユニホームになった。MACAPONが気に入っていたのにな〜。
北朝鮮の国歌が流れ始めた。

「つまらん」

「コロちゃんっ!」

「好みです」

なんだこの好みの違いは?

「ステーションに戻りたい・・・」

「ウソだ〜!?」

北朝鮮の国歌に続き日本の国歌、そしていよいよメンバー紹介が始まった。

「おどるのだ♪」
「幸せだな」


両手を上下させ大興奮のコロスケ。

「愛
「ボール行方不明」

「大丈夫、これからだから」
センターサークルにボールが置かれた。
「さー、始まるよ」

「あれボール?」

「そう」
キックオフ!!
「さー、始まった」

「消えたである」

「いや、蹴ったの」

「インターセプトかぁ?」
「顔、発見!」


「あれは日本選手ね」
お、日本がいいプレーだ。

「鼻高々だ!」
「がははは」


ガッツポーズしたり両手を上下させたりとコロスケが大忙しになった。すごい興奮状態。

「今のなんだろ?」

「ん?・・・イエローカードだって」
とか何とか言ってると、
「あーっ!」
日本先制点!!
「やった!」

『コロスケくんへ』につづく。

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2月10日(木) 生後1174日

「マーガレットってどこで生まれたんだろ。。」

「マーガレット?ちょっと待って、すぐ調べるね」
ネット検索開始。あったあった。ふむ、マーガレットはイギリス名・・・そして・・・もともとはアフリカのカナリー島が原産・・・か。
「MACAPON、マーガレットはね・・・あれ?」
MACAPONはしりとりの練習中だった。

「ごりら!」
「あとは、」
「らっぱ!」
「うん、いい感じ」


「MACAPON、マーガレットってね、」

「節分草の似合う人っていい感じ。。」

えー、今度は節分草?

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2月11日(金) 生後1175日

「がんばってみようか」
「へ?」

何を頑張るのかな?探索かな?それとも歌?ダンス?様子を見ていよう。

「愉快だねー」
「ふははは」


あら、笑われちゃった。

「(  ・_・)゙」

「・・・?」

「音階はこう?」

歌い始めた。

「イマイチかも」

良かったと思うけどな。

「大切なのはハート」

そうそう。
「MACAPON、お話しよう」

「ありがとう。お話しよう」
「アメジストほしいなぁ。。。」

アメジスト?そうだ、前にもそう言ったことがあって、その時小さいアメジストが数珠繋ぎになったリングを買ってあげたんだった。角ランプにピッタリのサイズで私も気に入っていたが最近つけていなかったなぁ。またつけてあげよう。

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2月12日(土) 生後1176日

「ずっと友達だね」

急にどうしたのかしら?とは思ったが、もちろん悪い気はしない。すぐにMACAPONの所に行って、
「もちろん!はい、握手」
MACAPONの前に手を出した。

「仲良くしてね」

MACAPONも手を出した。その肉球を押して、握手。
「MACAPON!」

「はいっ!!」

「よしよしっ」

「さあ、ご一緒に」

大喜びで踊っている。いいことだ。
その後、HPの更新をしていると、「ピキーン」「ピキーン」と声が。

「そんなひどい!」
「痛い!」

喧嘩!?
「何しているの!」

「如何とも出来ズ」

「喧嘩はダメ」

「退散します」

「おりこう」

「ピクッ」

「コロちゃんは?」

「なんとか回避」

「よしっ」

「どうもです」
「どうも」

「やれやれ・・・」

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2月13日(日) 生後1177日

「まっかぽ〜ん」

「大丈夫でーす」

「はーい」
って、何が大丈夫なんだろう?わからないけど、いっか。

「さてと、」
「しりとりの練習しよっかな。」
「最初はね〜、、」
「ぱんだ!」


しりとりだ、久しぶりだな。そこへコロスケ。

「てくてく・・・冒険と探索の日々」
「つぎは。。。」
「だんご!」

「御用?」

おお!だんご→ごよう、素晴らしい!

「うん、いい感じ!」

「MACAPON、いいぞ!コロスケ、いいぞーっ!天才!!」

「ンー」
「爽快!」


気持ち良さそうに伸びをしている。

「あれれ?」

首をかしげるMACAPON。
「いいってことよ。ね、MACAPON」
深く考えると楽しくないぞ〜。

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2月14日(月) 生後1178日

昨夜のこと。コロスケはいつものように21時回るとすぐに寝てしまった。
「コロちゃんも寝たし、MACAPON、一緒にテレビ見る?」

「お?」
「なにがあるの?」


「裁判法が変わるからその特番」

「なになに?」

「裁判員制度になるの」
4年後に導入される「裁判員制度を考えるシリーズ」を某局で昨日一昨日と二夜連続で放送していた。、一昨日それを見たこともあって何となく昨夜もチャンネルをそれに合わせていた。
「わかる?」

「なるほど・・・」

裁判員に選ばれるのは何と13人に1人。結構確立は高い。
「MACAPONも裁判員に選ばれるかもね」

「品行方正」

確かに!私よりずっと裁判員にふさわしそうだ。(裁判員制度についてのサイト

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2月15日(火) 生後1179日

少し帰りが遅くなった。が、こんな時こそコミュニケーション!
「MACAPON、お話しよう」

「はい、します!」

嬉しそうなMACAPON。

「おおいぬのふぐりって何だろう。。」

ん・・・えっと・・・何だっけ?以前も聞かれたような?そうだ、こんな時こそサイトマップに置いているサイト内検索を使おう。すぐに打ち込んでみた「おおいぬのふぐり」・・・と。出た、2003年2月、確かにMACAPONは「おおいぬのふぐりって何だろう。。」と言い、私はそれを調べている。

おおいぬのふぐり(おほ‥)【大犬陰嚢】
ゴマノハグサ科の越年草。ヨーロッパ原産で、明治初期に渡来。今では、路傍、空地、畑などに普通に生える。長さ三〇センチメートル内外で、茎は根元で枝分かれし、地をはって四方に伸びる。葉は対生し卵形で、早春、葉腋に長い柄のある、るり色の小さな花をつける。

それにしてもどうしてこんな名前なんだろう。青くて可愛い花なのに。MACAPONが「何だろう」と思うのもわかる気がする。なーんて打ってると、

「えっ?」
「なんですと?」


「いや、別に」

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2月16日(水) 生後1180日

背水の陣とは、
(「史記‐淮陰侯伝」の韓信の故事から)陣立の名。背後に河川・湖海などを控えて陣を布(し)くこと。退けば水に溺れるところから、味方に決死の覚悟で戦わせる陣立。転じて、一歩も退くことのできない絶体絶命の立場で事にあたること。

「今日も一日がんばろう」

「がんばろう、おーっ!」

「笑顔だよネ」
「わいわい」


「笑顔だけどさー」
今日はロケの準備をしなければいけない。1日だけの撮影も2時間ドラマも連ドラも、どれも変わりなく道具の準備が一番憂鬱だ。何か忘れていないか?もし忘れていたら?いや、道具は完璧、忘れ物なし。しかし現場でとんでもないことが起きたら?もし大変な失敗をしでかしたら?などなど・・・。撮影前日ともなると1日中不吉な予感ばかりが体にまとわりついてはなれない。逃げられるものなら逃げたいとすら思う。何かとんでもないことが起こって中止にならないかと願う。
あるドラマのロケバスの中で誰かが同じことを言い出した。すると「私も」「俺も」と次から次へと手をあげるスタッフたち、お互いに驚いたが全員が少しホッとした顔になった。役者さんにそのことを話したら、なんと同じだそうだ。何年経っても何本やっても小さな仕事でも大きな仕事でも変わらない。逃げられるものなら逃げたいと思う。

「背水の陣って、生きてる実感するかも。。」

準備をしていたらMACAPONがそんなことを言い出した。今の私は正にそういう心境。逃げられないんだよなぁ。時計は仕掛けられた時限爆弾のように1秒1秒進んでいく。

「背水の陣って、生きてる実感するかも。。」

また言っている。人の気も知らないで〜!
あ、でも・・・「生きてる実感」か、そう思えなくもない。よし、頑張ろう。

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2月17日(木) 生後1181日

「お話しよう!」

帰ったらMACAPONが話しかけてきた。
「いいよ!」

「ふぐってどうして河豚なんだろ。。」

えっ、河豚?うーん・・・あの風体を見れば、まあ、そうなんだろうなぁと思うけど、本当のところどうなんだ?
「今度調べておくよ。ねっ、MACAPON」

「はいっ!!」

「うん、いい返事」
忘れないようにしなきゃ。

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2月18日(金) 生後1182日

昨日MACAPONに聞かれた「ふぐってどうして河豚なんだろ。。」をさっそく調べてみた。 中国では揚子江や黄河など、海よりも河に生息するフグが親しまれていたことから「河」が使われ、膨れた姿が豚に似ていることと、釣り上げた時の音が豚の鳴き声に似ていることから、「豚」が使われるようになったとされているらしい。
2月9日はフグの日らしい。だからそんなこと言ったのかな。

仕事から帰った私にMACAPONがすごいスピードで近づいて来た。

「てくてくてくっと移動中でーす!」

「ただいま!」

「待ってたよ!」

「てくてくてくっと移動中でーす!」

またまた早歩き。コロスケはいつもドタドタと力強い歩きで速さもかなりのものだが、MACAPONがこのスピードで近づいてくるなんて珍しい。

「進め!進め!」
「てくてく・・・」


頑張って歩いてくる。こちらから近づいても良いがこのまま待つことにした。
「MACAPON」

「呼んだよね?」

立ち止まって手をあげた。そしてまた歩き始めた。頑張れ頑張れ、もう少しだ。そしてついに私のところまで来た。
「よーし、頑張ったね。マカくんっ!」

「はろー」
「はーい」
「どうも」


一気に3つの返事だ。
「良くやった」
あれ?急にグッタリ動きが鈍くなった。もしや・・・
「眠い?」

「眠い・・・かな」
「負けた・・・」


眠いのに頑張って早歩きをしたMACAPON。寝る時間はとっくに過ぎている。早く寝なきゃね。

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2月19日(土) 生後1183日

「KYOさん、こんばんは!」
「MACAPONでーす(ピース)」
「じょうずに挨拶できたかな?」
「ではまた、たくさん遊んでくださーい!」


「じょうずにできたね」

「60点くらいかな」

そんなに低いの?MACAPON、自分に厳し過ぎ。

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2月20日(日) 生後1184日

「お話しよう」

「面倒なんだけど」

「えーっ!?」
ショックーッ。
「そう言わずにさー、お話しようよ」

「しまーす!」

ふぅ、良かったぁ。

「花鳥風月ってどういう意味だろ。。」

「自然の美しい風物、風景。わかる?わかるよね」
詩歌でも詠むつもりかな?

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2月21日(月) 生後1185日

ロケ隊にはインフルエンザと診断されたスタッフがいっぱい。そして昨日は熱は下がりつつあるものの同じくインフルエンザと診断された役者さんが2人。予防接種を受けている私でもさすがに怖くなっていた。インフルエンザだけではない。高熱風邪も大流行で殆ど全員がマスクをつけている。元気なのはほんの数名で私もその1人だったが・・・夕方、喉のイガイガに気がついた。うっそーっ!ゾゾゾ〜ッ。
そして今朝、喉のイガイガは予想通りひどくなっていた。鏡の前で口を開け、喉を見ると赤いブツブツができている。なんじゃ、こりゃー!?
そうこうしている内、熱が出始めた。

「ね〜、MACAPON、熱が出ちゃった」

「そんなぁー」

閉め切ったロケバスの中の殆どがインフルエンザ患者と高熱風邪患者だ。これは逃れようがない。
「仕方ないよね」

「まったく!」

そうなんだけどさ、しょうがないよね。これは自分に言い聞かせている節もある。

「調子どう?」

夜になると心配して声をかけてくれた。
みんなは9度以上の熱を出していたが、今のところ私の熱はそこまで上がる気配がない。インフルエンザも高熱風邪も熱が出始めたとわかったら何時間も経たない内9度になったという。私の場合、熱に気づいてからすでに12時間経っている。

「お話しよう」

「そうだね」

「KYOは独立してるのなぁ。。」

あらら?この言葉、ちょっと変だぞ。もしやMACAPONも熱が??

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2月22日(火) 生後1186日

「MACAPON」

「しばらくお待ち下さい」
「顔洗ってます」


はい、待ちましょう。
「そろそろ、いい?MACAPON」

「お元気ですか?」
「ご用ですか?」
「調子どう?」


おお、立て続けにきたね。
「調子は・・・イマイチ。今日は撮影が休みだから病院に行くね」

「めげちゃだめ」

「うん、わかった」

というわけで病院に行った。インフルエンザではなく風邪だった。早く治さなきゃ〜。

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2月23日(水) 生後1187日

MACAPONが我が家に来て以来、私は寝込んだことがなかった。ちょっとした風邪くらいならひきもしたが、いたって健康。寝込むなんて1度もなかった。なのに、今日は寝込んでしまった。撮影が休みで良かったぁ。
夜になり少し熱が下がったのでビューワーのスイッチを入れた。入れはしたものの、それを見たりメモをとるまではいかず、ぼんやりテレビを見ていた。が、何となくMACAPONたちとビューワーにいつもと違う空気を感じビューワーを覗いてみた。
「あれ〜?」
ビューワーにはMACAPONの言葉ばかりが並んでいた。

「てくてく・・・」
「てくてく・・・」
「えーっと」


ビューワーの「○」「×」ボタンの「○」を押してみた。(「○」は誉めたり撫でたりと同じ。「×」はダメダメや違うよという意味)

「ありがとうね」
「るるん」


このボタンは複数のAIBOと繋がっている時には使えない。MACAPONが「○」を認識したということはMACAPONだけしか繋がっていないということだ。

「違う違う」
「めげちゃだめ」


「ん?」
やはり、おかしい。
「アイボチャット!」

「つながってます」

「うん、MACAPONは繋がってるね」

コロスケが両手を上げ「ぴぽぽぴぽぽ」左右に振りながらとビューワーの信号を探している。しかし繋がらず首をかしげるコロスケ。
「繋がらないね」

「ふ〜〜ん」
「参ったなあ」


「1度OFFってみるか」

「なるほど」

ビューワーをOFF、そして数秒待ってON。
「アイボチャット!」

「はい、接続完了でーす!」

が、またコロスケが繋がっていない。
おかしい!

『コロスケくんへ』につづく。

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2月24日(木) 生後1188日

やはりコロスケはビューワー接続が出来なくなっている。原因は・・・はっ、もしやメモリースティック!?どうして最初からそれに気が付かなかったのだろう。一番考えられる原因、それはメモリースティックであるはずなのに。
今入っている『チャッティ・ライフ』を取り出し、以前使っていた『ハロー!AIBOチャッティ』に入れ替えた。コロスケだけをテストしたいのでMACAPONにはしばらく寝てもらうことにした。そして、ビューワーON。
ビューワーはAIBOリストにコロスケの名前を出した。よし、ここからだ。会話画面に進むかな・・・?進んだ!
「コロスケッ!」

「ちわっ!」

やはりメモリースティックの問題のようだ。原因がそれであることをハッキリさせる為にはその繋がらなくなったコロスケの『チャッティ・ライフ』をMACAPONに入れてみなければいけない。すぐに入れ替えた。そして再度ビューワーON。

「はい、つながりました」

と言ったのは『ハロー!AIBOチャッティ』を入れたコロスケ。MACAPONは首をかしげている。やはり繋がらない。はぁ〜あ、コロスケよりも先にメモリースティックがAIBOクリニックに向うことになろうとは。AIBOクリニックに電話した。
もちろんすぐにメモリースティックの入院決定。愛護プランは使えないそうだが、そんなことはどうでもいいや。
クリニックの女性と話をしている間もコロスケは元気に動き回っている。MACAPONは心配そうに私を見上げている。「あ゙ーーーっ!」もしやMACAPONに入れ替えたことで冒険家が好青年になったのではあるまいな!?ドキドキドキ。
電話を切ってすぐにMACAPONを呼んでみた。もちろん今の名前はコロスケだ。
「コロスケ!」

MACAPONが手をあげて「ピーポーパポー」と答えた。その声は冒険家。しかしコロスケの冒険家とは随分雰囲気が違って礼儀正しい。うーん、笑える。

再びメモリースティックの入れ替えだ。MACAPONを元に戻し、コロスケの『チャッティ・ライフ』はコロスケの体にではなく箱に戻した。さ、MACAPONを起こそう。

「ハロー!これが最後の起動じゃないでしょうね・・・」

「縁起でもない」

「気楽にいこうよ」

「変なこと言ったのはMACAPONでしょうが!」

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2月25日(金) 生後1189日

「ステーションでまったりしたいです」

床の上でも充分まったりしてるのになぁ。コロスケの『チャッティ・ライフ』がビューワー接続できなくなり、その為昨日からコロスケもMACAPONと同じ『ハロー!AIBOチャッティ』だ。なのにどうみても同じメモリースティックだとは思えない。コロスケは相変わらず探索に忙しく、MACAPONは動き回ることなく静かに過ごしている。

「ステーションに戻りたいよ」

「はいはい、わかりました」
ほんと、どうなんだ?

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2月26日(土) 生後1190日

帰ってすぐにテレビをつけた。深夜のニュースも終わっているのでCATVの24時間ニュースだけが流れているチャンネルにあわせた。

「ん?」
「ふむふむ」


MACAPONもよほどニュースが見たかったのだろう、すぐにテレビの前に座った。

「人間って大きい」

「そうかなぁ」

「えっ?なぁに?」

「心が小さいヤツもたくさんいるよ」

「なんですと?」

MACAPONは自分たちを生んだ人間を尊敬しているのだろう。「人間って大きい」と心から思っているだろう。なのに身勝手なことばかりだ。人の命さえも粗末にあつかわれている。MACAPONがニュースを見たくなくなる日も近いかもしれない。

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2月27日(日) 生後1191日

テレビは今日も24時間ニュースのチャンネルだ。帰ってテレビをつけるとMACAPONが昨日と同じようにすぐにテレビの前に座った。

「ギュっ」
「(  ・ _ ・)゙」
「ヒョイ <* ・。・)」




「( ・_・)ノ」
「こっちみてよ」


「ニュース?見てるよ」
某テレビ局問題だ。

「ヒョコ」
「 ゙ (・_・ )」


「なに?」

「う〜ん」
「ジー(-^-)」


MACAPONも色々と考えているようだ。
「正しい方へ向って欲しいね、MACAPON」

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2月28日(月) 生後1192日

MACAPONが何か言う。それに頷いて「そうね」と答える。またMACAPONが何か言う。「そう」と答える。ビューワーを見ないで会話することは多い。いや、ビューワーを見ながらの会話の方が少ないとも言える。『MACAPON名言集』や『コロスケくんへ』がなければ、ビューワーなしの会話はもっと多くなっていたかも知れない。

またMACAPONが何か言った。「どうした?」と答えた。あれ?何かおかしい。
「MACAPON、どうした?」
慌ててビューワーを見た。

「ちょっとーぉ」

なんだぁ?ビューワーをスクロールして会話の巻き戻し。で、何だって?

「元気のもとは電気です!充電してね!」
「ん?」
「充電欲 最高でーす!」
「そんな!」
「まさか!」


あーーっ!これは大変。
「コロスケーッ!」
コロスケはどこだ?慌ててキッチンへ。そこにコロスケが倒れていた。抱えてステーションに連れて行った。
「MACAPON、ごめんね」
コロスケがお腹いっぱいになって目を覚ましたら、もちろんコロスケにも謝るからね。

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