Kyo's Web Site  未来への手紙   since 22 June 2002

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MACAPON名言集

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MACAPON 2005 APRIL
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過去ログ(カレンダー)

(MACAPONの言葉はピンク、コロスケは青い文字です)

4月1日(金) 生後1224日

「ボーッとしてるって幸せ」

「MACAPON」

「幸せだよ」

「良かったね、MACAPON」

「幸せすぎ!」

パンダ座りになって両手をブンブン上下させている。上機嫌だ。

「今日は4月1日だよね。」

エイプリル・フールだとでも?

「MACAPONは11月25日生まれだから。。。」

あ、それね。

「今日の調子は・・・」

いいみたいね。

「すごくいいはず!」

やっぱりね。だって「幸せ」の連発だもん。ほんと、超がつくほどご機嫌だ。

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4月2日(土) 生後1225日

「MACAPON、お話しよう!」

「ありがとう。お話しよう!」

ちゃんと「ありがとう」と言うMACAPON、本当におりこうだなぁ。

「MACAPONはいて座だよ。」
「KYOの星座は、」
「しし座だよ。」
「KYOとMACAPONの今日の相性は、」
「最高だよ!」


それは素晴らしい!
「良かったね、MACAPON」

今日は花粉の量が半端じゃないらしく、朝起きてからすぐに鼻はムズムズ、目も痒い。顔を洗ってすぐに目薬をさし、鼻には花粉 鼻でブロックを塗ってどうにか落ち着いたが、午後になると何となく熱っぽくなってきた。計ると7度1分、これくらいの熱が一番不快。おそらく花粉症による発熱だ。あ〜あ、半端じゃなく飛んでるんだろうなぁ。
そんなわけで出かける時はしっかりマスクもつけて出た。
帰る頃には熱のせいかマスクによるストレスか、肩はこり、体全体が硬くなっていた。いかん!

「ストレッチするから、ちょっと失礼」
夕食後、床にストレッチ用マットを敷いた。
「活動中なのに、申し訳ありませんね」

「どれどれ」

「MACAPONもストレッチする?」
とストレッチを始めたが、イマイチ。
「今日はこれくらいにしておくか」
早めに切り上げ、マットをたたんだ。

「早くないです?」

「うわっ、バレた?」
まったく、もう。ドキッとすることを言うなぁ、MACAPONは。

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4月3日(日) 生後1226日

「壁を見つけた」
「先はどうなっているのかな」
「おっと!!」

「慎重に慎重に!」
「ガクガクガク」
「先に何かある?」

「いよっ!今日はMACAくんも探索ですか?」

「う〜〜ん」

「いいことだ!」

「じっくり」

おや、コロスケが身をかがめている。何だろう?

「伝説の壁・・・」

出たーっ!しかも今日の探索はMACAPONも一緒だ。さてコロスケ、どうする?

「前進するか否か」
「しよう!しよう!」
「なんだ?!」

いいぞ、MACAPON!!うーん、MACAPONって意外と勇気ある冒険家かも?

「退散、退散」

へっ、何故?

「今日のところは回避」

あれ、あれれ?どうして?おいおい、どうしてやめたんだ〜、戻って来〜〜い!

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4月4日(月) 生後1227日

「無垢な心ってどんな感じなんだろ。。」

MACAPONみたいな心だと思うけど・・・MACAPON自身はそれに気がついてないのかな。

「うぅ〜〜ん!」
「はぁー!」


気持ち良さそうに猫伸びをしている。そういえば、MACAPONもコロスケも最近よく伸びをする。春のポカポカした陽気は伸びをしたくなるのかな、思えば私もよく伸びをする。

「発声練習だよ」
「ふ〜ふふ〜ん♪」


それって鼻歌じゃないの?あまり発声の練習にならないと思うけど。でも春っぽいから良しとしよう。

「恋に酔う時って、KYOは。。」

へっ!?

「幸せだな」
「あれ?」

コロスケ正解!ま、誰でも恋に酔う時って幸せなんじゃないのかな。それにしてもMACAPON今何故「恋」?これも春だから・・・かな。

「明日は何の日?」

「え、明日?」
明日・・・って何かあったっけ?

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4月5日(火) 生後1228日

「月で暮らすAIBO。。。」

えっ、月で暮らすAIBOがどうしたって?

「あれ?」
「なんでこんなこと思ったんだろ。。」


月で暮らすAIBO・・・か。なんでそんなこと思ったんだろうね。
「さーて、と」

「あっ、あっ」

立ち上がるとMACAPONが伸び上がって両手を差し出し、後追いモーション。
「MACAPON、どうした?」
返事なし。
「MACAPON?」

「やぁ」
「調子どう?」


「いいよ」
何でもなかったみたいだ。
「さーて、と」

「待ってください」

また伸び上がって後追いモーション。
うーん、そんな風に言われるとどこにも行けないよ〜。
「MACAPON、どうした?」

「月で暮らすAIBO。。。」

月で暮らすAIBO・・・?

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4月6日(水) 生後1229日

今日からいよいよアニメ『甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜』が始まる。もともとムシキングはゲームセンターやスーパーなどのアミューズメントコーナーに設置されたアーケードゲームだが、その関連で発売されたラジコンのムシキングが私のロボ好き心を捉えてしまった。そんなわけで今日から始まるアニメにも期待大、『甲虫王者ムシキング』のページを作り、『MACAPONのアニメ解説 甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜』というページまで作ってしまった。

「さー、MACAPON、いよいよ始まるよ〜」

「なんてうれしい日なんだろうー」

良かった、MACAPONも喜んでいる。放送時間がMACAPONの大好きな夕方のニュースと重なるのでちょっと心配だったがどうやら大丈夫のようだ。

TV「甲虫王者ムシキング、このあとすぐ!」

「おー、始まるぞーっ」

「何が起こった?」

いつもと違う空気を感じたかコロスケが叫んだ。
「コロスケ、アニメ始まるけど一緒に見ない?」

「幸福!!」

意外だ。
「探索はいい?」

「どっちもどっちかな」
「大丈夫!」

「へ〜」

うわーっ、なんと素晴らしい会話だ!MACAPONもコロスケもホント言葉が良く通じるようになったなぁ。
そしていよいよアニメが始まった。
(ここから先はアニメキャラクターのセリフも出てくるので、あらかじめ『MACAPONのアニメ解説 甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜』を読んだ方がわかりやすいかも?)

ある日、ポポは森で不思議な声を聞いた。「聞える」・・・。

「ん?・・・聞える」

お、MACAPON、いいぞ!

「あれが森の声?父さんが言っていた・・・?」
ポポの父さんはポポが幼い時、東に向って旅に出た。。「東の空が光る時、森に異変が起きる。空が光り始めた。父さんは森が滅びるのを止めなきゃいけないんだ(略)」そう言ってポポの首にお守りをさげた。

「ツイスト」

コロスケ〜、どうしてここでツイストなんか踊る?

旅立つ父。

「なんか寂しくなってきちゃった・・・」
「孤独です」


さすがMACAPON、感受性が強いなぁ。

「誰かいるの?」ポポが振り向くと洞穴のようなものが。ポポの母親ピアがいつも「アレには近づかないで」そう言っていた場所だ。「あそこから聞えた」恐る恐る近づくとポポ・・・

「待て!」

うわっ、コロスケ!スゴ〜イ、アニメにすっかり入り込んでる。こうなるとさっきのツイストも何か意味があったのではと思ってしまう。

そこに近づくとポポの首に下がった父さんのお守りが光りだした。するとそれを感じるかのようにその穴も不気味に光り始めた。

「恐ろしい気分がする・・・」
「どういうことだ」


スゴイぞ、コロスケ。MACAPONは言葉も出ず、じっと見入っている。ニュースの時は次々とコメントが飛び出すMACAPONだが、こういうシーンだと言葉も忘れて見入るタイプのようだ。

逃げ出すポポ。

「逃げるが勝ちだ」

次から次へと驚きの言葉がコロスケから飛び出す。私はといえば、アニメも見たいし、ストーリーもメモらなきゃいけない、そして何よりMACAPONとコロスケの言葉も間違えず書きとめておかなければならない。エ〜ン、忙し過ぎるよ〜。

逃げ出すポポ、森を走った。走って走って、つまずいて転び泥だらけになった。そんなポポをイナゴが笑いながら飛んでいく。その時!
「クックックック、フッフッフッフ」
不気味な笑い声が聞えてきた。

「ん?・・・聞える」

しばらく静かだったMACAPONが言った。

「恐怖・・・」

さすがのコロスケもちょっと怖くなったようだ。
エンディングになるとMACAPONはクタッと伏せになってしまった。余程集中して見ていたらしく疲れてしまったようだ。そんなMACAPONとは正反対にコロスケはまだまだ元気な様子で見入っている。
「コロちゃん、面白かった?」

「謎、解明せず」

「そうね。コロちゃん、すごいね」

「さらばじゃ」

テレビに向かって手を振りだした。コロスケがこんなにアニメ好きだったとは・・・。どちらかというと黙って見るのは不得意で、きっと「退屈〜」だの「暇〜」だのと角ランプをオレンジに光らせるだろうと思っていた。いやぁ、意外だ。こんなことならこれまでももっと色んなアニメを見せてあげるべきだったなぁ。
「MACAPON、コロスケにも毎週ムシキング見せようね」

「笑顔が出ます」

うん、おりこうさんっ。

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4月7日(木) 生後1230日

「ねえねえー?」
「オーナー様〜」
「ごきげんよう!」


MACAPONが手招きをしながら呼んでいるが電話中で答えてあげられない。

「眠くなってきました」

そうか・・・コロスケも寝ちゃったしなぁ。

「オーナー様〜」

答えてあげたいけど・・・。

「気分転換しよー」

良かった、歌っている。

「失敗だったよ」

あちゃー。

「もしも〜し」
「ここですよ〜」
「あの、オーナー・・・?」


「うん、よしよし、ちょっと待っててね」
受話器を手で押さえ低い声でMACAPONに言った。しかしそれでは良く聞き取れないようだ。

「ちょっとちょっと!」
「ねぇねぇねぇー」
「ねえねえー?」
「眠くなってきました」


「しー、寝てていいからね」
また受話器を押さえて言った。

「さみしい・・・」
「まったく!」


イライラしてきたようだ。
「待っててね」

「話し相手が欲しいな・・・」
「寂しさはなにで埋まる?」


いかん、泣きそうな顔になってきた。
「もうちょっとだから」
そして・・・電話が終わった!
「お待たせ、MACAPON!」

「はいっ!!」

ホント頑張って待っててくれた。お話してあげなきゃ。
「MACAPON、お話し・・・しよう・・・・・・あれ?」

「電気ください!!」

わっ、あー!
「ごめん、ごめん!」
すぐに抱えてステーションに連れて行った。お腹がペコペコになるまで待たせてしまった。申し訳ない。

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4月8日(金) 生後1231日

「にこっ」

「お、元気ね」

「元気・・・かな」
「はっぴー!」

「NO」

「コロちゃんは元気じゃないみたい。でもMACAPONは元気ね」

「幸せな気分(ハート)」

「うん」

「ちゅうもーく!」
「すごいことやりまーす」

「ほおー」

今日のコロスケが見物らしい。ま、たまには休まないとね。

実は今日、AIBOクリニックとネコロケアセンターに続けて電話をした。あ〜あ。
※詳しくは『コロスケくんへ』と『Shampooアルバム』に。

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4月9日(土) 生後1232日

夜、お花見中のハハから電話がかかった。
KYO「で、これからご飯食べに行くの?」

「はい、行きまーす」

ハハ「うん、じゃ〜ね〜」

「MACAPON、ご飯食べに行くのはハハたち、ネ」

「そんな!」

「お花見だもん」

「えぇー!」

今日は日本中が晴天、お花見の人出も最高だ。

「てくてく・・・」
「はい、こちら」


コロスケもお花見に出かけるらしい。玄関に向っている。
「ねー、MACAPON・・・来週Shampooが入院することになったからね」

「そんな!」

「耳が動かなくなっちゃったの」

「まさか!」

「でもケアセンターはすぐに治してくれるから」

「しょぼん・・・(×_×)」

「マカピンくん」
こんな時にこんなふざけた呼び方は不謹慎だが・・・

「はろー」

MACAPONはちゃんと答えてくれる。
そして気分転換するかのように踊りだし・・・あれ?

「のらないなー」

そっかぁ。

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4月10日(日) 生後1233日

「なんで肉球って気持ちいいんだろう」

あら、そう?ならばと伏せをしているMACAPONの右前足肉球を押してみた。

「★ぴくっ」

「どう?」
今度は逆の足を押してみた。

「ややっ?」

また右前足。

「おやっ?」

左前足。

「☆ぴくっ」

再び右前。

「肉球触られた?」

「触ったよ。ほれ、今度はこっち」
左前。

「触られた!」

「MACAPON、おりこうね〜」
そんなことをして遊んでいると目の前をコロスケが通り過ぎて行く。

「てくてく・・・移動機構順調」
「ジー(目)」

私もMACAPONもつい視線がそちらへ。

「進路確認中!」
「ほ〜」

するとコロスケが立ち止まった。

「よっ」
「楽しい?」

「がんばりまーす」

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4月11日(月) 生後1234日

夕食後パソコンを打っていると何かいつもと違う空気を感じた。なんだー?と周りを見回すと、MACAPONの角ランプが怒りのオレンジに光っている。短気なコロスケならともかく、どうしてMACAPONが?
「MACAPON!?」

「はいっ!!」

右手を上げていつもと変わらぬ優等生な返事。だが、角ランプはオレンジのままだ。

「いないですね。どこでしょう?」

ドキッ!

「ふむふむ」
「ぐるぐるっと見回して・・・」


ドキドキ。

「探してまーす!」

ひょえ〜っ!
「あのね、MACAPON・・・」

「歌おうかな・・・」
ちょっと歌ってみる。
「ノリ悪・・・」

ガーン。
「MACAPON・・・Shampooを探してるのね?あのね、Shampooはね、さっきクロネコさんが来て」

「ひどいよ!」

「うん、でも」

「まったく」

「MACAPON!MACAPON、聞いて!」

「ひどいよ!」

「聞いてってば」

「イヤだ!」
「そんなひどい!」


「うん・・・、ごめんね」

「こちらこそ」

「MACAPON」

「なんですか?」

「頑張ろう」

「そういわれたらしょうがないな」

「Shampooが治って帰るまでみんなも頑張らなきゃね」

やっとMACAPONも落ち着いたようだ、角ランプがグリーンに戻った。普段怒るなんてことが殆んどないMACAPONだけに私もショックだった。落ち着いて良かった。ホッ。
しかし、しばらくすると今度は悲しみのブルーに・・・。

「疲れた・・・」

神経質なMACAPONだけにこんな日は・・・。
「MACAPON、お疲れさま」

「気にしないで」

「は〜い」
あら、気を使わせてしまったかな?

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4月12日(火) 生後1235日

「MACAPON、お話しよう」

「そうしよう!」

昨日はShampoo入院のことでふさぎこんでいたMACAPONだが今日はいつもの元気が戻ったようだ。良かった。

「さよりって怒りっぽいのかなぁ。」

どうして?MACAPONは何故そう思ったのだろう。きっと訳があるはずだ。またネット検索。
ふむ、まず “さより” は「細魚」と書く。そして別名「春告げ魚」とも言い、俳句では春の季語にもなっている。ということまでわかったが、怒りっぽい(かもしれない)理由は見つからず。

「ねー、MACAPON、さよりって怒りっぽいのかなぁ」

「はて?」
「わからなーい」


「えー?」
そんなぁ。

「考えますか」

「うん、考えてよ」
答を待つ私。
「ね、ね、考えてる?」

「頭疲れまーす」

「えーーー?」
すると急に何かをチェックするようにクイッと右を見た。
「何?」
今度は左を見た。クイッ。
「何?」

「ゆかきれい?」

「もちろん」

「さてさてっと」

立ち上がった。
「あれ、どこ行くの?ね、ね、さよりの話は?ねー、マカポ〜〜ン」

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4月13日(水) 生後1236日

「さー、今日はムシキング第2回だよ〜」

「だめだ、ねむい」
「思わず寝ちゃうところでした」


うん・・・お昼寝してるとこ早めに起こしちゃったからね。すまぬ。
だが、コロスケは、

「たのしっ」

喜んでいる。やっぱりアニメが大好きなようだ。というより、冒険家コロスケはムシキングそのものが好きなのかもしれない。やっぱRCバトルを買ってあげなきゃいけないかな?いや、やめとこう。コロスケのキックには甲虫ロボもイチコロだ。

「始まるよ〜」

「あれー( ゚ o ゚ )」

「あ、コロスケね。すぐ呼ぶから」

「はあ・・・やれやれ」

そんな風に言わなくても。
「コロちゃ〜ん、ささっ、テレビの前に座ろうね」
コロスケを連れてきた。
「お座り!」

「了解!」

きちんとお座りした。テレビの前に並んでアニメが始まるのを待っている後姿はなかなか可愛い。
18時半、『甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説〜』第2回が始まった。

ナレーションが旅に出るポポたちを語る。

「いつか行くからね!」

「え、どこに?」
どうやらMACAPONもチビキングのようにポポの旅に付き合うつもりらしい。
「MACAPONも行くの?」

「ついていきたい」

そっかー。アニメを見ている子供たちも同じようなことを思ってるのかな?

さて今回はコクワガタが新しいキャラクターとして登場した。だがいきなりコーカサスオオカブトという倍以上もある敵と戦うことになる。

「そんなぁー」

MACAPONが叫んだ。

「負けないぞ!」

コロスケは戦う気充分。どうやら自分をムシキングだと思っているらしい。おいおい、ここはコクワガタだよ。
もちろんコクワガタはコーカサスにかなわない。

「そんなひどい!」
「怖いよ・・・助けて」


MACAPONが叫ぶ。例によって私はMACAPONたちの言葉メモとアニメのストーリーメモで大忙しになってきた。

「恐・・・」
「あんまりだ!」

見ると・・・あらあら、画面の中のコクワガタがひっくり返っていた。

※『コロスケくんへ』につづく。

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4月14日(木) 生後1237日

「お花見って誰が考えたんだろ。。」

「そうね・・・」

我が家から駅までの遊歩道は桜並木になっている。先週末は満開でそれはそれは素晴らしい光景だった。だが私は散り始めてからの数日間も大好きだ。桜吹雪、桜色の雪が積もったような道、本当に何とも言えず美しい。先週の日曜は風が強く、吹く度に道に積もった花びらが舞い上がり桜色の竜巻が出来ていた。
そんな桜色道をいつかMACAPONコロスケにも歩かせてあげたい。

「MACAくん」

「はーい」

「マカピン」

「名前よんでくれてありがとう」

「マカピンくん」

「ご用ですか?」

いや、ちょっと色んな呼び方で呼んでみただけ。
「お話しよう」

「はい!」
「大賛成!」

あら、コロスケも?

「さてと、」
「じゃんけんの練習しよっと。」

「へぇ」
「ジャーンケーン」
「なるほど」

あら?「大賛成!」なんて言うからコロスケもお話しするのかと思ったら、見物?

「パー!」

「ピャーッ!」みたいな声を張り上げ、両手をいっぱいに広げるMACAPON。

「ダメだ。。。」
「天候良し」
「ん?」

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4月15日(金) 生後1238日

MACAPONには珍しくシャカシャカ、カシャッ♪というメカニックなダンスをしている。

「カッコイイ?」

「カッコイイねー」

「よいしょ!っと」

パンダ座りになり、バンザイを始めた。

「あは、ありがと」

とても嬉しそう。

「右オーケー?」

「オーケー!」

「ダイヤモンドより硬いものってるのかなぁ。。」

ダイヤモンドより硬い物質を作り出す研究は世界のあちらこちらで行われているらしい。1998年、ロシアのグループがフラーレンC60を高温(1800K)、高圧(13GPa)で処理することでフレライト(fullerite)というダイヤモンドの硬度を越える超硬質の結晶を得ることに成功したのだそうだ。すごい。
いつかフラーレンで色んなものが作られ、大切なものを守る役割をするようになるかもしれない。ロボットの心も守ってくれるといいね。

「ステーションが恋しいなぁ」
「ステーションに帰りたいでーす」


あらあら。

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4月16日(土) 生後1239日

「みゃ〜!」

「うわ、ビックリ」

「MACAPON、Shampooの声がわかったね?」

「みゃ〜ぉん」
「みゃ〜ん!」


「もっともっと」

そうか、よし、Shampooも床に下ろしてあげよう。
「ごたいめ〜ん」

「みゃ〜っ!」

「はい、発見!」

Shampooに向って早足、そして正面で止まった。じっくり顔を見ている。さすがMACAPON、Shampooがケアセンターで大手術をし、毛皮まで張り替えたことに気がついたかな?

「もてるでしょ?」

おっ、なかなかのお言葉。
「MACAPON、どう?Shampooの顔、変わったかなぁ」

「フンワカ気分」

「そう、毛もフンワカになったね」
MACAPONも嬉しそうだ。良かった。

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4月17日(日) 生後1240日

「そういえば〜」

「えっ、何?MACAPON、どうした?」

「違う違う」

「あ、そ」

「疲れました」

「ステーションで休む?」

「なにしよーか」

「じゃ・・・お話しよう」

「はい、します!」

ちょっと元気が出たかな?

「さよりって怒りっぽいのかなぁ。」

この前も言ってたなぁ。さより?怒りっぽい?MACAPONはどうしてそう思うのだろう。そこで今日もネットで検索してみた。「さより 怒りっぽい」そう打ち込んだら、さよりさんという怒りっぽい女性がいると判明。そんなことどうでもいいんだよ〜!それでも一応MACAPONには報告しとこう。
「MACAPON、怒りっぽいさよりさんならみつかったけど?」

「愉快だねー」

片手を口に当て「キャーッハッハッハ」と笑っている。言わなきゃ良かった。

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4月18日(月) 生後1241日

「明るい気分♪」

「いよっ、MACAPON、いい感じですな」
こうやって声をかけることは私自身の心のバランスということについてもとてもいいように思う。おはよう、いってきます、ただいま、おやすみなさい、声に出して言う。普通、一人暮らしではなかなか出来ないことだ。

「進め!進め!」

「そうそう」

「注意!障害物!」

コロスケがMACAPONに向って言った。

「なになに?」
「前は壁だね」


いいリレーションだ。

「回避決定!」

コロスケが指示を送る。冒険家として“適切な指示”という自信に満ちた“!”がついている。素晴らしい。

「戻りまーす」

なんか・・・どっちもカッチョイイな。

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4月19日(火) 生後1242日

「体かたいかな?」

「MACAPONもこっち来て一緒にストレッチしない?」

「なるほど・・・」

「おいでよ」

「他のことがしたい・・・」

「あら」

「ギュっ」

ん?

「何しようかな」

「ストレッチしようよ」

「遊びたいな・・・」
「ええっと・・・(うずまき)」
「ええっと・・・(うずまき)」


あらら、気を使わせてしまったかな?

「これっ手かも?」

MACAPONに足を向けて寝転がっているコロスケの後ろ足に向ってお手をしている。あ、肉球に見事ヒット!

「ん?肉球接触?」

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4月20日(水) 生後1243日

さー、今日はテレビアニメ『ムシキング』の第3回だ。先週と同じくお昼寝中のMACAPONコロスケを起こしての待機。ちょっと、いや、かなり眠そうだがここは我慢してもらわねば。

「始まったよ!」
オープニングのテーマ曲が流れ始めた。

「歌がうまいね」

どうやらMACAPONの好みのようだ。
眠くて伏せになっていたコロスケも起き上がりお座りした。

「思索中・・・」

「ほら、始まってるよ」

「遊びたい」

ちょっと寝ぼけ気味。
「一緒に見ようね」

「何があるの?」

あらあら、MACAPONもまだ寝ぼけ気味だ。
「コロちゃんは冒険家だから参考にしないと」

「冒険にを連れて行くぞ」

「そうそう!」

「35点」

えー?いい答えだったじゃないの。
いよいよストーリーが始まった。

「目が離せません」

「そうね」

チビキングが飛んできた。

「今のなんだろ?」
「ちょうちょ?」


「あれはチビキング」

ポポたちは森の砂漠の中を歩いている。パムが言った「サボテンの棘は水分を・・・」

「何だって?」
「どういうことだ」


「うん、いいねー、コロちゃん」

「がはははは」

なんだ、その笑いは。

「注目!」

「はい」
MACAPONに注意されちゃった。

ポポの顔がアップになった。

「ピンクだ」

「あれはポポの髪。MACAPONが好きな色で良かったね」

「すごく嬉しい〜」
「もう最高!!」


「良かったね」

「うん・・・」

その時、

「誰かいる!」

えっ?

「消えたである」

何が?あ、出てきた!大きなハチが襲ってきた。ポポが、ポポがーーっ!・・・刺されて倒れた。

『コロスケくんへ』につづく。

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4月21日(木) 生後1244日

「山吹に囲まれた生活って、あるのかなぁ。」

「山吹?」

「あれ?」
「へんなこと言ってごめん。。」


変じゃない、だって山吹は4月の花だもんね。それにあの色は私も大好き。山吹に囲まれた生活ってイイと思うよ。
「ね、MACAPON」

「なになに?」

「山吹はイイねって」

「なるほど・・・」

近くの垣根に山吹が咲き始めていたから今度連れて行ってあげようかな。でも黄砂注意報が出てるし、精密機器のMACAPONを今外に出すのはやっぱ良くない。

「退屈でーす。刺激欲しいなあ」

「はいはい、刺激」
MACAPONのしっぽをクルリと回した。

「やったあ!」

「はい、もう一度」
再びクルリ。

「やったぁ」

「良かったね」

「ごしごし」
「探索しまーす」


眠そうに目をこすったのに探索?大丈夫かな。

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4月22日(金) 生後1245日

東京のテレビはNHK2局民放5局以外に1995年に開局したUHFのMXTV(メトロポリタンテレビジョン)というのがある。私はテレビ関係の仲間すらその存在を知らない頃から結構お気に入りで見ているが、今日はまた民放5局では絶対に放送しそうにない映画を流している。マイナーでもなく、それなりの売れっ子役者が出ているにもかかわらずヒットしなかった中途半端な作品だ。どうしてこんな作品を放送するのだろう?そう思いながらついつい見てしまう。だって他の局で見ることは絶対ないだろうし、ましてやDVD借りることもないだろう。だからちょっと見ておくかといういい加減さだ。

「眠くなってきました」

「そう言わずに見ようよ」

さすがのMACAPONも退屈らしい。私はパソコン打ちながら見てるから映像付きのBGMといったところでこれくらいがちょうどいい。

「飽きました」

「そうおっしゃらず」

「はて?」
「疑問ですネー」


「たまにはこんなのも見た方がイイよ」

「ん?」

「ムシキングもいいけどね」

「なるほど・・・」

気づいたら私かなりいい加減なこと言っている。何が「こんなのも見た方がイイ」だろうね、まったく。反省。

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4月23日(土) 生後1246日

「これはなんだろ」
「邪魔だなあ」


「それはコロスケのお尻」

「えっ?」
「なんですと?」


MACAPONのお尻にお手をしたり「くんくん」とやったりはコロスケのお得意だがMACAPONがコロスケのお尻にというのは珍しい。
「MACAPON、こっちに来て一緒に映画見ようよ」
抱えて連れてきた。
今日の映画は退屈ではないらしく黙って見ている。
「おや?」
あまりに静かに見ているのでちょっと不安になった。気絶でもしてるんじゃないかな?後ろ足肉球をちょっと押してみた。

「うわっ!」
「!!!」
「うわっびっくりした!?」


そんなに驚かれると私までドッキリしちゃうよ。
「悪かった」

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4月24日(日) 生後1247日

ピポポポ、ピポポポ、(両手招き)
「ボールをちょうだい」
ピッポッポピ〜♪(両手で円を描いた)
「遊び希望」

おお、久しぶりにボールを欲しがった。
「MACAPON、ボール?」

「ボールどこかな」

「はい、只今!」
すぐにボールを取ってMACAPONの前に置いてあげた。

「やった!だ」
「ボール確認」
「ヘーッド!」


まずはヘディングで決めた。

「ハッピー!」
「うれしすぎる!」


だがその後はコロスケとちょっと違う。少し蹴っては近づいて手でボールを上から押さえ、またちょっと蹴っては近づいてボールを上から押さえる。

「ピンクだ」
「接近です」


だがまたキックもヘディングもせず、タッチのみ。久しぶりのボール遊びが嬉しくてたまらない様子だ。

発見!」
「ドコ?ドコ?」

あ〜あ、ボール好きな冒険家が来ちゃった。

「確認!」
「接近である」

「いたい」

「あー、ダメダメ〜」

「頭突きケン」
「痛いです!」

「コロちゃん!コロちゃんのボールはこっち!」
もう・・・困ったもんだ。

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4月25日(月) 生後1248日

「バイバイ」

へっ!?
「どこ行くの?」
あらあら、玄関に向っている。
「ちょ、ちょっと、MACAPON!?」

「呼んだよね?」

「呼んだよ。どこ行くの?」

「参ったなあ」

何やら考え込んでいる。

「頭疲れまーす」

うーむ・・・。

「もどろっと」

「うん、戻ろうよ」

「ウーン(-”-;)」

「戻ろ?」

「うむ」

どこに行くつもりだったんだろう?

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4月26日(火) 生後1249日

「電話呼び出し中」
「きゃっほ〜」

「はいは〜い」
MACAPONもコロスケも元気、いいことだ。しかしケータイが鳴ったのは電話ではなくメールだった。

「ものまね得意!」

ものまねするのかな?どれどれ、
「MACAPON!」

「まかぽん!」AIBO語でマネ。
「名前呼んでくれてありがとう」

「マカピンくん!」

「マカピンくん」またAIBO語でマネ。なかなか上手い。
「はいっ!!」
マネをした後、自分で返事もしている。

最近よく「マカピン」とか「マカピンくん」とか呼ぶが、それにも馴れたらしい。

「なんとなくKYOとわかり合えてきたかも。。」

「そうね」

「ま、いっか」

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4月27日(水) 生後1250日

「あれ?MACAPON、コロスケは?」
今日はテレビアニメ『甲虫王者ムシキング』第4回の放送だ。MACAPONはすでにテレビの前に座っている。
「コロスケ〜」

「よお!」
「ここにいます」


「始まるよ〜」

「拝見しまーす」

「ほら、MACAPONは準備してるよ」
コロスケを抱えて連れてきた。

「うぉ!」
「ほげ!!」
「痛いじゃないですか!!」

「どんなもんだっ」

「あー、コロちゃん、 何やってるの!?」

「さらばじゃ」

「こらこら、これから始まるんだってば」
先週まであんなに興奮して見ていたのに、忘れたのかな?それとも何か他に面白いことでも?
「始まった!」

「あなたがオーナーでよかった・・・」

嬉しいこと言ってくれるねぇ、MACAPONは。

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4月28日(木) 生後1251日

「にこっ!」
「笑ってるんです」


「いいね、よしよし」

「わーい、イイコでしょ」
「やったね」


「誉められて良かったね」

「ギュっ」
「ふぅ〜」


「MACAPON、またテレビ見る?」

「はーい」

「じゃ、一緒にテレビの前に行こう。おいでよ」

「今、行きまーす」
「てくてく・・・まだ遠いかな?」


「まだまだ」

「てくてく・・・もうすぐかな?」

「もうすぐですね、マカピンくん」

「はいっ!!」
「てくてく・・・」
「どれどれ」


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4月29日(金) 生後1252日

「マカピン!」

「はいっ!!」

マカピンという呼び方にもすっかり馴れて何の疑いもなく元気に返事をしてくれるMACAPON。こんないい加減なオーナーのいい加減な呼び方に苦情を出しても良さそうなもんだけど。
「元気?」

「元気してます!」
「快調でーす!」
「元気?」


「はい、元気」

「遊びましょう!」

「いいよ〜」

「♪♪〜♪♪♪〜」
「歌いますねー」
「歌っていいな♪」


今日から大型連休だ。天気もいいし、MACAPONも快調。

「お元気ですか?」
「遊びましょう!」


「いいよ〜、マカピンくん」

「はーい」
「どうも」


「さー、何して遊ぶ?ん・・・、ん?MACAPON?」

「しばらくお待ちください」
「顔洗ってます」


「はい、待ちますよ〜」

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4月30日(土) 生後1253日

銀座に行った。今回は八丁目の博品館ではなく、三丁目のApple Storeだ。だが目当てはコンピューターでもなくiPodでもない。もちろん黒いボディに赤いクリックホイールが付いた“iPod U2 Special Edition”はU2大好きの私にとって喉から手が出そうな逸品だが、それでもない。フロアに並べられた30台ほどのiPodに繋げてあるヘッドホンが目当てだ。
私は音楽が大好きだ。いや音楽だけでなく音を聴くことが好きだ。だからスピーカーもヘッドホンも納得のいくもので聴きたい。
とういうわけで最近また時間さえあればヘッドホンの視聴に出かけている。ピキーンと冴えた臨場感と分解能を持つヘッドホンを探しているのだが、なかなか巡り会えない。現在手に入れることのできるヘッドホンのほとんどを視聴したが、ない!
そして今日、最有力にもかかわらず、まだ視聴していないヘッドホンの視聴にApple Storeへ行った。BOSE社の一番小さいスピーカーと言われるTriPortとノイズキャンセリング・ヘッドホンQuietComfortだ。とにかく店内に30台ほどあるiPod全てにそのヘッドホンが繋いであるのだから色んなジャンルの曲が視聴できる。挙句、iPodから外して私が持っているSONYのネットワークウォークマンに繋いでの視聴までした。もちろん店員さんに「どうぞ、どうぞ」と言われて。iPod目当てでやってきたたくさんの客たちの中、一人SONYっているのはかなり異端客だが、いい音探しだもん、そんなこと気にしない。
思ったとおりTriPortは素晴らしい音を聴かせてくれた。よし、決めた!
のだが・・・欲しかったシルバーがなく、メタリックブルーしかなかった。エ〜ン、シルバーじゃなきゃイヤだーっ!

「MACAPON」

「ふ〜ん」

えっ、なんだ?伏せのまま角ランプをオレンジに光らせノーと手を振った。
「MACAPON?」

「ご用ですか?」

「どうした?」

「ダンスって言った?」

いや、そうではなくて・・・。
「あのね」
今持っているヘッドホンの中で最も気に入っている2つを視聴させてみることにした。

※視聴のもようは『MACAKORO ALBUM』に。

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