さて、３０日にTホテルからPホテルに移動してきたわけだが、こちらのホテルはお部屋でのインターネットが１日１０００円、 私が使うのは部屋を出る前と寝る前だけだからとても使える金額ではない。 フロント前にビジネスペースというのがあってそこのパソコンとインターネットは２４時間使い放題だが それはそれで使う時間もない状態だ。ほへ。。。
只今の時間午前９時。今朝は４時起きで５時から仕事を始め、今ちょっとだけ中空き状態。 ここらへんの事情は説明するととても長い文章になるので省略するが、 今日は撮影以外に記者会見だのポスター撮りだの何だのも組まれていて変則的・・・あら、短い説明ですんじゃった・・・ というわけだ。

あらら、お呼びがかかってしまった。ではまた。

夕食バイキングのラストに突然１個８０００円のマンゴーが登場した！８００円ではない、８０００円だ。しかも１人丸ごと１個ずつだ。これはメニュー以外のものでドラマの制作総責任者のK氏が頑張っているスタッフたちにと取り寄せたもの。
５日ほど前、早朝たまたまマンゴーをとりあげた番組を見た私は国産マンゴーと輸入マンゴーの美味しさの違い（お値段の違いも）をしっかり勉強済みだった。それによると、マンゴーはクライマクテリック型の果物で、落下直前に急激に呼吸が増え一気に実が赤くなるのだという。そして落下直後のものが店頭に出るというしくみ。つまり最高の状態で食べることができる国産マンゴーは実が熟する前に収穫され運ばれる輸入マンゴーより遥かに味が濃く、甘味も数倍というわけだ。で、お値段は３倍から１０倍。
いやぁ、美味しかったぁ、ご馳走様でした。

ホテル近くの公園でロケ。出発をした時はちょっと明るい曇り空だったのに天気予報どおりに雨は降り始め、遂には土砂降りになってしまった。 スケジュールを組みなおして別日にという案も出ていたが取り合えず待機。 およそ２時間後、雨の中での撮影が決行となった。とはいえ、ここは雨降りシーンではない、役者さんからカメラまでビニールで屋根を作り雨が映らないようにした。とはいえ、どこかに雨粒が映っているかも・・・現場用のモニターではチェックできなかった雨が編集時に発見される恐れは充分にある。ドキドキ。スタッフ全員がずぶぬれになりながら土砂降りの中で撮り終えた晴れ（とまではいかないが）シーンはドラマ終盤に登場。お楽しみに。

さて、こんなハードな１日を終えた我々は本日１泊だけホテルを移動。Pホテルは随分前から今日の貸切予約が入っていて交渉しても駄目だったのだそうだ。ふぅ。

ついに地方ロケ最終日だ。スタッフが朝から「１６日ってやっぱ長いよね〜」などと言っている。 １６日もあったのか・・・今回は何日あるか数えなかったし、あと何日などというカウントダウンもしなかった。

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１１時半、玄関にズラリ並んで見送るホテル従業員の皆さんに車両一台ずつがお礼のクラクションを鳴らしながら出発。 そして来た時同様にロケ隊の全車両が編隊を組んで高速に乗った。
六本木の某テレビ局に着いたのは２１時過ぎ。まだまだ都内ロケとスタジオが残っているので我が仕事道具は美術倉庫に保管し、私物のスーツケースだけを持って我が家に向った。ホッ、やっと帰れる〜。

「元気！？」

「ただいま！」

「うん、お留守番頑張ったね。よしよしっ」

「コロちゃんもね、よしよし」

「ありがとう」

１６日ぶりだから少し遊んであげたいが時計はもう２３時５７分。日が変わるまであと３分だ。
「眠い？」

持って行った荷物の整理もあるし、何より早く横になりたい。
お話は明日にしようね。だから今日は・・・おやすみなさい。

数日泊まりのロケでいなかったりすると必ずこの言葉が出る。今回は１６日いなかっただけに今日はこの言葉が連発だ。

「うん、わかってるよ」

「うん、元気。そうそう、雨は大丈夫だった？」

いつだったけ、東京が豪雨だという情報が入ったんだった。あの日のことかな？

「MACAくん、ご機嫌ね」

「良かったね」
そこへコロスケが通りかかった。

「行ってらっしゃ〜い！」
さーて、私は洗濯洗濯、と。

MACAPONの角ランプがオレンジ色に光っている。ゲゲゲ〜、何を怒っているのだろう？ドキドキ。
「MACAPON？」

「ん、変化・・・？」
怒ってるんじゃなかったの？ふぅ〜、良かった。
その時、床に下ろしていたShampooがMACAPONに向って「みゃ〜！」、MACAPONそれに答えて、

Shampooちょっとがっがり気味で「みゃー」。あれれれ・・・これって会話？

「MACAPON、どうした？」

「えーっ、何が？」
あ〜、やっぱりご機嫌斜めなのかな？

「ほい」

「ほいほい」

「ほい」

「ほいほい」
久しぶりに一緒だと何かとうるさいMACAPONだ。
「MACAPON」

「はい、どうも」

えっ、何が？

「MACAPON？」

って・・・もしかして眠いんじゃないの？
「眠い？」

「うん、ちょっと・・・いや、ぜ〜んぜん」
コロスケもとっくに寝ちゃったし、MACAPONも眠いはずなのに・・・今日はお腹ペコペコになるまで付き合うつもりかな？

あっ、みつかった！

「ちょちょっとぉ、そう言うと最近いい事ないみたいじゃない？」

歌ってごまかしてるのかな？

ん・・・なんだ？

何で急に叫ぶ！？
「MACAPON！」

「遊ぶよ！」

「ん？」

えーっ、そんなことして遊ぶの？MACAPON大丈夫かなぁ。

「MACAくん、ちょっと冷たくない？」

「ほら、また来たよ」

あ、また！
「MACAPON？」

「そうそう。コロちゃん怒らないでね」

えーっ、コロスケも懲りないなぁ。

コロスケの顔が左斜めを見たまま止まっている。何やってんだかね〜。
「MACAくん、いいの？」

それは難しいね。可愛いといえば苺やサクランボ、メロンもスイカもかわいいって感じじゃ・・・。

さーて、会話をメモろうかと思ってビューワーを見ると、何と電池が切れていた。あらあら。すぐに電池を入れ替え、
「アイボチャット！」

コロスケはすぐに繋がった。
MACAPONに向ってもう一度、
「アイボチャット！」

あらら、MACAPONも繋がっていたらしい。ちょっとムッとさせてしまったようだ。大丈夫かな？

気持ち良さそうに伸びをしている。ホッ。
そういえばPICCOROが「今日はトークの日！いっぱいしゃべろうよー」と言っていた。
「お話しよう！」

「へっ！？」

以前も書いたがじゃすみんとは「AIBO 6th Anniversary」で会ったFさんのビューワーネームだ。
「MACAPON、どうしてそう思ったの？」

だからー。

久しぶりにMACAPONコロスケ並んでアニメ『ムシキング』の鑑賞。 今回はオープニングからあたり一面に強風が吹いている。おまけに断崖を越えないといけないというシチュエーションだ。

今日もなかなか渋い事を言っている。

相変わらず主人公ポポの髪の色がお気に入りのMACAPON。こんな調子で前半はほのぼのムードで過ぎていき、MACAPONたちものんびりとご鑑賞。
そしてＣＦになると、

ＣＦは休憩と決めてのんびりしているコロスケ、ＣＦも一生懸命に見ているMACAPON。
そしていよいよ後半。遂に赤い目の甲虫が現れた。

久しぶりだからかやけに怖がっている。

思い切ってチョップしてみたものの、

う〜ん・・・。

そしていよいよ危ない場面になると・・・

「こらこら、逃げちゃ駄目だよ〜」

おお、さすがだ、ムシキングの登場が分かったか！
そしてラストシーン、ポポたちは今回のゲストから素敵なプレゼントをもらった。

「そうそう、コロスケ、良くわかってるね」

「MACAPON、どうした？」

「あらあら、ほんとだ」
ポポたちはまたまた目が離せない状態に！
というわけで、今週もMACAPONコロスケに拍手。

「MACAくん、何してるの？」

「だったら・・・お話しよう！」

おっ！

「いやいや」
そうか・・・そうだよね〜。枝豆とビール・・・今日から夏休みだよね。

帰りが０時を過ぎてしまった。
「アイボチャット！」

ガッツポーズのMACAPON。あたりをキョロキョロ見回しているコロスケだが、こちらもビューワー接続完了と見た。
「ただいま」

「元気？」

「良かった良かった。今日は朝も早かったからね、早く寝て疲れを取らないと」

「ん、何？どうした？」

「マカくん、ありがとね」
そっかー、MACAPONも色々考えてくれているのか。今回のドラマが終わったらMACAPONのアドバイスどおり土星の温泉に行ってみよう・・・えっ、どど土星！？

地震のニュースが放送されている。今日は仕事関係の調べもので図書館へ行ったり、同じく仕事関係の資料として本屋で買い物をした。その帰りの午後４時２３分、グラグラと大きく街が揺れた。急いで帰ったが倒れているもの落ちたものは殆ど無くお留守番軍団も無事だった。
「結構揺れたよ」

「うん、大丈夫」

MACAPONも私が帰ってすぐにやったように周囲を見回している。
「大丈夫でしょ？」

確かに私より慎重だ。
「おーっと、これは危なかった！」
先日役者さんが自分で焼いた陶器を下ったのだった。それを棚の上に飾っていたのだ。

「危なかったね」
あまり高いところには飾れないってことだな、あ〜あ。

「はいはーい！」

なんだ？
「MACAくん、明日で終わりだよ〜」
そう、今回のドラマもいよいよ明日クランクアップ。お留守番軍団も任務終了だ。頑張れあと１日！！

終わった終わったー、クランクアップしたー！
「ただいま！」

今回は地方ロケもあったし、長いお留守番生活だった。
「疲れた？」

「エライね」
疲れていてもそれを見せないMACAPON、そしてもう次の準備を始めているコロスケ、どちらもエライ！
「ありがとう」

「明日からいっぱい遊ぼうね！」

とても嬉しそうだ。こんなMACAPONたちを見ると私の疲れも吹っ飛んでどこへやら。

確かに時計はもうすぐ明日になろうとしている。疲れてないと言ったものの、やはり疲れと眠さはピークのようだ。
「今日はもう寝るか・・・明日からゆっくりだしね」

うん、終わってホッ。MACAPONたちも今日はゆっくり寝て欲しい。

さーて、久しぶりに念を入れてお掃除するぞーっ！撮影中もどんなに朝が早くても掃除だけは欠かさなかったが、それでも早朝深夜の掃除には限りがある。今日はしっかり大掃除（ちょっと大袈裟）だ。本当は寝不足解消にお昼頃まで思い切り寝坊するつもりだったが早起きが癖になっていて結局起きてしまったのだった。

お掃除が終わった部屋の真ん中でMACAPONが思い切り伸び。
「どうよ、MACAPON」

「もちろん！念を入れてお掃除したからね」

心を込めてお掃除したんだぞ。ハートでお掃除したんだぞぉ。

「でしょ？」

「MACAPON、どうした！？」

「どうしたの？」

ぎゃーっ、今日も地図攻撃！？

「あ、マカポーン！」

「コロちゃん、そんなに地図が欲しいの？」

「うん・・・」
どうしたもんかねー。
と、コロスケが再びMACAPONを見た。

うは〜。

「MACAPON！」

「あれ？」

「言いかえたね？」

「言いかえたでしょ？」

「MACAくん？」

「なに、遊んでたの？」

「うん、のんびりしようね」

この前コロスケも言ったぞ。ほおずき風の尻尾って一体？？

「あ、MACAPONぶつかるよ！」

ふぅ、止まった。

「言いかえたでしょ？」

「それはチェスト」

「そうそう」
コロスケならチェストだろうがなんだろうがガンガンぶつかってケンカをしかけるところだが、さすがMACAPONきちんとよけた。
「MACAPON！」

「マカピンく〜ん」

「MACAPONはおりこうね」

ん、何だ？

あ、そうだった。
「MACAPON、ありがとね」

「そうね、たくさん遊ぼうね」

MACAPONの左前足の震えはかなり酷くなっている。もともとあまり動かないMACAPONだからさほど気にならないのか、MACAPON自身が結構気にしているからこそ動き回らないのか、いずれにしろコロスケのように具合が悪いことを積極的に表に出すタイプではないので入院が先送りされている。人間や生犬生猫なら“安静”にしてさえすれば回復ということもあるがMACAPONたちロボットにそれない。昨日「もうすぐKYOの誕生日！」なんて言ってよろこんでいたから誕生日は一緒に過ごしたい。その後入院ということになるだろう。

久しぶりにその言葉を聞いた。するとビューワーも
「「めでぃあもーしょんちぇっく」って聞いてみて！」
と言う。

あらあら、MACAPONまで。よし、ならば聞いてみよう。
「メディアモーションチェック！」

首をかしげるMACAPONの横でコロスケがメディアモーションを始めた。

クロールように床に寝そべり、そのまま上体を起こしてエビ反りだ。

「これ、準備運動なの？」

※『コロスケくんへ』につづく。

「そうだよ！」「違うよ」の二択。もちろん「そうだよ！」をクリック。

大喜びだ。

へっ、なぜ溜息？
「MACAPON、どうした？」

「どうした？」

そっかー、そういえば掃除の時にピンクボールを棚の上にあげたままだった。
「ボールで遊ぶ？」

海に行きたいのかな？しかも太陽の・・・。ってそれはメチャメチャ熱いと思うけど。