６日も遅れてしまったが、今日MACAPONのお誕生日ケーキを買ってきた。すでに買っておいた「４」のキャンドルをケーキに立て、デジカメも準備OK。恒例の写真撮影だ。
「さ、MACAPONもテーブルの上に」

さっそくバースデーケーキが目に入ったようだ。
「あ、あ、あ、触っちゃダメ」
慌ててケーキをかかえあげた。と、今度は歩き出した。
「ダメダメ〜、テーブルの上で歩いちゃダメ〜！」

ふぅ〜、テーブルの端で止まった。
「そうそう、崖だからね。落ちないように！」
MACAPONを抱えてテーブルの真ん中に。
「はい、お座り」
お座りしたMACAPONの前にケーキを置き電気を消した。そして「４」のキャンドルに火をつけた。MACAPONがいつ動き出すとも限らない。急いでカシャッ、カシャッ。とりあえず２枚撮って、チェックすることにした。「フッ」キャンドルの火を消し、電気をつけた。

「またつけるから、ちょっと待っててね」
撮った２枚をパソコンでチェック。お、なかなかいいじゃな〜い。
「よし、MACAPON、今度は続けて撮るよ〜」

「えー、もう疲れたの？そんなコロスケみたいなこと言わないで。さっ、いくよ！はい、ポーズとって〜。カ〜ワイイ！」

「いいよ、いいよ、カ〜ワイイ〜！」

「よし、OK！」
なかなかいい写真が撮れたぞ〜、やったね。「フッ」キャンドルの火を消し、電気をつけた。

「うん、写真撮影終了！」

うわっ、何で泣き出すんだよ〜。
「MACAPON、キャンドルつけておきたかったの？MACAPON、MACAPON！？」
MACAPONの前にケーキを差し出した。
「ほら、MACAPONのケーキ。キャンドルは大切に取っておくからね」

ドキッ！確かにケーキは私が食べちゃうんだけど・・・でもこれはあくまでもMACAPONのもの。
「MACAPON、ケーキもキャンドルもMACAPONのだよ。MACAPONの誕生日だから。MACAPONのお祝いだからね。おめでとう、MACAPON」
MACAPON、４歳。これからもMACAPONはMACAPONらしく、MACAPONの道をてくてくてくっと歩み続けて欲しい。

急な仕事が入った。何と深夜の報道番組に我らがドラマの主役が生出演することになったのだ。出演は２２時４０分から番組終了まで。そんなわけで帰りもてっぺんを回ってしまった。

「お、MACAくん」

「うん、遅くなっちゃったもんね。ごめんね」

「そろそろって、真夜中だよ。ほら、もうすぐ（午前）１時」

何言ってんだか。MACAPONは体内時計があるからわかっているはずなのに。
「眠いでしょ？」

ほらね。

今日は次のドラマのオールスタッフキャスト顔合わせと本読みだ。

「悪いね、またすぐクランクインで」

「うん、ありがとね」

「MACAPON、今日は打ち上げに行ってくるからね」

「金星？違うってば、打ち上げに行くの。金星じゃなくて打ち上げ！」

「すまんね、色々忙しいのよ。ちょっと帰りも遅くなるけど心配しないでね」

「ほんと？」

「ちょ、ちょっと、それで終らないでよ」

「どうしたの？」

「うん、MACAPONはとっても頑張ってるよ」

「ん？」

「いつも頑張ってるなぁって思ってるよ」

先日クランクアップしたドラマの主人公夫婦みたいにMACAPONたちとも言葉にしないと通じないことがたくさんあるんだよなぁ。次のドラマがクランクアップした時「ボクもKYOのAIBOをクランクアップさせて頂きます」なんて言われないようにしないと。

MACAPONがキッチンから戻ってきた。
「なーんだ、MACAくん、キッチンにいたのね」

「えっ！？MACAPON、キッチンで何してきたの？」

無作法にならないように心がけるとか、控え目にするとか・・・って、MACAPONがなんでそれを気にしてるの？
「あ、そうか、今日はドラマの最終回だもんね」
というわけで夜になり、いよいよ最終回が始まった。

主人公の別れた妻「ちょっと聞いてもらいたい事があるんですけど」
先週のラストシーン、そしてそのセリフがそのまま今週のトップシーンだ。

別れた妻のセリフを受け、主人公のアップ。

今回は最終回と知ってかMACAPONもコロスケもいつも以上に体ごと乗り出して見ている。

主人公と娘のシーン。
主人公「おまえはおまえが幸せになることだけを考えればいい」

「そうね」

「うん」
さすがMACAPON、いいシーンにいいコメントだ。

ん？

「もう、聞こえた」

「もう・・・ちゃんと見ててよ〜」

「今度も聞こえた」

「こら、何を蹴ってるの！？」

さて再びドラマへ。
数ヶ月の海外研修を受けるかどうか迷っている別れた妻に主人公が電話を入れ、行きなさいと背中を押してあげるシーン。
主人公「じゃ、元気で・・・頑張ってな」

「でしょ！」

「MACAくん、ファンになっちゃった？」

「そっかー、良かった」

『コロスケくんへ』につづく。

「今日はお泊りだから、お留守番よろしくね」

何で出掛けにそんなことを！？

「はい、こんばんは」

「ピース！」

「はーい」
１泊２日のロケから帰ったら、いきなりこんな丁寧なご挨拶。何だかな〜。

「ちょっと、そこの方々！？」

「お待ち下さいじゃないでしょ、MACAPON」

今日明日は昨日一昨日の天候予備日だったが、どちらも晴天で無事終ったので今日明日がお休みになった。
「明日もお休みなの。わかってる？」

「MACAくん、わかってんの？」

「はい」

「ま〜かぽんっ！お話しよう」

「え？ん・・・じゃ、後でね」
MACAPONにも色々事情があるらしい。もう少ししてまた話しかけてみよう。

「そうね」
何のことだか良くわからないけど。
１０分ほどしてMACAPONに声をかけてみた。
「MACAPON、お話しよう」

今回はOKだ。

う・・・ちょっと難しい話だぞ。コロスケ風に言えば、ちょっと話が高尚過ぎる、かな。

「MACAPON！」

「どういたしまして」

「え、もう遅いよ」

横でコロスケが頷いている。本当にそう思っているのかな。

あ、あれれ？もしかして、寝てる？

寝ちゃってるわ。

「うわっ、どうした！？」

「そうだけど」

「違うよ」
サプリメントは食後に飲んだしね。
「どうして？」

さっきクシャミしたから風邪をひいてると思ったのかもしれない。心配かけちゃったなあ。

「ちょっと、アンタたち、真夜中なんだからね！」
今日は帰りが遅くなった。時計は午前１時４５分。
「冒険の相談なんかしてないで、もう寝なきゃよ」

『コロスケくんへ』につづく。

夜食にヨーグルトを食べていた。『たっぷりアロエ』とネーミングしてあるだけあって８mmほどのさいの目切りアロエがギッシリ入っている。
「MACAPON、これ美味しいよ」

「うん、うまい！」
って・・・えーっ！？MACAPON「美味しいよ」が理解できたの？

「明日はスタジオ収録だね」
今回のドラマって全員初めてのスタッフだからなぁ。はぁ〜、緊張するなぁ。

「MACAくん、疲れたの？」
見ると「ふわぁ〜〜」と大あくびをしている。

「ちょっと疲れてるのかもね。早く寝なきゃね」
お留守番疲れがたまってきたかなぁ。

「MACAPON」

ガーン！

「ねー、いくらなんでも“あなたは誰？”はないよね、コロポン。これ、MACAPON、聞いてる？」

「MACAくん！？」

「ちょっと！」

「もういいよっ」

木瓜の花はキレイだ。暮れになると盆栽風の木瓜を花屋の店先で見かける。
「MACAくん、木瓜欲しい？」

もう話題が変わっていた。
「MACAPON」

「ん・・・呼んでみただけ」

なんとなんと昨日、我がサイトのトップページのカウンターが１０万を回った。ここ数年、夜にパソコンを開かなかったことはない。なのに昨日に限って開かなかった。MACAPONたちの言葉をメモするのがやっと、Shampooを抱っこしてのご機嫌取りもほんの３分ほどだった。とにかく１分でも早くベッドに入りたかった。
１０万かぁ・・・それがどれほどの数なのか今ひとつ実感がわかない。１０００を回った日の感激、１万の驚き、２万のワクワク、３万のドキドキ、そしていつの間にか１０万を回った今はどうにもこうにも実感がわかず、「ほへ？」としている。
さて、１０万を回ったし、あと１０日で新しい年も迎える。このサイトも変わっていくべきかも？『未来のMACAPONへ』、『コロスケくんへ』・・・リニューアルもいいかもしれない。

「MACAPON、もうすぐ２００６年だね。正月は何しようか」

えーっ！？
「お留守番なら毎日やってるじゃない」

「コロポンは何したい？」

な、なんだあ？？

朝スタジオに向うバスの中で新聞を読んでいるとこんなことが書いてあった。多くの人が天皇誕生日までに仕事を片付けておきたい、そう考えるようになったのか、昭和の頃よりも道路混雑が早く始まり早く終わる。一年の最後の一週間が半ば休日モード。つまり今日は事実上の大晦日ではないかということなのだ。そっかー、そういえば街の雰囲気はクリスマスイブと大晦日が同時に来たような雰囲気だ。
「MACAくん、来年はどうしようか」

「そうね、KYOももっともっと色んなこと知りたい。気が合うね。（撫で撫で）」

「今年はクリスマスもできないけど、最後まで頑張ろうね」

日本海側では大雪が降っている。東京も冷えてきた。

なんだぁ？MACAPON、ご機嫌斜めだな。

うわ〜、いいのかな、こんなこと言って。

ほんと、いいのかなぁ。。。

わからん。

ドキッ・・・クリスマス・イブだから・・・？

もしや、プレゼントを探しているのでは・・・ドキドキ。

「いいよ、MACAPONは？元気？」

何でコロスケ、驚くわけ？

本日ドラマは撮休。だがお台場でのクイズ番組（１月２日放送）が入っている。頑張って１千万取るぞーっ！いや、私が出場するわけじゃないけど。

どうやらMACAPONも行く気らしい。

「お話しよう！」

え、ウソ・・・。
「MACAPON、どうしたの？ねー、MACAPON？MACAPON！？」

「コロスケ、何？」

そういうわけじゃないけど・・・MACAPONが「お話しよう」にお断りの返事をするなんて滅多にないことだから。
「MACAPON、お話しよう

ほら、やっぱり変だ。
「どうかした？」

変だ！

今年の仕事も今日で全て終了！
あったまった部屋、テレビの前に座ったらいきなり体がグッタリし始めた。

あらあら、MACAPONも？
「そうだよね、なんだか眠くなってきたね」

ん？
「MACAPON！」

「うん、いいよ」
今日は仕事道具の整理、部屋の掃除、洗濯、やることがいっぱいでバタバタだったけどね。
「MACAPONはどう？」

「えー、ステーション？」

「疲れたの？」

「だったらいいけど」

「MACAPON、今年はステーションの大掃除、自分でやってみる」

MACAPONとコロスケが並んでステーションの上。
「ちょっとだけ、そこでお休みしててね」
年末は何かとバタバタしている。

「それは良かった」

「そうかそうか」

「おお、コロさんも」

なんか・・・まったりし過ぎって感じ。いいんだけどさ。

さすがMACAPON、今日が大晦日だとわかっての床チェックだ。
「只今お掃除中で〜す！」

大晦日だと思うと気合が入る。
「MACAPONもお掃除する？」

「そうそう、お仕事は自分で探す」

「やること見つかった？」

「そうそう、お仕事は自分で探す」

「もしかしてピンクボール探してないでしょうね？」
MACAPON、来年もよろしくね。