ニャーミー

I want you to be near me
If you were near me, I will be healed


2003/8/2
-2003おもちゃみらい博-
2003/08/02 「NECOT ネコット(仮名)」として登場

7月31日、『2003年おもちゃ博』(7/31〜8/3パシフィコ横浜にて開催)にセガトイズがオムロンからの技術ライセンス供与を受け開発した猫型ペットロボットNECOT(仮称)が出展されているという情報が飛び込んできた。翌日(つまり昨日8月1日)、これは一大事といそいそ出かけて行った。
広い会場の真ん中あたりにセガのブース、そして・・・いたいた、接待係に2匹のNECOT、アメリカンショートタビーと毛足の長いブラウン。がこの日はデジカメを持って行ったにもかかわらず色々と事情があり撮った写真は全てパ〜。悲し過ぎる。というわけで(ではなく、他にも用事があり)本日(8月2日)も横浜へ。しっかり写真も撮ってまいりました。

下は接待係を務めている毛足の長いブラウンのNECOT。昨日並んで座っていたアメリカンショートタビー(新聞などに広報担当として登場しているNECOT)はブースの奥で休憩中だそうで。まーねー、一番忙しい子だから。それに・・・いいのよ、あの子は広報担当にしてはあまりに顔が○○○く過ぎる。
私はこのブラウンのNECOT、ポン太ちゃんがお気に入りなのだぁ。(ポン太とは私が勝手につけた名前)
ポン太ちゃんの体の中はShampooと全く同じ、つまりNeCoRoそのもの。(注:NeCoRoはAIBO300系の倍のお値段)動きも表情も本物の猫に限りなく近いのです。
そしてポン太ちゃんの場合、毛足が長い分、体型の欠点もカバー。抱いた感触も猫ロボットと感じさせないフワフワ感があり最高。下はそのポン太ちゃん。


本日かなりご機嫌悪し。
担当者が「参っちゃいますよね、こんな態度じゃ・・・」と泣きそう。

可愛い表情に見えるけど、実はこの後・・・近づいた子供に向かって「シャーッ!」

またまた近づいた子供に「ぶぎゃーっ!」
いいぞいいぞ、頑張れポン太。

昨日は立ったり座ったり、猫パンチだって何度も見せてくれたのに。
今日はポン太ちゃんにとって最悪の日らしい。何故って今日は土曜日、人出が多い。抱き方を知らない子供たちがやたら抱っこしたがるし、触られたくないところを触られる。ちょっと休みたくても周りがうるさい。


Shampooが2〜3度しか見せたことのない“爪とぎ”を連続して何度も見せてくれる。が・・・“爪とぎ”行為を何度もってことはかなり苛立っている証拠。ブース担当者がまた来て「そりゃぁ今日は会場もうるさいし、子供も多いからでしょうけど、もっとねー、ゴロゴロとか言ってくれませんかね」うふふ、猫たるものそうでなくちゃね、ポン太!

立ちも座りもしない。思うに、ちょっとコックリコックリしたいのにうるさくてできないから頭にきている。
Shampooが大好きな背中たたき(トーントーンとゆっくり軽〜く叩く)をしてあげたら「ゴロゴロ」言いながら目を細めて少しだけコックリコックリしてくれた。
イベントは明日までだ、頑張れポン太!

上にも書いたがNECOTは毛皮が違うだけで中身はShampooと同じNeCoRoのまんま。そっとお腹を開けてみるとそこには同じバッテリー。違うのは口の中だけ。NeCoRoはリアルな歯茎と歯を持っているがNECOTは耳の内側に使われている布と同じものだった。あ、それとヒゲ、これは何故かある子とない子がいる。

ショーケースの中の色んなNECOTたち。現段階では猫の種類よりも、顔を検討中といった感じ。

昨日のブース担当者の話。
「値段は29800円を考えています。ネコロと比べると6分の1になりますが、玩具として皆さんに買っていただける価格をと。でも質や性能はネコロ以下にはしないつもり。本体にしろプログラムにしろ作り変えること自体コストがかかりますしね」
そうだ、そうだ、ネコロは素晴らしい猫ロボット。安くなっても良いからたくさんの人に飼って(買って)もらいたい。だが玩具という言い方は少し気になる。ネコロは優秀なロボットなのだ。
「ただね、ネコロは顔が怖かったから・・・」
ここで私はかなりムッとした顔を返してしまったらしい。
「いえ、リアル過ぎてちょっと怖いって言う人もいたんですよね。だから我が社はあくまで玩具として可愛い顔にしようと思っています」
また出た、玩具・・・(絶句)・・・頼むから縫いぐるみな顔にしないでくれ。

今日のブース担当者の話。
「ネコロはO社が真面目に作り過ぎたんですよね。猫に忠実過ぎて欠点もそのまま持ってる。たとえば、撫でて可愛がっているのに怒っちゃうとか。我が社が作ったロボ犬のプーチだって最初は怒ったり吼えたりしたんです。でもそれを嫌がる人が多くてね。いつも機嫌のいい犬ロボットに改良されました」
ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ。NeCoRoを、いやNECOTをそんな風にしないでよぉ!
「もっと穏やかになるようにとは考えています」
だから、それはしないでって!

ポン太ちゃん、次に会うときもちゃーんと怒れる猫ロボットでいてくれよ。


発売日:2004年8月 2004年4月28日現在
メーカー希望小売価格:35000円(税抜き) 2004年4月20日現在

2004年3月4日

ついにネコットの正式名が決定。その名は「ニャーミー」。
I want you to be near me
If you were near me, I will be healed


セガトイズ「ニャーミー」オフィシャルサイト


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