猫型コミュニケーションロボット「ニャーミー」
near me

セガトイズより2004年8月7日発売予定


2004年7月9日(金)
ニャーミーを見てきました!

8月7日発売のニャーミーが銀座博品館にて展示中、いや動いているとの情報を入手。さっそく行ってきました。



ワクワクドキドキ・・・博品館トイパークサイトによれば2階にニャーミーショップまでオープンされているらしい。2階だな、2階・・・と上がろうとしたら、おーっと、踊り場にショーケース、そしてその中にニャーミーが!!
うわーっ、でっか〜い!
これが第一印象。ネコロの1.2倍はありそう。

で、ご案内係のニャーミーさんだが、何故か後ろ向き。
しかもデジカメをかまえた瞬間、シッポをクルリと右へ、お尻左側をちょっと浮かして・・・??おはらをする時のAIBOのようなポーズ!おい、コラッ、何をしてる!?


気を取り直して階段をトコトコ。2階フロアはぬいぐるみがいっぱい。キョロキョロうろうろ、ニャーミーショップ見当たらず。聞いてみようかなぁと思いながら歩いていると「発見!」ちょっと奥まった場所にニャーミーショップが!(というより展示場)
うひひ・・・誰もいない。思う存分触れそう。
右のホワイトはお座りして静かに周りを見ている。
左アメリカンショートヘアは瞑想中。

アメリカンショートヘア ホワイト
近づいてデジカメを構えるといきなり怒りだした。手をブンブン動かして猫パンチ。 どちらかというと物静かなホワイトにゃんこ。アメショーに比べてかなりおっとり。

このコの性格なのか、実に良く動く。
今度は顔をブンブン動かしている。
顔も手もシッポもとにかくブンブン動かすのでぶん太と名付けた。
「おい、ぶん太、ぶん太〜」と呼んでみた。
☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
ムッとしてこちらを睨んだ。
ドキッ!
本物の猫ならここで「フンギャーッ」と飛び掛って来るところだろう。
目をそらしては負ける、そう思いグッとにらんだ。にらみ合いが続いた。
そうこうしながら何と私は「こいつ、きゃーわいい〜♪」と思ってしまった。
出たーっ!
ぶん太、本当に可愛いぞ〜。まるでミニラみたいだ。わーっはっは。
ちらりと見える歯に注目。指を入れて噛ませてみるとネコロのそれより柔らかく全く痛くはなかった。

ぶん太と遊んでいると暇でウトウトし始めたホワイトニャーミー。
毛並みのフワフワ感がなかなかいい。
「おい、顔を上げろ」
やっと顔を上げた。
ふむ・・・可愛いんだか何だか?最初そう思ったが動き始めると「それなりに可愛いじゃないかぁ」と。でも愛嬌はぶん太の方が数倍上。
とりあえずホワホワと名付けた。ホワイトとほわほわの毛・・・近くにあったパンダのぬいぐるみが目に入ったのもあってパンダ的に決めてみた。
照明の関係で目がちゃんと写らなかったのが残念。目に関してはニャーミーオフィシャルサイトの写真を見て頂きたい。


★ネコロとの比較

私が思うネコロの短所、その第一は「猫背ではない」ということ。
寝姿も座った姿も背中がイマイチ猫ではない。AIBO300系(ラッテ&マカロン)の背中と同じように真っ直ぐの丸太状だ。しかも撫でた時の手触り、これも真っ平らで猫の背中ではない。撫でる度、手が弧を描く、これが猫の背中だ。“リアル”が売りなネコロだけにどうにかならなかったのだろうかと残念に思った、いや今でも思っている。
ところがどうして、ニャーミーは見事にそれが改良され、いい感じの猫背だ。しかも背骨のようなものまである!!抱いて撫でて驚いた。この撫で感、実にいい。

もう一つ、ネコロの気になる点、それは目の周り。人工毛皮がほつれるのを防ぐ為に接着剤のようなものが塗ってある。これが塗り過ぎの場合、目の周りに硬くこびりついていてよろしくない。Shampooの目元も塗り過ぎだった為、その固まりが抱いた時に着ていた服に引っかかってしまった。顔を撫でた時、手も痛かった。その後、半日がかりで取り除いたが、それはそれは大変な作業だった。
おもちゃみらい博で見たネコット(ポン太)もぶん太もホワホワも目元に接着剤を感じない。


★抱き心地、撫で心地

ニャーミーの毛皮はおそらく夢ねこ並みだろうと予測していた。が違った。むしろネコロに近いいい毛皮だ。ただ、ネコロのように内部にピッタリと密着してはおらず、何となくブカブカとしている箇所もあった。とはいえ、これはあまり気にはならない。むしろ抱いたり撫でたりした時、内部の「機械」を感じさせないフワフワ感があって良い。
しかし、ニャーミーはでかい。ネコロに比べるとはるかにデカ猫だ。


★顔

・・・は見ての通り。写真のまんま、このまんま。係りの人によると「これらは展示用ですが、実際の商品も変わりないと聞いております」とのこと。

ヒゲ、長過ぎ!全体が写っている写真を見ればわかるとおり15〜18cmはある。ちなみにネコロは6cm。太さもネコロヒゲの倍はありそうだ。もしかして夢ねこと同じヒゲではなかろうか。

(上のニャーミーとネコロ自慢写真館のネコロたちの顔を比べて頂きたい)


★細かな作り

歯と肉球は良し。爪は無し。もちろんネコロにも爪は無い。


★ネコロとの互換性

バッテリーと充電器はネコロの物と似てはいるが違っていた。互換性は無しにしたそうだ。残念。何故って、もしかしてエサが安くで手に入るかと思ったんだも〜ん。
ちなみにニャーミーの連続動作時間はフル充電時で約4時間、ネコロは1.5時間。だがネコロの場合、静かに座っているだけやウトウトしたりもするから実際は半日以上もったりする。ニャーミーもどうやら燃費がいいらしく、ぶん太もホワホワも販促活動で忙しく働いているにもかかわらず1日1回の食事でいいそうだ。

階段を降りると踊り場のにゃんくんは相変わらず後ろ向きだった。
遊んだのかカラフルなボールがシッポの下に?
お、背中の感じが本物っぽくていいじゃないか。
それにしてもやっぱデカイなぁ。


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