Solaris man マニュアル
システム管理コマンド                                showmount(1M)

【名前】
     showmount - リモートマウントの表示

【形式】
     /usr/sbin/showmount [-ade] [host]

【機能説明】
     showmount は、ホスト (host) からファイルシステムをリモートマ
     ウ ントしているクライアントを表示します。この情報は、host 上
     のmountd(1M) サーバーが管理し、ク ラッ シュ 後 も ファ イ ル
     /etc/rmtab  内 に 保 存されます。host のデフォルト値は host-
     name(1) が返す値です。

     showmount コマンドは、NFS バージョン 4 のクライアントの名 前
     を表示しません。

【オプション】
     次のオプションを指定できます。

     -a       すべてのリモートマウント情報を次の形式で表 示 し ま
              す。


              ホスト名 : ディレクトリ




              ホスト名はクライアントの名前で、ディレクトリはマ ウ
              ントされているファイルシステムの元です。




     -d       クライアントがリモートマウントしたディレクトリを 表
              示します。



     -e       共有されているファイルシステムの一覧を表示します。



【ファイル】
     /etc/rmtab


【属性】
     次の属性については、attributes(5) のマニュアルページを参照し
     てください。
     ____________________________________________________________
    |         属性タイプA         |            属性値           |
    |_____________________________|_____________________________|
    | 使用条件                    | SUNWnfscu                   |
    |_____________________________|_____________________________|

【関連項目】
     hostname(1), mountd(1M), attributes(5)

【使用上の留意点】
     クライアントがクラッシュしても、そのエントリがサーバー上のリ
     モートマウントリストから削除されることはありません。