Solaris man マニュアル
ユーザーコマンド                                         ypcat(1)

【名前】
     ypcat - NIS データベース内の値の出力

【形式】
     ypcat [-kx] [-d ypdomain] mname

【機能説明】
     ypcat コマンドは、mname で指定された NIS ネームサービス マッ
     プ内の値を出力します。mname は、マップ名かマップニックネーム
     のいずれかです。ypcat は NIS ネームサービスを使用するた め、
     NIS サーバーは指定されません。

     NIS ネットワークサービスの概要については、ypfiles(4) を参 照
     してください。

【オプション】
     -k              値がヌルであったり、キーが値の一部では な い
                     マッ プについて、キーを表示します。/etc 内に
                     ASCII バージョンがあるファイルから取り出され
                     たマップは、このクラスに当てはまりません。



     -d ypdomain     デフォルトドメイン以外のドメインを指定 し ま
                     す。



     -x              マップのニックネームを表示します。



【属性】
     次の属性については、attributes(5) のマニュアルページを参照し
     てください。
     ____________________________________________________________
    |         属性タイプ          |            属性値           |
    | 使用条件                    | SUNWnisu                    |
    |_____________________________|_____________________________|

【関連項目】
     ypmatch(1), ypfiles(4), attributes(5)