日 記 ど う ?




◆平成17年1月の日記どう◆
2005年1月31日(月)
身体は精神の入れ物か

そもそもが運動音痴だったことも手伝って運動嫌い。器械体操が苦手でしたな(跳び箱を飛べるようになったが小学校の中学年でしたから)どういったわけかジョギングを楽しむようになったのがカレコレ8年ぐらい前。ハイキングに草野球、スノーボードなど娯楽性の強いものをしてはいましたが。とりわけ嫌いだったのがジョギング。苦しいだけでちっとも面白味がない。マラソンのテレビ放送を見ても、走っている間からゴールするまで一様に苦しげな表情。ゴールした瞬間は苦しみからようやく解放された表情をするし、挙句倒れこんだり。「苦しかったら、止しちゃえばいいのに」なんてね。ちっとも理解できないし共感も覚えなかった。
「体を動かしてえ〜」とジョギングをする様になるなんてね。「物事は必ず変化する」諸行無常の習い。心持ちまでもが乗っちゃうのですな。無駄に苦い秋刀魚のはらわたを食べるようになったのも頷けます。
ジョギングのおかげで体が久々に苦しい。「何なんだ、この苦しみは?」などと頭が勝手に動くようです。遅々とした足取りなのに、頭が動いてるのか妄想は膨らむこと。

2005年1月30日(日)
純情日記恩田川編

南蔵院でおつとめを終えてから、近くのお寺へ習字の稽古。『笑点』の大喜利見ながら(大喜利は落語じゃないでしょう)家路を急ぎ、久々にジョギングに行きました・・・
西光寺から恩田川、川原っぷちを東名ガードに向かって真っ直ぐに。環状4号を十日市場に向けてダラダラと、バス通りを登って駅のロータリー。実はレストランじゃないジョナサンを左に見ると間もなく16号と青葉台、中山と長津田を結ぶ四つ角。左 中山方面へ。左手の潰れそうなレンタルビデオ…って潰れてた、を通り過ぎまして。トヨペット十日市場を見ながら下るとお寿司、宝袋寺東の交差点。見晴らしのいい線路っきわの歩道を気持ちよく。新治小学校の信号で踏み切りを跨ぐ。線路を渡り、下って恩田川に出て、一路さつきが丘へ。焼肉屋の香りを楽しみながら道路を渡り、さつきが丘のバス停。さつきが丘公園を見ながら東名のガードをくぐり西光寺へ戻る頃には、足も随分くたびれた。
書いてるだけでもくたびれた。

2005年1月29日(土)
ブースーP

南蔵院でおつとめを終えて極楽寺の新年会へ。今年はお寺のお座敷でおなか一杯にして、柳家三太楼さんの落語。 
前日、極楽寺住職に新年会の出欠を聞かれ「今“落語断ち”してるから…」と。「また変なことを始めた」と思ったのか、「だったら今回はいいじゃないか」と師匠。こちらの考えを見透かした温情ある一言。師僧のお墨付きまで頂いたんじゃ仕方ない。嬉々として渋々落語を聴くことにしました。
ネタは『転失気』。知ったかぶりの師僧から、弟子の小僧が一本取る噺。すっかり楽しめました。
終えてから三太楼さんと落語談義。それは楽しい時間でございました。大満足の睦月晦日。

2005年1月28日(金)
いち、にぃ、さん、たくさん

麻生不動の初不動『だるま市』手伝いでした。朝から交通規制をするほどの賑わい。お参りの方も多いことったらない。ひっきりなしに申し込まれるお札を十人ぐらいのお坊さんでひたすら書く。どのぐらい出たのかって?
「どのぐらいお札でるんすかねぇ」
「…さあねぇ、すごい人だもんねぇ」
 こんなやりとりもしないぐらい。

 帰る途中にあった交番で、
 「お参りの方はどれぐらいなんですか?」
 「…去年は4万5千人ぐらいかな。もっとも、お寺さんのお札の数を基にして試算してるから実数は何とも。ホラ買ってかない人だっているわけでしょ」
だって。ここでも「解決!!丼クン」頼みか。

2005年1月27日(木)
ダメじゃん降臨

新小岩のCHIPPYで声明ライブ。ディジュリドゥとのセッションは聴くのも面白いだろうけど、こちらも気持ち良いのです。出している声とディジュリドゥの音が耳の奥で混じりあうのがね。
NHKが取材に来ました。法話どうでお世話になっている密蔵院住職目当てで。その時の模様は2/4に『おはよう日本』(NHK700〜)で放送。ただ、他のお坊さんも取り上げてのことだそうなので、チョコッと出るかもしれないし、出ないかもしれない。大事件が起きたら、それどこじゃないもんね。
流山のプリンコさんがバルーンで酉年にちなんだ白鳥と海老を見事に捻りあげる。「お〜」とか「かわいい〜」など、店内が盛り上がる。流石でした。NHKからの取材スタッフも口々に「たいしたもんだ」と賞賛。私は爆笑。何でって?
NHKの取材が来てるところへエビですよ、このタイミングで。プリンコさんお見事。

2005年1月26日(水)
いつでも笑みを

常楽院さん(板橋区前野町)でご詠歌どうでした。終えてからディジュリどう演奏。といっても2分もやってない。「聴かせる」などという段階にないと思うものですから。恥ずかしいのなんの。耳が赤くもなりますわな。
カーナビは便利ですね。行き先案内は使わないけれど、渋滞情報がね。AMラジオを聴かなくなる16002200の間にはテレビも面白いし。
日曜日の朝やってるフジテレビの『報道2001』が面白いこと。櫻井よしこさんの冷静にバッサリと斬ってすてる突っ込みが気持ちいい。
『ルパン三世』の五右衛門が斬鉄剣を振ると、いくらか間があって車なんかがズズッと斜めにずれる。切れ味が鋭いとその瞬間は「?」でわからないのでしょうな。
櫻井さんの突っ込まれて笑ってた人がいたけど、後でどうしたのやら。もっとも笑うしかなかったけど。

2005年1月25日(火)
ワタシの表現

西光寺で写経会でした。昼食を囲み新年会。初大師で杵突きしたお餅をお雑煮にして食べて貰った。(モチロンこさえたのはワタシ)。
お雑煮を食べるのは正月だけ。日頃単純に食べなかっただけかもしれないけれど格別な思い入れがありますねぇ。「家の雑煮は…」だもんね。トロトロ、モチモチしたお餅が嫌いだって人いないっしょ?
とろろ昆布、鰹節(パックの物でも)、刻んだ万能ネギなどをそれぞれ適量、皮薄目で肉厚の梅干一つをお椀に入れておく。お湯で柔らかく煮たお餅を支度して合ったお椀に入れ熱湯を注ぐ。醤油指しで醤油を一回し、で完成。簡単すぎ。だけど旨過ぎ。
「料理は愛情」という。旨いものを拵える努力をさす言葉と理解していますが。

2005年1月23日(日)
ホンダさん綱渡り

南蔵院(豊島区高田)でした。豊島郵便局に夕方お使い。用事を済ませて車に戻ると音も無く雪が舞い落ちてきた。エアコンの効いた車内からタガが外れた馬鹿みたいに見上げていると、オレンジ色の物体が視界を横切る…「?」。お隣は消防署。ロープを渡る訓練でした。そういや中越地震でのハイパーレスキュー隊は格好よかったな。
ところ変われば、「雪は風情があって…」などと言っていられない。中越の被災地などはそれこそ寒さと格闘している筈。台風と長雨の被害を受けた沢山の方も寒い思いをしているだろうし。
巷間を騒がしているNHKと朝日のガチンコ。外野は面白いけど質問状(<http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/news/>)もふるってる。朝日がどう答えるやら。「司法の場で明らかに」出来るのかねぇ。
こうして前に起きた悲惨な事件でさえもが、意外にあっさりと整理されていっちゃう。情けないことに。
忘れることで楽になるものもあるから、トントンですか。

2005年1月22日(土)
「脇見注意」は「正面注意」では?

OPAの代車がガソリン喰うこと。しかもハイオク。OPAと比べるのもなんだけど、お米っ粒を噛まずに喉越しで丸呑みしている感覚が近い。「ご飯は良く噛んで食べなさい」と言いたくもなる。
 良い所もちゃんとあるのよ。どちらもカーナビがついてる。渋滞情報が随時手に入るし、テレビを見ながら走れるので眠くもならない。燃費の悪さも帳消し、にはできないけど我慢はできる。
排気量が大きいくせにトロトロ走る邪魔な車。「大きいんだからキビキビ走ってくれよ」と急いでるときなどはカリカリしてた。 
テレビを観ながら運転しているとね、やってるのよ。トロトロ運転を。

2005年1月21日(金)
退く勇気

ご詠歌どうでお世話になっている東福寺(中野区江原)さんで初大師のお手伝い。終わり次第西光寺の初大師。催しごとに法話をお願いしているプリンコさんの代打に、松戸からクールO(オー)さんにお越しいただきました。パチパチ!!(ん!?
お檀家さんらと杵で突いた餅を法要を終えてから一緒に食べるのも、初大師のお楽しみなのです。今回は一回かな。杵を持たせてもらったのは。振り上げた杵の重みでふらつくへっぴり腰を見かねたのか  
「本堂のお支度などでお忙しいでしょう?」と声をかけていただきました。
「申し訳ありませんが…」と愉快な餅つき仲間の輪から早々に離脱しました。素直ですからね、こういうときは。

2005年1月19日(水)
「愛車」とは?

21日の初大師での護摩焚きに向けて準備。6回目の初大師かぁ、感慨深いでです。お不動さんの縁日は28日。その日にやりたいのですが、麻生不動(<http://www.k-press.net/photo/0402daruma/daruma.html>)に手伝いなので。西光寺のお檀家さんにもお参りを欠かさない方がいるようなので、日を変えましょうと。相談して21日に落ち着いたワケです。
愛車OPAに積みっぱなしだった荷物を本堂に緊急避難。それを半日で片付けようと。
OPAのトランクやらグローブボックスから荷物を降ろしたところ、大きめのダンボール2箱になろうという量。中身は数える気にもならない量のCD・MD、広辞苑に仏教用語辞典、本と雑誌が数冊ずつ。電動シェーバー、爪切り等々。これらは、ギリギリ「常識」の範疇でしょうか。
忘れ物が多い自覚があるので、肌着、靴下に始まり数珠、袈裟、足袋、雪駄、筆記用具にご詠歌どうの道具…
渋滞したときの為にブルースハープ、法螺貝、アサラト×2、ジャグリングのボールにリステリンまでも(眠気覚ましにはコレでしょ)。
書き出していて我ながら呆れた。車というよりトランクルームだわ。
そもそも「愛車」にはこんな荷物は積まない。

2005年1月18日(火)
話燈明

平井聖天 燈明寺(<http://tencoo.fc2web.com/jinja/xhirai.htm>)さんで、村上さんの『話の寺子屋』。名香が漂い気持ちまでもが静まるような聖天堂で開催でした。
 たまたま燈明寺のご住職が聖天さんのご供養をなさる期間だそうで、お燈明は付けっぱなし、薫りっぱなし。拝まれている仏さまの辺りは独特の空気になるようで、それだけでも満足。
 強烈なご利益をもたらす聖天さんは諸刃の剣だそう。ご供養をおろそかにしたら、そのぶり災厄をもたらすという。その危なっかしさに興味があるものの「死ぬか拝むか」だから躊躇もしますわな。
 昼間の寺子屋は今回で残念ながらおしまい(今後は密蔵院に合流します)。
 体調が戻らない状態でいながら、未熟な私達の話をどのように剪定していくかで心を砕いてくださった村上さん。時間が足りませんでしたが種まきは、しっかりやっていただきました。

2005年1月17日(月)
オープンセサミ

学生当時、板橋に住んでた“ノーフィアー カンチ”らとボードに行き、帰りしなビデオを借りた。恐怖心が欠落した人間でなきゃ考え付かないトリックばかり。当時は「男ならこれくらい」なんて。
 翌日財布を無くした事に気づいて探した。免許などのカード類は残念だけど「中身も無かったし」と放っといた。
 一月余り経って「ありました」と三軒茶屋の警察。行ってみると、財布と中の免許はボロボロ。ダンプに何度も轢かれたような。
 記憶を辿ってみると、部屋でビデオを借りた、車に乗り込もうとしたところで経費の清算、慌てて財布を出す。出すもの出してすっきりしたところで財布は車の天井、軽口を叩く。夜も遅かったのでそこそこで「じゃあね」…。「財布をしまう」が抜けてるぅ!?財布を車外に置いたまま真夜中の首都高を走り抜けるハズカシイ光景を想像すると顔も赤くなります。トラックの運ちゃんが「財布を天井に乗っけて走るバカ車発見」なんて無線で言い合ってたかと思うと。
 それから財布を無くしてない。
ただ家の鍵、車の鍵を無くしたり閉じ込んだりは相変わらず。
…だからか、心の窓を開けられないのは。

2005年1月16日(日)
世界の中心

南蔵院(豊島区高田)で仕事を終えてから、西光寺婦人部の会合でした。お座敷の掃除と支度をババッと済ませて19:00から。話し合いの様子を観ているぶんには、いい意味でこなれてきたような。お寺が縁となってお付き合いが深まり、「よう」、「やあ」の輪が婦人部にも広がってる。うれしい限り。
 お勝手で立ち働いてン十年のオネエサン達はヤリクリ上手。催し毎に婦人部へ手渡す僅かなお礼を貯めてらした。
 結構な額の報告を受けて
 「努力したのは皆さんなんだから、自分達へのご褒美で美味しいものでも…」
 「何かのときに使うのだから、取っときましょう」ときた。
 『地球は女で回っている』(http://www.asahi-net.or.jp/~rn6d-hnd/library/deconstructingharry.htm)ていう映画があったっけ。観てないけども、題名に異論なし。

2005年1月15日(土)
♪瞳を閉じて〜

言葉の要素である文字と音。先に確立したのはどっち?などと。卵と鶏どちらが先か、みたいだけれども。
 文字が全国共通、言葉の発音が違うのは我が国や中国。判り難い方言も共通の文字で読めば理解できるしね。音よりも文字を大切にする文化なのだそうだ。 
 インドでは音が全国共通の大切なもので、言葉の表記が異なる。インドじゃ「日記」という表記が「少年隊の錦織」となったりするのかも。
音が重要視されているのだから、さして混乱していないそうだ。想像し難いことではあるけども。
 写経を認めてお寺へ納める。良いことをしたようで何だか気持ちがいい。願い事が叶いそうな気持ちにもなる。文字を重要としてきた背景があるからか。 
 「お経は声に出して唱えるもの」と伝えてもらった。しっかり声に出して読み上げるのも気持ちがいい。「声に出す」伝えがあるのも音が重要視されるインドで仏教が興ったからか。
 極楽寺での初護摩を終えて、サントリーホールで読響コンサート(<http://yomikyo.yomiuri.co.jp/index.htm>)。ベートーヴェンの『運命』(♪ジャジャジャジャ~ンという…むしろ判りにくいですか)他。
 各パートの旋律と余韻を残像としてイメージを膨らませていく。目をつむると大きくなること。コンサートホールが無駄に大きいのも初めて納得。音楽鑑賞再発見の新年15日目。

2005年1月14日(金)
真人間やめますか?

車での移動中、好き勝手できる空間を満喫。落語の新譜がでれば飽きるまで。円丈さんを聴くときは唾を飲み込む音が聞こえるほど(総入れ歯だからかな)の大音量。落語漬けの日々もしばらくお休みですが。
 「たいしたことない」、タカくくってた。退屈で仕方ないこと。2日経ってないのに。
 道行く車を見ては妄想を膨らますというアルファ増田。家族連れをみかけたときには、孤独な三文芝居を開催するほどの腕前らしい。試しに演って貰ったところ、それはそれで面白い。「カーステが付いてない車だから…」と頷きはするものの。
 やってみた。(業務連絡;結構面白いな)クセになりそうです。

 「想像は無限に妄想はホドホドで」

2005年1月12日(水)
変人

南蔵院(豊島区高田)で恒例の初護摩法要(本堂で護摩焚き)・修正会(お座敷で懇親会)。新年の催し一つ目終了。毎年「やったぁ一面クリアー」と思いつつ家路。4面ぐらいで数えるのを止すのですが。
法要前の法話のコマを長谷の観話を一龍斎貞花師匠。禁落語の誓い新たなこともあり、読んでる最中は近寄りませんでした。
手伝いに来てくれた仲間に昨日の確認。
「話し方が売れない噺家みたいだって言われたんだけど、どう思います?」
「ん〜、ボクは気にならないですよ」

 やっぱり「至って普通ですよ」とは来ないかぁ・・・

2005年1月11日(火)
持つべきものは良き師、良き友

南蔵院(豊島区高田)で初護摩の準備。住職、小僧仲間3人で新年会でした。終えてから密蔵院(江戸川区鹿骨)で『話の寺子屋』へダッシュ。何とか2100の講習時間には。
 講習後2300頃を目安に“話し”について村上さんから頂ける多くのヒント。今回は・・・「しばらく落語を止しなさい」という驚きの忠告。
 以前から「売れない噺家の猿真似になりつつあるので気をつけて」とは。今回「止しなさい」ですからねぇ。それだけ心と体に半端な噺家さんの猿真似がこびり付いてきているということ。
 「お坊さんは落研かなんか?」
 「落語家さんみたいですね・・・」
 法話どうの後に頂けるこんなお言葉。いくらかいい気分になってたのも事実。
 やはり
「お坊さんらしい話で」
 「飾らずにお話いただいて」
のほうが百倍うれしい。
 禁落語を未来志向で心掛けてみます。どんな変化が「話」や「日記」に出てくるか、個人的に楽しみ。

2005年1月9日(日)
ごめんよOPA

松月院さん(板橋区)で葬儀〜戸田橋斎場〜松月院さんで初七日。精一杯やらせていただきました。
 初七日はお座敷で行いました。読経の前後に法話どう。正座をしつつ話をすすめるうちに夏扇(扇子のことョ)を噺家さんみたいに取り扱うアタシ。病気ですな。
 1930〜極楽寺(横浜市緑区)でのご詠歌どう。今年一発目なので張り切っちゃった。日頃から携わってるから尚のこと感じるんだろうけど、ご詠歌って面白い。ホントやってて良かった。
 わがままな行動の多くにお付き合いしてくれてた愛車OPA。「ボチボチお暇を…」ってエンジン音。ロクに面倒も見なかったせいで119千キロ超で。先代のカルディナは22万キロ超で車体ブルブルだった。それを考えると・・・申し訳も無いのです。
「一番安いメンテがオイル交換」とはアルファ増田。今回の勉強代は高くついたこと。

2005年1月8日(土)
とどのつまりは想像力でしょう

松月院さん(板橋区)の会館で南蔵院(豊島区高田)のお檀家さんがお弔いをするというので、住職の運転手で立ち寄りました。「!?」の方。お察しのとおり、三遊亭円生作『怪談 乳房榎』http://ginjo.fc2web.com/60tibusaenoki/tibusaenoki.htmの舞台になったお寺をハシゴしたわけです。こんなこともあるんですなぁ。「もっと落語聴きなさいっ!!」って応援でしょうか?…何でもないです。
返す刀で池袋芸術劇場へ。Y.K.さんから頂いた招待券で読響コンサート。指揮者でありながらバイオリンを奏でるあふれる才能。
早めの2000終演。東武のB2へダッシュ。『縁や』の甘エビそばに間に合いました。大満足の新年8日目。

2005年1月7日(金)
不思議なご縁も…

王子の北とぴあで『節のルーツ』。法話どうに身を置くのであれば、節談説教は必聴かと。『節談説教興隆会』<http://princo.fc2web.com/hushidan.htm>のプリンコさん。はんなり系英さんらと。
 受付で見慣れた方と遭遇。読売交響楽団の機関紙の編集に携わるY.K.さんでした。
 ご詠歌どうでお世話になってる常楽院さん(板橋区前野町)での『声明コンサート』で何年か前にお会いしてた。読響のコンサートにタマに出かけることもあって、会えばいろんな話をするわけですわ。
 「珍しいこともあるもんですね、どうですか一杯…」って仲間ともども居酒屋へ。
世間の狭さに驚いているところへ、サプライズ×2
Y.K.さんが落語好きだってこと。
それとディジュリドゥを知っているうえに梅原さん(ディジュリどう?をご覧あれ〜)のCDを買ったってこと。高田馬場の中古CD屋さんで「面白い音楽だなぁ」って買い求めたんだって。

1/27(木)に新小岩のチピーで19:00〜http://homepage2.nifty.com/~chippy/main.htmlで声明とディジュリドゥのコラボ。ご興味のある方は是非。

2005年1月6日(木)
こんちょうはどふうはげじして……

にぎわい座での『新作派による古典の会』。昇太さん、彦いちさん、喬太郎さん、白鳥さん、山陽さん。
 彦いちさんは『猿後家』。志の輔さんのCDでしか聴いたことないけど、時間の都合でかなり端折ったみたい。猿後家さんの演じ方がプレデターみたいでツボにはまる。
昇太さんは『唖の釣り』。マクラは毒気が強いんだけども心地よいこと。動きがコミカルだから、「何だか可愛らしい」って騙されちゃうのかも。紅白歌合戦の判定基準をいじった話は面白かった。
白鳥さんは『初天神:白鳥バージョン』。最近マクラから何から何まで面白いこと。飛び抜けた感じ。というより、頭のネジが取れちゃったような発想。ものスゴイです。
喬太郎さんは時間の都合かマクラなし。楽しみにしてたんだけども。ネタの題名は…ど忘れしちゃったい(長屋の一人もんに、言葉が丁寧すぎるお嫁さんが来る噺)。ちゃんと演じると、かくも。
山陽さんは高田馬場の決闘のその後。語り口調は立て板に水。声の調子、いくらか甲高くうっすらかすれた声質も気持ちいいこと。
昨日の昼過ぎスタートで『243rd』観終えて脳みそクタクタ。でも大満足でした。
ハリウッドのものは確かに刺激が強く、興味がそそられるのだけど、大勢の仲間とワイワイ賑やかにするコンパに似てるなって。観終わったあととのうすら虚しさと、帰りしな独りになったときの「何だったんださっきの楽しさは…」ってね。
落語を楽しんだ後は、個人的にいうと大切な友と差し向かいで夜通し語って、フラフラ帰るそれと似て。

2005年1月4日(火)
慌てないX2、一休みX2

ようやく正月休みのような良い気分。原稿もあがってるし、お檀家さんへの挨拶まわりも終えたし。と思いきや、山伏仲間の講習会(+新年会)、法話どうの仲間とも会っときたいし。話の寺子屋の打ち合わせもするようか。事務仕事がいくつか残ってたか・・・
とりあえず今晩は西光寺で掲示板用ポスターでも書いて、つきみ野でレイトショーと洒落込みますか。

2005年1月3日(月)
過ぎたるは及ばざる仕事師(締め切りを守れないようじゃダメだ、の意)

中学・高校の6年は全寮制。大学での1年も寮生活。大学終えても総本山で2年間団体生活。中高で6回引越しを経験したから環境に順応できちゃうんだか、それなりに楽しめちゃったい。
水に馴染めずストレスを抱えて過ごしている方も居るだろに。幸運なことに「イヤになったから逃げ出したい」なんてこともない。てことは「人生得してるかも?」なんてね。
去年の火祭り(11/28)が終える頃にはすでに取り掛かってた『西光寺だより』平成17年号。なのにようやく脱稿。徹夜こそしなかったものの、毎年4日にお檀家さんのお宅へ挨拶してまわるのでギリギリセーフ。
考えてみると2ヶ月近く「早く原稿あげなきゃ」って気にしてた筈。自ら課したこととはいえ、結構楽しみにしてくれてる方も居る。新年一発目のご詠歌どうで配るし。(それなりにプレッシャーがかかってるんですョ)。「とっとと終わらして楽になろう」って思いますでしょ。
そこは「早く原稿あげなきゃ」って気忙しさに順応しちゃったのかも。加えていえば、ナンダカンダで間に合っちゃうのも悪い。
今後の身の振り方を考える、そんな平成173日目。

2005年1月2日(日)
悪癖

新たな年を奴さんの話で幕開けするとは・・・不覚。

明けましておめでとうございます。
“毎日更新”とかいうモットーを掲げて頑張ります。粘り強くお付き合いくださいますようお願い申しあげます。

毎年2日は身内の新年会。個人的なお目当ては、いくらか変化したそれぞれの顔。1年ぶりに会う親戚もいるのだから当たり前だけども。
30過ぎたら自分の顔に責任もて」などと解ったような解らないような言葉。本当にそうであれば、顔や表情に人生経験が滲み出ているということ。
親戚の表情から、こちらの窺い知れない365日を想像。なんて気持ち悪いことは、少ししかやりません。

2005年1月1日(土)
サービス過剰も慣れれば〜

柏から“アルファ増田”来襲っ!!来襲としてあるのは奴さんのお喋りが原因。内容はともかく口数には、正直「かなわねぇ」って思い知らされた凄腕(というか凄舌)
何だかんだで夜更かしが続いているところへ奴さんが来たら、平穏な年越しは事実上不可能だろうと。
クラッシックのアルファロメオのメンテ話、レースに参加して排気量で上回るスパイダーをコーナーでぶっちぎった話で火蓋が切られたガトリングトーク。クロチャンやらプロ野球、近況報告めいた話などなど。「おい、何かあったのか」っていうほど良く口が回ること。気がついたら布団の中で寝てた。
圧倒的な物量でブルドーザーのように押していく奴さんの話。底の方には紛れも無い「サービス精神」が見え隠れ。
だからと言って大袈裟に話せば、いいってもんじゃぁない。
面白いから嫌いじゃないけど。