日 記 ど う ?





◆平成17年2月の日記どう◆


2005年2月28日(月)
♪アナタな〜らどうする〜

川崎大師に行ってきました。神奈川県下のお仲間寺院で研修会でした。禅寺丸(柿の種類)発祥の王禅寺さんで9001030まで密蔵院住職の講演。聞き終えてから川崎大師さんへ。昼食とお参り、お土産を抱えて家路。
 バス車内で「あんな面白い話初めて」「分かりやすい話で良かったねぇ」などなど密蔵院住職の講演への賛辞。実家の極楽寺で10年ご詠歌を指導して貰ってた。そのご縁でお施餓鬼の法話を毎年お願いしてる。「縁と時節が伴わないと」なんですな。日々の生活を今一度見つめなおすきっかけとなりました。川崎大師での法要前の法話も面白かった。「そう来るか〜」が感想。(気になる方は川崎大師へGo!!
 明日から知多半島へお遍路です。「南セントレヤじゃなくなった」知多には88札所がありまして、美味しい海鮮がありまして、今回が結願でして。
今秋には四国88札所へ巡礼。やっぱり「オイオイ出掛け過ぎ」かなぁ?
「元気に動けるうちにお参りしたい」と言われちゃったもんでね。熱いうちに、です。

2005年2月27日(日)
勇気は蛮勇にあらず

いろいろあったね。ライブドア、竹島問題に北朝鮮。「日本は勝手にしる〜」などと言ってるけど、「そうさせて貰えると有り難い」が我が国の政府が本音じゃないのかねぇ。
キチ○イがバットを持って向かってきたので逃げてしまった警官。エンジンをかけっぱなしだったので危うく、パトカーを乗り逃げされるところ。一部始終カメラに押さえられちゃった。
「逃げるなんて教育がなってない」などと首相もオカンムリ。気の毒に。
警棒で犯人を殴りつけて弱らせてから大人しくなったところへ手錠をかける、なんてことをしなくて良かった。というのも、そんな映像で残ったが最後、またぞろ人権クンが騒ぐだろうと。にしても加害者と同じくらい被害者の人権を考えられないもんかねぇ。

2005年2月26日(土)
二度あることは三度

スムーズに起きれるように基本的にラジオをつけっぱなし。夜中の番組が充実のTBSを選局。夜中に手洗いで起きる(老人かい!!)ときなんかは、耳から入ってくる魅力的な情報でなかなか寝付けないのです。といっても10分もすれば起床時間までグッスリですが。
 深夜ラジオで爆笑問題。太田が田中に最近読んだ本のあらすじを話してた。早速オススメの推理小説『魔術師』byジェフリー・ディーヴァー購入したのが23日の晩。その日の夜中から読み始め今日の昼に読み終える。「こんなに面白いならば…」と同じ作者の既刊『コフィン・ダンサー』もゲット。ちなみに『ボーン・コレクター』の作者ね。後何冊か出てるけど、全部読み終えるまで熱が冷めなそうだわ。
推理小説はいろんな意味で面白いくてねぇ。読み始めたら離れられないけど、読んじゃうと見向きもしなくなる。なんとも儚くて良いのです。一回読んだ推理小説を何度も読み返しなんてしないっしょ?
一回だけ十津川警部の同じものを読んだっけ。長谷寺からの帰りに京都の新幹線のホームで同じものを買っちゃったんだよな。中ほどで「何だか読んだ気がするな」。「やっぱり読んだわ」最後まで読んで気がついたっけ。忘れっぽいというのは時間をかくもダブつかせるのですな。
十津川警部といえば西村京太郎さんの人気シリーズ。中学の頃、赤川次郎さんの三毛猫ホームズをあらかた読んでからだったかな手をだしたのは。
…そういや何を二回読んだのか忘れてる

2005年2月24日(木)
『雪国』は吹けないか…

『西光寺山火祭り』でお納めいただいたご芳志を掲げるための寄付額を檀家さんと3名で作成。遅ればせながら拵えた甲斐あって出来栄えは…ワンダホ―!!
 10001600までセンスの悪い日曜大工を支える電動ドリルを久しぶりに引っ張り出してのお手伝い。嫌いじゃないのですよ、何か作るのは。(単純で粗雑なものならば請け負いますョ)
 夜は新小岩のChippyで声明ライブ。密蔵院住職に声をかけて頂いてお邪魔するようになった素敵なお店。おかげさまでアサラト、ブルースハープ、ディジュリドゥ、口琴、ホーメイ。腹持ちのする静かな楽しみをアレコレ教えていただきました。
 帰るころには霙が降っていたので、ノーマルタイヤ・チェーンなしプリウス号で早目に帰るべく首都高を選択。にしても相変わらず混んでるのは3号線下り。天晴れだよ、池尻料金所(何とかならんもんかねぇ)。
 降りしきる雪がスイッチになったのか、スキー場へ行ってた学生当時を思い出す。高揚した気持ちで今宵の渋滞独奏会はブルースハープを選択。音を探りながらこないだ、ご詠歌の大会で吹いた『ふるさと』を。ビブラートを格好よく効かして。

2005年2月23日(水)
「目が覚めた」と「起きた」の違い

朝方、柳家三太楼さんから「これから韓国に行ってきます」と電話。思い返せばいろいろな出会いがある中で、噺家さんから電話を貰うようになるなんてね。想像だにしてなかった。三太楼さんのお気遣いに当惑、感動しつつ「体に気をつけて…」。これからの人生にも素敵な出会いがあるんだろうと期待に胸も膨らむわけです。(いつでも受け入れできるようにオッパイが弛んできてら。運動、運動)
東福寺さん(中野区江古田)でのご詠歌でした。落語断ちをして以来、講習後にチェックしてもらってます。お察しのとおり「落語っぽいかどうか」。
こんなことをするようになったのも落語の聴き過ぎで日常に支障をきたすようになったから。当初「それならそれで面白いからいいや」でほっといた。そんなところへ、村上さんの「しばらく落語はよしなさい」。それから何時解けるとも見当もつかない落語断ちへ突入(極楽寺と昨日の護国寺で三太楼さんの噺を2回聞いちゃってるけど)。2ヶ月か。3月には治ると思ってたのだけど。甘かったようですな。
「己にしかできない話し方のほうが余程良い」というのが村上さんのアドバイスにある真意。手作りのオニギリとコンビニのオニギリとを比べるとまるで味が違うように、頂きものの話し方とオリジナルのそれとでは気持ちの伝わり方が違う。これは分かる。肝心なところが分からない。
「『私にしかできない話し方』とはどんな話し方ですか?」
「自分本来の話し方。ただ、どんなものかはハッキリと言えない」
 言っていることはハッキリと分かる。ただイメージがまるで浮かばない。しかも生きている以上、多くの人に支えられているのだから、それなりの影響も受けているはず。にもかかわらず「自分本来の話し方」なんて有り得るのかね?こんな気持ちもある。
 ご詠歌を終えてからチェックを頂きつついろんな話に。横道の話を始めたら「それ。その抑揚というかリズムがヘン」
  「へっ?あぁ、コレ!?
 話しに熱が帯びてくると(帯びさせたいとき、もあるな)、演技がかってくるわ。確かに。got it!! ようやく病巣発見。
これでめでたく落語に…じゃなく、目指すは完治。辛抱も今しば

2005年2月22日(火)
ムシするべきか無視するべきか

護国寺駅にある宗務所で、東京・神奈川地区限定でのご詠歌大会でした。日頃から活動しているそれぞれの支部が、順番でご詠歌を唱えていくのが常。この大会は「(良い意味で)フツーじゃない」密蔵院住職がリードしてくれるので趣向を凝らしているのです。
 ご詠歌と雅楽のジョイントや、節談説教の語りにご詠歌を合わせてみたり。現状に甘んじることなく、新たな試みを果敢にしているわけです。かと思いきや、他宗他派のご詠歌をじっくり味わってみたり。それなりに斬新なアイデアの割にバランスのとれた催しをこなしてきているわけです。
 今回は柳家三太楼さんに『たちきり』(上方では『たちきり線香』)、ブルースハープ奏者の浅見安二郎にお時間をお任せしました。それぞれとご詠歌を繋ぎ止めるようなご案内を合わせて行いましたので、それなりの時間をお過ごし頂いたようでした。
『たちきり』の中で染み入るように流れてくる三味線の調べは悲しみを助長するよう。その後にお唱えしたご詠歌は供養の曲が主でした。「悲しみを癒すためにもご詠歌はある」を際立たせることができたかもしれません。
超絶技巧のブルースハープの前ではポカンとするばかり。浅見さんの音頭で「ふるさと」を合奏。音楽のもつ理屈ぬきの楽しさを味わえたような。
浅見さんはかっこ良かった。にしても、あんだけ吹けたら面白い筈でしょうな。しばらくお休みしていたブルースハープのムシがうずうずと。

2005年2月21日(月)
人生いろいろ、映画もいろいろ

つきみ野のレイトショーで『ボーン・スプレマシー』に行ってきました。前作『ボーン・アイデンティティー』も観ていたので気になってたものですから。
清水義範さんは(だったかな?)「そんなばかな」という視点でテレビを観ているんだそう。確かに作り物のドラマや映画には、突っ込みどころ満載のものもある。あまりにも無理がありすぎるときには「…んなバカな」とひとりごしているときもあるし。例えるならばウルトラマンで大暴れするバルタン星人を指差して「バルタン星人だっ!!」と叫んじゃう、とかね。何時、誰に名前教わったんだよ、という。
確かに「暗殺技術をみっちりと訓練したNO1エージェント」というのは分かるけども、
観終えての感想は「…んなバカな」でしょうか。面白さにも種類がありますし、とどのつまりは人それぞれの趣味趣向でしょうから。
カーチェイスは『バッドボーイズ2』ぐらいの迫力でした。

2005年2月19日(土)
エライ(疲れるの意)

南蔵院さんに中山寺の老僧がいらっしゃいました。お休み頂いた座敷の傍で控えていたのですが、障子越しに聞こえてくる住職との懇談が耳に心地いいこと。何てことないのですがね、関西弁でやられると面白い。方言は関西弁に限らず、土地に根ざした風土が背景にあるのだから魅力的なワケですが。
南蔵院住職が支度する間、お話させていただきました。他派の御老僧、初対面。チキンハートに「物怖じするな」は無理な注文です。でもね、その辺のところを酌んでくれたよう。アベコベに気遣って貰っちゃった。ちっとも偉ぶっていない。素敵な大先輩でした。
「本当にかっこいい」の要素は数多あるのですが、個人的に「偉ぶらない」を追加。お坊さんに限らないでしょうね、この気質は。偽者になると、半ば強制的に「偉大なる将軍サマ」とやったり、やれ「世界的に著名な誰某と会った」、「ノーベル何々賞を受賞した」だの…。野暮ったいですな、本当に。それほど偉かったら、わざわざ言わずとも評価してくれるだろうに。「もっと褒め称えてチョーダイ」なんでしょう。仰るとおりエライエライ…。
「似非、嘘っぱちに騙されるな!!」と言いたいところですが、すると「何だ偉そうに」とご指摘もあるでしょうし。「偉ぶらない」は難問のようで。

2005年2月18日(金)
ボーイミーツガール

鬼子母神脇にある評判のラーメン屋の近くのコインパークでトラブル。狭いところなので細心の注意を払ってバックで車庫入れ。新車ですからね。両サイドはバッチリ、後ろの料金を納める支柱もモニターで確認。万全の体勢です。が「ガリリ」と。免許取り立ての頃にイヤというほど体験した感覚。「あちゃ〜やっちゃったかぁ」表へでると、両脇、後方は問題ない。「何か踏んづけたのかな?」と覗くと車止めの板が上がってる。ふと料金表示に眼をやると“2200”。報道番組で取り上げてた※料金の不払いのスペースに車を入れちゃった。
※ 車を出せるように仲間が車止めの板を踏んづけてトンズラしてしまう手口は無人のコインパークじゃ多いようです。
地面がどうなってるか、なんて、見ないでしょう〜。
 傷心のまま流山のプリンコさんらとJR鶯谷集合。東京キネマ倶楽部での「カバレットキネマ」に行ってきました。場内は昭和30年代のレトロな空間。インスピレーションを刺激されつつあっという間の2時間でした。すごいものを見てきました。女装した三雲いおりさんがチラついて寝付けませんでしたが。
受付で念願の『俺様と私』(by寒空はだか)を購入。こちらもすごい。

2005年2月17日(木)
メンクイ

平井聖天さんで山伏仲間との勉強会でした。3年目に突入しようかという会なので、ベテランだけだと「反復練習をするのもどうかな」という空気。新規入会者がくればピリッとするんだけどね。11月の火祭りなどの本番にきっちりと仕上げてくればいいわけだからね。自然、意見交換をしつつ、のんびりと時間は過ぎてゆきましたとさ。勉強会を終えて新年会の予定でした。人数の問題じゃないんだろうけど、やっぱりね。大勢でなきゃいけないときはあると思うものですから。“らしく”ないと気持ちが悪いのよ。今後の講習日程を決めてから、「『新年会』は日延べして『懇親会』にしよう」と提案。で散会。
昼食は平井駅の饂飩屋。オススメということで連れて行ってもらいました。ウドンは弘法大師が伝えたとか。麺をたぐれば一目瞭然「こりゃ手打ちだわ」という様子。太さが疎らで、切り口が粗くて長さもまちまち。だけに麺つゆもからむわな。ざるうどん(おろしだれ)大盛り900円也完食。
美味しゅうございました。課外講習で燈明寺さんもいいなぁ。昼は饂飩で。

2005年2月15日(火)
住職冥利とは?

写経会でした。当初「昼の部」と「夜の部」を別々にしてたんだけど、そうも時間がとれなくなってきたので、去年の半ばぐらいから同日開催。お座敷と本堂の掃除が一回で済むから有難いこと。
朝起きてから冷やし甘酒をグーッと飲み干してからおつとめ。バタバタと掃除に取り掛かる。本尊さんのお花を近所の大桐さんにお願いして掃除機&雑巾がけ。本堂の支度を終えて座敷の畳を拭いていたら、何やら子供達の声。手を動かしながら座敷の障子越しに気配を探る。(こんなネクラなことをせずに表に出りゃいいじゃんねぇ…我ながら)やり過ごすと花屋さんの車か?
声がかかったので本堂の正面を開けて表に出ると、ダンナが手際よく花瓶に合わせて切り揃えてる。玄関に取り掛かったところで「福太郎さんのサインじゃない?」と。落語好きとは知ってたけど、浪曲好きでもあったとは。
「タマカッチャン(勝太郎さん)が上手かったから可哀相だよねぇ…(浪曲を
聴くのは何)で?」
「いやぁ、偶々行った木馬亭で福太郎さんのを聴いて。それからです。」
「良いよね、玉川も。天保水滸伝、平手造酒ねぇ、『利根の川風〜…』」
「『袂に受け〜て…』」
万言を尽くすよりも説得力を持つ木馬亭マジックに驚きながらも、浪曲好きの苦みばしった漢(オトコ)の粋な時間でした。って分かるかな〜分かんねぇだろうな〜。(「分かりたくもない」ですか。そのお気持ちも分かります)
30人ぐらいの子供達がガヤガヤと。つつじヶ丘小学校の3年生達でした。社会科見学で「地元の古いところ」を歩いているんだって。
子供達に向けて仏舎利塔の説明を始めた引率の先生。オイオイ住職よりも分かりやすいぜ…有難いことですが。
「本尊さまを見せていただきましょう」と先生。機敏に反応した子供達。「しまったぁ!!お燈明とお線香を着けときゃ良かった」機敏に反応したワタシ。「今はね、ご供養のお作法をしていないから蝋燭とか着いてないのね…」と取り繕う傍らで「西光寺の本尊さま初めて見たぁ!!」なんて言ってる。「何だか良い匂いがするぅ」「お線香の匂いじゃん?」などと言い合ってる。
何だかね、うれしかったのよ。
花屋さん、子供達〜写経〜ジョギング〜写経。今日も良い日でした。

2005年2月13日(日)
ランナーズハイ

南蔵院さん(豊島区高田)で仕事を終えて西光寺へ戻り、恩田川から十日市場コースをちんたらジョギング。クールダウン込みで1730から1820ごろまで。シャワーを浴びて食事して1930から極楽寺でご詠歌どう。ご詠歌を終えてネットを眺めつつ「今週も楽しかった」などと。
今日は危ないところでした。ジョギング始めようとテンションをあげて身支度をしていると、突如として怠惰のムシがざわつきまして。「極楽寺でご詠歌やるんだし止しとこうよぉ」、「西光寺でシャワー浴びてから極楽寺へ戻って荒れよという間にご詠歌なんて、何を話すかも固まってないんでしょうに…」とかね。魅力あふれるいろんなアプローチで誘惑すること。ほんと危ないところでした。
これらの誘惑に惑わされずにジョギングしたのは何故?ですか。志を捻じ曲げない強固な精神力に支えられ…ではなくて(すぐにでも身に着けたいものですが)、とりわけ魅力的な誘いに乗ったからでした。
「身体を動かした後の熱いシャワーは格別じゃなかったっけ?」
今回はコレ。明日は「身体を動かした後の冷やし甘酒は格別じゃなかった?」に決めていますが。

2005年2月9日(水)
「Excuse me very much…」

サッカー勝ったんだってね。良かったこと。しかも2-1の辛勝。ボロ負けでなくて良かったね、朝○や毎○で心配してた(ヘンに煽ってた?)暴動も無いようだし。いろんな方面の溜飲がさがったものと。
厳戒態勢の埼玉スタジアムには、いくらか腹が立った。「どっかの国じゃないんだから、暴動なんて起きるわけがない」、日本人をバカにしてるなんてね。しばらくして、「無差別テロを警戒してたのかな?」で納得しかけたところ、日韓共催のワールドカップで起こった六本木あたりでのバカ騒ぎを思い出す。事故が起こってからでは遅いのだから仕方ないか。
そういえば今日は、常楽院さん(板橋区前野町)でのご詠歌どうを終えてからサントリーホール。読響の名曲シリーズを満喫。ゲストでロシアから来た17歳のピアニストさんにアンコールを求めて拍手がやまないこと。三度の演奏を終えて、はにかみながら「大変に申し訳ありませんが、フロアマネージャーが「もう終わり」だって言うもんですから…」でようやくお客さんも納得し休憩。後半はチャイコフスキー交響曲4番。思わず息を潜めてしまう静かな幕開けから圧倒的な迫力のフィナーレまで一気呵成。久々に鳥肌がたちました。
 いやぁ、音楽って本当にいいものなんですね

2005年2月8日(火)
歩き遍路やったからじゃないよね?ハギワラさん

ああいう映像を見せ付けられると、どこまで演技なのかと。とことん天才なんですなぁ、としか。もう一方の“紙一重サイド”である可能性も無視できませんが。
 あえて申し上げますよ。「失礼な!!」と受け止められてしまうかもしれないけども、あえて。捕り物騒動を見ていて「似たような空気をどこかで…」と思ったら、三遊亭白鳥さんの高座。だってねぇ、『時そば』で座布団を二つに折って蕎麦打ちの真似してみせたり、『初天神』で子供が駄々をこねる描写で座布団ごと袖へ転がっていったり。団子の蜜だけを吸い尽くすお決まりの仕草が白鳥さんにかかっちゃ団子を一個ずつ串から外して、舐め回した後で元に戻すなんて描写をするんだもの。「そんなこと良く思いつくな」が重なったものですから。脳内麻薬がジャカジャカ分泌されてこその発想を目の当たりすると脱帽してしまうのです、個人的には。
ただ、発想が貧困だからといってクスリに頼るのはねぇ、論外。

2005年2月7日(月)
再発

8年前に1番札所の霊山寺から88番の大窪寺まで歩き遍路。こんな話を耳にすると「ホォ〜」と驚かれる方も少なくない。対応に困るのは「さすがですね〜」と根拠もなく褒めてくださる方。
 わざわざ「根拠も無く」というのはワケが。確かに全行程が1200キロ超、一日平均40キロの道のりは聞いただけでも気が遠くなるものかもしれません。ですがね、その間は歩いているだけなんすから。言い換えれば「仕事もせずブラブラしてた」ですよ。…返す返すも贅沢な時間でした。
 去年、志の輔さんが歩き遍路をされたとか(焼山寺まで、だったかな)。その影響を受けたんだか、文化放送で番組を持ってる野村国丸アナが歩き遍路の報告(こちらも焼山寺まで、だったかな)。
 チャンスがあればまた行きたいもんです。当然、時間をたっぷり使って贅沢に歩き遍路で。

2005年2月5日(土)
お坊さんではありますけど

白のシャカシャカ上下を着て、頭はタオルか毛糸の帽子、口元はユニチャームの使い捨て紙マスク(人造人間キャシャ―ンみたいなやつ)に白の軍手をはめる。これでジョギング開始。何か被るだけで服を一枚着るのと同じだとか。マスクは花粉が飛び始めたし。もっとも咽喉は乾燥に弱いと聞くし。手袋は風が冷たいから。「たいした汗もかかないし…」とか「花粉がすごいうえに咽喉に悪い…」や「風が冷たいから止めよう」などと言い訳できなくしてから、恩田川へ向かうのです。
近くに福祉関係の学校だか福祉施設だかがあって女の子達を追い抜くことも。今日も、いくらか格好つけて3人組の脇を走りぬけようとしたら「ヒィッ!!」と。
「悲鳴か賞賛か」(バカですな)を考えつつ苦しみを紛らわせて足を運ぶ。答えが出ないまま〆のスパートをして、クールダウン。明日のためのストレッチをしてるときに答えらしきものが。
白ずくめだからパナウエーブに思われたものと。

2005年2月4日(金)
滑るように走る

プリウスが来ました。ガソリンを笊のように飲み明かしてくれた代車クンらともおさらば。1 で20kmがどんな感覚か楽しみ。どのみち高い勉強代を払ってOPAと惜別したのだから大事に乗るけどね。資料を見比べて実物を観る。けども試乗はしない。今回は買うまで乗らないと決めてたのでね。初めて乗ったときに今までの車とは違う衝撃を覚えれば、軽々に「そうそう車は壊れない」とタカくくらないだろうと。
聞くと乗るとでは大違い。完全にやられました。車を持ってきてくれたディーラーの担当者が「モニターに“READY(走って良しのサイン)”が点灯すれば走れますよ」と初乗りを促してくれた。今まで数限りなく体感してきたエンジン音と振動は無し。そりゃ躊躇もしますって。おっかなびっくりアクセルを踏むと滑るようにスーッ。
「薄気味悪い」。これが第一印象。

2005年2月3日(木)
節分左巻き

節分に恵方巻き?記憶にないなぁ。関西発の習慣らしいけども。そういやNHKの昼のニュースで栃木にあるお宮さんで30人ぐらい氏子が集まって黙々と頬張ってた。しかも同じ方向で。定着しないでしょう〜これじゃぁ。豆まきと違って、参加するほうも観てるこちらも面白くないもの。あと10年ぐらい続けば、「バレンタインデーにはチョコレート」みたいになるかもね。
「バレンタインに想い人の方角に向かって恋愛成就を強く念じて恵方巻きを食べると願いが叶う」でどうですか?販売を促進し恵方巻きを定着させるにはこっちのほうが。…今更ですか。
“「鬼は外」をやらない(やらせない)”のほうが問題じゃないのかねぇ。今日日のウルトラマンも。「可哀想」とか「暴力を引き起こす原因に」とか分からなくもない。仮にそうだとしたら、30代と40代の殆どが血も涙もない荒くれものに育ってないと。

2005年2月2日(水)
プチ健康のためなら死んでもいいのココロ

東福寺(中野区江原町)さんでのご詠歌どう。早めに都内へ入って南蔵院さん(豊島区高田)で2/3の節分に向けて支度。それからですが。どうも下手な喋りが過ぎるので注意してるんだけども。如何ともし難いようで。何年もかけて肉付けしてきたものだから、剥がすにも磨くにも手間ぁかかること。
体力づくりと正座がキツクなったので再開したジョギング。56年かけてだぶつかせた体が重いの何の。腿筋クンをなだめすかしてようやく。ただ苦しさがね、「早く歩いちゃおうよ」とせっつくこと。今のところ「苦しみを味わえるのも健康だからこそ…」で誤魔化してるけども、何時まで持ちこたえるやら。
思いつめた顔した重い足取りの固太りランナーをすれ違う人はどう見立てるんでしょうねぇ。「遠くまで来ちゃった迂闊なランナー」か「運動好きの引きこもり」か。

2005年2月1日(火)
事実は小説より奇なり

3/7に桜木町のにぎわい座に極楽寺のご詠歌どうのオネエサマ達と。その日は『玉川演芸会』。個人的にお目当ては福太郎さんです。
桜木町駅前のビルに書道用具をわんさと取り揃えているお店があるとかで、極楽寺住職と一路桜木町へ。第三京浜の港北から三ツ沢、裏道で横浜駅。坊さん二人を乗せてダイハツムーブは快調。聳え立つランドマークタワーを正面に見据え、橋を渡ろうとしたところ「パンッ」と比較的近くで乾いた音。日頃耳にしない音を聴いたので事態把握のためにバックミラーを覗いてたまげた。後部の窓ガラスに穴が開いて、蜘蛛の巣みたいになってる。前のガラスがどうにかなるのならともかく、後ろ?周りに怪しげな車はない、側道と歩道を隔てて橋。その道路を走っていたのだから子供の悪戯でもなさそうだ。隕石か?狙撃か?妄想がとめどなく湧きだしてくる。軽く混乱してたんでしょうな。
後部座席の住職がのんびり、のほほんと
「あぁ〜どうしたんだろうねぇ…」
ポツリ。
犯人捜しに躍起になってた脳みそクンが「これはいい話の種を貰った」にシフトチェンジ!!(のんびりしている人は必要ですよね)
普通に車を走らせていて後部のガラスが割れたことある人?そりゃ居ないよねぇ。
あるんすよ。オレ。(自慢でもしとかないとね…)