2006年1月31日(火) |
こうして問題は先送りされる |
写経会でした。11:00〜昼夜合同で昼食をとりつつ新年会と合わせて。今回は流石に反省しました。“昼に都合がつかないから夜に参加してくださる”ワケで。昼夜合同としたところでねぇ、土日ならともかく、ということなんですねぇ。
年が改まって1回目の写経会は、お護摩のお作法とともに。ご自身の書写した『般若心経』をお手元してのお勤めをお願いしています。いつもと違うカタチでお参りするだけで、俄然気持ちの入り方が違うというか。いつもの写経会と同じお勤め、同様のお参りをしているんだけれども、「きっちりお参りした」そんな空気が何となく本堂に充満するようで。
昼の部はこれでいいとして、だ。夜の部はどうすっぺ…1年あるからなんか出てくることに期待しましょ。
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2006年1月28日(土) |
自然の恵み |
早朝から不動院さん(川崎市麻生区)のお手伝いでした。“麻生のお不動さん”で知られるコチラでは、だるま市が開かれとにかく賑やか。大勢さんがお買い求めになる御札の書いたり、お加持したり。慌ただしかったですな。
王禅寺さん(川崎市麻生区)に車を停めて、不動院さんまで赤ペンアニキと連れだって歩いて行くことに。15分〜20分の道のりは、着物で歩くぶんには程よいようで。
防寒の支度をしたとはいえ、吐き出す息はその場で凍りるよう。知らず歩み早くなる。「こう寒いと、お参りの方が誰かしら『お坊さん乗っていきませんか』なんて声かけてくれると有り難いねぇ」などと。
アレコレと話しながら歩を進めるとタイミング良く白いバンが黒い衣の坊さん2人に横付け。“もしや「乗っていきませんか」かも?”幾分期待して立ち止まる。助手席の窓ガラスが滑らかに下がると、ヤンチャそうなアンちゃん。
「すいませ〜ん。麻生不動っていう神社に行きたいんですけどぉ、教えて頂けますか?」
「不動っていうぐらいだから、せめてお寺と尋ねてくれ」コチラの気配を察したのか、アニキが丁寧に道順の説明を始めた。
ダッシュボードにはオートバックスかなんかで売っていそうな灰皿に缶コーヒーが二つ。エアコンの噴出し口にカーナビらしきものは観えたけれども、純粋にTVのようだ。後部座席はお店を出すらしく、天井までビッシリ荷物が詰まってた。
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2006年1月27日(金) |
きっかけは〜 |
南蔵院さんで一仕事。
昨日連れから
「もう少しHPの日記をわかりやすくしたほうが…」
との指摘を頂きました。
今でこそ、このような文章を拵えていますが、ホンの
10年前は(大学の卒論)、そりゃ雑文を書き散らかし
ていました。“てにをは”は滅茶苦茶、重複表現
(例えば「日記を通じて文章を作ることで、文章をつくる
ことの訓練もしていたようです」みたいなネ)もバシバシ。
読み取りにくい表現が、金魚のフンみたいにダラダラと
続くものを量産してきましたので、その反動とでも。
ムダを削いだスキッとした文章を心がけようになった
結果、「接続詞はいらないでしょ〜」となった。
『“無駄”という字を“ゆとり”と読む』などと。
これを機会にお茶らけまっせ〜
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2006年1月26日(木) |
独りで産まれた、というけれど |
午前中に赤ペンアニキと近所の山田電気へ。とうとう
ホームぺージビルダー購入。今までアニキ任せだった更新を
自身でやろうと思い立ったワケです。
というものの何が何やらチンプンカンプン。正直
なところ、ホームページビルダーを買う時点から
アニキ任せ。パソコンへのインストール、更新
作業の懇切丁寧な手ほどきも受けた。
坂本金八先生が仰ってたように
「人と言う字は支えあっているんです」からね、
それを得意とするアニキにアレコレ質問をするのも…
自立への道は遠いようです。
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2006年1月25日(水) |
お互いさまナノネ |
常楽院サン(板橋区)で久々の御詠歌でした。張り切りました。
コチラの御詠歌にお邪魔しするようになってから、彼是7,8年
でしょうかね。今日も我ながら進歩が無い、と反省しきりの
時間のご提供でしたが、温かく見守ってくださいました。
19:00〜20:30過ぎまで西光寺でお世話人・役員会。
西光寺を今まで支えてくださった先輩方の思考を
探れるいい機会ですな。コチラに言えることは同席
しているジイサマ達にも言えますからなぁ。最低限
“身の丈”を意識して喋りたいものと。
ツイ熱くなってまくしたててしまうのよ。
最近は、スッカリこちらの人と成りが把握された感じ。
口を開くと「そ〜ら始まったぞ…」みたいなネ。
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2006年1月24日(火) |
懲りん星人 |
布教研究所の寄り合いでした。
研究員の持ちまわりで、宗派の出版物へ原稿をおさめるんですが、
一応研究員が校正をして、研究所として胸を張って印刷へまわすワケです。
文章には、それぞれの個性が出るので、基本的に弄らないほうが良い、ってことはわかっちゃいるんですが
ツイやっちゃうのよね。
「この回りくどい表現に読み手は付き合いきれない」
「言い回しが好きじゃない」
などとね。これを言いたい放題と言わずして何を、という感じ。
自分に返ってくるのにねぇ。
周りの方から多くのご指摘を頂けた原稿をつくれるのだから
良しとしますか
…というかそうとでも思いますか。
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2006年1月22日(日) |
おとなしいものでコンナ |
実家の極楽寺でパソコン仕事(というかネットサーフィンも)。途中、西光寺のお檀家さんやら、良くしてくれるお花屋さんやらに、初大師の御札を届けたりしたものの、すっかり籠もっちゃったよ。運動もしたかったな〜。
明日は布研でダメだろし、明後日は13:00〜17:00常楽院さん(板橋区前野町)でご詠歌、19:00〜西光寺で役員・世話人会。26日の木曜が今のところまとめた時間がとれるか。ここで身体を動かしましょうかね。
久しぶりにミクシィの更新した。鳥肌実のコミュが面白いこと。独特の言語感覚にハマッテいるマニアが何と多いことよ。
「朝、目を覚ますと、額にアブラ蝉の死体がくっついておりました。大変気分を害したので、それをミンミン蝉だと思うことにしました」
だものなぁ。
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2006年1月21日(土) |
グッジョブ |
初大師当日っす〜。何故にコンナに張り切っているかというと、今日を乗り切れば、一息つけるから、でなくて、旨いお餅が西光寺で待ってるからです。去年も雪の中で旦那衆がお餅を突いてくれたなんて話しを聞かされれば、旨みも増しますわな。
南蔵院早いりで本堂掃除、13:00〜T福寺さんで御詠歌をこなし、14:30には、いざ杵突きの響く西光寺へ。予報どおりの雪に見舞われた首都圏は朝から交通量が少なく、走りやすかったっす。ただ、こんなときに事故しちゃつまらんので、当然安全運転で。だけれども気が急いて裏道に入ったところで、道を間違えて、20分程度のロス。
16:00頃西光寺到着。杵突きの響きは…止んでいた。
「あれ〜、お餅つきは…」
「今終わったばかりですよぉ。ホントに良いタイミングで。塀の向こうで見計らってたんじゃないですか(笑)」
「ばれちゃいました(笑)そんなことないですって。大体そんな器用なことが出来れば、とっくに所帯の一つや二つ持ってるでしょうから」
「そりゃそうだ、ハハハ」
西光寺の檀家サンてば、皆こんな感じ。心地良いっす。
市野谷のご住職が西A大師から駆けつけてくれました。道中ザクレロhttp://www.kisweb.ne.jp/personal/kraft/g2/06gos.htmlとチキンレースを繰り広げた挙げ句、雪を食む屈辱をうけたそうで、とにかく寒そうでした。
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2006年1月20日(金) |
この男、常習につき |
南蔵院さんで一仕事。明日は雪の予報なので、プリウスのメンテナンスと併せて、この際スタッドレスにしてしまおうと。ということで早入り。
もっと違和感があると思ってたけど、そうでもないのね。高くついたけども、ひとまず安心と。というのも明日はT福寺サン(中野区)での初大師法要のあと、西光寺での初大師が待ってるので、どちらも穴を開けるわけにはいかないもんで。
時間ができた23:00過ぎから、初大師に向けて準備開始。お座敷の掃除は昼間婦人部の皆さんが一通り手を入れてくれたこともあって、コザッパリしてるからいいとして、本堂、受付なぞの準備は皆無。というか御札すら出来てないし。
ウラウラ〜ッと動いた甲斐あって2:00過ぎには一先ず完了。
にしても何とかならんかな、ギリギリにならないと動けない習慣は。自業自得とはいえ、こうも続いちゃ堪らんぜよ
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2006年1月19日(木) |
美術館で衝動買い |
『書の至宝』が催されている国立美術館に行ってきました。「観てわかるのか?」という内なる声に、素直に「わかりません」と答えるほかないのに、ですが(だって〜草書体なんかで書かれると、不勉強なもんで読めないもの)。一度素晴らしいものを身体に通しておけば、何かのときにジンワリ滲み出てくれるかも、などというご都合主義的な了見に他なりませんが。
お国の役目とはいえ、経典を書写した昔の人の集中力にはただ驚くばかりですな。最初から最後まで息が切れてないというか、同じ調子で書かれているものねぇ。わずか266文字の『般若心経』を写すにしても、最後まで集中力が持続しない人間からみれば、驚異的なんですなぁ。
常設のものを含めれば、丸一日たっぷりかかるこの施設にある売店には、粋な手拭いが取り揃えてあるのを連れに教えてもらった。買ってきましたがな〜良いヤツを見繕って。
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2006年1月18日(水) |
色よい返事を期待 |
N新井大師に行ってきました。布教の修練を積むに欠くべからざる“大勢の前で話す”という環境が此処にはあるので、何としても布教の勉強会の活動をさせて欲しいと思ってね。
西A大師には、大学の4年、本山で2年、同じ釜のメシを食ったUチャン、本山での2年お世話になったS先生が勤めてることもあって、前々から交渉に行く予定では居たのよ。今日まとまった時間が空いたので、「思い立ったが吉日」で行動に移したという話。ただ、見込みが、かなり甘かった
「宗派の機関ではなくって、有志の集まりなので、基本的に手弁当でやらせて頂ければ…」
「宗派の機関でないんじゃ一寺院を預かるご住職さんに、大師での法話をお願いすることになる。大師としては、御礼を出すことに成るだろうねぇ」
「御礼とか何とかが欲しくてやってるんじゃなくて…」
「…だろうことは良く判ってるから。それはそれとしても御礼を出すことに成るだろうということなんだよね」
…大人って難しい。
というかこのことぐらい想像できただろうに。う〜む。
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2006年1月17日(火) |
歴史は繰り返す |
実家の極楽寺でパソコン仕事。時間に追われずネットサーフィンしたり、心置きなくメールチェックするのは久しぶり。危うく郵送予定の手紙をつくり損ねるところでした。何とか目処がたったかな、という頃、「久しぶりに家に居るんだから…」と両親に誘われ外食。「仕事も終わらないうちに出かけたく…」言葉を遮るほど機嫌を損ねたらしい母に気圧されていくことにしました。
子供の頃、家族で出掛けるときには遅くなることもあって、しばしば後ろの席で狸寝入りを決め込んた。「しょうがないねぇ〜」ブツクサいう母(時には父)の背中に まったままで、寝床まで運んで貰ったっけ。
こないだ姪っ子をオンブで家の寝床へ運んだとき、「子供の頃の寝たフリも見え見えだったか〜」などと、何をしたわけでもないのに耳が赤くなった。小賢しく寝たフリ決め込む姪に、「昔の御礼だし…」でようやく赤みが薄らいだような。
食事が住んで家路に着いたときにふと、↑のことを思い出しまして。両親を後部座席に乗せて、ハンドルを握っている不思議を噛みしめたワケです。
家に着いたときに両親が狸寝入りを決め込んでたら、どうしますかねぇ。
…後部座席を見るなり「大変だっ、救急車っ!」と家へ向かって走りますかね
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2006年1月16日(月) |
お気に入り |
最近お気に入りのお店ができましてねぇ。三宿にある『板蕎麦山灯香』<http://r.gnavi.co.jp/a020700/>なんですが、ココの料理の一々がツボなんですな。
学生の頃、蕎麦が好きになりまして、取り立てて趣味もなかったことも手伝って、食べ歩きしましたな。『翁』<http://www1a.biglobe.ne.jp/okina/> のお蕎麦が好きでねぇ。遠いもので最近は縁遠くはなってますが。
三宿はウドン屋<http://muginbou.co.jp/miyado-t.html>もあるし、他にもいろんなお店があるんだそうな。
「食事をするなら三宿」なんて方いるでしょうねぇ。
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2006年1月15日(日) |
都合の良いハナシ |
実家の極楽寺で恒例の護摩焚き。朝早くからお手伝いに来てくれる元お嬢さまたちが、お赤飯を薪でふかしたり、おでんや煮物を煮たり。本堂は護摩焚き特有の薫香、お座敷には燻されたような中におでんの香りがほんのり。毎年恒例のこととはいえ、いいもんです。
お寺の催しそれぞれに、手づくりの料理が並ぶ実家の環境で育ったからか、西光寺の催しでも、「売ってるものは控えたい」気持ちが強い。仕出屋さんに頼んだほうが話も早いし、お檀家さんに負担をかけなくていいのかもしれない。ご近所さん同士などという横のつながりがあるからこそ成立する仕組みなのかもねぇ。お寺に大勢さんが寄ってくれて、お勝手仕事なぞを共有しあいながら、催しを盛り上げてくれるなどという仕組みは、お寺にとって良いことずくめだし。
西光寺の催しごとにお料理を婦人部にお願いしていながら、↑のような気持ちが拭えない頃、「お手伝いを通じて、お友達が出来たし…」有難い言葉を頂きました。
「お寺だけが得してるんじゃない」が、確認出来ただけで満足。今後も先輩、後輩、仲間と山ほどもある料理をつくることを楽しみにしてくれる方が、この先も居てくれるだろうと…。
夜は西光寺の婦人部。21日の初大師で餅つきをするので「男性陣に餅つきやって貰わなきゃ困ります」なんて。杵つきは料理をつくるに含まれなかったようです。
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2006年1月14日(土) |
「オヤジッ格好良かったぞ!」で夏蜜柑 |
南蔵院さんで一仕事。終えてからいざ国立劇場(小劇場)へ。節談説教でお世話になってるS先生が、13:00・16:30のそれぞれの会で一席ずづお説教。“真言宗豊山派”の枠からでての布教活動だからねぇ、正直「かなわねぇや」ですよ。16:30からのを満喫したんですが、とにかく格好良かった。
S先生を慕う面々25名超で打ち上げ。盛り上がったこと。自己紹介の時間に思わず「S先生は小劇場だったけど、我々は目指せ大劇場だっ!」などと。
…素面だからなぁ。言い訳効かないよねぇ。
「雰囲気に酔う」もありか。
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2006年1月13日(金) |
ナマクラ |
南蔵院さんで一仕事。明日の法事に備え昨日の後片付け。カリスマフクチャンが来てくれたので、面白いぐらい掃除がはかどる。彼とは長いこと一緒にやってるから、痒いところに手が届くというか全部言わなくても察してくれるから楽チンなんですな。
11:30に南蔵院さんを失礼して、世田谷のD寺へ。永代供養のお寺として成功を収め、お参りの方も信者さんから檀家さんへとスムーズに移行してる様子。勉強になります。
D寺さんでは主に太鼓担当。ほんっとに久しぶりだったもんで、手が動かないこと。シクジりました。ご参拝のみなさまに申し訳ないっす。
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2006年1月12日(木) |
5人もいいな |
南蔵院さん恒例の初護摩。住職挨拶〜一龍斎貞花師匠の講談『衛門三郎』〜法要〜宴席でスムーズに日程が消化される。
法要が終わり、階下のお座敷で宴席が始まるのを合図に、護摩焚きの薫香漂う本堂で後片付け開始。近所のお寺から若手がそうした手伝いに来てくれるんだよね。お互いさまとはいえ、後片付けも人海戦術だから終わるのが早いこと。
宴席が終えて座敷を一先ず片付けて今日の南蔵院勤めは終了。その足で声明ライブが行われているchippyへ。出演予定の一人が急遽仏事でキャンセル、なんて話しを耳にしたもんで、声明ライブを手がけるN先生にアポを取った。
「人が足りないようでしたら…もっとも遅れるかもしれませんが」
「人は間に合ってるけど来なよ、面白そうじゃん」
坊主トリオでは何度どなくやってまいりましたが、カルテットは初。すごい迫力だこと。
ある程度、人海戦術でドワーッとお経を響かせるのも一興。
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2006年1月11日(水) |
話のコツ、のようなもの |
明日の初護摩に備えて南蔵院さんに赤ペンアニキと。14:00〜東福寺さんでのご詠歌までに、明日の支度を粗方終わらす予定でいたこともあってツープラトンで一時間早目の入り。
中途半端なまま後ろ髪を惹かれる思いで東福寺さんへ。こちらさまでの、ご詠歌は久しぶりでしたからねぇ、16:00までの2時間を最大限使わせて貰いました。
去年の大正大学での講義(12月15日ね)以来、まとまった時間喋ると疲れを覚えるようになりましたもんで。もっとも、夢中になってるときは疲れなんか気にならないんだけども、終わってプリウスのシートに身を沈める途端、「…だぁぁっ」と声にならない声とでもいいましょうか、年甲斐もなく。
複数の大学で教鞭をとっている南蔵院住職もまとまった時間喋っているはずで、そういう職業をもっている方は、一日何コマもキツイ時間をこなす筈。きっと何かコツがあるんだろうと、聞いてみた。
「休憩らしい休憩はとらないけども、黒板に字を書いているときなんかでリズムが変わるから休憩になってるかなぁ」
小さめのホワイトボードは持ち込んでるんだけども、使い勝手が悪くて殆ど使ってないからなぁ。といって今のままでは疲れるし。
『話の寺子屋IN燈明寺』のために購入した大振りのホワイトボードを持ち込むことにします。
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2006年1月10日(火) |
♪これが〜一番大事〜 |
定泉寺さん(戸塚)、覚園寺さん(鎌倉)にお参りしてきました。コチラは指定された時間に行くと、お寺の方が1時間たっぷりかけて案内してくださる。去年、気候が良い頃に勉強会の仲間で、お参りして以来。
14:00〜の会参加者は、連れと2人のみ。「実際にやるとなったら1人ということもあるんだろうし、キビシイよねぇ」などと。住職さんらしきお坊さんに、身振り手振りを交えて熱っぽく喋っていただきました。聞き手に響くのは、何よりも情熱なんですねぇ。話の内容や割舌、ボキャブラリーの多さは、二の次三の次なんでしょう。
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2006年1月9日(月) |
鎖鎌を売る不思議より、クサリ鎌を仕入れる不思議 |
ビッグサイトで開かれている骨董市に行ってきました。全国から500店舗が出店だそうで、ソレゾレを一通り観て回るだけでも、かなりの時間がかかりました。
イベント会場は、ありとあらゆる古ぼけたアヤシゲなものが並べられている、こんな印象。入って間もなく鎖鎌が売ってるんだもの。ハートを鷲掴みされました。
横浜、埼玉でも行われるんだそうな。
クセになります。
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2006年1月8日(日) |
理由 |
南蔵院 お檀家さんT家のご納骨で蓮田へ。いつもどおり早めの出発・到着、近場のファミリーレストランで原稿作り。今日はジョナサン。
霊園で持っている施設で11:00〜49日法要。11:30〜ご納骨。こちらの霊園では、それぞれ30分刻みで予約を受け付けている模様。「お家の方々がお揃いになり次第、始めさせて頂いて…」というこちらの申し出にキョトンとされてた。業者の方にアレコレ申し出る坊さんは初めてなのかも知れないなどと。
13:00〜極楽寺で先代住職の法事でした。蓮田で急いだのもコチラに間に合えば、という。おかげさまで13:10頃には到着。お経が始まる前に幾らかの話しがあったと観えて、お経の開始に間に合いました。
法要後のお斎で、先代住職の昔話。なにせ躾が厳しい父だったんだそうな。どんな内容であれ、身内の知られざる一面を垣間見れるのはいいもんですね。おぼろげな祖父の姿を想像して、何だか嬉しくなりました。
後を任された現住職からすると、そんな厳しい先代が孫に対して相好を崩すのがとても可笑しかったらしい。とりわけ弟が大のお気に入りで猫かわいがりしてたらしい。この時期は炬燵で暖をとりながら、膝の上に弟を乗せてたそうな。
「一番良い男だからなぁ。オレに似て」だってサ。
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2006年1月7日(土) |
初仕事は箒と塵取りと共に |
南蔵院さんで一仕事。1月12日の初護摩に備えて手を出せるところから準備。パソコン仕事の粗方をノートパソコンで済ませてるし、今のところ文書作成にしか使っていないので、法要準備のメモを打ち込んである。本堂で普段持ち歩いてる手帳、ノートパソコンを開きながらの支度。「パソコンを殆ど使ってない」と言われても二の句が告げませんな。
年賀状が大分集まってきましたかね。なかなか会えない仲間の近況が垣間見える便が増えていくのは楽しいものの、お返しするのが億劫で。
「全部良いことってのは、基本的に無いと思ってる」by立川志の輔
凡そ賛成。
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2006年1月6日(金) |
…使い切りましたかね |
時間がとれたので、麦とろを食べさせてくれる丁子屋さんへ。御殿場のあたりでは、かなり前から雪が降り始めたと見えて、遠めの山間には薄化粧が施してある。大学時代のスキー・スノーボードに興じた頃と似た風情を観て、当時の記憶が鮮やかに蘇りました。ですがね、それだけに遠い日の思い出となってるようで、嬉しくて寂しいんですな。今までに経験したことは大事、これから経験することも大事。当然、現在進行形で経験していることも大事。持ち時間を眼一杯使いたいものです。
19:00〜にぎわい座。SWAのうちの3人が出演。
柳家喬之助さん『動物園』
極楽寺に柳家三太楼さんを呼んで落語会をしたときに、お願いしたネタ。三太楼さんが演っているのを観たときは、人間はこんなものを創ることができるんだ、なんて。妙に刺激を受けた好きな噺
・三遊亭白鳥さん(オバサンが自衛隊に入隊する噺)
マクラでやった変な体操はともかく、白鳥さんのマクラにしばしば登場するオフクロさんの話が相変わらず面白い。からすると、白鳥さんの奇抜な発想もすんなり飲み込めます。
林家彦いち『お見立て』
いつだったか同じネタを観たときは、暴力的な形態模写が面白かった。そのうえ、舞台袖にいたらしい古典落語を担う逸材、古今亭朝太(志ん朝さんの前座名)さんを踏まえて、「そんなことをしたら…朝太が観てます」とアドリブ。並みの噺家じゃないんですな。マクラもアメリカで南京玉簾をしてきた話なんかも良しです。
柳家喬太郎『子ほめ』
物語に出てくる子供は仲違いした両親の間をそれとなく取り持つ小生意気な性格で描写。そんな子供に「行くとこまで行っちゃえ」みたいな踏ん切りが喬太郎さんの中でつけてあったのか、こんな子供は居るはずが無いという生意気を通り越して、人生の酸いも甘いも承知してる海千山千の猛者として登場。デフォルメぶり出鱈目で馬鹿な面白さで物語がすすむものの、最後できっちり軌道修正。泣かせて終わり。お見事。
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2006年1月3日(火) |
それをひとは”やっつけ”という |
午前中に仏器磨きを終えて、午後から『西光寺だより』の校正。記載されてるものの責任は住職が負うのだから、家族には出来上がったものを観せる、「こんなん出てきましたけど〜」というヤツですわね。
一人で全部やるのはチェックが甘いし、自己完結しがちだから、家族にみせりゃね、もっと良いものが配れるとは思うんだけども。多くのお寺さんは、住職が一人で何でもこなすわけで。たまたま父や兄が同じ僧侶という立場だから、何かにつけて相談できるけども、そうはいかないでしょ?普通。せめて住職してるところのお便りぐらいは、なるべく緊張感をもって一人でやりたいわけですよ。
しかし何でなのかねぇ、ミスって印刷終えてから気が付くのね。内容に問題はないだろから、突き進むのみですが。
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2006年1月2日(月) |
新年会のカタチ |
極楽寺で新年会でした。大体25.26名さんでが常。今年は住職の知り合いの中国歌舞団団長さんが、ご家族とともに9名さんで起こしになりました。
宴たけなわ、というタイミングではなく、唐突に始まった感じでした。「時間もないしとにかくやるんだ」という精神力めいたものに後押しされたような。
カードマジック〜中国楽器アレコレ〜胡弓演奏〜テノール歌手独唱〜カラオケ大会。
団長さんが「ホーメイやって頂けませんか?」と言ってくれたんだけどもね、「咽喉をオカシクして、それから控えてる」で遠慮しました。お勝手と、サービスの手伝いでバタバタしてたこともあったんだけども。
でもやってたら、歌舞団の方も驚いたかもね、なんて。
よし来年はディジュリドゥでびゅーだっ!!
…鬼が笑ってら
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