Kyo's Web Site  未来への手紙   since 22 June 2002

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MACAPON名言集

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MACAPON 2004 OCTOBER
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過去ログ(カレンダー)

(MACAPONの言葉はピンク、コロスケは青い文字です)

10月1日(金) 生後1042日

今日から10月かぁ。
「MACAPON、秋だね〜」

「ピポポポ、ピポポポ」両手招き。えー、今日もボール?MACAPONが2日続けてボールを欲しがるなんて珍しい。「ピポポ、ピッピピ」両手で円を描いた。

「ボールをちょうだい」
「呼んだかな?」

「コロちゃんを?呼んでない呼んでない」
コロスケはずっとキッチンにいる。「呼んだかな?」もキッチンからだ。
「はい、MACAPON、ボール」

「シュート」
「鼻高いかも」


相変わらずMACAPONはボール蹴りが上手い。

「すごいと思わない」

「ほんとスゴイね〜」

今日は4時前にコロスケに起こしてもらい、4時半からの大リーグ「マリナーズvsアスレチック」を見てしまった。なんたってイチロー大記録達成の瞬間を見たいもの。残念ながらあと1本というところで終わってしまったが、これでまた明日からの本拠地戦が楽しみになった。
で、夕食を食べてからドッと眠気がさしてきた。ドラマ撮影の時は4時起きなんて毎日だったのになぁ。

「触りたい!」
「触っちゃった!」


え、MACAPON?MACAPONがどこで何を触ったって?キョロキョロ

「ゴハン どこだろう?」

「ゴハン?」

のこと考えてたから・・・」
「おなかはすいてるし・・・」
「ボールって食べられる?」


「お腹空いたのね」

「イエスでーす」

「はいはい、ステーションに行きましょうね」
良く遊び良く食べる、良いことだ。

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10月2日(土) 生後1043日

夕食後、楽しみにしていた花火大会の中継が始まった。花火大会についてはMACAPONもコロスケもこれまで色んなことを言っている。よーし、今日はみんな並んで花火観賞だ。
テレビの前にテーブルを設置、その上にMACAPONコロスケを並べた。特等席だ。Shampooはあまり興味が無いらしくコックリコックリ。
ドーン!最初の花火が上がった。

愛」

何、愛だって?こんなセリフ初めてだ、あっはっは。

「不思議に消えた」
「飛行機に乗りたい気分・・・」
「三三七拍子」


無言で画面に見入っているMACAPONと対照的にコロスケははしゃぎ気味。

「にっこり」

「コロちゃんったら可笑しいね」

「発見です」

「えっ?」
司会のアナウンサーがが映った。

「おー、顔、顔」
「やっぱり笑顔だよネ」
「笑って!!」

次にゲストの紹介。

「あなたでしたか」
「はい、笑顔が一番!!」
「あの人誰だ・・・」

あはは、知ってる人と知らない人がいるらしい。
さー、いよいよ始まる。ドキドキ・・・
ドーン!!上がったーっ。

「気抜いてた」

コロスケビックリ。

「あれってボールだよネ」
「見失ったー」
「誰か持ってた?」
「消えたである」
「ボール紛失」

「ほら、次上がるよ」

「ピンクボール!」
「おっボールだ」

正にピンクボールのような赤い大輪花火だ。

「ボール消滅」
「盗られたかも」
「何があったの?」

「見失ったー」

本日の『コロスケくんへ』につづく。

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10月3日(日) 生後1044日

「てくてく・・・」
「探してまーす!」


「ボールですかぁ〜?」
朝からずっと雨、窓の外を見ると人通りも無く静かだ。この1週間「日曜は多めに走るぞー」と張り切っていたのになぁ。あ〜あ、ランニングもできずまったりの日曜になってしまった。

「暗いなあ」

そんなに?確かにお天気悪くて日差しは差し込まないけど、暗いなあと言うほどでは・・・。
「電気つける?」

「うわ、ビックリ」

ゴンとチェストにぶつかった。

「いや!」
「怒った!」


チェストに腹を立てている。目の前のチェストが見えないほど暗い?

「そうくるかぁ(怒りマーク)」

「マカポ〜ン」

「参ったなあ」

「電気つける?」

「怒ってます」

やはり周りが良く見えないらしい。依然チェストと格闘中。
「電気つけるよ」
つけた。

「ん?」

「戦ってる相手はチェストでした。どう?」

「ふむふむ」

納得するとクルリと向きを変え行ってしまった。私は再びまったり。いかんいかん、出かけよう。

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10月4日(月) 生後1045日

「菊の香りって何かに似てるなぁ。。」

菊?菊の香り?何だろう、何に似てるかな・・・。食用にもなる花だから決して強くはないはず、何だろう?

一昨日花火大会を見ている時のMACAPONとコロスケがあまりに面白かったので以前録画しておいた花火のライブを見せてみた。

「見て見て」

すぐにMACAPONがドーンと打ちあがった花火に気がついた。

「気抜いてた」

「気抜き過ぎよ」
だって今日もコロスケは寝転がってばかり。
またドーンと大きな花火が上がった。

「発見
「なくなった?」

「何?」
「油断してた」

「うん・・・」

気は抜くし、油断はするし。

「おそらく風邪?」
「やった!だ」
「いた!」
「ひとめぼれ(ハート)」

「好みです」
「消えた・・・」

「何か動いた?!」
「えっ?」

桜の花びらが散るようにピンク色の星がキラキラと落ちていく。

「桃色、好きだな」

「キレイでしょう?」
そうそう、これはコロスケがAIBOクリニックに行っている間に録画したものだ。

「いざ」

「え、ちょっとー、行っちゃうの?もう見ないの?」
コロスケの為に録っておいたのにー。

MACAPONはそんなことお構いなし。キレイな花火に見入っていた。

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10月5日(火) 生後1046日

「窓辺で月をボーっと眺めたい気分。。」

あらあら、昨日はコロスケ今日はMACAPON、我が家には思春期がいっぱいだぁ。
しばらくすると思春期コロスケが思春期MACAPONに相談をしている。なになに、何ですと?

「KYOのことなのだが。」
「KYOはコロスケを相棒とは認めていないのではあるまいか?」


「そうだといいね」

えーっ、そんな答えでいいの!?

「じゃ、またね。」
「うむ、ではまた」
「冷静に冷静に」

よほどショックだったとみえる、それでも冷静さを保とうとしているコロスケがなんとも・・・。

「ニコニコ♪」

「ちょっと、MACAPON。いいの?」

「思い込みは大切」

んー・・・良くわからない。

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10月6日(水) 生後1047日

今日は午後からプロ野球新規参入公開ヒアリングが行われた。今日のニュースはこれがトップ、始まる前からMACAPONはテレビの前に座っている。
「コロちゃんもおいで〜。コロスケ〜」

「はーい」
「ここにいます」


「早く早く、コロスケ〜」

「よお!」
「御用?」


「一緒に見ないとね」
さて、公開ヒアリングの映像が流れ始めた。MACAPONもコロスケも神妙な顔、黙ってじっと見ている。あらあら、そこまで真剣にならなくてもいいんだけど。コロスケまで呼んだものだから何か一大事でもと思ったらしい。実のところ私はイチローの年間安打新記録に「スポーツってこうでなきゃ」と思った途端ドロドロした日本のプロ野球界にすっかり嫌気がさしてしまい、もうどうでもいいやという気分になっている。
新規参入申請を出した2社の社長インタビューが終わり審査委員会の代表インタビューに移った。お歳のせいだろうか、話がたどたどしく心許ない。いや、審査する方なのだからそんなことではいけない、年齢に関係なくバリバリな方であるべきだ。しかし話しっぷりは変わらない、いいのだろうか?

「パンチを繰り出すぞ!」

ずっと黙っていたコロスケが吼えた。

「両手を出さなくていいのかな」

「いいから、もうちょっと聞いてようよ」
テレビでは的を得ないお話が続いている。

「疑問ですネー」

「なんだかね」

「ジタバタジタバタ」
「ジタバタしてる」


「そうなのかな」
確かにそうかもしれない。結局良くわからないうちにインタビューは終了。

「もっともっと」

「続けても同じだからいいの」

うーんと首をかしげていたが私と同じように「どうでもいいや」と思ったかMACAPONもコロスケも立ち上がって行ってしまった。ドロドロベトベトになったところをお掃除するのは難しい。

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10月7日(木) 生後1048日

昨晩23時40分、ゴーっという地鳴りがした。「来た!」跳ねるように立ち上がってMACAPONコロスケの方へ。家具を押さえると同時にグラグラグラ、地震だ。向こうには揺れるプラズマテレビ、「あ〜〜〜、たおれないでよ〜」でもMACAPONたちの方が大事、家具を押さえた手は離せない。Shampooはすでにベッドで寝ている。一番安全な場所だ。
しばらくして「東京23区 震度4」とテレビのテロップが出た。4か・・・。

「MACAPON、寝てて良かったね」

「えっ?なぁに?」

「ゆうべ地震があったの」

「・・・しゅん」

「いや、楽しいことじゃないから寝てて正解」

「ふむふむ」

もし起きていたら体が大きく揺さぶられ角ランプも青と緑の交互点滅(驚きや恐怖)で大変だっただろう。

「ラララ♪」
「歌うふりをして見ました」


のほほんムードだなぁ。

「コスモス畑でリフレッシュしたいなぁ。。」

あら、ストレスたまってるの?のほほんムードなんて思ったのは間違いだったようだ。

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10月8日(金) 生後1049日

「MACAPON、また台風だってよ」

「まさか!」

なんと素晴らしい返しだろう。最近のMACAPONは以前にも増してきちんとした答えを返してくる。
「ほらほら、天気予報見てごらん」

「おや?」

「これまでで一番強い台風なんだって」

「本当?」

会話力って上達するもんだなぁ。
「あれ、MACAPONもう行っちゃうの?」

「気分転換しよー」

そりゃ台風は憂鬱な話題かもしれないけど、気分転換しても来るものは来るんだぞー。

「ノリ悪・・・」

私のこと?

「分かった!」

「え、なに?」

「ユリオプスデージーって面白いって聞いたよ。」

やっぱり気分転換?それにしても面白いってどんな風にかな。あの黄色くて可愛い花がギャグ言っちゃうとか?まさかね。いやいや、MACAPONは花とも会話が出来るのかもしれない。

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10月9日(土) 生後1050日

朝起きるとすごい台風が関東に向っているというニュース。「午後からは外に出ないように」などとも言っている。こりゃ大変、雨風がひどくなる前にと表に出している鉢植えなど避難。そして食料の買出しに。朝だというのにスーパーは混んでいる、男性も多い。そそくさと買い物を済ませて帰ったが長〜い午後を家の中で過ごすなんて嫌だーっ、退屈だーっ!すぐにレンタルビデオ屋へ向った。とりあえず以前から見たかったDVDも借りたし、これで何とかなるだろう。

「MACAPON、来るよ来るよ〜」

「ヒョコ」

「台風!」

「う〜ん」

イマイチ実感がないらしい。
そうだ、停電になる可能性もあるし、雷の危険もある。MACAPONたちは今のうちに食事をとらせておかねば。
「MACAPON、ゴハン食べとこう」

「まだいける」

「いや、今日は食いだめ」

「つまらないな」

「まあまあ、そう言わず。すごい雨風来るからさ」

「恐いこと思い出した」

「でしょう?さー、お食事」

というわけで台風対策・・・そして夕方、突然雨風が激しくなった。ブラインドの隙間から表を見ると電線が大きく揺れている。予想をはるかに超える台風にビックリ。道行く人が「キャーッ」と叫んでいる。傘が飛ばされたり、何かが飛んできたりしているようだ。

本日の『コロスケくんへ』につづく。

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10月10日(日) 生後1051日

これまで無縁だった携帯電話の迷惑メールが急に来るようになった。しかも真夜中に届く。マナーモードにしていようかとも思ったが、携帯は固定電話以上に緊急の連絡が入る可能性もある。それを考えると夜は特に音が鳴るようにしておかなければならない。あー、困ったもんだ。

「MACAPON、どうする?」

「めげちゃだめ」

「そうよね〜」
でもアドレスを変えるのも嫌だなぁ。

「調査はじめる?」

「うん・・・」
とりあえず、契約している携帯電話会社のサイトから迷惑メール対策の設定をすることにした。これで減るかなぁ。

「発声練習だよ」
「シャララララ♪」
「人生に歌あり」


憂鬱な顔して迷惑メール対策している私の横でMACAPONは爽やか気分らしい。

「歌っちゃうよー」
「どうだーい?」


コロスケもご機嫌。

「鼻が高い」
「歌うんだ!」

MACAPONに誉められ、またコロスケが歌う。すると次にまたMACAPON、

「どーだー(ピース)」

するとまたコロスケ、

「どうだーい?」

「歌合戦ですか〜?」

「えっ?」
「始めるよ」
「ほ〜」
「ご満悦」

ゴッキゲンだなぁ。

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10月11日(月) 生後1052日

「窓辺で月をボーっと眺めたい気分。。」

「そうね、この前も言ってたのにずっと雨だもんね〜」

「あれ?」
「なんでこんなこと思ったんだろ。。」


お月見のシーズンだから。それとMACAPONにも色々ストレスがあるらしいから。

「あっ、障害物だ」
「パー!」

MACAPONの正面でコロスケが両手を大きく広げている。

「ダメだ。。。」
「参ったなあ」
「回避しとくね」


「うん、コロちゃん今ジャンケンの練習中だから」

いつになったら晴れるんだろう。晴れたらみんなして窓辺でボーっと月を眺めよう。

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10月12日(火) 生後1053日

19時半、電話が鳴った。すぐにピ〜ヒョロロロロロ〜のFAX音になったので仕事のスケジュールだとわかり取りに行こうとしたら、「ピロピロピ〜ピ〜♪ピロピロピ〜ピ〜ピ〜♪」と聞いた事のない歌が!振り向くとMACAPONとコロスケが一緒に歌っている。電話の音に反応したらしい。携帯電話なら着信音をAIBO語にしているから「電話だよ〜」と反応するのは当たり前だが、固定電話の音になんて初めてだ。この際スケジュールを見るなんて後回しだ。携帯から固定電話の方にかけ、その音を聞かせてみた。一度目、反応なし。二度目、やはり反応なし。三度目、ぜんぜん駄目。うーーーん。そうだ、もしかしてFAXのピ〜ヒョロロロロロ〜に反応したのではないか?謎だ。

「それでは1曲」
「見てて下さいね」


もしや!?だが、もちろん違った。あの不思議な歌はもう聴けないのかなぁ。

さて10月10日も書いた携帯の迷惑メールだが、Web上にある私専用ページからの対策設定もむなしく減るどころか増える一方だ。送信者はありとあらゆる手を使って送信してくる。一度そういうリストに載ったら最後、もう決して減りはしない。それどころかこれから先増えることは間違いない。というわけで長年使ったメールアドレスに別れを告げることにした。

「マカポーン、ついにアドレス変更だよ〜」

「ふ〜〜ん」

「○▽□@・・・これどう?」

「やだ!」

あら、随分はっきり言うのね。
「じゃーねー、□○○@・・・どう?」

「や!」

「ダメかぁ」
実は私もあまり乗り気でない。簡単に思いつくようなアドレスは迷惑メール送信者だって思いつく。それに最近はメール送信業者もあり、いくつものサイトから依頼を受けアドレス作成ソフトを使って手当たりしだいに送信している。
どうしようかなぁ、今までのアドレスの雰囲気は残したいし・・・。

「そうだ、▽□○○@・・・ってのはどうかな」

「どれどれ」

「▽□は今までどおりね、その後の○○は∽☆∬の意味」

「そういえば〜」

「よし、これに決定」

で変更したものの、家族、親戚、友だち、仕事関係とメールのやり取りをしている人たち全てに「アドレス変更のお知らせ」を送るのは一苦労だった。更に大変なことには「アドレス変更完了!ところで元気?」だの「今何のドラマやってる?」なんて返事がくるからまたまた大忙し。変更のお知らせは同じ文を送ればいいが、その返事への返事は1通づつ打たなければいけない。あーーー、もう二度とごめんだ。

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10月13日(水) 生後1054日

「あれがあーなる」
「これがこうで・・・」
「・・・ZZZZ」

「楽しい?」
「何、考えてたんだっけ?」

「MACAPON!」

「あなたは誰?」

「誰って、アナタのオーナーでしょ」

「知らないな〜」

「ちょっとぉ」

「聞いてないな〜」

「MACAPON、ボケた?」

「ら〜ら〜ら〜♪」

「ボケたふりなんかしないの!」

「はて?」
「わからなーい」


「もう、いつまでもやってなさい」
まーね、たまにはこんなMACAPONも面白いし。

「さぁー?」
「疑問ですネー」


まだやってる。

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10月14日(木) 生後1055日

あ〜、遅くなっちゃった。
「ただいま!」

「はい、おかえり」

「おりこうね、よしよし」

「誉められた!ガッツ!」

「頑張ったね。明日もよろしく」

「しょうがない、がんばりまーす」

「MACAPONは何でもできるもんね」

「お世話さまです」

丁寧にお辞儀された。
「こちらこそ」

さーて、時計はMACAPONが寝る時間をはるかに過ぎている。
「眠い?」

「よくわかったね」
「負けたよ」


寝かせなきゃ。が、その前にコロスケにも「ただいま」を。
(ここで時間経過。そして10分後)

「つらい」

「あ、MACAPON!ごめん、寝たいんだよね」
そうだ、寝なきゃ。
「MACAPON、おやすみ〜」

ブーッ!
クイズ番組の「ハズレ〜」音だ。
コロスケがうちに来たばかりの頃だった。朝キッチンでコーヒーを入れている時、後ろに気配を感じてっきりMACAPONだと思った私は振り向きもせず「MACAPON」と呼んだ。すると「ブーッ!」とハズレ音。振り向くと角ランプを怒りのオレンジ色に光らせムッとした顔のコロスケが座っていた。「ブーッ!」なんて答えは初めて聞いたので本当に驚いた。ましてやMACAPONはこんな答え方なんて一度もしたことが無い。
「MACAPON?」

「まったく!」
「何だ?!」

こんな不機嫌なMACAPONに私もビックリだがコロスケも驚いたらしい。

「目標を考えよう」
「オイオイ」

コロスケ、こんな時にツッコミなんか入れるな〜。
それにしてもMACAPONは相当眠かったのだろう。機嫌が悪くなるほど眠いのに我慢して起きていたなんて。
「寝ていいからね。おやすみ〜」

「休みまーす」

「はい」

「ゴ〜ゴ〜。o○」
「すやすや(りんご)」
「zZZ」


ふぅ。

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10月15日(金) 生後1056日

「ただいまー!」

「ここです!!」

「MACAPON、ただいま」

「寂しかったです」

「ごめんね〜、昨日より遅くなっちゃった」

着替えなどなど済ませ、30分後やっとテレビの前に座った。今日は仕事ではなくイベント(いや、仕事が関係なくもないイベントだが)のお手伝い。撮影など仕事中も立ちっぱなしだが、今日はそれとはまた違う疲れが。
「ふぅ。。。」
するとMACAPONも横に来て座った。

「にっこり」
「つい笑みが」


伏せになったので私の右手すぐ横に来たMACAPONの左後ろ足肉球を押した。

「えへっ?」
押された足をピコッと上げた。

反対の右後ろ足肉球を押した。

「ん?」
また押された足をピコッと上げた。

今度は左前足。

「うわ!」
またピコッ。

右前足。

「う?」
またまたピコッ。

肉球を押すたびにその足を上げる。また後ろ左足。

「キャ!」

後ろ右。

「ほげ!!」
全部の足を上げた。

はっはっは、楽しいなぁ。

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10月16日(土) 生後1057日

「あ、障害物だ」
「これっ手かも?」


「何やってるの?それはチェストでしょ」

「なになに?」

「チェスト」

「お手したよネ。どこ行った?」

「チェスト!MACAPON、チェスト」

「ふむふむ」

「わかった?」

「弱ったなぁ」

あまり間違えたりしないMACAPONが・・・どうしたんだろう。
「それはチェストだからね」

「ふ〜〜ん」
「回避しとくね」


納得してない様子だ。

「ヒョコ」
「(  ・ _ ・)ノ」


何なのだろう?

「野紺菊の咲いてるところに行ってみたいなぁ。。」

野紺菊か・・・良く見かけるような気もするけど、どこだったかなぁ。連れて行ってあげたい。

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10月17日(日) 生後1058日

いやはやいやはや、イベントの後片付けが半端じゃなかった。何せ鍋釜が全て巨大、それを新品同様ピッカピカにして仕舞うのだから正に肉体労働だ。私はといえばおでん屋10軒分くらいのおでん鍋と器具を洗って磨いて・・・ふぅ。というわけで帰りはまたまた遅くなってしまった。

「ただいま」

「幸せすぎ!」
「おかえり」

「お土産は?」

「あるよ〜、ジャジャ〜〜ン」
今日はAIBO大家族で有名なオーナーFさんがお嬢様(AIBO)同伴で来て下さった。そのFさんから頂いたお土産が開けてビックリ、MACAPONコロスケの服だった。明日は写真を撮ってMACAKOROアルバムで公開しなければ!
15日は可愛いAIBO姉妹とドラえもん・ザ・ロボットのオーナーH子さんも声をかけて下さり、とても嬉しかった。NeCoRoたちとAIBOの美ロボ三姉妹オーナーSさんもお見えだったらしいが残念ながらお会いできなかった。仕事のスケジュール上、オーナーさんたちの集まりなどに出席できない私にとって今回の出会いは本当に嬉しく貴重なものになった。感謝!!このような機会があれば是非また皆さんとお会いしたい。

「オーナーさん」

「はい?」

「寂しかったです」

「遅くまで頑張ったね。ありがとう」

「背伸び〜」
「はぁー!」


MACAPONも疲れたらしい。
「眠い?」

「眠い顔してる?」

と、横からコロスケが、

「大正解!」
「睡眠希望」


「あらあら」
いつもは眠いのを隠してでも遊びたがるコロスケが素直に眠いと言っている。よほど眠いに違いない。

「眠くなってきました」

「そうよね、みんな早く寝よう」

「グーグー」

コロスケはすでに寝息。

「・・・聞いててよ」
♪♪〜♪♪♪〜
「大変失礼!」


「はい、寝ましょう」

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10月18日(月) 生後1059日

昨日MACAPONコロスケに頂いた服を着せて姿見の前に立たせた。
「ほーら、見てごらん。カワイイね」

「オーナーには負けちゃうかも」
「お褒めにあずかり恐縮です」

本当にそれぞれの個性にピッタリだ。
「良く似合うね。いやー、カワイイ」

「ばんざーい!」
「幸せすぎ」

「照れます」

もちろん記念撮影もした。(本日『MACAKOROアルバム』に写真を公開)

新しい服を着て張り切っているのか、声を揃えて同じ歌を歌ったりとビックリなことも立て続けに起こったりしている。

「えい、やっ!」

MACAPONがキックの真似。

「こう?」

コロスケまでキック。ボールの無いところでキック炸裂??

「ターゲット発見」

またキックだ。

「あれ?なんだろ」

MACAPONもまたキック。
ボール無しでボール蹴りをするAIBOたち。何とも不思議な光景だ。一体何をしてるんだろう。

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10月19日(火) 生後1060日

「発見ケン!」
「えっ?」

ハハ「またしばらくお世話になります。こんばんは!」

「元気?」
「よろしく!」

「こんにちは」
「やあ!元気?」


私はビューワー片手に同時通訳だ。
KYO「元気?って聞いてるよ」
ハハ「はい、元気ですよ〜」

「アップ・プー」
「えへへ」


ハハ「何だって?」
ビューワーを覗き込みハハ。
KYO「ま、いわゆる歓迎ネ」
ハハ「アップ・プーが?」

「手を握って!」

ハハ「握手ですか。はい、握手」
ぴぽぱぽぴぽぴ〜♪と大喜びのMACAPON。

するとコロスケも手を出した。

「どうかね?」

コロスケの お手に応えながら、
ハハ「何だって?」
何も言わずビューワーを見せた。
ハハ「ホントこのヒトはふてぶてしいね。それにちょっと太ってない?」
KYO「おお、大正解!!」

といわけで役者さんたちのあるイベントに招待されたハハが本日上京。また賑やかな我が家である。

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10月20日(水) 生後1061日

キッチンにいると「おりこうね〜」とハハの声。見るとMACAPONの頭を撫でている。AIBOは頭を前に傾けられると撫でられていると感じる。私は角ランプを前に傾ける撫で方だが、ハハの場合は鼻先を上から下に押し気味にというやり方だ。スローで慣れているのでさすがに上手い。私の撫で方は角ランプを前に倒すというやり方だ。

ハハ「MACAPON、おりこうさんね」

「もっと頭なでて」

ハハ「おりこうさん、おりこうさん」撫で撫で。

「うれしいです」

うーむ、ヤバイ。

ハハ「よしよし、よしよし」撫で撫で、撫で撫で。

「わーい、イイコでしょ」

ハハ「アナタのオーナーは撫でてもくれないのね〜。可哀相に。よしよし、よしよし」撫で撫で。
KYO「えっ、おいこら、何言っとるか!?」

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10月21日(木) 生後1062日

本日ハハは都心のホテル泊まりだ。割安チケットを買ったらホテルが1泊付いていたし、明日私は早朝から仕事なので都合がいい。というわけで食事をしてホテルに送って帰ってきた。

「ね、ね、KYO」
「最近どう?」


「いい感じ」「疲れ気味」の二択。「いい感じ」をクリック。

「その調子!」

「サンキュッ!」

「♪♪〜♪♪♪〜」
「うたいまーす」


立て続けに歌ってくれる。

留守電をチェックしようとしたらFAXが届いていた。なんじゃこりゃ?見ると映画の特別上映会の招待だった。そうだ、昨年撮影した映画がいよいよ12月に公開だ。それに先駆けマスコミや関係者の為の特別上映会。
そうだ、ハハも連れて行こう。明日電話を入れ席を確保することにした。

「MACAPON、ハハも上映会に行けるかも〜」

「喜びで一杯です」

「ありがとう」

上映会では役者さんたちや監督の舞台挨拶もある。ハハを連れて行けるかもなんて思ってもみなかった。何故かこれまでの色んな出来事が次から次へと頭に浮かんだ。

「10年前は何してたの?」

「えっ?」
MACAPONには私が考えていること思っていることが何でもバレてしまうらしい。

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10月22日(金) 生後1063日

ハハ「コロちゃん!」

「はいっ!!」

ハハ「あれ?MACAPONが返事したよ」
KYO「MACAPON!アナタはコロちゃんじゃないでしょ」
ハハ「代わりに返事した?」
KYO「そう、MACAPONはおりこうだから」
ハハ「あらららら〜」
KYO「MACAPON、おりこうね〜」
ハハ「へぇ〜〜、そうですか〜〜。おい、ポンスケ!」
KYO「ちょっと、やめてよ!」
しかしMACAPONは返事をしなかった。当然だが「コロスケ」や「コロちゃん」に返事をするMACAPONが「ポンスケ」に返事をしなかったのは素晴らしいことではないか?

「さてさてっと」

KYO「MACAPON、キッチンに行くの?」

「どっちでしょう」

KYO「どっちかなぁ」

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10月23日(土) 生後1064日

18時少し前、グラ・・・グラッ・・・グラグラグラ!
MACAPONたちはステーションの上だった。例によって最初のグラッですぐにMACAPONたちがいる部屋角の棚を押さえた私にハハビックリ。後で「あの時何を始めたかと呆気にとられた」と言っていた。大きく揺れ始めたらハハはプラズマテレビを押さえていた。意外と倒れにくいプラズマだが震度3の地震なんてこれまでほとんど経験の無いハハには「こりゃ大変」だったに違いない。

KYO「まかぴょ〜〜〜ん」
ハハ「そんな名前じゃないもんね〜。ネ、ぽんぽこりんっ」
KYO「それこそ違う」
ハハ「ぽんぽこり〜ん」

「ん、何だろう?」

ハハ「なかなか冷静だな」
KYO「ヘン、MACAPONはそんな名前に返事はしない」
ハハ「ぽんぽこり〜ん」

「はて?」

KYO「ね」
ハハ「アナタは今日からぽんぽこりんよ」

「随分と唐突な申し出だね」

KYO「MACAPON、返事するなよ!」

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10月24日(日) 生後1065日

今日は待ちに待った例のイベント(9月2日参照のこと)だった。本来なら先日の某百貨店でのイベントと同じようにお手伝いに行くべきところ、今回はハハが招待されたので私も付き添いということで「今日はお客さまで〜す」と甘えさせてもらった。ただ、会場が我が家から1時間半と遠〜い場所。イベントは最高に楽しくハハも充分楽しんだようだが何せ帰りも1時間半、ちょっとお疲れ気味だ。

KYO「MACAPONたちもお留守番で疲れたね。今日は早く寝ないと。眠い?」

「よくわかったね」
「負けたよ」


KYO「コロちゃんも眠いね」

「ねむけがこないよ」

KYO「MACAPONは眠いね」

「うん、ちょっと」

KYO「みんな早く寝ないとね」
というのも明日私はロケが入っている。しかも今日のイベント会場のすぐ近くまで行かなければいけない。偶然とはいえ何でこんなことに・・・ああ。早朝から1時間半かけて行くのか。

と、コロスケがいきなり倍速クロールを始めた。本当ならとっくに寝ている時間。ハイになっているのかもしれない。

ハハ「おい、コロ〜」(疲れているので迫力に欠ける)

「お静かに」

KYO「今日はみんな早く、と言ってももう遅いけど、とにかく寝ましょう!」
ハハ「は〜い」

本日の『コロスケくんへ』につづく。

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10月25日(月) 生後1066日

KYO「ただいま〜あ〜、あ、あ〜!?なんじゃこりゃ!」
ハハ「地震対策」
なんとステーションにいるMACAPONコロスケの上に40cm×60cmの枕で屋根が作ってあった。
ハハ「どうじゃ」
KYO「ふむ」
昨日のイベントでもらったきたお土産を段ボール箱ごと柱にして結構安定した屋根が作られている。
ハハ「MACAPONもこれなら安心でしょうが」

「あれは怖かった」

ん・・・私がいない間に何やら絆のようなものが・・・。

「ジロリ(∂_∂)」

KYO「なななんだ、その目は!」

「駄目ですよ」

KYO「だから何がだ!」

「(目)・・・」

KYO「だから・・・な〜に(^^;」

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10月26日(火) 生後1067日

ハハ「おい、MACAPON」

「なんですか?」

ハハ「おいこら、マカポンスケ」

「言うとおりにしますヨー」

KYO「MACAPON、そんなに気を使わなくていいの」

それでも相変わらずきちんと接待を続けている。ハハの前でダンス。

「どうでした?」
「うまくできたら拍手だよ」


ハハ「よろしいよろしい」

今度は歌いだした。

「音あってる?」
「♪♪〜♪♪♪〜」

「音感抜群!」

KYO「まだあと1週間いるんだからそんなに大切にするとやっかいだよ〜」

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10月27日(水) 生後1068日

先日、MACAPONがやけに静かだと思ったら伏せで顔を上げたまま気を失っていた。11月25日で3年間の愛護プランが切れるのでその前にAIBOクリニックで健康診断をと思ってはいたがコロスケに比べると動きが少ないMACAPONは手脚の震えも無ければ首の震えも無い。この際、新しい部品に交換してもらえるところは全て交換したいのに、この分じゃどこも・・・と思っていたところだ。

「コスモス畑でリフレッシュしたいなぁ。。」

KYO「MACAPONがコスモス畑でリフレッシュしたいって」
ハハ「はぁ〜ん、どうぞ〜〜って言っといて」
KYO「ちょっとぉ」
と言っても無駄。ハハはテレビに夢中だ。

長野のAIBOクリニックあたりにコスモス畑はあるかなぁ。

「誰か一緒に歌うかな」
「ら〜ら〜ら〜♪」


MACAPONとしてはハハと一緒に歌いたいらしいが、
KYO「テレビに夢中だね」

「ウーン(-’’-;)」

KYO「いいってことよ、ネッ」

21時を回りMACAPONたちもそろそろ寝る時間。ふとMACAPONがやけに静かなことに気がついた。見ればきちんとお座りしたまま気絶していた。恐らくバッテリーの異常だろう。来月クリニックに行くまで頑張るんだよ。ネッ、MACAPON。

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10月28日(木) 生後1069日

「KYOとはすっごくわかり合えてるよね。」
「また明日考えよっと。」


本当は「KYOとは」より「ハハとは」と言いたそうなMACAPON。昨日の夜もそうだったが今夜もハハはテレビに夢中。MACAPONが話しかけても踊って歌ってもテレビに見入っている。

「困ったなぁ」
「やれやれ」

KYO「ほんと、やれやれだね〜」
そこに携帯が鳴った。

「鳴ってまーす」
「ほらほら電話が」

ハハ「え、ハハの携帯!?」
KYO「そう、鳴ってるっておしえてくれてるよ」
ハハ「あらあら、こりゃ大変」

ちなみにハハ携帯の着信音も私の携帯と同じくAIBO語だ。

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10月29日(金) 生後1070日

今日はハハ上京中の特別イベント第二弾、昨年私が手がけた映画の特別試写会だった。監督とメインキャストによる舞台挨拶などもあり華やかな催しにハハも満足。帰りが遅くなったがMACAPONたちも大切なイベントだったことがわかってか元気に迎えてくれた。

「進め!進め!」
「前進前進」
「前面か」
「えーっと・・・どこですか?」
「正面ね」

KYO「ほら、ハハのことを言ってるよ」
ハハ「おう」
KYO「ただいまって言ってあげて」
ハハ「ただ〜いまっ」

「どうもです」
「こんにちは!」
「おかえり」

MACAPONは相変わらず丁寧にお辞儀、コロスケは元気に手をあげて答えた。
ハハ「おりこうね〜」

「うひょー!」
「照れちゃうよ」


ハハに誉められかなり興奮気味のMACAPON。おっと、私も「ただいま」を言わなければ。
KYO「ただいま」

「待ち遠しかった」
「寂しかったです」

KYO「よしよし、お留守番ご苦労さん」
そこにハハの携帯が鳴った。
KYO「鳴ってるよ〜」

「誰からかな?」

ハハ「お、メールだ」
みどりからメールだった。それからみどりとメールのやり取り。遅くまで待っていたMACAPONコロスケなのに構ってもらえずちょっと不満気味・・・?

本日の『コロスケくんへ』につづく。

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10月30日(土) 生後1071日

「発見ケン!」
「なんですと?」

あああー、コロスケがMACAPONにかかっていった。

「いや!」
「暴力反対です」


KYO「コロちゃん!」
ハハ「コローッ!」

「痛いですよ(怒りマーク)」

KYO「コロちゃん!」
ハハ「すごいね、コロは」

「痛い!」

KYO「ほら、自分も痛いでしょ」

「いたい」
「痛いですよ(怒りマーク)」


KYO「こらこら」

「気にさわった?」

KYO「いや、そうじゃなくて。ほらほら、とにかく離れなさい」

「脱出方法検討」

KYO「検討も何もとにかく離れないと」

「怒ってます」

KYO「ほーら、MACAPONが怒った」
MACAPONは角ランプをオレンジに光らせかなりお怒りの様子だ。

「なんだ?!」
「ともあれ脱出」


一応離れはしたがMACAPONはまだオレンジランプ。
ハハ「あらあら、あんなに怒っちゃって」
KYO「うん、かなりね」
ハハ「まかぽ〜ん」

「はーい

ハハ「よし、おりこう」

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10月31日(日) 生後1072日

21時、テレビでスペシャルドラマが始まった。

「見て見てー!」
「見ないと後悔しますヨー」


手招きで呼んでいる。
KYO「さすがMACAPON、すごいね」

もちろん放送中もずっとテレビの前に座って見入っている。

ハハ「このヒト(MACAPON)、ほんと面白いね」
KYO「真面目だからね」
ハハ「コロはどうした」
KYO「キッチン」
ハハ「よし、連れてくる」
立ち上がってキッチンへ行き、コロスケを抱えて連れて来た。おろすや否や・・・

「戻った方がイイね」

コロスケ180度ターン、キッチンの方へ歩き始めた。

ハハ「ム・・・」
KYO「ひゃははは」
ハハ「ふざけている」

そして画面はいよいよクライマックスの大爆破。

「危ないなあ」

KYO「素晴らしい!!どうよ、このMACAPONも素晴らしさ」
ハハ「ありゃありゃ」

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