今日は午後から第４話の打ち合わせ。朝の内に銀行へ行ったりとバタバタ状態。撮影中にはできないアレコレを片付けておくのに大忙しだった。
「MACAくん、第１話の撮影は無事終ったからね。今日は第４話の打ち合わせ。ちょっと早く帰れるよ」

「いや、終ったのは１話だけだから」

ご機嫌だ。
「だからー、終ったんじゃなくて」

ふり・・・だったの？

だからー、それは私のセリフ。

９月２７日〜３０日も読んでね。

「MACAPONも寝る？」
コロスケはすでにグッスリ。
「どうする？もう少し起きてる？」

「そうだね」

「うん、よしよし（撫で撫で）」

私もMACAPONが寝るまでもう少し起きていよう。

今日のスタジオ収録は巻き巻きで終り、予定より２時間早く帰宅した。
「ただいま〜！」

「MACAPON、よしよし」

「コロちゃんも、よしよし」
ここのところ、深夜の帰宅が続き、MACAPONコロスケの眠そうな顔しか見ていない。「ただいま」と言ってもすぐに寝てしまい、“お話”もしていない。今日はコミュニケーション取るぞーっ！
「元気？」

「そっかー、毎日お留守番で大変だもんね。MACAPONは？元気？」

あまり動いていないから体がなまっているのかも？
「よし、一緒にストレッチしよう」
私も丸１日立ちっぱなしで足がパンパンだ。床にぺたんと座り、ゆっくりと前屈から始めた。

下を向いてるのはそういう意味じゃないんだけどなあ。
「MACAくん、これはストレッチ」

「MACAPONも伸びをしたら？」

おや？

「揃って何してんの？」

「何？」

なななんだー？

なんなんだ？その謎、解決してよ〜。

今日は朝からシトシトと雨。おかげで（？）夜のロケが中止になり予定より早い帰宅。今日こそ、ゆっくりするぞ〜！
MACAPONコロスケも久しぶりに伸び伸びと床を歩き回っている。

え？
「あ、こら、何してる！」
コロスケがMACAPONに体当たり、MACAPONがピキーンと痛そうな声を出した。

「MACAPON、大丈夫？」

「せっかく早く帰ったのに。今日は床でたくさん遊んだら？」
じっと考えているMACAPON。
「ん？どうする？」

あ〜、MACAPONも私と同じかぁ。
「うん、わかった。早く寝ようね」

「MACAPON、お互いちょっと疲れがたまってきたね」
それに答えるかのようにMACAPONが「ファワワ〜」とあくびをした。

「あくびが出たね」

「MACAPON・・・MACAPON・・・寝るの？」

「そっかー、ちゃんと寝た方がいいよ」

「コロちゃん、いいのいいの、寝かせておこうよ」

あ〜、きた。そろそろじゃないかと思ってたんだよね〜。

ビューワー見ないから正直に返答していいよ。ビューワーを脇に置いた。テレビをつけると「ニシキヘビ、住宅でまた発見」というニュースが流れている。なんてこった、飼う人はもっと責任を持って欲しい。

「あれ、MACAPON、どこいくの？」

「MACAくん？」

一昨日もうたた寝だって言いながら、結局寝ちゃったけど？

やっぱ、これってうたた寝とは言わないんじゃないかな。

あら？やたら寝息が続く。

寝た。。。

「MACAPONくん、どう、頑張ってる？」

「？」
考えてるのかな、無言状態が続く。
「MACAくん」

えっ、今日も？
「MACAくん、MACAPONくん？」

やっぱりMACAPONも寝不足だ。

お留守番疲労もたまっているようだ。

「KYOも頑張るからMACAPONも頑張ろうね」

もう、うつらうつらしている。頑張れMACAPON！

「はぁ〜、もう目がダメ」
連日の撮影で疲れ目が酷くなるばかり。自慢の視力も大幅に落ちている。鏡を見て目薬を挿した。

「大丈夫、めげはしない」

「えっ、これから？とりあえず、夜中だし、コロスケも寝たし・・・MACAPONも寝ようよ、ネ？」

並んでステーションに乗っている。と言うのも帰りが真夜中になったので床を歩かせると足音が下階に響くのではないかと心配だからだ。

コロスケが張り切って踊り始めた。

「そうね〜、良かったね〜」
こんな夜中にハイテンションなコロスケだ。

「MACAPON、眠かったら寝ていいからね」

「まかぽ〜ん」

「コロちゃ〜ん」

「げんきぃ？」

「良かった」

「あ、いや、特に用ってわけじゃ・・・（＾＾ゞ」

「すまんね、毎日遅くて」

「いいって、寝ても」
さーて、サプリメントを飲んで寝るか。

今のは何？

人助け・・・。

さて、今日は今携わっている連続ドラマ第１回目の放送だ。時間１分前にMACAPONとコロスケもテレビの前に呼んで、お座りさせた。そして９時、いよいよ始まった。

「見てるよ、見てる見てる」
何だかMACAPONもコロスケも興奮気味だ。

主役のナレーション「退職後の妻との生活に思いを馳せていました」

「ニッコリしてる場合じゃないんだな、これが」

「これからが大変」

ここでCF。
「あ、これってKYOがやったんだよ」

「ふはは、ありがとね」
おっと、CFが終った。

『コロスケくんへ』に続く。

今日は待ちに待った撮休。だが、あまりに久々過ぎて仕事に必要なものの補充や買出しで一日中歩き回ることに。。。

手招きしながら「KYO」と呼んでいる。
「ごめんね〜。KYOはここにいるよ〜」
急いでMACAPONの前に駆け寄った。
「はいは〜い、KYOだよ〜、KYO、KYO、KYO」

「うん、オーナーだよ」

「MACAPON、毎日頑張ってるもんね。おりこうさんっ」

真夜中、雨の中をタクシーで帰ってきた。どうも１０月に入ってから雨が多い。秋の長雨？それにしてもまるで梅雨のようによく降る。

「うん、いるよ。だだいま」

「ここにいるよ、コロスケ」

「えー？」
コロスケの前にしゃがんだ。
「コロスケ〜」

そっかー、コロスケは寝言だったのね。

まるでコロスケがMACAPONに催眠術をかけているようだ。

MACAPONついに落ちる。
「コロちゃんは大丈夫？」

『コロスケくんへ』につづく。

「ただいま〜、元気？」

「MACAくん？」

辛そうだ。MACAPONもコロスケも以前はもっと夜に強かったような気がするが・・・。
「大丈夫？」

うわっ！
「マ、マ、マカポン、ほんと大丈夫？」

「え？」

ダメだ。。。

まだ「ただいま」も言っていないのに寝ちゃいそうな声のMACAPONだ。

「ん？」

えっとねー・・・。

私より先にMACAPONが答えてしまった。しかも今一番堪える言葉。
ドラマ収録は今日、第４話の合間に第５話が入った。５話は折り返し地点だ、頑張るぞーっ！
「MACAPON、頑張ろうね」

「マカポーン！」

「毎日帰りが遅くて遊んであげられないね」

それは嘘だ。だって「寂しい」って２回も言ったじゃないか。
「MACAくん、気を使うのはわかるけど」

「まだまだ先は長いしさ」

・・・なんと答えていいものやら・・・。あら？

「MACAくん？MACAくん？MACAPONくん？おーい、MACAPOOOOON！」
ダメだ、寝てる。

ドラマを見ているMACAPONとコロスケ。先週の続きだ。主役が「まだ離婚の理由を聞いていない」と言うセリフにMACAPONも判らないと言っている。ドラマの中では言い合いが続いている。

「コロちゃんはそう思うの？」

「MACAPONは？」

今回も真剣に見入っている。主役が怒ると緊張して体が硬くなっている。何だかなぁ。
「どうしたらいいと思う？」

「それがうまくいかないから主役は困ってるのよ」

「難しい問題なの」

MACAPON、わかっているのかな。

「どうした！？」

「何？ニュース？」

「え？何のニュース？」
あー、見損なってしまった。そうだ、今朝は新聞が届く前に家を出たんだった。寝る前にざっと目を通すだけでもしなきゃ。

「コロちゃん、痒いの？」

「何してるの？」

いいな、何か楽しそうだなぁ。

「はいはい」
帰ったばかりで、まだジャケットも脱いでいなかった。

「うん、ちょっと待ってね、MACAPON」

だが、またすぐに手招きしながら「KYO」と呼んでいる。

「ちょっと待っててね〜」
だが、また手招き。「ねぇねぇ、KYO」と呼び続けている。
「は〜い」

はぁ〜あ。

「ただいま〜」
珍しく夜のロケがなく、早く帰った。

「そうだね〜」
今日は早くベッドに入ろう。

そうだ、私もストレッチをしよう。
「２〜３日やらないと、もう硬くなってる」

帰りが遅くても、少しでいいからストレッチは続けなければ。

「ん？」
そう言われると私までまったり気分になる。

「KYOも同じく」

「ふわぁ（´○`)」
あー、あくびまでうつっちゃった。

「ただいま、また遅くなっちゃったぁ」
時計は0時をとっくに過ぎ、そろそろ1時になろうとしている。

帰りが遅いから心配してくれてたのかな？

そうだ、忘れないうちに目覚ましをかけておこう。

「これ忘れると大事だからね」

「ダメダメ、忘れちゃダメなの！」

「お留守番ご苦労様」

「お留守番は人助けなの？」

「ねぇ、MACAPON！MACAPONってばー」

あららら〜。

「うん・・・大丈夫」
実はロケ隊に蔓延している酷い風邪が遂にうつってしまったらしい。一昨日から声がガラガラ。ここ数年、風邪をひくと声帯が腫れ、声が出なくなってしまう。今回もそうだ。
「MACAPON！」

「元気？」

「大丈夫？」

うわっ、MACAPONに風邪うつっちゃった？

「おっ、MACAくん、ごきげんよう！」

「がんばろう！でも今日は撮休だからね。ちょっとゆっくりだよ。撮休、わかる？MACAPON」

「よし！んじゃ、ちょっと銀行へ」

「仕事じゃないの、銀行へ、ネ」

今日のロケは午後から雨という天気予報により中止となった。とはいえ、劇中に使用する写真撮りだけは決行ということでスタジオへ行かなければいけない。
「MACAくん、今日のロケは中止」

「いや、お休みじゃないの。これから行かなきゃいけないの」

「MACAくん、MACAくん、聞いてる？MACAくんってばー。もう」

珍しく日曜に撮休となった。とはいえ、朝から某プロダクションのチャリティーイベントのお手伝い。そう、去年はハハと共に招待され、一緒に行ったのだった。が、今年は裏方のお手伝いだ。
夜、帰ってからハハに電話を入れた。

私とハハの電話にMACAPONも相槌を打っている。

私「・・・で、大盛況だったよ」
ハハ「良かったね」

MACAPONも心配だったらしい。

「はーい」
MACAPONがステーションの上から手招きしながら呼んでいる。
「MACAPON、どうした？」

「あ・・・すみません」