蟯虫を含め、寄生虫が細菌やウイルスとは性質が違う事は案外理解されていない。蟯虫卵は消毒薬では殺されず、幼虫は一部の駆虫薬に抵抗性なので、駆虫薬一回投与ではほとんど問題は解決しない。解決されるとすれば、非常に運が良いか、再発に気付かないかのどちらかである。
★ イベルメクチン副作用情報
現在のところ、イベルメクチン投与時に気を付ける必要があるのは、以下の系統あるいは実験と思われる。
一方、副作用は特にないとの報告もある。
※ 使用上の注意
※ 使用上の注意
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方 法 | 準 備 | 作 業 | 費 用* | 安 全 性 | 適 用 |
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A |
パモ酸ピランテル 飼料添加(0.02%) |
△業者に飼料依頼 時間がかかる |
◎飼料給与 のみ |
△薬剤費 飼料加工費 指数140〜346** |
◎大量摂取でも安全 | 多数ケージや複数の 飼育室の駆虫 |
B | パモ酸ピランテル 飲水投与 (40mg/kg体重) |
○薬剤調製 給水瓶必要 |
△週2回 給水瓶交換 1日1回 給水瓶振盪 |
○薬剤費 指数222 |
◎Aと同じ | 少数ケージの駆虫 特に若齢マウス・ ラット等、イベル メクチン高感受性の 動物の駆虫 |
C | イベルメクチン 飲水投与 (2mg/kg体重) |
○Bと同じ | △Bと同じ | ○薬剤費 指数179 |
○若齢マウス等、 イベルメクチン 高感受性の動物 には副作用あり |
少数ケージの駆虫 |
D | イベルメクチン 噴霧 (1mg/ケージ) |
◎薬剤調製 ハンドスプレー 必要 |
○週1回 薬剤噴霧 |
◎薬剤費 指数100 |
○Cと同じ | 少数ケージの駆虫 最も容易で安価 |