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FAQ:Solarisが起動しない

swap(スワップ)領域がなくなるとシステムがまともに動かない状態にもなりかねないので注意が必要な項目の一つです。よくあるのが、あるアプリケーションを導入したところ作業領域にswap領域を使用するというのがあって、それがパンクするまで使っていたというケースがありました。もちろん、他の領域を使う設定をして回避してます。

では、システムインストール時に、もともとswap領域を小さく設定してしまった場合や、一時的にswap領域を確保するための方法について書きます。

1. rootユーザでログイン
  # su -

2. swapファイルを作成する領域をdfコマンドで確認
  # df -k

3. mkfileコマンドにてswapファイルを作成
  # mkfile 256m /export/swap  (256Mbyteのswapを作成)

4. 作成したswapファイルをシステムに追加
  # swap -a /export/swap

5.次に/etc/vfstabを修正して下さい。下記の行を追加して下さい。
  /export/swap - - swap - no -


6.次回ブート時に有効にする場合はスクリプトファイルを作成
 (例:/etc/rc2.d/S99swap.addというファイルを作成)

 (1)下記のようにスクリプトを記述
 #!/bin/sh
 /sbin/swapadd
 exit 0

 (2)実行権限を与える
  # chmod 744 /etc/rc2.d/S99swap.add 

 (3)rootをオーナーに設定する
  # chown root /etc/rc2.d/S99swap.add

swap領域が普通満杯になるのは、物理メモリが少なく、ページングやスワッピングが多発していることも考えられ、システム稼動のボトルネックとなっていることもあります。この場合、理想としては物理メモリを大きくするのが一番いいかもしれません。
また、上記のように一時的な回避としてswap領域を増やす場合、デフォルトのswap領域とは別なDISKに作成することによってアクセスの向上にもつながります。

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