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SCSI関連情報

SCSIは、Small Computer System Interfaceの略称です。SCSI-1,SCSI-2,SCSI-3とそれぞれ規格があるが、最近ではSCSI-2,SCSI-3が多く使用されている。

SCSIコマンド一覧

以下にSCSIコマンドの一覧を記載する。各コマンドでエラーが発生するとKey,ASC,ASCQというセンス情報をサーバ(Solaris)に教える。SolarisはASC,ASCQのセンスをアプリケーションに通知し、アプリケーションまたはSolarisがエラーメッセージとして出力する。【Key,ASC,ASCQの情報はここ】

コード 内容 意味
00 TEST UNIT READY 装置の種類と構成を確認するコマンド
01 REWIND 媒体を先頭に位置付ける
01 REZERO UNIT 特定の状態にセット(ベンダー固有)
03 REQUEST SENSE センスデータ取得(REQUEST SENSE DATA
04 FORMAT プリンタへフォントなどを指定する
04 FORMAT UNIT 媒体の初期化
05 READ BLOCK LIMITS ブロック長に関する情報の報告
07 INITIALIZE ELEMENT STATUS 全媒体のステータスをチェック
07 REASSIGN BLOCKS 不良ブロックの代替領域を割当てる
08 GET MESSAGE(06) パケットを受信し転送
08 READ(06) 1つ以上のブロックの読み込み及び転送
08 RECEIVE データパケットを転送(受信)
0A PRINT プリントアウトするデータを転送
0A SEND MESSAGE(06) パケットデータを転送
0A SEND(06) データパケットを転送(送信)
0A WRITE(06) データの書き込み
0B SEEK(06) データ位置へのシーク動作指示
0B SLEW AND PRINT プリントアウトするデータを転送(改頁指定可)
0F READ REVERSE 1つ以上のブロックを逆方向へ読み込み
10 SYNCHRONIZE BUFFER バッファ上のデータをプリントアウト指示
10 WRITE FILEMARKS 現在の位置からマークを書き込む
11 SPACE 媒体の位置付け動作(nブロック先とか、先頭とか)
12 INQUIRY 構成情報・属性の報告
13 VERIFY(06) ベリファイチェックを実行
14 RECOVER BUFFERED DATA ・媒体書き込み未完了(キャッシュ等)データの報告
・プリント未完データの報告
15 MODE SELECT(06) 各種パラメータの設定
16 RESERVE リザーブ
16 RESERVE UNIT リザーブ
17 RELEASE リザーブの解除
17 RELEASE UNIT リザーブの解除
18 COPY 異なるLUへのデータコピー
19 ERASE 媒体をイレーズ
1A MODE SENSE(06) 各種パラメータの値の読み込み
1B LOAD UNLOAD 媒体のロード・アンロード
1B SCAN 指定したウインドでスキャン
1B STOP PRINT プリント動作の停止
1B STOP START UNIT スピンドルモータの起動/停止、媒体のロード/アンロード
1C RECEIVE DIAGNOSTIC RESULTS SEND DIAGNOSTIC(1D)の結果の要求
1D SEND DIAGNOSTIC 診断動作の実行
1E PREVENT ALLOW MEDIUM REMOVAL 媒体取り出しの許可・禁止
24 SET WINDOW スキャン動作を行うためのウインドウ指定
25 GET WINDOW ウインドウの定義情報の報告
25 READ CAPACITY 容量情報の報告
25 READ CD-ROM CAPACITY 記憶容量情報の報告
28 GET MESSAGE(10) パケットを受信し転送
28 READ(10) 1つ以上のブロックの読み込み及び転送
29 READ GENERATION ブロックの最大世代番号の報告
2A SEND MESSAGE(10) パケットデータを転送
2A SEND(10) データパケットを転送(送信)
2A WRITE(10) データをライトする
2B LOCATE 媒体を指定した所(直前)へ位置付け
2B POSITION TO ELEMENT 指定先の場所に位置付ける
2B SEEK(10) データ位置へのシーク動作指示
2C ERASE(10) 指定された領域をイレーズ
2D READ UPDATED BLOCK 指定世代番号のデータ読み込み
2E WRITE AND VERIFY(10) データを書込んでからベリファイチェックを指示
2F VERIFY(10) ベリファイチェックを実行
30 SEARCH DATA HIGH(10) 比較(パターン)データの検索
31 OBJECT POSITION オブジェクトの移動・位置付け指示
31 SEARCH DATA EQUAL(10) 比較(パターン)データの検索
32 SEARCH DATA LOW(10) 比較(パターン)データの検索
33 SET LIMITS(10) オペレーション可能な種類と範囲を定義
34 GET DATA BUFFER STATUS データバッファステータスの報告
34 PRE-FETCH データを読み出してキャッシュ内に格納
34 READ POSITION 媒体の位置情報・バッファデータ量の情報の報告
35 SYNCHRONIZE CACHE キャッシュ上に残ってるデータを書き込む
36 LOCK UNLOCK CACHE キャッシュ内データのロック・アンロック
37 READ DEFECT DATA(10) 媒体欠陥位置情報の報告
38 MEDIUM SCAN 媒体上の書き込み済みデータ位置の検索
39 COMPARE 読み出したデータの比較
3A COPY AND VERIFY COPY(18)とデータの正常性のチェック
3B WRITE BUFFER LUのメモリへデータを書き込む
3C READ BUFFER LUのメモリからデータを読み込む
3D UPDATE BLOCK 新たにブロックを割当て、データを書き込む
3E READ LONG データとECCバイトの読み込み
3F WRITE LONG ECCバイトにデータを書き込む
40 CHANGE DEFINITION 特殊動作モードの変更
41 WRITE SAME 連続したデータを繰返し書き込む
42 READ SUB-CHANNEL オーディオ再生動作のステータス報告
43 READ TOC TOCのサブチャネルデータを転送
44 READ HEADER ブロックアドレスヘッダの報告
45 PLAY AUDIO(10) オーディオ再生の実行
47 PLAY AUDIO MSF オーディオ再生の実行(開始位置指定)
48 PLAY AUDIO TRACK INDEX オーディオ再生の実行(開始、終了の指定)
49 PLAY TRACK RELATIVE(10) オーディオ再生の実行(開始位置を指定)
4B PAUSE RESUME オーディオ再生の中断と再開
4C LOG SELECT 統計情報の初期化や変更
4D LOG SENSE 統計情報の開始と結果情報の取得
55 MODE SELECT(10) 各種パラメータの設定
5A MODE SENSE(10) 各種パラメータの値の読み込み
A5 MOVE MEDIUM 媒体の移動
A5 PLAY AUDIO(12) オーディオ再生の実行
A6 EXCHANGE MEDIUM 媒体を交換・移動
A8 GET MESSAGE(12) データパケットを転送
A8 READ(12) ブロックを読み込み転送
A9 PLAY TRACK RELATIVE(12) オーディオ再生の実行(開始位置を指定)
AA SEND MESSAGE(12) パケットデータを転送
AA WRITE(12) データの書き込み
AC ERASE(12) 指定された領域をイレーズ
AE WRITE AND VERIFY(12) データを書込んでからベリファイチェックを指示
AF VERIFY(12) ベリファイチェックを実行
B0 SEARCH DATA HIGH(12) 媒体上のパターンデータの検索
B1 SEARCH DATA EQUAL(12) 媒体上のパターンデータの検索
B2 SEARCH DATA LOW(12) 媒体上のパターンデータの検索
B3 SET LIMITS(12) オペレーション可能な種類と範囲を定義
B5 REQUEST VOLUME ELEMENT ADDRESS SEND VOLUME TAG(B6)の結果報告
B6 SEND VOLUME TAG ボリュームタグ情報の定義
B7 READ DEFECT DATA(12) 媒体の欠落位置情報の報告
B8 READ ELEMENT STATUS 指定のエレメントのステータスを報告

Base Solaris 10


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