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Solarisのファイルシステムについて |
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ファイルシステムについてファイルシステムには何種類あり、ローカルのファイルシステムを示すUFS(Unix File System) とリモートにあるNFS(Network File System)があります。それぞれのファイルシステムをマウントという処理を行うことによって、OS上で使用できるようになります。OSは起動したときに/etc/vfstabファイルの設定に従ってUFSのマウント処理をします。またNFSは /etc/dfs/sharetabで指定します。 Solaris 10 からはZFSというファイルシステムができ、システムがクラッシュなどでリブートしたときでもfsck処理がほぼいらないという障害時に迅速に回復ができるファイルシステムです。たぶん、以前からあるUFSロギングの機能の拡張版イメージではないか・・・。 QFSというファイルシステムは外付けの大容量DISK処理に有効と言われてます。あとは、VERITAS社のVxFSというファイルシステムです。詳細はVERITAS社のWebページを参照。 【ローカルなファイルシステム】1つのディスクを実際に使えるようにするには、パーティションの考えがいります。パーティションは 領域のことで、Solarisの場合1つのディスクに8つまで分けることができます。それら1つ1つをスライス と呼びます。スライスには番号が付けられ、スライス0(以降S0)〜スライス7(以降S7)となります。注意事項として基本的にS0は/(root)でS1はSWAP 領域、S2はディスク全体を意味し、他のS3〜S7までで/usrが使われるという感じ。S3で/usrを割り当てた 場合、S4〜S7まで空きになります。もちろんこの空きスライスに/export/homeや、/optを割り当てても 構いません。この割り当ては、OS(Solaris)をインストールするときも設定します。このように構成を示すのにc0t0d0s0というように表しますが、最後のs0がスライス0を意味します。スライス2だったらc0t0d0s2ってことですね。ちなみにcの後ろの数字がコントローラ番号を示します。例えばSCSIにつながってるディスクはc1t0d0s2とか、c1t0d1s2とかなります。今Solarisを使えるなら 「cat /etc/vfstab」で今のシステムがどうなっているか確認してみてください。 formatについてローカルのディスクで認識しているのは、何かを確認したいときや、パーティションの設定などを行うときに使います。formatコマンドを実行すると、
このようにパーティションが作成されてるのが分かります。 |
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