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Solstice DiskSuite(SDS)について |
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[概要] [連結] [RAID0] [RAID1] [OS mirror] [RAID5] [HotSpare] [Logging] 1.Solstice DiskSuite概要Solstice DiskSuite(略してSDS)とは、ソフトウェアRAIDを構築することができる製品で、Solaris8(リリースは不明)でインストールされるような気がする・・・・インストールされてなかったらCD-ROM(2of2)でインストールしよう。SDSで構築できるRAIDはRAID0(ストライプ)、RAID1(ミラー)、RAID0+1(ストライプ+ミラー)、RAID5(パリティー)があり、他にも連結ボリューム、ホットスペア機能、ロギング機能、ディスクセット、ボリュームサイズの拡張がある。SDSは「スライス単位」で管理し、RAIDの構成などはCGIがあるので、それで簡単に作成できます。まあ、簡単といってもコツを覚えないと無理なんですけどね・・・・。RAIDと連結は説明しなくていいですよね?ホットスペアとは、RAID1またはRAID5で管理してるディスクがハードウェア的に壊れた場合など、スペアに切り替える機能です。ディスクを新しいのに交換したらまた、待機させればいいといった機能。ディスクセットはクラスタ構成などの場合に使用されます。よってここでは省略(笑) 詳細はdocs.sun.comを見れば書いてます。ここではHPの容量の関係でコマンドラインでの設定方法を紹介していきます。また、初めてSDSを使う人は、連結のリンクを読んで、メタデバイスという概念を掴んでからRAIDの構成を設定していくことをお勧めします。 SDSで主に使われるのは、ブートディスク(OS)のミラーでしょうか?あとは、個人的に使うとしたらロギング機能くらいかな〜。ロギング機能とは、メモリーにあるデータがまだディスクに書き込まれてない状態とかで、OSがおちたりしたときに、修復してくれるものです。通常ロギング機能がないときには、fsckコマンドで修復しますが、ディスクがでかいと時間がかかってしまうんですよね〜。それを回避するためのものって考えていいでしょう。 SDSの概要はこんな感じです。Solaris9からはSolaris Volume Managerとして生まれ変わりますが、機能としてはだいたい一緒だと思います。 2.メタデータベースの作成SDSを使う場合、必ず「メタデータベース(メタDBとも言う)」という状態データベースというのを作成します。これを最初に作らないとなんにもできません(笑)メタDBは構成の管理情報そのものと思ってください。これが壊れるだけでミラーもストライプも認識できなくなっちゃうんです。しかも、このメタDBは1つあればいいってもんじゃなく、ディスクドライブの数によって数が異なります。1つのメタDBで517KB使いますし、1つのスライスを用意しておかないとダメ。つまり、OSのミラーなんかしたいときに、スライスを全部使い切ってしまった場合、ミラーできないってこともあります。SDSのやっかいなのがこのメタDBと思ってます。 メタDBのの法則「ドライブ数が1つのとき、メタDBは3つ作成。ドライブ数が2〜4つのとき、各ドライブに2つ作成、ドライブ数が5つ以上のとき、各ドライブに1つずつ作成する」 作るコマンドはmetadbコマンドとなります。はじめてデータベースを作成するときはmetadb -a -fというオプションを付けて実行します。
メタDBの注意点SDSとOSは関係があり、常に過半数以上の状態データベースの複製がないと動作できなくなる。なお、過半数の状態データベースの複製が利用できない場合はシステムはPanicしてしまう。しかも、過半数の状態データベースの複製が利用できない場合システムはブート(またはリブート)できなくなってしまう。つまり、ディスクが壊れたときなど注意が必要ということです。3.SDSのコマンドとファイルについてSDSのコマンドとファイルの一覧をまとめます。詳細はmanコマンドで確認してみてください。
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