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VxVM(VERITAS Volume Manager)

VxVMとはVERITAS社(現在はシマンテックが買収)のソフトウェアの1つです。ここでは、VxVMのインストール方法について紹介する。 (VxVM)とは、ボリューム(ディスク)の管理をするソフトウェアです。RAIDの構成を作成する場合や、ディスク障害時の復旧など、さまざまな利点があり導入するところが多くなってるようです。ここではインストール例について紹介します。

1.インストール(カスタム編)

VxVMを通常のカスタム形式でインストールする。bootデバイスをc0t9d0とした場合の手順

(1) # pkgadd -d . ・・・・・・・・・・・・・・VxVM、VxFSのインストール
(2) # vxlicense -c ・・・・・・・・・・・・・・ライセンスの登録
(3) # vxinstall ・・・・・・・・・・・・・・インストールコマンド
( コントローラの検出結果 → c0: c1: )
( Hit RETURN to continue. [enter] )
( インストールの説明 → [Quick Installation] [Custom Installation]など )
( Hit RETURN to continue. [enter] )
( Volume Manager Installation Options 2番の Custom Installation 選択 )
( ブートディスクのカプセル化の選択 nを選択(ブートをミラーする場合はyを選択 )
( VolumeManager/Install/Custom/c0 の表示 Hit RETURN to continue. [enter] )
( VolumeManager/Install/Custom/c1 の表示 Hit RETURN to continue. [enter] )
( VxVMの管理データを保存するディスクを選択する:データは消えるので注意 )
( ディスクを1つずつインストール 3 )
*1:全てのディスクを選択すると、全てrootdgに格納されてしまうので注意
( c1t0d0 既存のディスクとしてインストール 1 )
( ディスク名の指定 [ <name>,q,?] (default: disk01) )
*ディスク選択が続くので、ディスクがいっぱいある場合は、除外していく
( qでメニューの終了 )

2.インストール(シンプルスライス編)

VxVMをシンプルスライスの形式でインストールする。bootデバイスをc0t9d0とした場合、
formatでc0t9d0s6が未使用で、数MByteの空き容量を確認する。

(1) # pkgadd -d . ・・・・・・・・・・・・・・VxVM、VxFSのインストール
(2) # vxlicense -c ・・・・・・・・・・・・・・ライセンスの登録
(3) # vxconfigd -m disable ・・・・・・・・・・・・・・・初期化可能モードへ変更
(4) # vxdctl init ・・・・・・・・・・・・・・rooddgの再構成を行う
(5) # vxdg init rootdg ・・・・・・・・・・・・・・同上
(6) # vxdctl add disk c0t9d0s6 type=simple ・・・・・・管理情報の領域をVxVM管理下にする
(7) # vxdisk -f init c0t9d0s6 type=simple ・・・・・・・管理情報領域のsimpleスライスとして初期化
(8) # vxdg adddisk c0t9d0s6 ・・・・・・・・・・・・・管理情報をrootdgに追加
(9) # vxdctl enable ・・・・・・・・・・・・・・デーモンを再起動しディスクを認識させる
(10) # rm /etc/vx/reconfig.d/state.d/install-db ・・・ファイルの削除後の再起動を実施
(11) # vxdisk list ・・・・・・・・・・・・・c0t9d0s6が認識されてるか確認(rootdg、online)

インストールが終わったら、一通りの処理は終わりで、あとはRAIDを作成していくわけですが、できればvmsaというパッケージも入れときましょう。vmsaとはGUIでRAIDの構成が作れたり、現在の構成が確認できたりと便利なツール。コマンドを知らなくてもRAIDの構成が作れるのですが、まあ、コマンドを知っておいたほうがいいでしょう。

(Based Solaris 8)

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