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Solaris(UNIX)コマンド紹介
ここではSolaris(UNIX)コマンドの一部を紹介しています。ちなみにお勧めの本として以下の本があります。初心者の人にはすごくお勧めしたい本です。
(1)manコマンド
manコマンドは、各種シェルコマンドの説明が表示されます。例えばlsコマンドの使い方を確認したい場合など「man ls」と入力+Enterキーでlsコマンドの使い方が表示されます。Unixはコマンドを知らないと辛く、またコマンドの種類も多いためmanコマンドは非常に良く使います。manコマンドで全く説明が出てこない場合、パスが通っていないことやマニュアルデータがインストールされていないことが考えられる。基本的なパスとして/usr/share/manがあり、パスが通っているか、/usr/share/man配下にデータがあるか確認してみてください。パスはsetコマンドで確認できます(set+Enter) 最後にセクション(1)とか(1M)とかを指定する場合、-sオプションを使用します。 |
(2)viコマンド(エディタの起動)
viエディタを起動するコマンドで、Unixの多くは標準で入ってます。ベースとなるエディタで且つ、viエディタでしか編集できないものもあるので基本的なのを覚えておくといいでしょう。基本的な部分だけ説明します。使い方は「vi FILE名」+Enterです。FILE名がそのディレクトリにない場合は新規テキストとして起動され、ある場合はテキストの内容を表示します。 起動直後は標準モード状態でコマンドによりモードが遷移します。モードが移行してもESCキーで標準モードになります。試験対策では、他に文字置換、文末移動、文字列コピーなどの操作も確認しておきましょう。
《標準モード》 カーソルの移動はh,j,k,l(もしくはカーソルキー)です。文字を入力はカーソルの位置ではiキー、右側から入力したいときはaキー、下行はoキーで入力モードへ移行します。入力後ESCキーで標準モードに戻ります。文字の削除はxキー、行削除はddキーでその前に数字を入れるとその分削除されます。他にもAや、yyなど知ってて当たり前ですよ〜。
《ファイル操作》 入力した内容を保存したいとき「:」を押すと一番下の行に:が表示されます。ここで保存したいときは「w」+Enter、保存して終了は「wq!」+Enter。破棄して終了は「q!」+Enterとなる。行番号の表示は「set
number」+Enterで表示。特定文字列のサーチは標準モードで「/」を入力すると一番下に/が表示されます。その後に続きサーチ文字を入力しEnter。続けて検索する場合はnを押す。詳しくはman
viを参照してみてください。 |
(3)lsコマンド
lsコマンドはどんなファイルがあるかやファイルの大きさなど確認するコマンドです。「ls -la」とオプションをつけると、.filenameなどの情報も見れ、更新日付やパーミッションなど詳細な情報が表示されます。ファイルの種類を表示させるオプションは-Fで*が付けば実行ファイル。先頭に/が付けばディレクトリを意味します。 |
(4)pwdコマンド
pwdコマンドは自分が今どの位置にいるかを教えてくれるコマンドです。例えば/export/home/aaaaと表示 |
(5)psコマンド
psコマンドは現在実行されているデーモンやシェルなどのプロセスの状態表示をしてくれます。なんらかのソフトウェアをインストールしてバックグラウンドなどで実行しているか確認できます。またPIDというのも表示され、killコマンド等でプロセスを終了させるときにも確認する。全てのプロセスを表示するにはps -efという形で実行すればよいでしょう。 Solarisには他にもBDS系のpsコマンドがあります。試しに/usr/ucb/ps-aux」を実行してみてください。 |
(6)dfコマンド
dfコマンドは、マウントされているもしくはマウントされていないファイルシステムが使用しているディスク容量を表示します。-kオプションは割り当てられているディスク容量をKバイト単位で出力します。 |
(7)duコマンド
duコマンドは、割り当てたファイル領域のサイズと、各サブディレクトリに割り当てたファイル領域のサイズを表示する。 |
(8)fsck
fsckコマンドは、ファイルの整合性のチェックを行う。OSが異常な終了の仕方をした場合など、次回の起動時にエラーになることがあり、iノードやスーパーブロックなどの不整合を修正してくれる。-yオプションで全て自動的にyes応答とすることも可能。デバイスを指定するときはrawデバイス指定にする必要があります(例:fsck -y /dev/rdsk/c0t1d0s1) |
(9)format
formatコマンドはパーティション情報や、ディスクの認識状態など確認するコマンドで、Solarisユーザなら知っておくように。formatを実行するとOSが認識してるディスク一覧が表示され、ディスク選択画面になる。そこでverifyを実行するとパーティション(スライス)を表示する。パーティションを設定する場合はpartitionと実行し、printで状態を確認。番号を選択し、設定を終わらせるときにlabelでラベル付けをして設定終了。 それぞれのサブコマンドの意味を理解しておこう |
(10)grepコマンド
grepコマンドは、テキストファイルにおいてパターンを検索 し、そのパターンを含むすべての行を出力します。例えば「# cat /etc/hosts | grep
tokihost」を実行すると、/etc/hostsファイルの中の文字列でtokihostという文字列があったら、その行を出力するというもの。先頭が特定の文字ではじまる行なども指定可能。 |
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