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SolarisのTCP/IP設定について

TCP/IPの設定はSolarisのインストールのときに設定される。しかし、ネットワーク構成の変更等でTCP/IPの設定を変更する場合について説明する。対話形式で行う場合、一番簡単なのはOSが起動された状態でsys-unconfigコマンドを実行する。その場合対話形式で設定できるが、リブートが伴う。その方法の他には設定ファイルを書き換えることでTCP/IPの設定が可能となる(このときGUIの表示が英語になるのでLANG=jaの設定が必要となる)。

ネットワークの設定ファイルは/etc/inet配下にあります。自分のホスト名を確認し(hostnameコマンド)、現在のIPアドレスの設定をifconfig -aコマンドで確認しましょう。チェックする必要のあるファイルは/etc/inet配下の hosts,netmasks,networksと、デフォルトルーターを指定するのであれば/etc/defaultrouterをチェックします。デフォルトルーターは他ネットワークへの経路がない場合に使うルーターです。現在のルートの情報はnetstat -rで表示できます。
# ifconfig -a
lo0: flags=1000849<UP,LOOPBACK,RUNNING,MULTICAST,IPv4> mtu 8232 index 1
inet 127.0.0.1 netmask ff000000
eri0: flags=1000843<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST,IPv4> mtu 1500 index 2
inet 192.17.100.110 netmask ffffff00 broadcast 192.17.100.255
ether 0:3:ba:a9:48:67

# netstat -rn

Routing Table: IPv4
Destination Gateway Flags Ref Use Interface
-------------------- -------------------- ----- ----- ------ ---------
192.17.100.0   192.17.100.110   U   1   145   eri0
224.0.0.0     192.17.100.110   U   1    0   eri0
default      192.17.100.1    UG  1   258
127.0.0.1     127.0.0.1      UH  5  24123   lo0

ルーティングにはダイナミックルーティング(動的)とスタティックルーティング(静的)があり、スタティックルーティングはrouteコマンドで設定する。通常は/etc/rc2.d/S72inetsvcを使ってマシンの起動時に自動的に設定するようにする。
route add net 200.15.3.0 192.17.100.1
200.15.3のネットワークはルータ(GW)192.17.100.1を経由する

ダイナミックルーティングはin.routedプログラムを使ってダイナミックルーティングをサポートしている。in.routedは/etc/rc2.d/S69inetの中でデフォルトルーターが設定されていない場合に起動する。ちなみにRIP2は未サポート。

なお、Solaris自身がルーターとして機能することも可能(詳細はこちら)
注意:NIC(Network Interface Card)が複数ある場合
NICが複数ある場合、ifconfig -aで見てもデフォルトではhme0のみしかない。他のNICを認識させたい場合は /etc/hostname.インタフェース名/etc/inet/hosts を追加・変更する。例えばNICにhme0、qfe0がある場合、/etc/inet/hostsに自分のホスト名を2つ記入(例えばtoki-hme0 172.20.5.20とtoki-qfe0 173.20.5.20)。 /etc/hostname.hme0ファイルにホスト名を記入(例えば/etc/hostname.hme0ファイルにtoki-hme0と記入)。

ちなみに、ただ表示させたい場合は、ifconfig qfe1 plunbを実行。

注意:
ifconfigコマンドは、Solaris 9からかなりオプションが増えております。nddで設定できなくなる可能性もありますので、ifconfigコマンドは必ずmanで確認しましょう。

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