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Solaris NFS解説


NFS(Network File System)は、ネットワーク(システム)間でファイルを共有する機能で。NFSサーバは、自ホストの特定のディレクトリを他のシステムに対して、共有(シェア)させる機能を提供し(shareコマンドを発行)、NFSクライアントは、NFSサーバから提供されているディレクトリにマウント要求(mountコマンド)を出して、リモートのディレクトリがローカルのように使用できる。

《サーバー側の設定:ランレベル3で起動される》
# share ・・・・シェア情報の表示及び設定
(例:share −F nfs -o オプション ディレクトリ )
*:ro→ReadOnly、rw→ReadWrite、anon=UID、root=HOST名
# unshare ・・・・シェアの解除

# shareall ・・・・/etc/dfs/dfstab内の情報を全てシェアする
# unshareall ・・・・/etc/dfs/sharetabシェアしているディレクトリを解除する
自動的にシェアを実行するには/etc/dfs/dfstabに記述する。また、/etc/dfs/sharetabにシェア情報が全て記述されている。

《クライアント側の設定:ランレベル2で起動される》
# mount ・・・・マウント情報の表示及び設定
(例:mount -F nfs Server名:ディレクトリ ローカルディレクトリ名)
# umount ディレクトリ名・・・・マウントしたディレクトリの解除(1つ)
# mountall ・・・・/etc/vfstab内の情報全てマウントする
# umountall ・・・・マウントしているディレクトリ全て解除
# dfshares ・・・・ネットワークのシェア情報を見る
# dfmounts ・・・・ネットワークのマウント情報を見る
自動的にマウントを実行するには/etc/vfstabに記述(マウント元 マウントポイント FSタイプ)する。/etc/muttabにマウント情報が記述されている。


さて、NFSで他にも関わりがあるデーモンも存在する。それはstatdlockdだ。これは通常時はあまり意味がなく、サーバーがPanicなどでおちてしまった場合にファイルのロックや通知をするデーモンだ。OracleなどのDBを使う人にとってはありがたいデーモンでもあるが、噂ではバグも多いらしい。


《その他のNFS》
Solarisでは、他に以下のようなネットワークを使用した、ファイルシステムが存在します。

(1)WebNFS:ブラウザからNFSサービスを利用する(HTTPD)ことで、利点としてはマウントできなくても良い。信頼性の高い通信が可能(SSL等)。HTMLファイルが見れるなどがあげられる。ちなみに書込みはできない。

(2)CacheFS:サーバーのシェアしたデータをローカルにキャッシュする。利点としては通信が一時的に切れてもOK。高速アクセスが可能。サーバーの設定例は・・・
# cfsadmin
# mount -F cachefs -o backfstype=nfs,cachedir=/cache


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