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【オートマウント】
 オートマウントとは、NFS(Network File System)を使って、NFSクライアントのホームディレクトリをNFSのサーバに自動的にマウントするというものです。つまりユーザは設定されたどのマシンでログオンしても、使用しているホームディレクトリはNFSサーバに存在するものだけなので、自分で作成したファイルなどは1箇所で管理するだけでいいという利点があるのです。

内容はNFSとかぶるので、詳細については説明しません。

1.サーバ側設定手順
(1)/etc/dfs/dfstabファイルを編集
# vi /etc/dfs/dfstab
:
share -F nfs -o rw /export/home/user1   ・・・・シェアするuser1のホームディレクトリを指定
share -F nfs -o rw /export/home/user2
:
(2)NFSの再起動(または、shareallなどのコマンドを実施してもいいです)
(3)shareコマンドを実行し、シェアされているか確認する。

2.クライアント側設定手順
(1)/etc/vfstabを編集する(サーバーのhost名をnfs_serverとする)
# vi /etc/vfstab
:
nfs_server:/export/home/user1 - /home nfs - yes rw,soft ・・・・・マウントポイントを/homeとする
nfs_server:/export/home/user2 - /home nfs - yes rw,soft
:
(2)/etc/init.d/nfs.clientを再起動するか、mountallを実施する
(3)user1(user2でもOK)でログオンし/home/user1にディレクトリを移動するとマウントされてることがわかる。

ちなみにcdコマンドで/homeに移動しても、何もありません。そこでcd user1を実行すると見れます。
2.マウント
 ufsなどのファイルシステムをマウントし、実際に使用できるような形にする。例えば、増設したディスクを実際に使用できるような形にするには・・・
(例)新しいディスクc1t0d0s3を/workとして、システムで使う
# newfs /dev/rdsk/c1t0d0s3
# mkdir /work
# mount -F ufs /dev/dsk/c1t0d0s3 /work

OS起動時に割り当てるには/etc/vfstabに記述する。

他にもDOSフォーマットをマウントすることもできる。そのときのマウントの指定方法は「mount -F pcfs」となる。またISOに準拠したCD-ROMをマウントする方法など、さまざまな指定があるので確認が必要。 なお、現在マウントされている情報を格納しているファイルは/etc/mnttabでcatコマンドなどで確認できる。

最後にマウントの際のオプションも確認しておく必要がある。

*注意事項
NFSクライアントを設定している場合、設定にもよるが、ネットワークが接続されてなかったり(TP線断線、ルータやHUB故障、NFSサーバ未起動など)した場合、Solaris起動時にRCスクリプトでNFS処理で停止状態になってしまうことがあり、OSが起動しない状態になってしまう。
このとき電源を落としたりするとファイルが壊れたり、整合性が保てない状態に悪化してしまうことがある。このときはTELNETなどで接続して、psコマンドで仕掛中のrcスクリプトをチェックして、必要であればkillでプロセスを終了させましょう。基本的にはシングルユーザで確認するのも手です。

(番外編)
CD-ROMにパッチを入れて、やろうと思ったらCD-ROMの中身が見れない。それは、CD-ROMがマウントできない場合がある。そんなときにもmountコマンドを使用します。

mount -F hsfs /dev/dsk/cxtxdxs0 /cdrom

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