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ユーザーコマンド                                           cal(1)

【名前】
     cal - カレンダの表示

【形式】
     cal [ [month] year]

【機能説明】
     cal  ユーティリティは、グレゴリ暦のカレンダを標準出力に書 き
     込 みます。year オペランドを指定すると、その年のカレンダが書
     き込まれます。オペランドを指定しないと、現在の月のカレンダが
     書き込まれます。

【オペランド】
     次のオペランドを指定できます。

     month    表示する月を、1 (1 月) 〜 12 (12 月) の 10 進数で指
              定します。デフォルト値は、現在の月です。



     year     カレンダを表示する年を、1 〜 9999 の 10 進数で指 定
              します。デフォルト値は、現在の年です。



【環境】
     cal の実行に影響を与える環境変数 LC_TIME,   LC_MESSAGES,   ,
     NLSPATH    については、environ(5) のマニュアルページを参照し
     てください。

【終了ステータス】
     次の終了ステータスが返されます。

     0        正常終了



     >0       エラーが発生した



【属性】
     次の属性については、attributes(5) のマニュアルページを参照し
     てください。
     ____________________________________________________________
    |         属性タイプ          |            属性値           |
    |_____________________________|_____________________________|
    | 使用条件                    | SUNWesu                     |
    |_____________________________|_____________________________|

【関連項目】

     calendar(1), attributes(5), environ(5)

【注意事項】
     1752 年の 9 月のカレンダ出力は、通常のものと異なります。この
     月は、うるう年の調整の欠落を補うために 11 日分とばされていま
     す。このカレンダを見るには、次のように入力します。

          cal 9 1752


     コマンド cal 83 は、西暦 1983 年ではなく、西暦 83 年を出力し
     ます。

     年は、常に 1 月から始まるものと見なされます。