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ユーザーコマンド                                        expand(1)

【名前】
     expand, unexpand - タブ文字を空白文字に展開する、またはそ の
     反対

【形式】
     expand [-t tablist] [file ...]

     expand [-tabstop] [ -tab1, tab2,. . ., tabn] [file ...]

     unexpand [-a] [-t tablist] [file ...]

【機能説明】
     expand は 1 つ以上の file (または標準入力) のタブ文字を空 白
     文字に展開して標準出力へコピーします。バックスペース文字は出
     力中に保存され、タブのカラム幅の計算の際にカラム幅を 1 減 算
     し ます。expand はタブ文字を含む文字ファイルの前処理 (ソート
     をする前や、特定のカラムを探す前など) を行う際に役に立 ち ま
     す。

     unexpand は 1 つ以上の file (または標準入力)を、タブ文字を復
     活 さ せて標準出力へコピーします。オプションの指定がないとき
     は、行頭の空白文字とタブ文字だけがタブ列に置き換えられます。
     -a オプションを指定するとこの指定は無効となります(「オプショ
     ン」の項参照)。

【オプション】
     expand のオプション

     -ttablist       タブの位置を指定します。引数 tablist  は、 1
                     つまたは複数の 10 進整数からなります。複数個
                     指定する場合には、昇順に並べて空白文字または
                     コンマで区切らなければなりません。1 つの整数
                     だけを指定すると、そのカラム数ごとにタブが設
                     定 さ れ ます。デフォルトでは 8 カラムおきで
                     す。複数の整数を指定すると、それらのカラム位
                     置にタブが設定されます。指定する各カラム位置
                     ( N) は、ゼロより大きい整数でなければなり ま
                     せん。またカラム位置は昇順に指定する必要があ
                     ります。行を出力する際、カラム位置 N にタ ブ
                     を 進めるということは、次の文字が N+1 カラム
                     に出力されることになります。複数のタブ位置が
                     指定され、その最後のタブ位置を超えた地点でタ
                     ブ文字の出力を処理する必要が生 じ た 場 合、
                     expand はそのタブを 1 つの空白文字に置き換え
                     て出力します。



     -tabstop        1 つの数を指定し、その個数分の空白文字 ご と
                     に、タブを設定します。省略時の値は 8 です。



     -tab1,tab2,...,引数 で指定された位置にタブ文字を設定します。



     unexpand のオプション

     -a       置き換えていく際に 2 つ以上空白文字が連続していたら
              タ ブ文字を挿入します。より小さな出力ファイルを生成
              します。



     -ttablistタブの位置を指定します。引数 tablist は、1 つまたは
              複 数の 10 進整数からなります。複数個指定する場合に
              は、昇順に並べて空白文字またはコンマで区切らなけ れ
              ば なりません。1 つの整数だけを指定すると、そのカラ
              ム数ごとにタブが設定されます。デフォルトでは 8 カラ
              ム おきです。複数の整数を指定すると、それらのカラム
              位置にタブが設定されます。指定する各カラム位置 ( N)
              は、 ゼロより大きい整数でなければなりません。またカ
              ラム位置は昇順に指定する必要があります。 行を出力す
              る際、カラム位置 N にタブを進めるということは、次の
              文字が N+1 カラムに出力されることになります。-t  オ
              プ ションを省略すると、デフォルトとして -t 8 を指定
              したことと同等となります。ただし、後述するように -a
              と の関連については異なります。複数のタブ位置が指定
              された場合、その最後のタブ位置を超えた地点では空 白
              文字からタブ文字への文字変換は発生しません。-t オプ
              ションを指定すると、-a オプションは意味を持たなくな
              り、 タブ変換は先行する空白文字だけに制限されること
              はありません。



【オペランド】
     以下のオペランドを指定できます。

     file            入力に用いるテキストファイルのパス名。



【環境】
     expand と unexpand の実行に影響を与える環境変数 LC_CTYPE  、
     LC_MESSAGES  、NLSPATH についての詳細は、environ(5) を参照し
     てください。

【終了ステータス】
     以下の終了ステータスが返されます。

     0               正常終了


     >0              エラーが発生した



【属性】
     次の属性については attributes(5) のマニュアルページを参照 し
     てください。
     ____________________________________________________________
    |         属性タイプ          |            属性値           |
    | 使用条件                    | SUNWesu                     |
    | CSI                         | 対応済み                    |
    |_____________________________|_____________________________|

【関連項目】
     tabs(1), attributes(5), environ(5)