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ユーザーコマンド                                          head(1)

【名前】
     head - ファイルの最初の数行の表示

【形式】
     head [-number | -n number]  [filename ...]

【機能説明】
     head ユーティリティは、filename で指定された各ファイルについ
     て、先頭の何行か (行数は number で指定) を標準出力に出力しま
     す。filename を指定しない場合、head は、標準入力の最初の数行
     を出力します。number のデフォルト値は 10 行です。

     複数のファイルが指定された場合、各ファイルの内容の先頭に次の
     ような行が表示されます。

                             ==> filename <==



     したがって、複数の小さいファイルの内容を、各ファイルを識別で
     きるように表示する際、一般的な方法として、次のようにこのコマ
     ンドを使用することができます。


     example% head -9999 filename1 filename2 ...


【オプション】
     以下のオプションを指定できます。

     -n number       各入力ファイルの先頭の何行を標準出力に書き出
                     すか、その行数を number で指定します。number
                     の値は正の整数でなければなりません。



     - number        number は正の整数で、意味は上 記  -n  number
                     指定と同じです。



     オプションを省略すると、head は -n 10 というオプションが指定
     されたものとみなします。

【オペランド】
     以下のオペランドを指定できます。

     filename        入力ファイルのパス名。このオペランドを 1  つ
                     も指定しないと、標準入力が用いられます。


【使用法】
     ファイルが 2 ギガバイト (2**31 バイト) 以上ある場合 の  head
     の動作については、largefile(5) を参照してください。

【使用例】
     例 1: ディレクトリ中のすべてのファイルの先頭 10 行を出力する

     ディレクトリ中のすべてのファイル (ピリオドで始まるものを除く
     ) の先頭の 10 行を出力する例を以下に示します。

     example% head *

【環境】
     head の実行に影響を与える環境変 数  LC_CTYPE、 LC_MESSAGES、
     NLSPATH についての詳細は、environ(5) を参照してください。

【終了ステータス】
     以下の終了ステータスが返されます。

     0        正常終了



     >0       エラーが発生した



【属性】
     次の属性については attributes(5) のマニュアルページを参照 し
     てください。
     ____________________________________________________________
    |         属性タイプ          |            属性値           |
    |_____________________________|_____________________________|
    | 使用条件                    | SUNWcsu                     |
    |_____________________________|_____________________________|
    | CSI                         | 対応済み                    |
    |_____________________________|_____________________________|

【関連項目】
     cat(1), more(1), pg(1), tail(1), attributes(5),  environ(5),
     largefile(5)