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RAID1(ミラー)


 RAID1(ミラー)とは、2つの単純メタデバイスのダイナミックなコピーをすることで、片方のディスクが壊れた場合、もうひとつのコピー(ミラー)で、そのまま使うことができる。壊れたディスクを交換すれば、再びミラーして使える。このときコントローラーが壊れることを想定して、ミラー先は異なるコントローラー配下にした方がよい。というのは、コントローラーが壊れたらミラーしてる意味がなくなっちゃうから。
(例)2つの単純メタデバイスを作る(1つのスライスを1つのメタデバイスとする)
# metainit d11 1 1 c1t0d0s7
d11: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit d12 1 1 c1t0d0s7
d12: 連結/ストライプがセットアップされます

ここでd11をd12にミラーするわけであるが、その2つを合わせてd1というまとめたミラーメタデバイス名と考える。つまりd1はd11とd12の2つで1つのメタデバイスと思えばいいのです。

で、まだミラーしてないのでミラーさせるのであるが、最初はd11をd1に取り入れるコマンドを実行します。

# metainit d1 -m d11
d1: ミラーがセットアップされます

これで、片方のd11が入りました。次にmetattachコマンドでd12も入れます。

# metattach d1 d12
d0: サブミラーd2は接続中

  ここでのポイントは単純メタデバイスをミラーとして使用する場合、サブミラーと言います。で、大元のd1をミラーメタデバイスと言います。ミラーメタデバイスはサブミラーを2つ以上もたせるという感じです。ファイルシステムを作成する場合はd1に対して作成します。もちろんマウントする場合も同様にd1です。
 以下は作成したミラーの状態を表示させた結果です。
# metastat d1
d1: ミラー
  サブミラー 0: d11
  状態: 正常
  サブミラー 1: d12
  状態: 正常
  パス:1
  読み込みオプション: ラウンドロビン(巡回的)(デフォルト)
  書き込みオプション: 並列処理的(デフォルト)
  サイズ: 2341332 ブロック

d11: d1のサブミラー
 状態: 正常
 サイズ: 2341332 ブロック
 ストライプ 0:
 デバイス  開始ブロック MetaDB 状態  ホットスペア
 c3t3d0s6   3024     はい   正常

d12: d1 のサブミラー
 状態: 正常
 サイズ: 2341332 ブロック
 ストライプ 0:
 デバイス  開始ブロック MetaDB 状態  ホットスペア
 c4t3d0s6   3024     はい   正常
 ディクスなどが壊れた場合や同期の処理中のときは、「状態」の欄で異なった文字が表示されます。ホットスペア機能(HotSpareで紹介)がある場合は、ホットスペア名や異常時に切り替わったホットスペア名が表示されます。なお、ホットスペアの対象はサブミラーとなり、大元のd1には設定できません。

(Base Solaris 8)

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