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OS(Solaris)のミラー

 OSの起動ディスクのミラーリングは、結構ありえることです。OSが動かなくなれば、他に何もできなくなってしまうからです。OSのミラーは、ちょっとした設定の手順ミスで動かなくなることが多いので、実行する前にからなずバックアップを取得しておきましょう。それと、/etc/vfstabと/etc/systemのファイルをコピーして保存しておきましょう。

 さて、OSのミラー作成手順としてはOSの起動ディスクが/(root)がc0t0d0s0で、swapがc0t0d0s1で、/usrがc0t0d0s4、/varがc0t0d0s5として、ミラー先を/(root)がc1t0d0s0で、/usrがc1t0d0s4、/varがc1t0d0s5とします。
(例)サブミラーの作成
# metainit -f d10 1 1 c0t0d0s0
d10: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit -f d20 1 1 c0t0d0s1
d10: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit -f d30 1 1 c0t0d0s4
d20: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit -f d40 1 1 c0t0d0s5
d30: 連結/ストライプがセットアップされます

# metainit -f d11 1 1 c1t0d0s0
d11: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit -f d21 1 1 c0t0d0s1
d21: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit -f d31 1 1 c1t0d0s4
d31: 連結/ストライプがセットアップされます
# metainit -f d41 1 1 c1t0d0s5
d41: 連結/ストライプがセットアップされます

  次にミラーを作成します
# metainit d1 -m d10
d1: ミラーがセットアップされます
# metainit d2 -m d20
d2: ミラーがセットアップされます
# metainit d3 -m d30
d3: ミラーがセットアップされます
# metainit d4 -m d40
d4: ミラーがセットアップされます

# metaroot d1
 上記のようにmetarootコマンドを実行すると、/etc/systemファイルと/etc/vfstabファイルを編集し、メタデバイスd1上のルートファイルシステムからブート出来るようにしてくれます。実行後、/etc/vfstabを見てみてください。
:(省略)
/dev/md/dsk/d2      -     -   swap   -  no  -
/dev/md/dsk/d1  /dev/md/rdsk/d1  /     ufs 1 no -
/dev/md/dsk/d3  /dev/md/rdsk/d4  /usr   ufs 1 no -
/dev/md/dsk/d4  /dev/md/rdsk/d5  /var   ufs 1 no -
:(省略)

 問題がなければ、リブートします(# shutdown -y -g0 -i6)リブートが完了したら、metattachコマンドでサブミラーの追加を行います。このときmetastatで確認すると、同期中と出力され、コピーがはじまります。だまって終わるまで待ちましょう。
# metattach d1 d11
d1: サブミラー d11 は接続中
# metattach d2 d21
d2: サブミラー d21 は接続中
# metattach d3 d31
d3: サブミラー d31 は接続中
# metattach d4 d41
d4: サブミラー d41 は接続中

 さて、OSのミラーが終わったら、バックアップを取りましょう。バックアップはOSのマルチユーザモードで取得できます。手順は簡単でmetaofflineコマンドでミラー先(ミラー元でもOK)のメタデバイスをオフラインにして、ミラー先(サブミラー)をufsdumpコマンドで実行するだけです。ufsdumpの指定は/dev/md/rdsk/dxx(xxは数字)となるのは言うまでもありませんね。終わったらmetaonlineコマンドを実行して、metastatコマンドで確認します。

(Base Solaris 8)

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